札幌国際スキー場
北海道札幌市南区定山渓937  TEL 011-598-4511  公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (54ha)
 コース数/リフト数 : コース7/1、2、1 
 Top−Baes (標高差) : 1100m-630m(470m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 3600m/30度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜17:00 
当日データ 2022/12/16(金)
 天候 : 大雪
 積雪量 : 150cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程圧雪
 リフト料金(土日1日券) : 大人4800円 シニア3800円 子供1500円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (1850台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
4 3 7 8 4 4 4 5 5 1 3 4 4 3 3 2 0 3 2 0 69

どんなスキー場?
札幌の奥座敷、定山渓温泉より更に奥へ30分余り車を走らせて到着する中規模スキー場です。
札幌市内からは1時間20分かかり、むしろ小樽市内からのほうが時間的には近い。
 ここ札幌国際は毎年豊富な雪に恵まれたスキー場であり道内でも1位、2位を争うほど天然雪でのオープンが早いスキー場でもあります。
ゲレンデスペックは最長滑走距離が3600mと長く、極端な急斜面こそない初中級者向けのスキー場と言えるでしょう。
降雪量が多いスキー場ですのでパウダー狙いで訪れる上級者の方も多いです。
また、コースマップを見る限り線的要素のスキー場かと思われますが
各コースともにワイドな幅が確保されていている面的要素もあるスキー場なんです。特にファミリーコースはコース幅100mもあり、のびのび滑れるのが嬉しいですね。
ベースのスキーセンターも本州からのツアー客が利用する事を考慮しているためかなり充実度が高く不自由はありません。
 札幌市内に宿泊をした場合、サッポロテイネとこの札幌国際が一番利用しやすいスキー場と言えるでしょう。
初めて北海道でスキー、スノーボードをする場合お勧めできるスキー場となっています。

アクセス


 今回も北海道での移動はレンタカーを利用させてもらいました。
やっぱり自由度が違いますね。
さて札幌国際への道のりですが、恵庭市民スキー場横を通り国道453〜国道230号に出たのですが素直に札幌市内経由230号の方が時間的に早いのかな?と感じてしまいました。
そうそう!今回も千歳空港から下道を使いました。(笑)
 それ以外のアクセスは高速で小樽まで行き朝里温泉からルートもあります。
北海道の雪道は除雪状況が本州とは比べ物にならないほど充実しています。
また、雪がドライなのでスタッドレスがよく効くので意外にも滑りにくい路面状況です。
但し、雪に汚れがないため道路の境目が分かりにくいのが難点かな?

スキー場ベース


 スキー場までのアクセスは結構いい天気でこれは青空の下で滑れるかな?などと淡い望を抱いて到着したスキー場は定番のゆきが降っていました(;^_^A

降雪量の多いスキー場ではなかなか青空は期待できないですね〜

 ここ札幌国際スキー場は地元人はもとより本州からのスキーツアーも盛んでベースのスキーセンターは充実しています。
スキー場に隣接する宿泊施設はありませんが、このセンターハウスの利用価値は高いですね!

メルヘンコース
最大斜度12度 平均斜度8度 距離2400m


空港を出てどうしても滑りだすのが11:00ぐらいになってしまいますね。
先ずはゴンドラに乗って山頂から緩斜面のメルヘンコースを滑走してみます。

ゲレンデに向かって右側の大外を滑る尾根のコースです。
ちょっと視界が悪いけど林間の緩斜面で初級者には楽しめそうなコースですね。
また平日という事もあり滑走者は少なく他者に気を使い必要がないのが嬉しいですね。

尾根の2400mはなかなか滑りごたえがありますよ〜

※ 動画は画像をクリック 

雪質

今回は日中ずーっと気温がマイナス9.5度〜9.6度でした。
非常に寒く、グローブから手を出すと痛いのなんのって!

しかしながらその分雪質は最高です。
浅い、深いはありますが何処を滑っても全てパウダースノーでそれも全く重さを感じさせない雪でした。
以前、上越で新雪にはまり身動きができないことがありましたが同じ雪でもここまで違うことに驚かされます。
 ゲレンデ内ではコブかな?と思い板を小山にぶつけるとそのままパーっと散る雪は北海道ならではですね!

だから、毎年来ちゃうんです! 是非皆さんも訪れてくださいね。

※ 動画は画像をクリック 

スキー場のセンターハウスです。必要なものは全てここで揃うため非常に便利で使い勝手がいいですね。ツアーバスを待つ間でも暇つぶしにはもってこいかな?
こちらはレストランメニューとなっています。
結構メニュー数も多く美味しそうですね。
ただ少々お値段は高めかな?メインのレストランはセンターの2Fにありますが、それ以外1F
にラーメン専門店もあります。
スキー場でこのメニューを選択する人は1日何人いるんだろう?
ただ、外人さんからすると普通の値段なのかな?

ファミリーコース
最大斜度20度 平均斜度11度 距離1600m


札幌国際のメインゲレンデと言ってもいいのがこのファミリーコースです。
コース全般がワイドな中緩斜面となっており、滑走者の少なさもあって孤独感が味わえるコースになています(笑)

このコースの幅は100mあるらしいです!
ゲレンデマップを見る限り線的なコースが多い印象ですが実際は面的要素もある;スキー場なんです。
視界がやや悪かったので中央ラインばかり滑っていましたがコース両サイドには大量のパウダーも残っていたようです。

※ 動画は画像をクリック 

ダウンヒルコース
最大斜度30度 平均斜度15度 距離2200m 


札幌国際唯一の急斜面がこのダウンヒルコースとなります。来場者の大半が初中級者ということもあってか、このコースを滑る人は更に少なかったです。

雪不足のシーズンスタートとあってブッシュや土の露出も機にしたんですがそんな心配は無用でした。
がっつりパウダーを頂きました。
コースは極端な斜度ではなく中級者でも十分に楽しめるゲレンデです。

但し週末はコブになりそうな予感ですが、雪が柔らかいためチャレンジしてもらいたい内容のコースです。
他のコースと完全にセパレートされているため中間からの流入滑走者もないのがありがたいゲレンデとなっています。

エコーコース
最大斜度22度 平均斜度12度 距離1000m 


札幌国際の各コースはゴンドラ1本で全てが滑れてしまう。
降雪量の多いスキー場では寒さに耐えながらリフトに乗ることがない。但し上部にはフード付きクワッド「エコークワッド」があり上部のみを繰り返し滑ることもできます。
今回は気温も低くゴンドラやこのフード付きクワッドのありがたみを肌で感じてしまいました。

 さてコースの内容ですが、滑走距離1000m、最大斜度22度は滑りごたえもかなり高く、またスキー場最上部とあって更に雪質が良好なゲレンデとなっています。
大回りで楽しみたいコースですね。

※ 動画は画像をクリック 

駐車場・その他
駐車場はかなりの台数を停めることができます。比較的平たんでセンターハウスにも近いので利用しやすいです。

アクセスについては本州のスキー場のような極端な勾配のある道は無いので安心して車の運転もできるでしょう。 (但し道民の車の速度はかなり早いですので後ろに車が付いたら先に活かせるぐらいの余裕を持ちましょう!