カムイスキーリンクス
北海道旭川市神居町西丘112 TEL 0166-72-2311   公式サイト
基本データ
 規模 大規模 (100ha)
 コース数/リフト数 コース25/G1、W5
 Top−Baes (標高差) 751m-150m(601m)
 最大滑走距離/最大斜度 4000m/35度
 主体コース 中急斜面
 お勧め対象 中上級スキーヤー スノーボーダー
当日データ 2020/1/27(月)
 天候 快晴
 積雪量 95cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 混雑無し/リフト待ち無し
 アクセス道路状況 ほぼ全行程圧雪
 リフト料金(土日祝日) 大人3800円 シニア3200円 子供1800円
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
6 7 8 6 7 5 7 3 5 4 2 4 3 3 2 3 4 3 2 81

どんなスキー場?
ここはいいスキー場です!
北海道のスキー場といえばニセコやルスツ、富良野などの大型リゾートスキー場を真っ先にイメージしますがここカムイスキーリンクスもメジャースキー場に劣らぬ面白さがあるんです。
 スキー場は旭川から30分程度の距離にあり非常に利便性は高い。
極端なロングコースは無いものの、1000m前後の中急斜面が揃っています。
 また特徴にワイドな幅をもったコースが多く、その代表的なゴールドコースはなんと150mの幅があります。
最大斜度も30度となれば中上級者にとって涙物のかっ飛びバーン間違いないでしょう。
 雪質の素晴らしさも忘れてはいけません。ベースの標高は150mしかないんですが本州と圧倒的に緯度が違います。北緯43度の雪質は本州の2000m級のスキー場と同等かそれ以上と思っていいでしょう。
 そんな雪質が素晴らしいスキー場ですから、しっかりパウダーエリアやツリーランコースなんかも用意されています。
 このカムイスキーリンクスは本当にどんな人が訪れても十分に満足できるスキー場なんです
 このスキー場は筆者のお勧めスキー場ベスト5に入ることは間違いないでしょう。。

 滑走エリア
上記ではかなりカムイスキーリンクスを持ち上げたコメントになっていますが、このスキー場も難点が無いわけではない。
旭川近郊は気温が非常に低いのだが、海から遠ざかっているエリアであり降雪量は決して多くは無い。
 筆者が訪れた2020年シーズンは極端に雪の少ないシーズンであり、ここカムイスキーリンクスもその影響を受けている。
 左写真は1/27現在の滑走エリアであるが、4コースが行く不足でクローズ、1コースは合宿での使用で一般滑走者が滑ることができなかった。
 今回はそんな状況でしたので、割り切ってメインとなるゴールドコースを中心にダイナミックコース、ディープパウダーコースの滑走としました。
 まぁそれでもカムイの美味しいところを十分に満喫することができたんで満足です。

 ゴールドコース
 最大斜度30度 平均斜度不明 距離2000m
朝一に向かったのは当カムイスキーリンクスのカンバンコース、ゴールドコースを滑走してみます。
朝方は雪も降っていてコース全体は圧雪部分に5cm程度の新雪が積もった状態です。
未圧雪部分は薄いんですが、これが軽い雪でもう大満足。
画像は上部の斜度がやや緩い部分ですが滑走者も少なく思い通りのラインで滑走でき 幸せ!!!!
緩急変化に富んだコースなので中級者以上の方はかなり高速で飛ばしたい気持ちになっちゃいますよ〜

ちなみにコールドコースは1,2,3と別れていますが遠しでて滑ると2000mのロング滑走ができます。


動画は画像をクリック

 ダイナミックコース
 最大斜度35度 平均斜度不明 距離1100m
 
ゴールドコースを何本か滑った後にやってきたのはこのダイナミックコースです。

雪も止んで天気が良くなってきました。眼下には北の大地が広がっていて北海道らしい景色も満喫できますね。
 さてこのダイナミックコースは滑走距離こそゴールドコースの半分程度しかありませんが左写真のようにクセの無い真っ直ぐでワイドなコースが続いています。
 写真ではあまり斜度感が分かりにくいのですが最大斜度は35度となっており難易度はダイナミックコースの方が高いと感じます。
誰もいないストレートのコース雪質も最高で大回りでの滑りが本当に楽しめるコースとなっています。
一人で雄たけびを上げながら滑っちゃいますよ〜

動画は画像をクリック

 ディープパウダーコース
 最大斜度32度 平均斜度不明 距離800m
 
 整地のコースを楽しんだ後はここツリーランが楽しめるディープパウダーコースに突入です。
このコースはワイルドですよ〜
本当に自然のツリーランを楽しめるコースとなっています。基本的に左、左とコースを取ればまず迷うことはないでしょう。
雪が少ないシーズンでしたがこのコースは御覧のようにたっぷりのパフパフ新雪が楽しめました。
コースオープン時間に注意しましょうね。

 BC系の滑走者
 決して雪が多くないエリアですが、結構BC系の外人さん多いんですよね。
ディープパウダーコースに行くのかと思ったんですが途中でロープを超えて林の中に入っていきました。
カムイスキーリンクスのコース外について詳しくないので何とも言えませんがやはり滑走が許されている範囲で滑りましょう!!

 本格的にBCをやりたければ旭川近郊なら旭岳ロープウエイを強くお勧めしたい!

センターハウスがこちらになります。
決して近代的な建物ではありませんが、それでも十分な機能を持っています。レストランはセンターハウス以外にもゴンドラ山頂にイタリアンがひとつあります。
センターハウスのレストランメニューです。定番のメニューが多いですが品数は豊富。
お値段はラーメン900円、かつ丼1200円など、本州のスキー場とほとんど変わりないですね。
地元の珍しいメニューが無かったので筆者は定番のカツカレーを食しましたが、周りでは「クッパ」の人気が高かったです。知らない土地ではほかの人が何を食べてるのかチェックすることも大事ですね。 クッパ美味しいのかな??

 学校授業
北海道のスキー場で注意しなくてはならないのが、何を隠そう学校のスキー授業が非常に盛んであること。
 特に平日に訪れた場合、そこそこの確率でバッティングしてしまうことを覚えておきましょう。
 筆者がこのカムイスキーリンクスを訪れたのは1/27の月曜日。
しっかり小学校1団体、中学校1団体と遭遇してしまった。
但し学校授業は緩斜面で行われることが多く、中急斜面での授業はあまり行われないのでご安心を!

 お昼をズラスこともお勧めします。

 北海道ローカルルール
本州ではあまり見かけない北海道のローカルルールです。
筆者もサッポロテイネで学校スキー授業に遭遇してルールを知らないで学生の後ろに延々と並んだことあるんですけど(下の写真)一般滑走者は横入りがOKなんです。
北海道ではこれが当たり前のようです。

 スキー場からの眺望
ここカムイスキーリンクスは意外にもスキー場からの眺望も素晴らしいものがありました。
眼下に広がる平野はまさに北海道ですよね。
 本州のスキー場と違い、この解放感があるのも北海道ならではじゃないかな?
山に囲まれたスキー場もいいんですが、圧迫感のないコースで滑るのは本当にすがすがしいですよ!

大分天気が回復してきました。

本日は今回の北海道最終日。 帰りの飛行機の時間もあるので、あれこれコースを滑るよりも自分の好みのコースを思う存分滑っってますよ〜

 ファミリーゲレンデ(下部)
 最大斜度18度 平均斜度不明 距離900m
このファミリーゲレンデはコース整備もバッチリで急な部分がありませんので初級者には最適なゲレンデとなっています。
 先ほどの学校授業もこのゲレンデで行われて結構にぎやかですね。

専用の第4ペアリフトの利用でストレスなく繰り返しの滑走が楽しめます。

中上級者向けのコースが多いカムイスキーリンクスですが、結構滑走者のレベルを問わずオールマイティーに楽しめちゃうスキー場なんですよ〜

 ゴンドラ
ゴンドラ乗り場です。 誰もいませーん!!

確かに平日ではあるんですが、ここまで人が少ないなんて!

ゴンドラの距離は2327mでそんなに長距離ではないのですが、厳冬期に吹雪かれたらそりゃリフトは辛いんでこのゴンドラ、本当にありがたい存在です。
全然関係ないけど、カムイスキーリンクスのコースマップを見ていたら、安比高原とよく似たスキー場だなと感じました。


 ※すべてのコースをあえて滑らなかった今回のカムイスキーリンクスですが、本当に素晴らしいスキー場だと言い切ります!
興味がある方は旭川ステイで是非訪れてみて下さい。
旭川からは富良野などにもアクセスできますよ〜

駐車場・その他
カムイスキーリンクスの駐車場はセンターハウスに隣接して2000台が収容可能。
まぁ〜 このスキー場が満車になることは現在ないんでしょうけどね。
当然料金は無料となっています。
画像でもお分かりのように広い駐車場に車は20〜30台ぐらいかな??