日高国際スキー場
北海道沙流郡日高町字富岡 TEL 01457−6−3667 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (12ha)
 コース数/リフト数 : コース11/4 
 Top−Baes (標高差) : 754m-254m(500m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2980m/39度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 9:00〜21:00 
当日データ 2014/1/17(金)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 30cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3000円 シニア2000円 子供1800円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (100台程度)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 3 7 2 3 2 5 1 5 2 4 5 4 2 2 3 1 3 3 0 60

どんなスキー場?
北海道の日高地方の山間にある小規模スキー場です。
スキー場は縦長のレイアウトでリフトは4本。
滑走距離は短めだがコース数も11本あり小規模スキー場としてはなかなかの滑走充実度が得られるスキー場となっている。

また各コースはコース幅の広い中斜面が多く滑走者も少ないことから大回りの滑走が思う存分楽しめちゃうスキー場なんです。
雪質は北海道でも内陸部に位置するため折り紙つき!
積雪量自体はあまり多くないのですが、ハイシーズンはさらさらの常にと言っていいほどパウダースノーにめぐり合える確立が高いスキー場なんです。

スキー場の施設は必要最小限に留まっている。地元民の来場がほぼ100%であり特に多くを望む必要もないだろう。

アクセスがちょっと大変だけど関東地方にあれば間違いなくメジャー級のスキー場であるのがこの日高国際スキー場です。

市街からの眺め


スキー場と日高町はほとんど一体化していて町のどこからでもスキー場を眺めることができます。
当然スキー場までのアクセスに難所というものはなく本州のスキー場のように下から延々と上がっていくこともない。

この辺りが北海道のスキー場の特徴でもあるんですね。

市街地から見たスキー場はそこそこの斜度を持つコースだということがわかります。ワクワク!

ベースからの眺め


さてスキー場に到着です。金曜日の平日ということもありゲレンデの方は閑散としていますね。
ベースからはスキー場全体を見渡すことはできませんが、なかなかワイドなコースが上部に伸びてますね。

来場時の天気は文句ない快晴で雪質も抜群!!
弥が上にも気分が上昇してきてしまいます。

ジャイアントコース上級
最大斜度35度 平均斜度17度 距離450m


さて短いペアリフト3本を乗り継いでやってきたのがこのジャイアントコースのメインバーンです。一応上級者コースとはなっていますが、コース整備の行き届いた斜面であり中級者でも問題なく滑走することができるでしょう。

このスキー場のコーススペックはかなり大胆な表記となっています。このコースも最大斜度35度ですが体感的には28度程度の最大斜度でしょう。

コース幅もワイド、雪質も最高なんですが何せ滑走距離が短いことが残念でならないですね。


※ 動画は画像をクリック

パノラマコース
最大斜度35度 平均斜度21度 距離470m 

スキー場最上部に位置するコースです。
基本的に圧雪作業は行われておらず降雪後はパウダーを楽しむことができます。
今回来場した時はなぜかコース閉鎖されていて滑ることができませんでした。
非常に軽い雪だったのでロープを超えて滑ろうかと本気で思ったぐらいの雪質だったので本当に残念でした。

ここ日高地方は北海道の中央部に位置していて降雪量は少ないけど水分の少ないドライパウダーが自慢のスキー場なんですね。

ツアーコース
最大斜度31度 平均斜度14度 距離600m

パノラマコースを迂回するような林間のコースとなっていますが、単なる迂回ではなく小さな起伏がある中斜面でこのコースもなかなか楽しめます。

林間コース特有の狭さは感じられず変化のあるコースは大回りでスピードを出して滑るのに適した内容です。
滑走者がほとんどいないことがそんな滑りも可能にしてくれるんですね。
動画の中には他の方は誰も移っていないのにビックリです。


※ 動画は画像をクリック

スキー場の規模の割りにセンターハウスは充実しています。夏場でも校外学習等で利用される施設なのかな?
地元では四季を問わず利用されているようですね。
こちらはスキー場のレストランです。
ゲレンデではあまり滑走者も見かけることは無かったのですがレストランの中はそこそこ利用者も多かったですね。 何処で滑っていたのかな??
定番となったメニュー調査(笑)
冷麺やビビンバなど韓国系のメニューが充実していますね。 安比では盛岡冷?のメニューが有名ですが他のスキー場ではあまり見かけないな〜
いつもスキー場のレストランに入ると「変わったメニューないかな?」とうろうろしちゃいます。
今回も探してみましたがこんなメニューを発見。
何だろう??ラーメンとサラダがコラボ? サラダに麺が入っているのだろうか?
でた〜 なぞのメニュー!「鹿肉のカルパス」頼むときは写真なし!怖いもの見たさで頼んでみました。
出てきたものは鹿肉のサラミがいっぱい入ったサラダでした! 量も結構あって食べた後ちょっと胃もたれ(笑)
来場した日は金曜日の平日!残念土日ならバイキングが食べられたんですね。
かなり安い値段ですね。
メニュー数は多くないでしょうけど味をチェックするには最適だったな〜 

ジャイアントコース中級
最大斜度27度 平均斜度13度 距離520m

ジャイアントコースは第3リフトを挟んで左右に分かれています。
リフト降車後に左側に回り込むとこのワイドな中斜面に出ることができます。
圧雪状態も良好であり程よくパックされたコースはエッジの食い込みも適度。
大回りで滑ることが本当に楽しいと感じられるコースとなっています。

写真右側から大きく回り込めば斜度がやや緩く左サイドから直進に滑ることによりコース難易度が上がるのでレベルに合わせてライン取りするといいですね。

尚、リフトを潜るあたりのコースは極端にコース幅が狭いため原則の必要性があります。要注意です。


※ 動画は画像をクリック

スノーボード練習コース
最大斜度39度 平均斜度16度 距離460m

ジャイアントコース上級者コースのさらに外側にある未圧雪の急斜面があります。 スノーボード練習コースと名づけられていますがg非常に急な斜面でありボーダーの姿は見られませんでした。

コース整備も当然ありませんのでコースは荒れ気味。
滑走距離も短いため滑走自体を楽しめるかが少々疑問でした。
あえて滑走をお勧めするコースではありませんでした。

デートコース
最大斜度17度 平均斜度9度 距離330m

第2ペアリフト降車後にスタートする滑走距離が短い緩斜面です。
ゲレンデでデートするのに最適なコースという意味で付けられたのでしょうか?
その緩斜面はコース幅も広くのんびり滑るには最適でしょう。

コースサイドには小さなウエーブもありコースが飽きてきたら変化を求めて入り込むのもいいんじゃないでしょうか?

コース下部で大きく左にカーブすれば第2リフト乗車位置に滑り込むことができる。
※ 動画は画像をクリック

宮様スロープ
最大斜度22度 平均斜度13度 距離840m

種スキー大会に使われる起伏にとんだコース。三笠宮寛仁親王に因んで名付けられた(スキー場のコース説明より)

滑走距離は当、日高国際スキー場では長めのコースでありワイドなコース幅は大回りに適している。
各種スキー大会に使用されるコースとのことですが、難易度は非常に優しいコースでもあり初級者でも十分に楽しむことができるだろう。

滑り出しは第2ペアからとなるが当スキー場のコース表記がかなりブツ切れ状態でありコース数を減らして統一することによりスッキリとしたスキー場になるのではないでしょうか?
この宮様スロープも実際はデートコースの延長と考えてよい。


※ 動画は画像をクリック

新コース
最大斜度31度 平均斜度11度 距離660m

第1ペアリフト沿いを滑る急斜面です。
コース前半は緩やかであるが、少し滑ると前方の斜面が途切れて一気に斜度を増す。

コーススペックは表記と同様な体感があり初級者にはやや辛い斜度ではないだろうか?
但し滑走者が少なくコースの荒れも無いため難易度は決して高くない。
大回り、小回りどちらでも楽しめるコースとなっています。

またリフト真横を滑る為弥が上にも目立つコースとなっている。
ここをバシッと決めればヒローになれるぞ〜 (笑)

またこのコースはナイター営業も行っているコースであり、夜間仕事を終えた地元の上級者達でにぎわうコースなのかもしれません。


※ 動画は画像をクリック

駐車場・その他
スキー場の入り口はやや狭い。 筆者が来場したときもうっかり通りすぎてUターンする羽目になってしまいました。
スキー場は常に見えているので迷うことは無いのですが要注意。
駐車場は非常に利用しやすい。
ゲレンデとの段差が全く無いので行き来がしやすいですね。
小さな子供連れには優しいスキー場となっています。