やわたハイランド191リゾート
広島県山県郡北広島町西八幡原 TEL 0826-37-0341 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (18ha)
 コース数/リフト数 : コース7/4 
 Top−Baes (標高差) : 960m-770m(190m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1100m/31度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 7:30〜17:00 
当日データ 2013/2/10(日)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 70cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : Gコース混雑/第1リフト10分
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3000円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 平日500円 土日祝1000円 (1000台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 4 6 4 3 2 2 2 3 2 3 2 3 3 2 2 1 2 2 0 51

どんなスキー場?
広島県と島根県の県境に位置する小規模スキー場である。
このやわたハイランド191は名前の通り国道191号線の沿いにあるスキー場ということで191の名前が入っている。

アクセス面は非常に便利。中国道、戸河内インターを降車後はその国道を真っすぐ益田方面に進むと大きな看板が出て来る。インターから距離にして29kmですので1時間はかからないであろう。

また、特記したいのがスキー場の大きさに比べ充実した施設と広い駐車場ではないであろうか?
このエリアの中でも1位、2位を争らそう充実した内容であり集客度にも一役かっているのではないであろうか?
一方ゲレンデはコンパクトながら各レベルに適したコースが配置されており無駄な部分がない。
非常にまとまったスキー場となっている。
上級者が満足できるコブのEコース。変化に飛んだ中斜面のBコース。初級者でも中距離滑走が楽しめるAコースとバラエティーに飛んだ各コースは特徴もあって楽しめる。

関東の方にはノルン水上程度の大きさにコースの数をもっと増やしたとでも言えば想像できるであろうか?

ただ難点もこのスキー場には存在します。それは積雪量の少なさです。来場時の2/10でも積雪量は70cm。尾根の急斜面などは土が出まくっていてとても繰り返しての滑走を楽しむコンディションではなかったです。
全てのコースが安心して滑れる期間がかなり短いスキー場であるようですね。
来場の際はコースオープンをスキー場に確かめる事をお勧めしたい。

センターハウス

あまり下調べもせずに来場したやわたハイランド191.到着してちょっと近代的なんでビックリしました。
左写真は駐車場からのセンターハウスゲートになります。
駐車場とゲレンデはちょうどこのセンターハウス境目になっていて外からは状況が分かりにくいですね。

施設も思いのほか綺麗なんでついゲレンデも期待しちゃうんですよね〜

初めてのスキー場ってこのワクワク感がたまりませーん!

ベースエリア

リフト券を購入後に早速ゲレンデに出てみました。
既に時間は14:00で昼食を済ませた滑走者が沢山ゲレンデに出ています。
ベースのフロント部分は広い緩斜面となっておりリフトを利用しない小さな子供や初心者が沢山滑っています。
このようなフロント部分ですが少しでも滑れるようになった方にはあまり必要のない部分なんですが結構重要なんですよね。

但し真っ平らなゲレンデも少々困っちゃうんですが・・・福島のアルツ磐梯のような・・・

Aコース
最大斜度22度 平均斜度18度 距離1100m

ここ、やわたハイランドのコース名は単純にA,B,C・・・と付けられていてちょっと味気ないですね〜
そんなコースを上部から攻めてみましょう。
740mのペアリフトを降りるとそこはもうゲレンデ最上部となります。
小さめなスキー場のため長距離滑走は出来ないようですね。

さてこのAコースは林間の緩斜面コースで数値ほどの斜度感はありません。

コース幅はやや狭いですが急な部分も無く初級者が気兼ねなくトップから滑り下りることのできるコースとなっています。
またベースゲレンデに比べ滑走者も少なめとなっていますのでリフト乗車が可能になった方は迷わずこのコースを滑ってみましょう。

※ 動画は画像をクリック

Bコース
最大斜度26度 平均斜度19度 距離1050m

滑り出しは第2ペア降車後右に進みリフト沿いを滑るコースとなります。
途中でAコースに合流する中斜面ですが比較的に滑走者が多いEコースに対して空いている印象のBコースは大回りでの滑走を楽しみたい。
出だしは樋状態のコースで斜度も適度。
中盤からやや緩み、Aコースに合流する。
難易度も高くなく中級者には楽しめるコースだと思います。
このやわたハイランドでは比較的に長めの1050mコースではあるが直ぐにその滑りは終わってしまうのが少々残念ですね。


※ 動画は画像をクリック

Cコース
最大斜度31度 平均斜度23度 距離1100m

当、やわたハイランドでは最も難易度の高いのがこのCコースである。
コースは細い尾根の中斜面で斜度感覚はさほどきついものではない。
しかしながらそのコース幅はかなり細め。

このコースにコブができればやはり難易度はかなり高くなると思われる。

但し雪付が非常に悪いコースである。筆者が来場した2月中旬もかなりの部分で石が沢山露出しておりとても滑走できる状態ではなかった。
このコースがまともに滑れる時期は一体何時なのか?甚だ疑問が残るコースであった。


※ 動画は画像をクリック

こちらがゲレンデから見たセンターハウスです。
極端に大きくは無いですがゲレンデ規模からすれば十分な内容となっています。
但し平日と土日の来場者が極端に違うスキー場と思われます。
こちらはセンターハウス内のレストラン内部です。
非常に明るい雰囲気のレストランで通路も大きく食事を持って歩く場合も問題ないスペースとなっています。
来場時は満席状態でした。
こわーい!
この地方は魔よけとして鬼のお面を飾る風習が有るようですね。レストランの上部に沢山のお面が飾られており一種独特の雰囲気がありました。
子供泣き出しちゃわないのかな??
レストランメニューです。
191ランチってどんな内容なのか他の方が食べてるのチェックし忘れました。
お値段は極一般てきかな?
写真が無いのが残念でした。
通常のレストラン以外にラーメンコーナーもあります。
冬場の二大勢力カレー&ラーメンは不滅ですな〜
最近のスキー場でギョーザを出すところも多くなってきましたね。
これじゃ街中のラーメン屋と変わらなくなってきたぞ〜
こちらがラーメンコーナーのメニューです。
値段も見た目もあまり特徴がありませんでした。(-_-;)

こちらもメニューの写真はなしです。

Dコース
最大斜度18度 平均斜度8度 距離500m

Eコース下部から枝分かれする緩斜面である。滑走距離は500mと短めではあるが急な部分が有る訳でもなく初級者には安心して滑れるコースとなっている。
但し、リフトの効率が悪い。第2ペアを使った場合はCコースまたはEコースを滑らなくてはならず第1リフトを利用した場合はリフト乗り場までコース終了からかなり離れておりなかなか使い勝手が悪い。

結果的に第2リフト乗車への連絡路的な利用方法しか滑走には適さない事が残念なコースとなってしまっている。


※ 動画は画像をクリック

Eコース
最大斜度26度 平均斜度19度 距離1050m

山頂からの中央をストレートに滑る中斜面です。 滑走者も多くコースはやや混雑気味。 またこのコースは写真向かって左側にコブのラインを残す唯一の上級者向けコースとなっています。
滑走者が少なければ大回りでも楽しめるコースですが、多数の初級者がコース上で立ち止まっており無理な滑走は危険となりますので控えましょう。

このEコースからGコースとつなげて滑れば1500mのロング滑走が可能となっています。

※ 動画は画像をクリック

Fコース
最大斜度20度 平均斜度12度 距離400m

第1リフトを利用して滑る400mの緩斜面です。
コースは多少の起伏が有るものの斜度はほぼ均一で急な部分は有りません。初級者向けのコースであり、途中他のコースから滑走者が入る事もないので安心して滑れるのが初級者には嬉しいですね。

※ 動画は画像をクリック

Gコース
最大斜度15度 平均斜度10度 距離450m

このGコースはスノーマシーンがカバーするコースであり雪不足のシーズンでも安定した造雪が行われ滑走を保証してくれるコースです。
第1リフトを利用しストレートに滑る緩斜面はコース幅もワイドで沢山の初級者で何時も賑わいを見せている。滑り出しのコース幅がやや狭い事を除けばその後はワイドな斜面が待っており初級者には是非お勧めしたいコースですね。

※ 動画は画像をクリック

リフト待ち

やわたハイランドのリフトはペアが中心。
初級者の割合が高く混雑するのは第1ペアリフトが一番。
どうしても一列に並ぶため待ち時間以上に列の長さが長くなるのはこのエリアのスキー場の特徴かもしれない。
本来であれば列の整理が必要だと感じるところですね。

スキー場施設にはシャワールームもあります。
近代的なスキーセンターでもまだまだ少ないと思います。
こちらはなんと無料で利用できるそうですよ。
ここは凄かった。
ブーツを脱いで休憩できるスペースです。
凄い人でそれも子供ばかり。ブーツを脱ぐところはグチャグチャ状態で修羅場と化していました。
でもこういう施設があるからスキー場が人気になるんでしょうね。
センターハウスの他施設が立派な割にはお土産コーナーはやや元気が有りませんでした。
やはり遠くからの来場者は余り居ないんでしょうね。
品数もかなり少なめと言ったところです。

駐車場・その他
駐車場はかなり大型で小規模スキー場の割に1000台も駐車できるスペースがあります。
筆者の来場時間が遅かった事も有り駐車した位置からゲレンデまでは相当歩かされてしまいました。
雪の多いエリアではありません、駐車場だけではなく道路上も日中は雪が消えることが多いです。その分朝方はアイスバーンになる事も多いので来場時の運転は慎重にする必要があるスキー場です。

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