妙高杉ノ原スキー場
新潟県妙高市杉野沢  TEL 0255-86-6211   公式サイト
基本データ
 規模 大規模 (90ha)
 コース数/リフト数 コース17/G1、Q2、W2
 Top−Baes (標高差) 1855m-731m(1124m)
 最大滑走距離/最大斜度 8500m/38度
 主体コース 中緩斜面
 お勧め対象 ALLスキーヤー スノーボーダー
当日データ 2020/2/29(土)
 天候 晴れ
 積雪量 150cm
 雪質 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち 大きな混雑なし/ゴンドラに5分
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ドライ
 リフト料金(土日祝日) 大人4800円 シニア4200円 子供無料
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
7 5 7 8 7 7 4 3 2 4 2 3 1 2 2 1 4 3 2 74

どんなスキー場?
 日本一××と冠が付くスキー場は多く存在する。 ここ妙高杉ノ原スキー場もそんな冠のつくスキー場です。
 何が日本一か?それは実質滑走の標高差が日本一。そうスキー場のトップの標高と一番下の標高差が一番大きいと言えばいい簡単かな?
 数値だけなら同じ新潟県のかぐらスキー場が一番なんですが、実際通して滑れる標高ではないので体感できるスキー場としてはこちらが上!!(両スキー場ともにプリンスのスキー場です)
 スキー場は大きく上部の急斜面エリアと中間部から流れる中緩斜面、杉ノ原ゾーン、三田原ゾーンに分類されます。
このスキー場の大きな特徴は中間部から下のワイドなロング斜面に尽きるでしょう。
中上級者はもとより初級者でも楽しめるロングコース。
その大きさを味わってしまえば、遠くてもまた滑りに行きたいな?と思わせてくれるスキー場間違いなし!
 昔はスピードの遅いリフトが多くごちゃごちゃした感じでしたが、今では高速リフトやゴンドラのみを残した運行体制(この大規模スキー場なのにゴンドラリフトは5本のみ)に変わり効率のいい滑りも楽しめます。

やはり一度は訪れてみたいスキー場ですね。

 朝一ゴンドラ
到着して直ぐに一段下のゴンドラ乗り場へ急ぎます。 待ちの行列ができていたらやだな〜 なんて思ってきたらとんだ肩すかしでした。
杉ノ原のゴンドラは待ち時間が長い印象がありましたがそれは昔の事なんですね。
左写真が現在のリフト待ち、右はちょっと古いですが2001年当時のゴンドラ待ちです。

 白樺コース
 最大斜度19度 平均斜度11度 距離2100m
ゴンドラ降車後に滑るのは杉ノ原ゾーンの白樺コース。 降車後すぐのジャイアントコースを大きく迂回すれば初級者でも2100mのロング滑走が可能です。

コース幅はワイドほぼ均一な斜度が続きダイナミックなロング滑走が楽しめます。

滑走者も多く午後はコースも荒れてくるので綺麗なグルーミングバーンを滑りたければ朝一がねらい目です。

中上級者の足慣らしに数本滑って上部に行くのも良しですね〜


※動画は画像をクリック

 スーパージャイアントコース
 最大斜度38度 平均斜度16度 距離1000m
 
ゴンドラを乗車、そのあと三田原第3高速リフトを乗り継いでやってきたのがこのスーパージャイアントコースです。
左写真は最大斜度38度の部分。
来場時はさほど大きなコブも無く、意外とすんなり滑走できるコンディションでしたが、通常は大きなコブが張り付き、難易度はかなり高いコースとなっています。

また、スキー場の上部ということもあって雪質も非常にいい時が多く、降雪時はパウダーエリアともなります。

上級者の腕の見せ所となるコースですね。

 スーパーモーグルコース
 最大斜度32度 平均斜度15度 距離1500m
 
最大斜度ではスーパージャイアントコースに劣るものの、コブができやすい斜度でその滑走距離も長く筆者的には難易度が一枚上手と思われるのがこのスーパーモーグルコースです。

 来場した2020年シーズンは非常に雪が少ないシーズンでここ杉ノ原もようやく全面滑走可能になったところです。でもこういう急斜面ではあちこちにブッシュが出ていてラインに気を付けないと滑っていて「わぁ!!」と急ブレーキをかけることも多かったです。

午後になるとこのコースは雪も緩んできて少し重たいコンディションに変化しました。

 パノラマゲレンデ
 最大斜度14度 平均斜度12度 距離2500m
 
ここ妙高杉ノ原の看板ゲレンデがパノラマゲレンデとなります。
広大な中緩斜面でその大きさは1枚の写真ではなかなか入りきらない!

コース幅がワイドなため初級者でも十分に滑走ができる内容です。

コースは上部が広く、下部に行くとバキューム的にコースが狭まってくる。
とくに三田原第2高速リフト乗り場付近では大会用のコースと合流するため減速を十分に心がけたい。
細い線的なコースが多い昨今のスキー場ではなかなか味わえない解放感のあるコースです。


※動画は画像をクリック

スキー場規模に対して圧倒的に少ないのがレストランの数です。第1駐車場のアリエスカ、ゴンドラ横のレストラン妙高と三田原ゾーンの食堂街。どこもお昼時はいっぱいになるんで早めの利用がお勧めです。
こちらはアリエスカ横のラーメンコーナー。回転率がいいので待ち時間が一番少なく食事できるかな?
地場の特産を使ったメニューは一つでも欲しいところです。他のスキー場も工夫してみましょう!

 三田原第2高速リフト
いつも混雑が激しい三田原第2高速ですが、今回は時間によってはこんな状況です。

ちょっと前までの状況とは一変してますよね。

ただ、杉ノ原かなりリフトが取り払われていてこの下にあった三田原第1高速が無くなってしまったおかげで三田原エリアのアクセスが不便になっちゃいました。

利用者がこれじゃしょうがないのかな???

 ダイナミックコース
 最大斜度21度 平均斜度14度 距離2000m
三田原ゾーン、パノラマゲレンデと並行するダイナミックコースです。

杉ノ原スキー場の大半の主要コースは1000m以上のロングコースとなっています。

ここダイナミックコースは大会にも使われる変化に富んだコースであり、クローズしていなければ是非滑ってもらいたいコースの一つですね。

午後になるとややバンピーなコースとなり高速滑走ではなかなかテクニカルな要素が入ります。

その分斜度はやや緩めながら中上級者でも楽しめるコースとなっています。

 フォレストライン
三田原ゾーン下部にあるフォレストラインですが、ここがちょっと危険!
コースはタラタラの林間コースですが、最後に民宿街に下るコースと杉ノ原第1ロマンスリフトに至る分岐があります。
小さな看板も出ているんですが筆者何を勘違いしたかこのまま真っ直ぐ下ってしまいました。下った先は誰もいない集落でとてもスキー場に戻れる気がしなくて滑った斜面を登り戻ってきました。そりゃ汗だくで大変でした。できればロープか竹竿でクローズして欲しかった!

杉ノ原ゴンドラ
 何度も書くようになりますが、杉ノ原の魅力は日本一の標高差を活かしたロングクルージングでしょう。

上部には上級者も満足する急斜面も存在しますが、主役は中緩斜面です。

左写真はその長距離を一気に運んでくれる杉ノ原ゴンドラ3074m!
多分滑走で使われるゴンドラでは日本で3番目に長いのかな(ちゃんと調べてませんが)

やっぱりスキー、スノーボードの醍醐味の一つ、一気に上がって一気に滑る!これが杉ノ原スキー場で味わえるんです!

※ トップからベースの動画は画像をクリック

駐車場・その他
杉ノ原スキー場の駐車場は大きく2つ。ゴンドラ直下の第2、第3とセンター機能がある第1です。
筆者は第1を使うことが多いんですが直ぐにゴンドラに乗れる第3も人気が高いです!

駐車台数は2200台!満車になることは現在ないでしょう。