横手山スキー場
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原横手TEL0269-34-2600 公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (32ha)
 コース数/リフト数 : コース10/1 4 2
 Top−Baes (標高差) : 2305m-1750m(555m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 14000m/28度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー スノーボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30 
当日データ 2022/11/9(水)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 50cm
 雪質 : ハードパック
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ドライ
 リフト料金(初すべり) : 大人4800円 シニア4400円 子供2500円
 駐車場料金 : 全日無料 
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
5 3 7 7 3 4 5 4 4 5 3 4 2 1 3 1 1 2 3 0 77

 ・今年も志賀高原がオープンします。
近年は横手山スキー場が最初にスタートするようになりましたが、やっぱり人工降雪機の力はすごいですね〜
さて、今年はなんと志賀草津道路が冬季閉鎖する前のオープンとなり関東からのアクセスが非常に楽となっています。 但し11/11からは通れなくなるのでその後は長野回りとなってしまいます。
筆者もこの時期の志賀草津道路を通るのが初めてだったので、慣れた道の景色も新鮮でしたね〜
さて横手山スキー場のオープンは海和ゲレンデ600m一本での営業開始です。
天気も上々で気分が高まりますね〜 yetiや軽井沢のICSで作ったコースとは違い、より自然雪に近いコースコンディション!
そして平日という事もあり混雑もないゲレンデはどんな感じなのかな?
そのあたりを下部でご紹介しましょう!


志賀草津道路


 こちらが早朝の志賀草津道路です。特に山田峠〜渋峠間は路面が真っ白でノーマルタイヤでも走れなくは無いですが、かなり神経を使うこととなります。
ちなみに筆者は既にスタッドレスに履き替え済でスキー場に向かっています。

後で教えていただいたのですが、前日に小雪が降ったようで、周りの木々も真っ白になっていました。

やっぱり志賀高原の標高は凄いですね!

尚、横手山スキー場に到着した時の車載温度計は−3度でした。


渋峠からの眺望


志賀草津道路は渋峠を超えると景色が一変します。
一気に視界が広がり、長野市内方面から遠くに北アルプスがドーン!と目に飛び込んできます!
観光の方も今景色を見ると車にブレーキかけちゃうんですよね。

左画像は白馬三山になります。


オープニングイベント


 横手山スキー場に到着したのは7:30頃だったかな?
オープニングに間に合わないかと思ったんですが、ギリギリセーフでした。

イベント自体は、往年の名スキーヤー海和俊宏氏のデモ滑走や志賀高原のキャラクターおこみんとの写真撮影などが行われ定刻の8:30にはリフト運行がスタートします。

これから長い志賀高原の2023シーズンがスタートします!!

リフトは運行開始時こそ少し待ち時間がありましたが、一本滑走して戻ってきたときには既に列も無くなっていてストレスフリーとなっていました。





海和ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度16度 距離420m


左画像が海和ゲレンデ上部になります。
海和ゲレンデはこのほか、リフト沿いを滑る急斜面側もありますが今回は回り込む中緩斜面側のコースが滑走可能となっています。

体感的には15〜18度程度が最大斜度かな?コース幅もまずまず広く、今までICS造雪機で作った紐のようなコースとは大違いワイドな斜面が広がっています。但し朝一は雪面が結構硬いので一本目は必ずコンディション確認のためズルズルゆっくり滑りましょう!

天気も最高!空いているゲレンデ!もう気分上々ですね!


※ 動画は画像をクリック 


リフト待ち


最初の一本を滑り終わると、リフト待ちは解消していました。
この状態はほぼ一日続き、リフト待ちはほとんど発生せず。

まぁ〜平日という事が大きく影響しているんですが、土日の週末は多少のリフト待ち発生は覚悟が必要かな?

yetiや軽井沢で散々リフト待ちをさせられた身としてはやっぱり無駄な時間を費やさずに済みますね。


オープニングに合わせて志賀高原のおこみんも来てくれました。
内緒だけどおこみんの声初めて聞いちゃいました。「早く戻ってきてくれよ」的な話をしていました(笑)
リフトは空が目立ちますね〜
天気がいいからウトウトしてしまいます。
週末これを想像して行くと結構な混雑がありますので「違うぞ〜」とは言わないでね!
海和ゲレンデ下にある「ニュー横手」は現在改装中!
本格的なシーズンまでには工事終了するかな?
今回食事を提供してくれたのはニュー横手さんの隣にある「山本荘さん」です。
名物の鍋焼きうどんを目当てに来た人も多かったんですが残念ながらシーズン初めには準備ができていなく食べられませんでした。
また次回のお楽しみですね。
今回注文したのはカレーライスでしたが、量が多い!(無論お味もバッチリ!)
食べ終わったときはおなかポンポンでした。
いつも鍋焼きうどんばかりだったのでたまには違うメニューもありですね!
カレーを食べているとご主人がリンゴを持ってきてくれました。(別に私だけじゃないですよ〜)
こういうところが大規模スキー場のゲレ食と違うところです。
アットホームで敷居が高くないところが嬉しい!


雪質


こちらが横手山の雪です。
ゲレンデ全体では硬いところが多かったんですが中間から下は両サイドに柔らかい部分も結構あって久々に雪の上を滑っている感触を味わえました。

本当に自然雪に近い感触はICSのかき氷雪では味わえないもんね。

後で、横手山公式さんとお話をする機会がありましたが、どうしてもこの時期硬めにゲレンデを作らないと、雪が溶けて地面が出てしまうとのことでした。
全面フワフワと言う訳には行かないね。


※ 動画は画像をクリック 


海和ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度16度 距離420m


こちらは上部から見たコース全体です。
コース幅は上部が広く下部に行くにしたがってやや狭くなります。

滑走者も御覧のように少ないので大回りが楽しめる状況です。

広いでしょう〜 滑りたくなっちゃうでしょう〜


※ 動画は画像をクリック 


海和ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度16度 距離420m


午前中はコース全体が硬めでしたので、車に戻って仕事をしたり(笑)、ゲレンデに戻ったりを繰り返していましたが、午後から予想通り気温が少し上がったため硬い雪も表面が溶けてエッジが噛む筆者の大好きな雪に変わってくれました。
こうなると、大回りが更に楽しくなります。
ゲレンデには誰もいなくなる時もあってもう一人でニヤニヤしながら滑っちゃいましたよ〜

硬い雪が苦手な方は午後から滑るのもありですね!




海和ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度16度 距離420m



ゲレンデ上部のコース幅です。軽井沢の4倍ぐらいあるかな?
いや?もっと??

横手山スキー場の降雪作業担当者には頭が下がりますね〜

またピステン作業の技術の高さも影の立役者です。
まだまだ薄いコースをピステンでむやみに踏んだら直ぐに土が出てしまい、ゲレンデが真っ黒になっちゃいますからね。

11/9にこんなゲレンデを作ってくれてありがとう!
ちなみにお隣の熊の湯スキー場さんは全く降雪機を動かす気配なしです。


駐車場・その他
駐車場は第2リフト乗り場前の場所が最適となります。
そのほかに、陽坂の公共駐車場もありますが週末以外は不便なので利用しないほうがいいです。
横手山の難点はトイレですね。朝早く到着した場合トイレが無いんです。 一応山本荘さんのトイレが使えるとのことですが、朝何時から開いているかが不明です。