黒姫高原スノーパーク
長野県 上水内郡信濃町大字野尻3807 TEL 026-255-3176 公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (67ha)
 コース数/リフト数 : コース11/ 1 6
 Top−Baes (標高差) : 1200m-770m(430m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2600m/33度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30 
当日データ 2012/3/16(土)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 190cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : しらかばコース混雑/第1クワッド3分
 アクセス道路状況 : 全行程ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3700円 シニア2900円 子供2700円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (1300台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 2 4 9 2 2 2 2 3 4 3 3 3 3 3 3 3 2 2 0 58

どんなスキー場?
北信エリア、新潟県妙高高原に程近い位置にある中規模スキー場です。
スキー場は黒姫山の山麓にあり、スキー場全体はなだらかな斜面が大半となっている。
以前は上部にこめづかコースの急斜面も存在したが現在はリフトも外されてコースの名残だけが残っている状態です。
またこのスキー場は基礎スキーが盛んなスキー場でもあります。上級レベルのスクールには定評があり多くのレッスン希望者が集まりゲレンデの各場所で講習する姿を見かけます。

ロング滑走は望めませんが、面的要素の各ゲレンデは広々とした開放的な印象。
そのような一見初級者オンリーと思わせる各コースですがいやいやどうして、小さな起伏を上手く利用した各コースは中上級者でも満足できる内容を秘めています。
レルヒコースは中距離のコブ斜面。フラット急斜面のしらかばコースなどが代表するコースと言えるでしょう。
このスキー場で特記したいのがスノースマイルエリア。 素晴らしい緩斜面ゲレンデですね。
起伏のある丘に3本のコース。そのどれにも専用のリフトが設置されていて混雑も少ない。
なんといってもこのエリアはコース幅がワイド。どこを滑ってもゲレンデとなっていて斜度も緩く初心者には是非滑ってもらいたいエリアです。栂池や岩原ほど大きくは無いがお薦め度
としてはかなり高評価となっています。
こちらはスマイルエリアから見た黒姫高原の全容です。
最上部に細いコースが見えますが現在は閉鎖となっている旧こめづかコースです。

スキー場全体は穏やかな高原のスキー場と判断できるでしょう。極端な急斜面は存在せず大半が中緩斜面のゲレンデは思いのほか混雑も少なくのびのびと滑走できるスキー場なんですね。

初中級者にはお勧めできるスキー場です。

しなの木コース
最大斜度20度 平均斜度11度 距離1000m

さて朝一は黒姫高原のメインゲレンデ、しなの木コースからスタートします。
第一クワッド沿いの中緩斜面で人気も一番あるコースですね。
来場時は朝から気温も上がり重たいザラメのコンディションですがコース荒れが少ない午前中の早い時間ならまだまだ快適に滑走する事が出来ますね。

滑り出しは緩斜面ですが途中斜度がきつくなり、林間コースに入ると一気に斜度も緩みリフト乗り場まで緩斜面が続きます。コース幅はワイドなんですがお昼頃になると大分滑走者も増えて大回りでの滑走は少々しにくくなるります。
そんな時は他のコースへ移動しましょう。

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しらかばコース
最大斜度25度 平均斜度14度 距離600m

しなの木コースの更に上部はフラットなキツメの中斜面が上部に延びています。滑走距離こそ余り長くは無いですが日中は上級者向けスクールが頻繁に利用するゲレンデとなっています。
このコースで高速の大回り滑走をする方も多く初中級者にはなかなか入りにくい時もあるコースですね。

ゲレンデ整備は何時も完璧であり、特に朝一番にピステンの掛かった後のフラットバーンは滑る価値が大いにあるコースとなっています。

レルヒコース
最大斜度28度 平均斜度16度 距離1500m

ここ黒姫高原唯一といってもいいコブ斜面が有るのはこのレルヒコースです。
コースは上部と下部に別れており上部のコースは幅の狭い尾根状態の中斜面。一端斜度が緩んだ後再び中斜面のコブラインが始まります。
上部は滑走距離も短くコブのラインも1本しかありませんが下部についてはコース幅も多少広くなりコブのラインも多くなるため滑走者の足前に合わせて滑走ラインを選ぶことが可能です。
斜度がきつくないので中級者ならチャレンジしてもらいたいコースですね。 

フラワーコース
最大斜度19度 平均斜度14度 距離1000m

続いてフラワーコースの中緩斜面を滑走してみます。
第5ペア沿いを滑るコースですが、筆者は効率のいい第1クワッド〜第2ペアを回すためレルヒコースからの進入となります。
程度なコース幅と斜度は緩めながら滑走性の高い雪質でコースの荒れも少なく快適に滑走ができます。
しらかばコースに滑走者が集中しているせいか、こちらは閑散とした雰囲気ですね。
中級者に一番適したコースと言えるでしょう。


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こちらはコスモプラザのレストランです。明るい雰囲気の綺麗なレストランですね。
ここ黒姫高原は秋のコスモスが有名でシーズンを通して楽しめる場所でもあります。このレストランもそんなお客さんを迎えるメイン施設でもあるんです。
今回の来場時は気温も高く、春本番のスキーとなりました。上部の写真はかなり人気の高かったざる蕎麦です。レストランを見て回ったときかなりの来場者が食べていたのがこのお蕎麦です。 蕎麦処戸隠も目と鼻の先であり県内でも有数の蕎麦処ですから食べないわけにはいかないでしょう。
黒姫のレストランはなかなかレベル高いですね〜
巷では極々当たり前のカキフライなんかスキー場ではあまり見かけないメニューでもあります。
食していないのでお味は判断できませんが他の方が食べているのを見ても美味しそうでした。
ボリューム満点ですね。
欲張り派、ガッツリ派にはかなり満足できるのが上記のようなメニューでしょうか?
ちょっと写真が見にくくて申し訳ありません。
ショーケースが反射で写り込んでしまってます。
ご当地メニューも忘れていないのがポイントの高さですね。
NEWと書いてあるので今までは無かったのかな?
来場者の方々もメニュー選びに苦労しているようでした。皆美味しいもの食べたいもんね。
黒姫のレストランメニューランキング!
定番ものがやはり強いのでしょうか?筆者なら迷わずご当地メニューを選択するな〜
でも当日暑かったり、寒かったりすると変っちゃうかな?

黒姫ファミリーゲレンデ
最大斜度12度 平均斜度10度 距離400m

フラワーコースの下部に大きく広がるのはこのファミリーゲレンデです。
左写真でもお分かりのようにかなりワイドなゲレンデで、滑走者も少なく貸し切り状態でした。
小さな子供連れのファミリーにもピッタリな緩斜面であり第3ペアリフトが利用できる点も評価できますね。
滑走距離は短めですが危険度が少ない安全なゲレンデとなっています。

コスモスコース
最大斜度33度 平均斜度13度 距離1400m

さて次にやってきたのは第1クワッド降車後に滑りだす緩斜面、コスモスコースです。コースの最大斜度は33度となっておりスペック的には上級者コースと思われるかもしれません。
左写真がその最大斜度のコースとなっていますが、あくまでこのコースの主役は初級者です。
この急斜面部分を滑る方は余り見かけられず大半の滑走者は大きく迂回された緩斜面を滑走しています。
またベースに滑り下りれば後は斜度の緩い林間コースが続いており初級者でも楽しく滑走ができるコースとなっています。


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からまつコース
最大斜度24度 平均斜度14度 距離1000m

第1クワッドを利用して滑るコースはいくつか存在しますが最も奥に位置するのがこのからまつコースとなっています。

基本的にポールバーンとなっていますが、ポールが張られていない時はフリーに滑走できるようです。
来場時は大会が開かれておりクローズされていましたがこのコースを滑らなくても他に楽しめるコースが多くあるためさほどの不自由は感じませんでした。
コースは上部が中斜面、下部に移ると一気に斜度も緩み緩斜面へと変化します。
難易度は隣のしなの木コースとほぼ同様となっています。

ファンタジーコース
最大斜度14度 平均斜度7度 距離800m

さてさてメイン側のゲレンデを一通り滑り今度はスノースマイル側に移動してきました。
この黒姫は大きく2つのエリアにゲレンデが分かれていてスノースマイルエリアは緩斜面のみのコースとなっています。
対象はファミリー主体のゲレンデとなりますが非常に良質な緩斜面エリアであり初心者や小さな子供連れの方には是非来場していただきたいですね。

左写真はファンタジーコース。均一な斜度とワイドなコース幅で何処を滑っても危険なところはありません。
ペアリフトも並行して架けられていますので効率のいい滑りが繰り返し可能なコースとなっています。


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スマイルファミリーゲレンデ
最大斜度13度 平均斜度6度 距離900m

スマイルエリアのメインゲレンデともなるファミリーゲレンデです。
こちらはベースに各レストランや駐車場があり機動力の高いゲレンデとなっています。
ベースにはキッズパークなどもありリフトに乗れないような子供もソリで遊ぶことができます。 雪もザラメながら走る雪質でしたので緩斜面でも意外に楽しめるコンディションとなっていました。

スノースマイルエリアは上級者の滑り込みが無く本当に安心して滑れるゲレンデだと思います。


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ロマンスコース
最大斜度20度 平均斜度16度 距離300m

スノースマイルエリアの一番端にある短いコースがこのロマンスコースとなります。他のスマイルエリアのコースよりも幾分斜度が増してはいますがコース整備も良く初級者でも十分に滑走は可能です。

またこのコースの特徴は縦よりも横方向の広さではないでしょうか。
写真を撮るのにもなかなかコース全体が写し切れず後ろへ後ろへ下がってようやく撮ったほどでした。
足前が少し上がってきたらこのコースにもチャレンジしてみましょう。

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ポールコース
最大斜度13度 平均斜度6度 距離900m

最後にファミリーゲレンデ横に設置されたポールバーンを滑走してみました。
ここだけは雪も固められていました。
緩斜面に設置されたポールでどなたでも滑ることができます。
当日も子供たちが盛んにプルーク姿勢で滑走していました。

ポールというよりもアスレチック的な利用で楽しく上達できるアイテムとなっているところは利用価値が高いですね。


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黒姫のお土産もチェックします。
長野と言ったらお蕎麦も有名ですがこちら、雷鳥の里は超有名ですね。
やっぱく結構買われる方も多いんですね。
青森に一位の座は奪われていますがリンゴの生産も有名な長野です。遊び、食、癒し、なんか全てが揃っているのが長野何でしょうね。
そんな食のリンゴを使ったお菓子もふんだんに作られていますよ〜
ダイナミックなラベルのビールです。 誰も間違えようのない地ビールですね。
これはコスモプラザのレストランで飲むことができます。あんまり美味しいからって酔っ払い滑走はやめてね。

駐車場・その他
黒姫のアクセスは非常に便利です。上信越道の信濃町インターから10分??程度の距離にあり途中の一般道も悪路、山岳路はありません。また北陸新幹線の開通が2014年に長野〜金沢が開通します。近隣の飯山市に駅ができますのでさらに便利になりますね。シャトルバスを運行してくれれば東京かららくらく日帰り可能なスキー場になりますね。
今後ますます楽しみなエリアです。
おっと、駐車場はセンターハウス前とスマイルエリア側にあります。利用はどちらかと言えばセンターハウス側をお勧めします。

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