サンメドウズ清里スキー場
山梨県北杜市大泉町西井出8240-1 TEL 0551-48-4111 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (23ha)
 コース数/リフト数 : コース7/2 1 
 Top−Baes (標高差) : 1900m-1600m(300m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1500m/26度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 
当日データ 2014/1/25(土)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 65cm
 雪質 : ハードパック
 混雑/リフト待ち : Aコース上部混雑/パノラマリフト7分
 アクセス道路状況 : スキー場手前5km アイスバーン
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4500円 シニア3500円 子供3500円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (1200台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 4 4 5 2 1 1 1 2 4 3 2 2 3 3 3 2 3 2 0 50

どんなスキー場?
ここ、サンメドウズ清里は八ヶ岳山麓に位置する小規模スキー場です。
首都圏、特に南関東からの利便性が非常に高く短時間でスキー場に到着できる事からシーズン中の週末は沢山のファミリーで賑わうのも特徴ですね。

この八ヶ岳エリアは気温が低いものの冬季は太平洋側の気候に属するため晴れの日が多く晴天率の高さが売りである。
晴天率が高いということは逆に言うと雪が降らないスキー場でもあるためゲレンデのほぼ100%がスノーマシンで作られた雪ということも付け加えておこう。 パウダースノーというよりも硬めのゲレンデコンディション時が多いこととなる。

ゲレンデはコンパクト。 尾根のAコースが中心でAコースから枝分かれする各中急斜面は硬い難コースが多いものの滑走距離が非常に短く面白みに欠けるのが残念ですね。
 一方ベースにあるGコースは斜度の緩い緩斜面で初心者にはうってつけのゲレンデです。ここサンメドウズのメインゲレンデといってもいいのではないだろうか?

冬の空気が澄んだ青い空と八ヶ岳のコントラストが素晴らしいスキー場スキー場です。

ガンガン滑るというよりも気軽に来場して半日遊んでサッと帰るそんなコンビニエンスな利用法が一番似合うスキー場だと感じます。
尚、スノーボードはハイシーズン中は滑走禁止となるときがあるので来場には注意しましょう。

眺望


先ずはどんなスキー場に来場しても朝一で目指すはゲレンデの最上部ですよね。
ここサンメドウズ清里はコンパクトなスキー場です。
Aコース横に架かるパノラマリフト1本乗れば即Topに到着することができます。
最上部からの眺めは左写真のような広々とした開放的な風景が広がっているんですね。
前方に見えるのはシャトレーゼ八ヶ岳。 結構近い位置関係なのがわかります。
また本来、ダイナミックな八ヶ岳が背中に見えるんですが位置関係があまりに近いためかイマイチその山並みを見ることはできません。
ともあれ晴天率の高いスキー場ですから滑るだけでなく眺望も楽しみたいですね。

Aコース
最大斜度20度 平均斜度18度 距離1200m


左写真はここサンメドウズ清里の看板コースでもあるAコースです。 コースはねじれや棚などの無い素直なストレートの中斜面。 コース幅は適度に広く空いてさえいれば高速ターンで滑りたくなるコースです。
滑走距離も1200mと適度であり滑走満足度の高いコースと言えるでしょう

しかしながら、ハイシーズン中は中上級者の人気も高くはコース上はやや混する。
混雑したら他のコースへ廻るよう提案したいところなのであるが、サンメドウズ清里はその他のコースは滑走距離も短く満足度が下がるため混雑時の逃げ場が無いのが正直なところでもある。

コース不足が否めない。

※ 動画は画像をクリック

Aコース
最大斜度22度 平均斜度18度 距離1200m


Aコース上部にはコブのラインも潰されずに残っています。

このコブ斜面はリフト沿いにありミゾのラインが1本。 余り滑る人が多くないのですがその理由は硬い!非常に硬いコブのラインなのです。

斜度は緩く本来ならば中級者でもチェレンジできる内容なのですが雪がかなり硬いため難易度は高めとなっています。

気温が上がって雪が緩む時期は滑りやすくなるんでしょうね。

コブのピッチは斜度が緩い分広めとなっています。

Bコース
最大斜度24度 平均斜度22度 距離300m 

Aコース中間部より枝分かれするのがこのBコースです。 滑走距離の短い中斜面となっています。
来場時はコースサイドにポールが張られていました。ポールが中央にセットされていて一般滑走者にはクローズ状態となっています。
ただでさえコース数が少ない小さなスキー場に対してこのようなコースクローズが必要なのか甚だ疑問が残リますね。

また、ここも雪が硬いですね。
斜面が東側に向いているためか、日中の気温が上がる時間帯は日陰になるため余り雪が緩むことはなさそうです。

よって斜面はポールを張るのには最適なコンディションとなるようです。

但し滑走距離はかなり短く難易度はかなり低めのコースとなっています。

Cコース
最大斜度20度 平均斜度15度 距離300m

Aコース上部で枝分かれするやや斜度のある中斜面です。

コースは整備も良好なフラット斜面。 このコースもコンディションは非常に硬いハードパックとなっています。
エッジもかかり難く思いのほかスピードの出るコースとなっています。
一段下のBコースに比べ滑走距離もやや長く中上級者のレッスンも行われていました。
Bコースがクローズされているためかこのコースを滑走する人が多く各レベルの滑走者が入り乱れます。

当然、初級者はコース途中で立ち止まることも多いため。余りハイスピードで滑るのは控える必要があると感じました。
下部ではFコースとコースを共有するためネットが張られています。衝突には注意しましょう。


※ 動画は画像をクリック

清里のレストランは2ヶ所。 メインはセンターハウス。またフラワーリフト降車の横「清里カフェ」もある。

センターハウスのメニューはなかなか豊富ですね。
メニューは定番のカレーやラーメンのほかにもかなり充実している。
少々お値段が高いのが気になるところですね。
ガッツリ食べたい人にはやはりどんぶりメニューがお勧めかな?
今回は食すことはなかったが、なかなか美味しそうでしたよ〜
清里カフェはプレートメニューが充実しています。
美味しそうですね。
センターハウスのメニューとはまた違った内容となっています。
カナディアンビーフとオマール海老って言われてもな〜 年に2〜3度のスキーならともかく毎回こんなの食べてたら破産してしまう〜 (^_^;)
清里カフェは本来パンケーキ専門店なんですよね。夏だでも営業しているようです。
八ヶ岳を眺めながら朝食もありかな? おっとこのレストランからは八ヶ岳見えないか(笑)

Dコース
最大斜度26度 平均斜度20度 距離980m

パノラマクワッド降車後にリフトから離れるコースを滑るとこのDコースに入り込みます。
上部は滑走距離の短い急斜面でその斜面を降りるとコースはD1、D2コースと名前も変わり二手に分かれます。ます。

斜度は一気に緩み林間の緩斜面がベースまで続くことになります。
D1、D2コースはバードリフト付近で合流する内容ですが、やや中途半端な
象を受けてしまいます。
上部の急斜面はそこそこ斜度はあるものの余りにも距離が短く上級者が楽しめるコースとはいえないです。
また、バードリフトを利用して滑るD1、D2コースは林間の緩斜面であり初級者御用立つのコースとなっています。


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Eコース
最大斜度6度 平均斜度4度 距離200m

DコースとベースのGコースをつなぐ緩斜面です。
殆ど斜度感もなく単調な緩斜面なのですがコースサイドには距離のかなり長いウエーブが設けられていて初級者対象ではあるが単調さをカバーしています。

滑走者はGコースに比べ圧倒的に少なく変化を求めるならこちらのコースも楽しいでしょう。

またコースからはご覧のように富士山の眺めも良くのんびり滑るにも最適なコースと言えるでしょう。


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Fコース
最大斜度12度 平均斜度9度 距離500m

スキー場中間部に位置する林間の谷あいに付けられたコースです。
基本的には初級者向けのコースではありますが出だしの斜度がちょっと厳しいかもしれません。
またコース幅も狭くエスケーする部分もなくスピードコントロールがきっちりできない方にはあまりお勧めできないコースです。

また中級者以上にとっては滑走距離も短く初級者が立ち止まっていることが多いコースのため快適度は今一つといったところでしょうか?

独立したコースで穴場となる要素はあるのですがレベルを問わずストレスを感じてしまうかも?


※ 動画は画像をクリック

Gコース
最大斜度10度 平均斜度8度 距離550m

午前中は素晴らしい天気だったのですがお昼ぐらいになると大分雲が多くなってきた清里スキー場です。

さて最後に紹介するのはこのスキー場で一番賑やかなゲレンデ、Gコースです。コース幅の広い緩斜面で斜度もほとんどない初心者向けゲレンデとなっています。
滑走者も一番多いゲレンデであり、小さな子供やスキーデビューした滑走者が沢山滑っています。

素直な緩斜面ですがコースの至る所に子供向けのアイテムが設置されているところも評価できるポイントですね。
このスキー場に来場される大勢のファミリー層に対しての対応ですね。

またこのゲレンデをカバーしているのはクワッドリフトです。乗車するときに大きく減速してくれるので本当にリフト初めての方でも安心して乗車できますね。


※ 動画は画像をクリック

混雑

コンビニエンス型のスキー場であるためほとんどが日帰りの来場者である。
また
ゲレンデの混雑はGコースの緩斜面とAコースの中斜面が混雑する。

それ以外のコースは難易度を問わず人気はいまひとつで混雑はありません。
またGコースはお昼時は食事をするファミリーが沢山いるためか空く傾向にあるようです。
お昼ご飯をずらすことにより快適な滑りを楽しむことができるでしょう。

Aコースを狙うならズバリ朝一でしょう。 ただし雪質のチェックは重要ですよ。かなり硬めのコンディションの時はオーバースピードになりがちです。
自爆しないように気を付けましょう!

サンメドウズ清里のお土産コーナーも充実している。
やはり小旅行で来場した家族は帰りがけについ財布の紐も緩むんであろう。
清里エリアに名物となるものは?と聞かれ即答できるものがあるだろうか?よくよく考えてみると何も浮かばないんですね。
高原、八ヶ岳、避暑地イメージがあるのだけれど特産品のお土産?地域全体で育てる必要がありそうですね。
苦肉の策か?お土産コーナーには同じ山梨ということで信玄餅が売られている。 これお土産には結構ウケがいいんですよね。
当方も大好きです。

駐車場・その他
サンメドウズ清里のアクセスは非常に簡単。中央道小淵沢ICまたは長坂ICから20km余りの距離。
極端に近いわけじゃないけど雪道の走行が短くて不慣れな方にも来場しやすいスキー場です。 ただし標高が高く一度降った雪は解けにくいので滑り止めは必須です。

駐車場は無料で1500台が停められる。よほどのことがない限り近年では満車になることはないだろう。