氷ノ山国際スキー場
兵庫県養父市奈良尾509番地 TEL 079-667-7219 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (30ha)
 コース数/リフト数 : コース5/1 2 1
 Top−Baes (標高差) : 1050m-600m(450m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2500m/25度
 主体コース : 中急斜面
 お勧めの対象 : 中上級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 
当日データ 2014/1/2(木)
 天候 : 霧
 積雪量 : 95cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3000円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日祝1000円 平日500円 (400台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 9 10 2 4 2 1 3 4 3 2 5 3 1 2 2 2 1 2 0 60

どんなスキー場?
兵庫県北部、養父市にある小規模スキー場です。
近隣にはハチ高原、ハチ北など大小スキー場が密集するエリアの中にあるスキー場です。
メインのアクセスは北近畿豊岡自動車道、八鹿氷ノ山インター。高速の延長で益々便利になって来場しやすいスキー場となりました。
一方、ゲレンデはベース駐車場から全く望むことはできない。アクセス用のリフトを一本乗って初めてゲレンデが目の前に広がる。
スキー場のゲレンデは大きく4つ。 週末のみオープンするファミリーコースを除いては全てが中急斜面となっています。その中でもメインとなるロマンス右コースはコース幅もワイド、フラットな一枚バーンで中上級者が大回り滑走を楽しむ最適なコースとなっています。
また、リフトを挟んだロマンス左コースも斜度は若干緩むが多少の起伏があり変化が楽しめる内容となっています。
小さなスキー場にありがちな飽きが全く来ない1日たっぷりと滑走本来の楽しみを味わえるスキー場でる。
スキー場が滑り手を育てる数少ないスキー場でもあり技術の習得を考える方は是非とも来場して頂きたいスキー場といえる。

駐車場からゲレンデへはアクセスリフトに乗ります。
関西系のスキー場ではよくあるパターンですね。

今回はベースまでしっかり雪があったので板を履いての乗車となりました。
初めて来場するスキー場はワクワクしますね。

パノラマコース
最大斜度20度 平均斜度13度 距離900m


ベースから上がってくると目の前に現れるのがこのコースです。
スキー場としては最下部のコースとなりますがこのコースも十分にカービングターンを楽しむことができるコースとなっています。
出だしは緩やかながら徐々に斜度が増すコースは最後まで緩むことなく一定のスピードで滑ることができます。

中級者以下はやや斜度的に厳しいものがあるので大きく横移動をしながら滑りましょう。
上のコース2本とこのコースがメインバーンといっていい内容です。

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パノラマコース
最大斜度20度 平均斜度13度 距離900m


やや視界が悪いのですが先ずは足慣らしということでこのパノラマコースを一本滑ってみましょう。
雪質は思ったほど悪くないです。大回りが非常に楽しめるコースです。
上部コースを滑る前に既にこのスキー場の良さがわかってきましたよ〜

1本のみと思ったんですがついつい2本滑っちゃいました。

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ロマンス右コース
最大斜度25度 平均斜度12度 距離850m


さて次はリフト2本乗り継いでやってくるのがここ氷ノ山のメインゲレンデロマンスコースとなる。
目の前に広がるのはロマンス右コース。
いや〜ベースの駐車場からは想像できない大きな一枚バーンが広がっているんです。
俄然やる気が湧いてくる斜面は見ただけで滑りごたえのあるコースだとわかります。
天気が悪いのが残念ですね〜
ガスが濃くなる前に上がってみましょう。

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ロマンス右コース
最大斜度25度 平均斜度12度 距離850m 


ペアリフトに乗車してゲレンデ上部にやってきました。このワイドな幅の一枚バーンは上級者にとって格好の発表舞台になるはずです。
コースの詳細は、滑り出だしが緩斜面。リフト沿いに進むと一気に斜度を増します。
コース整備が良好な斜面は最大斜度25度。
大回りで加速して滑る感覚はなかなか混雑したスキー場では味わえない喜びです。
斜面に傾きやねじれも無く非常に素直なコースと言えるでしょう。
国内でも屈指のカービングバーンと言ってもいい内容のコースです。
基礎系の上級スキーヤーやレーサーなどには是非とも滑走して頂きたいコースです。
 

ベースの駐車場にはレンタルの小屋とこのチケットを販売する小屋のみがあります。
他の施設は基本的に上部ゲレンデに集中しています。
今回は2番乗り! リフトの運行を待っての乗車となります。
このリフトを利用しての滑走はできません。
上部ゲレンデへの連絡リフトとなります。
こちらはセンターハウス的な役割をもったレストランです。この中にスクールの受付などが入っています。決して大きな、近代的な建物ではありませんが何処かほっとする雰囲気で結構好きですね〜
レストランメニューはオーソドックスなものが多かったです。
ワンディッシュものや麺類、カレー、うどんなどなど。
お値段はやや安めの設定かな?
こちらは定番のカレーライス。おっとカツカレーも700円??いえいえ別のところに1000円との記載がありました。
これ美味しそうだったんで食べたかったんですけどね〜 時間を気にしてたしゆっくり食べることができませんでした。
残念!

ロマンス左コース
最大斜度25度 平均斜度12度 距離850m

右コースに比べ難易度は下がるコースではありますがそれでも中級者には非常に楽しめるコースとなっています。コース変化があり飽きの来ないコースと言っていいでしょう。

またこのコースも全体的にコース幅にゆとりがあり大きなターンで是非とも滑走して頂きたいですね。

なんだか氷ノ山国際というスキー場はRの大きなスキーが非常に適していますね。小回り禁止!(笑)

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ファミリーコース
最大斜度15度 平均斜度10度 距離400m

土日祝日限定でオープンするのがこのファミリーゲレンデです。
滑走距離の短い緩斜面で初級者向きのコースとなっています。但しこのスキー場に来場する

ファミリーや初級者がどの程度いるか判りませんが筆者が来場したときも1組のみの利用で営業コースとしてこのまま存続するのかが問われる内容に感じました。

個人的な考えですが、このスキー場の魅力を味わえるのはやはり上級者。
初級者やファミリーは近隣のハチ高原にお任せした方がいいように感じました。


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旧チャレンジゲレンデ(閉鎖中)
最大斜度35度 平均斜度28度 距離500m


現在は閉鎖されている最上部に位置するのがこのチャレンジコースです。
35度ある急斜面はなかなか手強そうですね〜
流石にこの斜面はハイクアップで登るわけにはいかないので今回は眺めるだけに終わりました。

復活はないのかな???

SAJ公認コース
最大斜度25度 平均斜度15度 距離1750m(数値は体感)


時間が経つごとに視界が悪くなってきましたね〜 ここSAJ公認コースは正式にはロマンス右コース→パノラマコースを続けて滑る内容のコースです。
多分GSの大会などで使われるコースでしょうね。
また普段はこの部分、未圧雪の斜面となっており降雪後は深雪が楽しめそうなコースです。

今回入り込んできましたがちょっと筆者の技量で滑れる斜面状況ではなく早々にコースアウトしてしまいました。
コンディションのいい時に狙いましょう。

※ 動画は画像をクリック 

このスキー場でよく目にするのがアルペン系のボードです。
フリースタイルのスノーボードよりも圧倒的に数が多いんですね。
レストランに掛けてあるボードもすべてこのアルペン系ばかりでした。
何かチームやスクールがあるのでしょうか?

半日だけの来場でしたがなかなか滑りごたえ満点のスキー場でした。技術を磨くのには最適な環境だと思います。
天気のいい時に再来場したいスキー場だと思います。

駐車場・その他
駐車場はアスファルトが敷かれ除雪の行き届いています。
スペース的にも十分な台数が確保されていますのでよほどの混雑がない限り満車にはならないと思われます。ちょっと注意しなければならないのがこの駐車場の手前に屋内の駐車場が現れますがここは現在登行リフトが動いていませんので入らないようにしましょう。筆者間違えて入っちゃいました。(^_^;)

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