シャトー塩沢スキー場
新潟県南魚沼市吉里1562 TEL 025-782-1191 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (69ha)
 コース数/リフト数 : コース7/4 
 Top−Baes (標高差) : 579m-210m(369m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 3000m/37度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜21:00 (ナイター営業日に注意)
当日データ 2014/3/15(土)
 天候 : 雪
 積雪量 : 260cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット&ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3500円 シニア3500円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (300台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 1 1 10 4 2 1 4 5 3 1 5 2 1 1 1 3 1 1 50

どんなスキー場?
石打塩沢インターから車で10分程度の距離にある小規模スキー場です。古くからあるスキー場で小規模ながらその知名度は高い。
スキー場は逆V字の形をしています。ベースから見て左は一本杉ゲレンデ、右側が吉里ゲレンデでこの2つのエリアは上部で接続されている。
ややリフトの乗り継ぎが悪い面はあるが初級者が滑走できないコースは一部最上部に限定されていてゲレンデの大半は初級者向きの緩斜面という構成になっています。
中上級者にはあまりお勧めできるスキー場ではありませんがその分ワイドな緩斜面が自慢!
混雑とも無縁のスキー場でありボード、スキー問わず初級者には楽しめるスキー場ですね。
但し残念なのは施設の老朽化です。
特に一本杉ゲレンデ下部にあるシャトーテル一本杉は当方が20年以上前に一度利用したときとほとんど変化が無く建物の傷みが激しい。今回来場したイメージは元気が無いスキー場に感じてしまった。
何か抜本的な改革が必要と思われるスキー場です。

吉里ゲレンデからの眺望


先ずはのっけから迷ってしまった。あえて一本杉側の駐車場を目指したがどうも営業している気配がない。

怪しい雰囲気のため吉里ゲレンデ側に移動した。 こちらは駐車場にも車が沢山あって営業を確認できました。

さて来場時間が遅いので急いでスキー場のトップを目指すことにしましょう。

左写真は第2リフトを降りた場所からの眺望です。
魚野川を見下ろし対岸には八海山や越後駒ヶ岳を望むなかなかのロケーションとなっています。

吉里ゲレンデ
最大斜度12度 平均斜度8度 距離800m (数値は体感)


ちょっと上部へ行く前にメインゲレンデの吉里ゲレンデを1本滑走します。
ワイドな緩斜面で雪質こそ悪いですが初心者には最適なコースとなっています。また滑走者がかなり少ないのも魅力といったところでしょう。

小さな子供連れのファミリーには最適なゲレンデではないでしょうか?

立木もないのでのびのび自由なラインで滑走できるゲレンデです。


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上級コース
最大斜度30度 平均斜度20度 距離300m (数値は体感)


下部ゲレンデ偵察の後最上部にやってきました。
ちょっと遅くなったせいなのか最上部では雪が降り出して視界が悪くなってしまいました。ベースは結構いい天気だったのでびっくりです。

さて、ここシャトー塩沢で唯一といってもいい上級者向けの急斜面がこの斜面となります。
斜度は30度程度で完全未圧雪状態。雪も重めで少々てこずるコースとなっています。

但し滑走距離は極短めでありその後は一気に斜度が緩んだ緩斜面へと変化するため少々物足りないかな?

ハイシーズンでもこの斜面を滑る人はあまり多くないと想像します。
コブにはならず荒れたコンディションと思った方がいいでしょうね。


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ハンスコース
最大斜度25度 平均斜度18度 距離300m (数値は体感)

山頂から滑りだすコースはもう一本ある。
それがこのハンスコースです。

第4リフト降車後右に回り込み滑りだすコースはコース幅がややタイトではあるがコースの荒れも少なく斜度も上級コースに比べ緩めとなっているため大回りでの滑走が楽しめる。

但しこのコースも滑走距離が短い。 リフトを潜るとすぐにダウンヒルコースと合流し気持ちのいい斜度感はなくなってしまう。

上級コース同様あと200m長ければスキー場全体の雰囲気が変わるんでしょうが残念です。


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ダウンヒルコース
最大斜度18度 平均斜度12度 距離2000m (数値は体感)

はっきりとした始点、終点がわからないコースですが発送距離は長めの2000m
程。 公表では3000mとあるが一部コースを共有するため実質はこの程度の長さであろう。

さてコース名はダウンヒルであるが実際は斜度感のない緩斜面コースです。
第3リフト沿いはコース幅も適度に広く圧迫感はないがスピードが出ない。
コース整備も比較的に良好で荒れも少なく気楽に滑れるコースですね。

ここシャトー塩沢は全体の9割程度が緩斜面で占められているため初級者に適したスキー場と言えるでしょう。
そんなファミリーやグループに最適なスキー場である。


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こちらは吉里ゲレンデ側のセンターハウスです。
少々老朽化が目立つ建物ですが必要なものは大体揃っています。
こちらはセンターハウスのレストランですが宿泊施設のレストランも兼用しているので意外にに綺麗ですね。ゲレンデの来場者も少ないためかレストラン内部もガランとした雰囲気です。 もう春ですから仕方ないのかな? 
こちらは一本杉ゲレンデ側の建物です。 以前はホテルとして利用されていましたが現在は営業しているのかしてないのか分からない状況です。 中を覗いても人影は無く廃墟のようでした。 

レルヒコース
最大斜度22度 平均斜度13度 距離800m (数値は体感)

スキー場の形は逆V字で吉里ゲレンデと一本杉ゲレンデはスキー場トップで行き来出来る様になっています。
このレルヒコースはゲレンデトップから一本杉側に滑り出した直ぐのコースとなります。

はっきりしたコースの終点はわかりませんでしたが多分第1ペアリフト降車位置辺りまでがこのコースとなります。

コース内容は緩めの中斜面。 やや荒れた感じの斜面は雪質が非常に悪くコースのうねりもあり癖のある内容です。

残念なのはこの部分だけを滑る場合進路を大きく左へ取り第4リフトを使うことになりますが途中平らな部分もあったりしてあまり繰り返しての滑走には向かないコースとなっています。

そのまま中級コースへと滑り込むほうが素直といえるでしょう。


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一本杉ゲレンデ
最大斜度18度 平均斜度13度 距離500m (数値は体感)

こちらは吉里ゲレンデとは反対側に位置するベースゲレンデとなります。
一本杉ゲレンデはコース幅が吉里ゲレンデに比べややタイト。

斜度も緩めであり第1リフトを利用して初級者でも安心して滑ることのできるコースとなっています。

尚、ゲレンデ内には中級コースがありますが、ゲレンデとコースとの境は特になく意識する必要はないでしょう。

こちらも滑走者の少ないコースですね。
筆者としてはシャトー塩沢にはもうこの一本杉ゲレンデは必要ないのでは?とと考えます。
初級者には吉里ゲレンデをお勧めします。


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林間コース
最大斜度8度 平均斜度8度 距離900m (数値は体感)

吉里ゲレンデ、第2リフトの外側にもう一本のコースがあります。
林の中を滑る緩斜面で、このコースも初級者向きのコースとなっています。

難易度はメインの吉里ゲレンデよりも更に斜度がなく初めてスキーやボードを履く方には恐怖心も無く滑れるコースだと思います。

また学校のスキー教室や修学旅行の団体がこぞって滑りそうなコースですね。

来場時はほとんど滑走者は見当たりませんでした。


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駐車場・その他
駐車場は里吉ゲレンデ下に数ヶ所あります。
一番利便性の高い駐車場はアスファルトでしっかり舗装されていて雪解けの時期でもドロドロになる心配はありません。

駐車場の難点はゲレンデに行く場合やや遠いこと。センターハウスまでは2〜3分歩かされることとなります。
尚、帰りは逆に滑って降りることができるので滑りつかれていても安心です。