新十津川町そっち岳スキー場
北海道樺戸郡新十津川町字総進294番地1 TEL 0125-76-2075 公式サイト
基本データ
 規模 : 零細規模 (1.9ha)
 コース数/リフト数 : コース3/1 
 Top−Baes (標高差) : 194m-114m(80m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 330m/18度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 9:00〜21:00 (曜日により変更あり)
当日データ 2014/1/18(土)
 天候 : 快晴
 積雪量 : 100cm
 雪質 : 軽い湿り雪
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人1600円 シニア1600円 子供1200円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (80台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 1 1 8 4 1 4 2 4 2 2 4 4 2 2 1 1 3 3 0 50

どんなスキー場?
北海道の内陸部、空知地方の新十津川町にある小さなスキー場です。
スキー場の名前にもなっている「そっち」とはあっち、こっち、そっちの意味ではなく新十津川町の地名「総進」から来ているようですね。
さてゲレンデは非常にコンパクト。
ペアリフト1本でリフトを挟んで左右にコースは有る。また大きく回りこむコースを辿れば更に斜度が緩み初心者でも十分に滑走可能となる。
一部、林の中を滑ることも出来る様ですが基本正式なコースではなさそうです。
メインのリフト両サイドはコース幅がかなりワイドであり混雑とは無縁のスキー場といって良いだろう。
スキー場施設も一通り揃っていてスキースクールも常設されていて地元民のに人気がある。
中上級者にはやや物足りなさもあるがオールラウンドなスキー場ではないので割り切ろう。

アクセス道


朝一番で札幌のホテルを出発。道央道を奈井江砂川インターまで走りました。高速はほとんどでアイスバーンの非常に滑りやすいコンディションで疲れましたね。
一般道に下りてからはご覧のような北海道らしい地方道が続きます。天気はズバリ晴れ!この天気だけで向かうスキー場の評価が上がってしまいそうです(笑) さて北海道のロコスキー場は基本的にスキー場の案内がほとんどありません。カーナビと事前の方角を頭の中にインプットしておかないと到着にかなり苦労するところも多いですね。

左コース
最大斜度12度 平均斜度103度 距離330m (数値は体感)


スキー場への到着はちょうどリフト運行時間の9:00です。 まだまだ駐車場はガラガラの状態ですが徐々に来場者もやって来るのかな?

リフト券の購入は1回券を数枚でよかったんですがどうしても残るリフト券が欲しくて4時間券購入900円です。 
さてまだ滑走者が少ないうちにグルーミングバーンを滑っちゃいましょう!
ここそっち岳スキー場は地元 十津川町の小さなスキー場ですがゲレンデ整備はかなりいいですね。 ピステンのシマシマが綺麗ですね。
滑走コースは基本的に2つ。左写真は下から見て左側のコースになります。
ワイドな緩斜面で素晴らしい初心者コースと言えるでしょう。
滑走距離はやや短めではありますが、ここなら初めてリフトを使う人でも安心ですね。

※ 動画は画像をクリック

右コース
最大斜度12度 平均斜度103度 距離330m (数値は体感)


続いて滑るのはリフトを挟んで反対側の右コースです。(コース名は無いんで勝手につけてます)

こちらのコースも綺麗に圧雪されてますね。 いい仕事しています!
コース内容は右、左ともにほぼ同じであり、どちらのコースも斜度の緩い緩斜面となっています。

このスキー場は中上級者が楽しめるコースはありません。よって滑走スピードが極端に違う滑走者は居なく、初心者が恐怖心を抱くこともないと思われます。

※ 動画は画像をクリック

リフト下コース
最大斜度12度 平均斜度103度 距離330m (数値は体感) 

こちらはリフト下ですが滑走禁止にはなっていないようです。
スクールのイントラもこの部分を好んで滑っていました。

当方も入ってみましたが雪が軽いですね〜 くるぶし程度の浅い新雪ですが雪の抵抗は一切感じませんでした。
もう少しでもいいから斜度が有ればもっと楽しいコースになるんですが致し方ないかな?

※ 動画は画像をクリック

雪質

このスキー場の標高は上部でも194mしかありませんが雪質はかなりの極上雪が積もっているんですね。
まさに北海道品質!!(笑)

但し今回は新雪を手で取ってお団子にしてみると固まったのでパウダー基準には達していませんでした。

滑走する感覚はパウダーと遜色は無いんですけどね。
左写真は結晶のままの雪が積み重なっているところですね。
こんな光景は西日本のスキー場ではお目にかかれないんだろうと思います。

施設面は充実しています。
スクールの常設やレンタル、食堂など一通り揃っているスキー場です。センターハウスの建物も綺麗で明るい感じでした。
こちらは食堂、いやレストランの内部です。
明るい日差しが入るテーブル席となっています。
スキー場の規模からみて座席数は問題ない数でお昼時でも待ちはないでしょう。
こちらはレストランメニューとなります。
来場者のほぼ100%は地元民ですからお昼になると自宅に帰ってしまう人も多いのが北海道の特徴。
メニューの数も決して多くはありませんが、それでも十分なんでしょうね。 
お値段はリーズナブル。
町の食堂で食べるような価格設定です。 あまり営利を目的とする経営では無いので赤字が出ない程度の値段なんでしょうね。
おやこそば、うどんってなんだろう?
親子丼の具でものっているのかな??
スキー場に行くとリフトの表記看板をよくチェックします。
リフトの耐用年数やゲレンデスペックがわからないときに結構役立ちます。

右コース
最大斜度12度 平均斜度103度 距離330m (数値は体感)

正規には右側コースの一部ですが外側には人工ウエーブや子供向けの滑走アイテムも設置してあります。

またひとつだけではありますがボード向けのキッカーも作られています。

整備も含めかなりきっちりしたスキー場の運営がなされているんですね。
感心します。

林間コース
最大斜度35度 平均斜度10度 距離900m

さて何本かメインコースを滑っていると他の滑走者が林の中に入っていくことに気づきました。
その後を追いかけてみると細いんですがしっかりとした滑走後が有るんですね。この奥にもコースはあるのかな?と思い入ってみました。

ありゃりゃ!入ってみてこれは正規のコースではないと分かったんですがもう既に時遅し!
林を抜け出すことは困難となってしまい結局最後まで滑ることになってしまいました。
コース外の表記もなくロープも張ってないことからスキー場としては特に規制をしていないようですがあくまでコース外のようですね。
どんな感じかは動画を参照してください。


※ 動画は画像をクリック

駐車場・その他
スキー場のアクセスは難所がありませんが案内表記は一切なく初めて来場する場合はカーナビが唯一の頼りとなるでしょう。

駐車場は一面圧雪状態でアスファルトが敷いてあるのか未舗装なのか全く分かりませんでしたが除雪は完璧で利用台数も少なくゆとりのある駐車スペースを確保できます。