国設芦別スキー場
北海道芦別市旭町11 TEL 0124-22-3545 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (18ha)
 コース数/リフト数 : コース4/2 1 
 Top−Baes (標高差) : 270m-120m(150m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1600m/25度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 9:00〜21:00 (土曜はオールナイト)
当日データ 2014/1/18(土)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 88cm
 雪質 : 軽い湿り雪
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人2200円 シニア2200円 子供1470円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (250台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 1 4 8 4 2 4 2 4 4 3 4 4 1 2 1 1 3 2 0 57

どんなスキー場?
北海道は芦別市の真ん中に位置する町と一体化したスキー場である。来場してビックリするのがスキー場の真横に真っ白な観音様があること。その大きさには度肝を抜かれる。
またスキー場の真下には五重塔もあるのだが、てっきりお寺があると思いきや建てられた経緯はレジャーランドだったらしい。
その経営者も幾度か変更がなされているようで現在も安定はしていない模様。
さて肝心のスキー場はというと、基本中緩斜面のスキー場である。但し斜度感のないコースではなく体感的に15度程度のコースがメインとなっています。
第3リフは2013年大雪の影響で送電線の切断があり運休。よってスターコース、ダイナミックコースはクローズされていました。
第1ペア沿いの上部コースはややタイトで下部に進むにつれてコース幅も広がり最下部ではワイドな一枚バーンとなっている。
眼下には空知川が雄大に流れ非常に雰囲気のいいスキー場です。
また、近くにある道の駅では名物の「ガタタン」も食することができる。スキー場のみなら街全体を楽しみたい場所である。

スキー場下部からの眺め


テイネやグリーンランドホワイトパークなどはスキー場と遊園地が隣接していて観覧車などが真横にあるなんてこともあるんですが、ここ芦別スキー場はなななんとスキー場の真横に真っ白な観音様がドーン!と建っています。

初めて訪れた筆者は度肝を抜かれました。
流石にこのような景観があるスキー場は国内でも他にはないでしょう。

色んなスキー場があるんですね。

ビーナスコース上部
最大斜度25度 平均斜度11度 距離1600m


芦別スキー場最上部から滑り出す緩斜面コースです。
コースは2つの顔を持っています。前半は第一リフト沿いを滑る尾根の緩斜面。コース幅は狭いのですが斜度は緩く初級者でも十分に滑走が可能です。
ここから第二降車位置までが前半といっていいでしょう。

全体の滑走距離は1600mとのことですがその約600mほどがこの尾根コースとなっています。
滑走者も少なく雪質も抜群です、斜度が緩くても非常に楽しめるコースですね。


※ 動画は画像をクリック

ビーナスコース下部
最大斜度25度 平均斜度11度 距離1600m

このビーナスコースは第二リフト降車位置から様相が変わります。
上部の林間尾根コースから視界も一気に広がり開放的なコースとなります。
また、斜度は若干増しますがコース幅が一気に広がるため大きなターンで滑ることが可能です。
気持ちのいい一枚バーンで初級者ならずとも楽しめるコースでしょう。

また眼下には五重塔、左には観音様を見ながらの滑走となり「和を感じるスキー場」という珍しい一面をもったスキー場でもあるんですね。


ポールバーン 

ビーナスコースの端にはフリーポールがセットされています。
誰でも滑れるようなので利用してみました。
斜度が緩くまたポールの振りが小さいので初級者や子供でも楽しめる優しい内容です。 

競技としてではなくフィールドアスレチック的な要素が強いポールとなっていました。


※ 動画は画像をクリック

スキー場のベースにあるセンターハウスです。
レストランとチケットセンターが入っている建物でレンタルなどは別棟にあります。小さいながら機能的には十分といったところ。
座席数はスキー場規模に似合った内容で来場時もそこそこの賑わいとなっていました。
また北海道ローカルならではでしょうか?持ち込みでの食事を取るファミリーも目だちレストラン側も特にとがめることはしていません、ほのぼのとした雰囲気に好感が持てます。
「ガタタン」????なんじゃそれ?当初は食事をするつもりはなかったんですがこの文字を見て早速食すことにしました。 ん〜なんと言ったらいいか?海鮮たこ焼き? あんかけになっていて結構美味しいですね。
値段もかなりリーズナブル!
他のメニューもチェックしましたが、メニュー数は多くありませんがかなりボリュームがあってリーズナブルなものが多いんです。 このチャーシュー丼もお肉がはみ出してます!!
定番のカツカレーですが、これまた安い!!
今まで見た中で最安値かな?
お財布にもやさしいスキー場なんですね。
何度も来場する、地元の方にしてみると本当に利用しやすいですね。
丼ものもワンコイン!
関東近郊のスキー場だとそば、うどんも食べられない値段ですね。

ジュピターコース
最大斜度25度 平均斜度12度 距離1300m

第一リフトと第二リフトに挟まれたやや幅の狭いストレートコースです。
斜度は20度程度の中斜面。
コース整備は完璧で大回り滑走で滑るのが楽しいコースです。
また第二リフトを挟んで反対側はビーナスコースと隣接していますが両コースの行き来はできないようになっていて他の滑走者を気にせず滑れるのもいいところでしょう。
尚、このコースはポールが張られていることが多いです。
クローズされているときは当然ながら一般滑走者は滑れませんが、筆者が来場したときはクローズされておらずポールの横を滑走することができました。
リフトに挟まれた狭いエリアでありやや圧迫感があるため初級者の滑走には不向きのコースでしょう。


※ 動画は画像をクリック

スターコース
最大斜度30度 平均斜度15度 距離1000m

ここ芦別スキー場には以前最上部にコース1本、シングルリフト1本のエリアがあります。
平成26年1月10日の大雪で倒木がありリフト送電線を切断してしまったようです。またその後の雪の影響で不具合もあったようで今期の営業は見合わせているとのことでした。筆者が来場する10日程度前のことなんですね。
残念です。
この閉鎖コースは素直なストレートコースであり斜度、コース幅共に是非滑ってみたいところでした。
他の方もそれを思ったんでしょうかね、何本かのシュプールが残っていました。
但し滑り終えた後のハイクアップは相当大変ではなかったのかな?と思う次第です。

来期以降の営業再開に期待します。

スキー場の施設ではありませんがこのような五重塔や寺院的な建物も多く見受けられます。
芦別は北海道の小京都という一面も持っているとのことですね。
ここにもありました!!!ガタタン!
こっちが本来のガタタンのようです。 食してみたかったですね。時間の関係で立ち寄ることはしませんでしたが見た目海鮮具沢山スープといった感じかな?
スキー場と市街地の位置関係がわかるかな?
町からスキー場まで登っていくことはなく町と一体化しています。町の横の小高い丘に作られたスキー場で北海道ではよくある風景です。

駐車場・その他
駐車場はゲレンデサイドに近く段差が無いため非常に利用しやすい場所にあります。

筆者が訪れたお昼時には8割がたが埋まった状態でしたが車の出入りがそこそこあるため満車状態でも直ぐに空が出ると思われます。

駐車場直前の道路がやや狭く民家の玄関口を通るような部分もあるため少々運転には注意が必要です。

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