くのへスキー場
岩手県九戸郡九戸村大字伊保内18-41-6 TEL0195-42-2366 公式サイト
基本データ
 規模 : 零細規模 (不明ha)
 コース数/リフト数 : コース3/1 1
 Top−Baes (標高差) : 不明m-400m(不明m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 900m/30度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中上級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 9:00〜20:00 
当日データ 2022/1/22(土)
 天候 : 小雪
 積雪量 : 35cm
 雪質 : 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程圧雪
 リフト料金(6時間券) : 大人2000円 シニア1400円 子供1400円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (100台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 6 6 3 3 2 2 1 4 1 2 4 5 3 2 2 2 3 2 0 55

どんなスキー場?

岩手県北部、太平洋側にある村営スキー場です。
 東北北部にあっても国道4号線よりも太平洋側に位置するスキー場で毎年少雪で悩んでいます。

筆者が来場した1/22ですらようやく全面滑走可能になったようでゲレンデのあちこちには草が出ている状態であった。
 スキー場規模は小規模。ゲレンデは中級斜面が豊富でありなかなか滑りごたえのあるスキー場となっています。

近隣に競合するスキー場が余りないせいか結構な賑わいを見せるスキー場でした。
リフト券が安価なところも見逃せないポイントだと思います。
小さいながら技術向上できるいいスキー場ですね。


ベースから見上げるパノラマコース下部


くのへスキー場に到着したのはすでに午後3時を回っていました。
天気は小雪が舞う薄暗さ。
この後もう一か所行く予定があり早々の滑走開始とします。

スキー場ベースは広々とした緩斜面であり初級者にはうってつけの練習バーンとなっています。
またこの緩斜面の左側には腰当付きのシュレップリフトも設置されているのでこのゲレンデのみを繰り返し滑ることも可能となっています。

雪は薄いものの雪質は悪くないですね〜


ダイナミックコース (下部より)
滑走距離650m・最大斜度24度 平均斜度18度(体感)


さて先ず滑るのはペアリフト添いの急斜面です。
下から見上げるとちょっと威圧感あり(笑)

実際滑るとバーンコンディションはやや硬め、ハイスピードコースとなっており上級者向けのテクニカルな内容です。
上級者はスピードに乗ったまま斜度が緩む下部まで一気に滑りたい。
但し、朝一の滑走はコンディションを確かめるため、決してハイスピードでは滑らないように。
ジャガイモができやすそうなコースでもあります。


ダイナミックコース (上部より)
滑走距離650m・最大斜度24度 平均斜度18度(体感)


左画像は上部よりダイナミックコースを見下ろしています。
コースインはリフト降車後左手に回り込みスタートします。

途中に一ヵ所棚の部分がありますがねじれもなくベース迄均一な斜度が続くコースですね。

夕方なのかはわかりませんが滑走者がほとんどいないため上級者は好きなラインで滑ることができます。

また、このコースはナイター照明も完備しているため毎週金、土曜日は20:00まで滑走することもできます。

※ 動画は画像をクリック 


パノラマコース
滑走距離900m。最大斜度30度 平均斜度13度(体感)


くのへスキー場最長滑走距離が滑れるコースとなっています。
リフト降車後、左手に進路を取ります。コースは緩急に富んだ変化のある尾根のコース。

 コース幅はややタイトながら飽きの来ないコースとなっています。
最大斜度は30度の公表ですが、初級者でもしっかりしたプルークができれば十分滑走は可能と思われます。

※ 動画は画像をクリック 

小さなセンターハウスですが結構機能的で全てがここに集約されています。
また食堂はかなかいい感じでしょう。なんか温かみのあるゲレ食ですね。
ゲレ食のメニューになります。
目新しいメニューはありませんがリーズナブルですよね。
時間の都合で食事はとれませんでしたがきっとおいしいんだろうな〜
通常メニュー以外にも小腹が空いたときにぴったりの食べ物も豊富ですね〜


シュレップリフト沿い 初級者エリア


初級者向けのゲレンデは先ず第一にコース幅が広いこと。
そしてまっ平ではなく多少の斜度があること。

ここ、くのへスキー場のベースはそんな条件がぴったりしたゲレンデです。
これならばスキースノーボードデビューする人も楽しく滑ることができそうですね。

できれば、シュレップリフトではなくベルコンみたいなものがあればさらに嬉しいゲレンデになることでしょう。


カラマツコース(上部)
滑走距離700m・最大斜度20度 平均斜度12度(体感)



時間も押し迫ってきたようで、ラストに確認するのは、ペアリフト降車後右手に回り込んで進むカラマツコースです。

斜度に変化はあるものの概ね中緩斜面が続くコースとなっています。
コース幅は比較的広く初級者でも安心して滑ることができるでしょう。

このコースも滑走者は少なく他者を気にせず滑れるところが嬉しいコースとなっています。


※ 動画は画像をクリック 


カラマツコース(下部)
滑走距離700m・最大斜度20度 平均斜度12度(体感)


カラマツコース下部はコース幅が少し狭くなります。
その分斜度も緩むため左画像のような小さな子供でも練習しながら降りてくることが可能となっています。

コースはベースのレストハウス前に出るためすぐに休憩できるのもいいポイントかな?


コース数は3本のみのスキー場ですが緩急上手くセパレートされたコースはどんなレベルの滑走者でも楽しめる内容です。

こじんまりしているスキー場ですがなかなか楽しめるスキー場でした。

東北のロコスキー場は侮れませんよ〜

駐車場・その他
 駐車場はセンターハウスから道路を挟んだ反対側に100台程度のスペースがあります。

平坦でゲレンデも近く利用しやすい駐車場となっています。
 アクセスは八戸自動車道、九戸ICから車で15分程度の距離で難所もなく行きやすいスキー場となっています