おじろスキー場
兵庫県美方郡香美町小代区大谷463 TEL 0796-97-2717 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (24ha)
 コース数/リフト数 : コース6/1 2 2
 Top−Baes (標高差) : 900m-600m(300m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1200m/35度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 (ナイター営業なし)
当日データ 2014/1/2(木)
 天候 : 霧
 積雪量 : 85cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : エンジェルフォール混雑/第2ペア5分
 アクセス道路状況 : スキー場手前1km圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3000円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日祝1000円 平日無料 (700台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 2 6 5 4 2 1 3 3 2 2 4 2 2 2 2 1 1 2 0 48

どんなスキー場?
ハチ高原スキー場周辺にあって兵庫県側からは一番奥まった(最奥地ではありま
せん)スキー場それがおじろスキー場です。

近年このエリアは北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山インターチェンジの開通で非常に便利になりこのおじろスキー場へもインター降車後約45分で到着できるようになりました。

ゲレンデへのアクセスは駐車場からゴンドラを利用します。関西のスキー場ではよくありがちな登行用のリフトやゴンドラに乗って行くタイプのスキー場です。

スキー場規模は小規模。高原的な雰囲気のある中緩斜面主体のゲレンデ構成です。
このスキー場でお勧めしたいのタイプは初中級者のスキーヤー、ボーダーですね。
比較的緩斜面が多いスキー場ですので全体の難易度は低めです。

来場時は生憎ガスが濃くてスキー場全体をなかなか見渡すことができませんでしたがガスが薄くなったときに見たゲレンデはコース名はあるけど基本どこを滑ってもOK(あくまでゲレンデ内)、コースで区切る必要の無いスキー場だということがわかりました。

開放的なのびのびとしたスキー場であり上級者向けの急斜面は無い。
グループ、ファミリーでワイワイ楽しみながら遊びたいスキー場ですね。
余談ではありますが近隣のマックアースグループ、氷ノ山スキー場とは対照的なゲレンデ構成であり、グループ内での上手い住み分けが図られています。

エンジェルフォール
最大斜度35度 平均斜度25度 距離400m (体感最大斜度12度)

いや〜残念ながら来場当日はご覧のように真っ白な世界が広がっていました。
撮影するには最も不向きな天気になってしまいました(^_^;)
さて、気を取り直して第2、第4とリフトを乗り継いでゲレンデトップをめざします。
ここエンジャルフォールは第4ペアトップからスタートし第2ペアトップに至るまでの緩斜面コースです。
当スキー場での一番人気のコースと言えるほどたくさんの滑走者で賑わっています。
コースは蛇行しながら進んでいきますがコース幅も広く林道のような狭苦しいコースではありません。
初級者が楽しくワイワイしながら滑るには最適なコースと言えるでしょう。
また、冒頭にも書きましたがどこからでもコースイン、アウトが可能となっていますので自分の技量に合わせて他のコースに滑り込むのも楽しいですね。

注意事項としまして各ゲレンデデータは少々古い資料から引用していますがそれにしても実際の感覚との差が大きすぎます。特に斜度については参考にできないレベルと考えます。

※ 動画は画像をクリック

ドラゴンロード
最大斜度25度 平均斜度20度 距離1000m (体感最大斜度20度)


デビルフェイスを迂回して中斜面をベースまで滑るコースです。
コース前半はワイドな中斜面が続き非常に楽しめるコースでついついスピードも上がりがち。
第3リフト乗車位置付近では大きく減速し今度はややタイトなストレート中斜面に入ります。
コース変化もあり中級者には楽しめるコースです。
但し第1リフトと第3リフトの乗り継ぎ場を滑走するためこの部分だけは他の滑走者に十分注意することです。


※ 動画は画像をクリック

コザックダンサー
最大斜度28度 平均斜度25度 距離600m (体感最大斜度20度)


エンジェルフォールから続いて滑走できるコースです。
このコースも蛇行しながら進んでいきゲレンデベースまで至ります。
基本的に初級者向けのコースではありますが一部ストレートに滑ることにより中斜面部分の滑走もできるので変化を楽しみたい方は自分の好みのラインで滑走してみましょう。

コース後半、第4ペアに進むか第2ペアまで降りるかはリフト混雑状況を考えながら選択するといいでしょう。

※ 動画は画像をクリック

コザックモンキー
最大斜度28度 平均斜度25度 距離250m (体感最大斜度25度)



第4ペアリフト降車後にパークのある右側を滑走しコースインします。
パーク内は緩斜面ですが中間から斜度が少し落ち込みコブも発生している斜面となります。

コブはさほど大きくなく斜度も緩めなので難斜面好き、コブ練習には適しているコースと言えるでしょう。
またゲレンデがワイドなためエスケープも容易であり気楽にチャレンジできるのが嬉しいですね。
上級者向けのコースというよりも中級者の練習バーン見るほうがいいでしょう。


※ 動画は画像をクリック

デビルフェイス
最大斜度35度 平均斜度30度 距離300m
 (体感最大斜度28度)


第3リフト降車後に足元から落ちる急斜面です。
視界がかなり悪いですね〜

このコースは基本的に未圧雪であり、コブが発生することもある上級者向けコースとなっています。
滑走距離は非常に短いですが気の抜けないコースとなっています。
ほとんどの滑走者はこのコースに入ることなく大きく迂回しながら通り抜けています。
この難斜面をバッシっと決めればヒーロー間違いなし!!(笑)

こちらは駐車場にあるゴンドラ駅舎です。 首都圏近郊ですとかぐらスキー場のような感じのアクセスとなります。 当然車への行き来は少々面倒ですが駐車場の標高が低いため運転が楽なときも多いようです。
来場時は路面に雪たっぷりでしたが・・・
こちらがゲレンデベースエリアの施設となります。
決して大きな施設ではありませんが必要なものはここで間に合います。 レンタルやスクールも常設されているようです。
無料の休憩所です。食事をするスペース以外に無料の休憩所もあります。
来場時は天気が良くなく霧+湿った雪が降っていたためストーブの周りは沢山の人がゴーグルやグローブを乾かしていました。悪天候時にはありがたい施設です。
食堂ものぞいてみましたがかなりの利用者でごった返していました。 キャパオーバー気味です。
食事のメニューは極々一般的なメニューが多かったです。 お値段はエリアにあってはリーズナブルじゃないかな?
定番のカレーを食べる人が多かったかな?
ガッツリ系の人はこちらを選択ですね。
カツカレーが1000円以下であればかなりお財布にもやさしいスキー場じゃないかな?
ここおじろスキー場の食堂メニューは丼ものが充実しているように思います。
これはこれで結構なんですが何とか地元特産のメニューも検討して欲しいな〜  
ということは但馬牛??? こりゃ高くて食えない!!

ビッグソリッドチョコ
最大斜度25度 平均斜度18度 距離700m (体感最大斜度18度)



駐車場からゴンドラに乗り到着するとまず目に飛び込んでくるゲレンデはここです。来場時は生憎の天気でしたが晴れていればここからスキー場全体も見渡せることでしょう。

ちょっと変わったネーミングのコースです。
ツイストフロッグ同様に痛快な中斜面が続くコースです。
一部ツイストフロッグとコースを共有する部分がありますがこちらは第2ペアに向かってやや斜めに斜面を滑走することになります。

ワイドな中斜面が自慢のおじろ、どこを滑っても中級者天国といっていいスキー場ですね。

※ 動画は画像をクリック

ツイストフロッグ
最大斜度25度 平均斜度25度 距離350m
 (体感最大斜度23度)


おじろスキー場の山頂からベースまでほぼストレートに滑る中斜面です。
全体内容はコース幅の広い中斜面で多少の起伏はありますが、斜度の緩みは余り無く豪快な大回りが楽しめます。

実際の滑走は山頂からは斜度が緩め斜面が続きます。大きなターンでゆっくり滑り滑りたいところ。
またコースが第1リフト沿いに変わると斜度が増します。リフトからの視線も痛い所なのでここは上級者の見せ所ですね。
おじろを代表するようなコース。この1本は是非滑走して頂きたいと感じるコースでもあります。
コースの荒れも少なく意外に滑走者も少ないことから筆者も大好きなコースですね。お勧めです。


※ 動画は画像をクリック

駐車場・その他
スキー場までのアクセスに難所はありません。但し週末帰路は高速インターまでの渋滞を覚悟しなくてはいけません。
特に国道9号線のハチ高原合流交差点は毎週末ネックになるポイントですね。

駐車場はアスファルト敷きのきれいなスペースが確保されています。除雪も完璧で気持ちよく利用することができるでしょう。ただ遅い時間の来場ではゴンドラから遠く離れた位置しか空が無いと思います。小さな子供連れの場合は早い時間の到着を心がけましょう。

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