戸隠スキー場
長野県長野市戸隠3682 TEL 026-254-2106   公式サイト
基本データ
 規模 :中規模 (60ha)
 コース数/リフト数 :コース19/Q2、W5
 Top−Baes (標高差) :1748m-1300m(448m)
 最大滑走距離/最大斜度 :3000m/31度
 主体コース :中急斜面
 お勧め対象 :中上級スキーヤー
 営業時間 :8:30〜16:30
当日データ 2022/1/9(日)
 天候 :曇り
 積雪量 :175cm
 雪質 :パウダー
 混雑/リフト待ち :しらかばCに混雑/第3クワッドに10分
 アクセス道路状況 :ほぼ全行程圧雪
 リフト料金(土日祝) :大人4500円 シニア4000円 子供2500円
 駐車場料金(台数) :無料 (1500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
5 8 7 5 2 3 5 3 3 5 4 2 3 3 3 2 1 3 2 0 69

 戸隠と言ったら蕎麦と戸隠神社が有名です。その戸隠になかなか滑りごたえのあるスキー場が存在します。
長野駅から車で40分の距離にあるスキー場で決して大きなスキー場ではありませんが、そのコースレパートリーは非常に豊富、まさにすべての滑走者に満足できるスキー場と言えるでしょう。
@雪質の良さ
Aフラット急斜面の存在
B素晴らしい眺望
Cレストランメニューの豊富さ、美味しさ!
これ以上何を望むことがあるんだろう?と考えさせられるスキー場なんですね。
スキー・スノーボードを始めたら是非とも滑ってもらいたいスキー場の一つと筆者は思います。
そんなスキー場のレポートを始めましょう!

 
 ゲレンデベースにある急斜面4コース


 先ずはゲレンデベースに立つと威圧感のあるつの急斜面が目の前に飛び込んできます。
左から、コブのアドベンチャー、オフピステのチャレンジ、フラット急斜面のチャンピオン、大きく回り込むシルバーとなっています。
4つのコースはどれも斜度30度前後の急斜面ですが斜面上部に立つと斜度感は数値を上回る。
上級者にとってはこのつのコースで十分!と思われる充実度ですね。

 
 朝一のリフト待ち


 来場当日は三連休の中日で極端な混雑があまりない戸隠でもリフト運航前からかなりの行列ができていました。
なんか、皆いち早く滑りたい!という気持ちが背中からヒシヒシ伝わってきます(笑)

また、来場者の8割、9割近くがスキーヤーという現状珍しい滑走者構成になっています。

別にスノーボーダーを阻害しているスキー場でも無いからボーダーも来てほしいな〜

 
 メノウコース
 最大斜度18度 平均斜度10度 距離1500m


  来場時は3連休の中日ということもあり朝一から結構なリフト待ちが発生していました。
筆写もクワッドに乗って上部を目指します。
先ずは足慣らしとして滑ったのが最上部からスタートする「めのうコース」尾根の中斜面で
スピードに乗った大回りが楽しめます。
そしてここ雪質が最高なんです!標高は突飛して高いわけではないんですが何故か雪質のいいときに
巡り合えるのが戸隠の不思議なところですね。
余りに楽しいので何本も滑ってしまいました。

※動画は画像をクリック

 
 しゃくなげコース
 最大斜度26度 平均斜度21度 距離700m


第3クワッドを利用して滑るメインコースのしらかばコースは前半開放的なパノラマコースから谷へ枝分かれして進路を進めます。

ちょうどクワッドとクロスしたあたりから本格的な谷コースとなります。
斜度は体感的に23度程度に感じますが、ビシっとしまった雪はいつ滑っても高速バーンとなっていて大きなターンでスピードに乗るとリフトからの視線もビシビシ感じてしまいますよ〜
滑走の順番を待って滑り出す人が多いので他の方には気をつけましょうね。


※動画は画像をクリック

 
 アドベンチャーコース
 最大斜度24度 平均斜度22度 距離450m


 こちらは、第3クワッド添いのコブ斜面です。戸隠スキー場は以外にコブ斜面が少ないスキー場ですが、このコースはいつもコブのラインが作られているコースです。

リフト側は朝方整地となっていることも多いのですが、午後になると自然コブも発生する部分でもあります。

ただ、メインのクワッドから丸見え、結構視線が痛いコースでもあります。(汗;)

シャルマン戸隠のメニューです。特に蕎麦は絶品!やはり信州の中でも特に有名なのが戸隠そばですからね。
一度食してみてください。
ほかのメニューも美味しいですよ〜
筆者は朝早い段階で軽くざる蕎麦を食べ、2時過ぎにこのハニートーストデラックスを食べるのが定番になっています。このトーストとドリンクバーを頼むと滑走時間が少なくなっちゃうのが難点!落ち着いちゃうんですよね〜(笑)
いつからこのシステムになったんだろう。これなら席で待って表示が出たら取りに行けばいいもんね。
ショッピングセンターのフードコートにはよくあるよね。

 
 しらかばコース
 最大斜度26度 平均斜度19度 距離600m


 第3クワッドを利用して滑るメインコースのしらかばコースは前半開放的なパノラマコースから谷へ枝分かれして進路を進めます。

ちょうどクワッドとクロスしたあたりから本格的な谷コースとなります。
斜度は体感的に23度程度に感じますが、ビシっとしまった雪はいつ滑っても高速バーンとなっていて大きなターンでスピードに乗るとリフトからの視線もビシビシ感じてしまいますよ〜
滑走の順番を待って滑り出す人が多いので他の方には気をつけましょうね。


※動画は画像をクリック

 
 シルバーコース
 最大斜度26度 平均斜度24度 距離550m


ベースの急斜面コースのうち難易度は一番低いコースとなります。
コース整備は完璧で常にフラットな状態、チャンピオンコース同様に上級者が大回りの練習を盛んにしている姿を見かけます。
斜度は30度に満たないんですが、実際に斜面に立つと30度以上はあると思われる内容です


※動画は画像をクリック

 
 チャンピオンコース
 最大斜度31度 平均斜度28度 距離350m


スキー場正面の急斜面で一見、下から見ると威圧感さえ感じる斜面です。
このコースは400m程度のやや短めではありますが特記するのは常にフラットな状態が保たれていて上級者グループが大回り滑走している姿を見ることができます。 最大斜度は31度、平均斜度も27度であり丁度八方尾根の黒菱ゲレンデと同様の難易度です。


※動画は画像をクリック


 
 とがっきーCコース
 最大斜度10度 平均斜度10度 距離700m


 中上級者向けのコースが多い印象の戸隠ですが、ゲストハウス岩戸前に広がるこのとがっきーCコースはまさにチビッコ天国!

専用リフトの第4ペアを使い繰り返し滑走でき、尚且つ上級者があまり入り込まないコースでもあります。

そしてチビッコ専用のフィールドアスレチック的なアイテムもあり、子供たちが飽きず楽しめるゲレンデとなっています。

筆者もそのアイテム滑ってみました。大人にはちょっと窮屈かな(笑)


※動画は画像をクリック

 
 とがっきーAコース
 最大斜度20度 平均斜度15度 距離1500m


 第5ペアリフトを利用してシャクナゲコースの反対側に回り込むコースとなります。

滑走者が少ないコースであり、斜度はそこそこありコブになりやすいんですがフラット状態を午後も保っています。

繰り返し滑りたいコースでもあるんですが、いかんせこのこの部分に至るまでの緩斜面がかったるいのが難点。

緩斜面というより、まっ平なコースのためスケーティングを強要されてしまうコースでもあります。

※動画は画像をクリック

 
 中社グランドコース
 最大斜度28度 平均斜度25度 距離950m


 戸隠スキー場には尾根を挟んでメインの越水ゲレンデと中社ゲレンデに分かれています。
滑走者で賑わう越水ゲレンデとは対照的に滑走者が少ないのがこの中社ゲレンデ。

ただし、尾根から滑りだす中社ゲレンデの各コースは未圧雪の急斜面となっていて初中級者にはやや難易度が高い。

よって初中級者の滑走者がほとんどいないゲレンデとなっています。

左写真のグランドコースも荒れた新雪の急斜面でなかなか手ごわいコースでした。

 
 中社中央バーン
 最大斜度15度 平均斜度12度 距離450m


 中社ゲレンデ上部の難コースを滑り終わると広い緩斜面にコースにつながっていきます。

ここが初級者に滑ってもらえないのが勿体ないですね〜
この広い緩斜面を滑るにはベース部分の中社連絡コースを滑るか、車で移動するかしかないのかな?

ちょっと活かされていないのが勿体ないな〜

ゲレンデは決してタラタラの緩斜面ではなく適度な斜度があるため滑走そのものを楽しめるコースだと思います。

※動画は画像をクリック

 
 パノラマゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度15度 距離500m


 戸隠スキー場の魅力でもある、その眺望の良さがこのパノラマゲレンデから堪能することができます。

前方には戸隠連山のパノラマが広がりその眺望は白馬エリアの北アルプスにも引けを取らない素晴らしさです。

山が近い分その迫力は見るものを魅了します。

単に各コースへの連絡路と言わずゆっくり山を眺めてもらいたいコースですね。

できればクワッド降車エリアにスープバーやコーヒーなどを提供するお店があってもいいんじゃないかと思います。

駐車場・その他
冒頭にも書きましたが来場当日は三連休の中日でスキー場が相当な混雑をしていました。
朝8時には第1、第2が満車、車の列は下の第3、第4へと長く伸びていました。
もし三連休に滑りに行く場合は7時代にスキー場に到着するようにしましょう。
また、アクセスは長野市内からループラインの利用をお勧めします。