わかさ氷ノ山スキー場
鳥取県八頭郡若桜町舂米 TEL 0858-82-0512 公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (28ha)
 コース数/リフト数 : コース5/3 2
 Top−Baes (標高差) : 1200m-7700m(430m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2000m/39度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 
当日データ 2022/3/6(日)
 天候 : 雪
 積雪量 : 230cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : ロマンスC混雑/リフト10分
 アクセス道路状況 : スキー場手前4kmから圧雪
 リフト料金(土日1日券) : 大人4000円 シニア3500円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日600円 (870台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
4 4 7 5 3 2 2 3 2 1 3 2 3 2 2 2 1 2 2 0 52

どんなスキー場?
鳥取県と兵庫県の県境、氷ノ山(ひょうのせん)の西側山麓に作られたスキー場です。
 この氷ノ山山麓にはもうひとつ「氷ノ山国際スキー場」が兵庫県側に存在して、同じ山の名前を使っているのでちょっとややこしいかもしれません。

 スキー場は中規模、ロングコースはありませんがすべてのコースが滑走充実度の高い内容であり、中級者には結構楽しめるスキー場だと思います。
また、スキー場ベースの施設も充実していて使い勝手のいいスキー場となっています。

来場時は降雪の悪天候ながら沢山の滑走者が訪れており、筆者も駐車場が空くまで少々待たされてしまいました。
鳥取市内からのアクセスが良く、また面白いコース!ということで人気が高いスキー場と認識しました。
周辺にはハチ・ハチ北高原など大規模スキー場もあるんですが、鳥取からはどうしてもアクセス面でこちらに流れてしまうんでしょうね。

残念ながら、来場時は強風も吹く天気ですべてのコースを滑ることができませんでしたがもう一度行ってみたいな!と思わせるスキー場でした。


アクセス


鳥取県でも雪の多いエリアですね。
来場時は3月初旬でそろそろクローズするスキー場も出始める季節ですが、ここわかさ氷ノ山はまだまだハイシーズンです。
 
アクセスの道路は以外にも雪が多く、そして山道が数キロ続く状況、思った以上に厳しいコンディションでした。

西日本といってもなめてはいけないですね。


ロマンスコース
最大斜度20度 平均斜度8度 距離560m


駐車場待ちで結構な時間を費やしてしまいました。
やっとゲレンデに立てたのは11時ごろになってしまいました。

天気は悪いのですがメインとなるロマンスコースには沢山の滑走者が滑っています。
鳥取県側だからもっと空いているイメージを抱いて訪れましたが、かなり人気のあるスキー場だとここで気づきました。

 ただゲレンデにいる滑走者は多いもののリフト待ちはさほど無く、早速上部のゲレンデに向かいましょう!

※ 動画は画像をクリック


パノラマコース
最大斜度32度 平均斜度10度 距離1000m


先ずは第2パノラマリフトに乗車して立ったゲレンデはパノラマコースです。
第1ロマンスコースは結構なリフト待ちができていて、混雑を避けるためにこちらを選択しました。
 リフト降車後はなだらかな緩斜面ですが、リフトを潜ったあたりから斜度を増します。
但し、公表32度の斜面ですがそこまでの斜度感はありません。
多分25度もないかな??
 雪質は思ったほど悪くはなく快適に滑れるコースとなっています。
滑走距離も1000mあり、当スキー場としては最長なんですが下部はロマンスコースと共有しているため単独で滑れるのは半分程度の500mかな?
※ 動画は画像をクリック


チャレンジコース
最大斜度39度 平均斜度18度 距離500m


時間を追うごとに天気が悪くなってしまい残念ながら最上部のチャレンジコースの上半分は滑走することができませんでした。

こちらのコースの公表斜度は39度となっていますが、どう見ても30度そこそこの斜度しかありません。

基本圧雪作業はされないようで降雪時は数少ないオフピステエリアになりそうですね。
上級者にとっては一番楽しめるゲレンデだと思います。


わかさ氷ノ山にはゲレンデ内以外にも複数のレストハウスが存在します。 画像はゲレンデ内のレストランですが16:00近かったのでほとんど利用者はいませんでした。混雑状況で色々使い分けるといいかもしれません。
レストハウス内のメニューです。
メニューに特段特徴はありませんが、リーズナブルですね〜 カレーライス650円って最近見ない値段だな〜
ちょっと前後しちゃうんですが帰路は考えもせず国道29号〜県道48号、おおやスキー場経由で帰ったんですがこれが結構な悪路で素直に中国縦貫道、山崎ICを目指すべきでした。わかさ側とハチ高原の距離はかなり近いけど行き来は困難ですね。


チャレンジコース
最大斜度39度 平均斜度18度 距離500m


チャレンジコースの脇ですが、降雪量も多くてまだプチパウダーが楽しめます。
3月の西日本だから雪重いんだろうな〜 と思ったんですがこれは意外にも軽めで楽しめます!

湯沢あたりの雪と大差ない感じでしょうか?

そしてあれだけ混雑が激しいベースのロマンスコースに比べて滑走者激減です。

画像のシングルリフトもガラガラなのが分かると思いますが、当スキー場ロマンスコース以外の混雑はないんですね。


イヌワシコース
最大斜度39度 平均斜度17度 距離500m


ここ、わかさ氷ノ山スキー場は大きく分けてロマンスC、チャレンジC側とイヌワシC、アルパインC側の2つのエリアが存在します。
 当然リフト券は共通で両エリアの行き来は可能ですがちょっとスムーズさに欠けるかな?
 今度はイヌワシ、アルパイン側に移動してみましょう!
 おおお!ここは滑走者も少なくて緩急はあるものの快適なコースになってるんじゃないですか!
但しこのコースも最大斜度は39度の公表ですが実際は30度程度なのかな?
 中上級者は隣のアルパインを含めこちら側での滑走をお勧めします。

※ 動画は画像をクリック


イヌワシコース
最大斜度39度 平均斜度17度 距離500m


こちらはベースから見上げたイヌワシコースです。
滑走者少ないでしょう〜

一部斜面を横切る棚のような箇所があるのでスピード出しすぎると飛んじゃうかもしれませんので要注意!


 イヌワシコースに架かるリフトはシングルのため繰り返しでの滑走にはやや時間がかかるのがネックかな?


rリフト停止


来場時は生憎の天気で雪だけなら何とかなるんですが、風も強く吹いておりイヌワシを数本滑っている間に隣のアルパインコースに架かるリフトが止まってしまいました。

その後、イヌワシのシングルリフトも止まってしまい、ちょっと待っては見たものの動き出す気配はなさそうなので、今回のわかさ氷ノ山の滑走はここまでです。

残念ですね〜 すべてのコースを滑ることができませんでした。

次の機会があれば是非再来したくなるようないいスキー場でした。

駐車場・その他
駐車場はスキー場周辺に民間での運営が数か所。無料もあるようですがゲレンデから結構離れているため有料でもこちらを利用するのがいいでしょう。

ハイシーズンの週末は結構込み合いますので早めの到着を心がけましょう!