ホワイトバレー松原スキー場
広島県山県郡安芸太田町松原135-1 TEL 0826-29-0021 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (25ha)
 コース数/リフト数 : コース5/2 
 Top−Baes (標高差) : 880m-650m(220m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1000m/30度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : ファミリースキーヤー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 
当日データ 2013/2/10(日)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 30cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : ファミリーゲレンデ混雑/第1ペア5分
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3800円 シニア3800円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日1000円 (700台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 3 4 3 2 1 1 1 2 1 3 3 1 1 1 1 2 1 1 0 34

どんなスキー場?
中国自動車道、戸河内インターを利用するスキー場としては最も近い距離にある小さなスキー場です。
国道191号線を走っていると駐車場への誘導を盛んにしているスキー場で利用した事は無い方でもスキー場の存在は必ず分かるのではないでしょうか?

ゲレンデは小規模。1000m弱の中斜面がメインとなるがインパクトに欠けるゲレンデ構成である。

このスノーバレー松原の最大の欠点は積雪量である。
なにせ雪が非常に少なく、人工降雪機を持たないスキー場にとっては致命的となる。

筆者が来場した2月中旬と言えば本来一番積雪量が多くなくてはいけない時期にも関わらず30cm程度の雪しかゲレンデには無くあちこちで土が露出しており滑走にはやや不敵なコンディションであった。

またスキー場の施設が非常に古くスキー場全体としては30年前から時計が止まったようなイメージのスキー場であた。

筆者としてはお勧めできないスキー場の筆頭的な存在であり他にもっといいスキー場は沢山あると思われる。

ファミリーゲレンデ
最大斜度8度 平均斜度5度 距離300m (数値は体感)

駐車場係の誘導に導かれて入場するとゲートで即駐車料金の徴収です。
西日本のスキー場は何せお金がかかります。
さてベースゲレンデは左のファミリーゲレンデのみとなりますが、どうやら他のゲレンデは右奥に続いているようですね。
このファミリーゲレンデは斜度のほとんどない緩斜面でスキー&ボードデビューには最適のようです。

沢山の子供や初心者で大賑わいを見せています。
第一ペアリフトに乗って上部を目指して見ましょう。


※ 動画は画像をクリック

第1ペアリフト待ち

上部に行く前にこちらは第1リフトのリフト待ちとなりますが待っている人はさほど多くは無いのですが1列の順番待ちでどんどん列が長くなってきています。
特に係員が整理するわけでもなく、なるがままと言った状態で営業されているようですね。
待ち時間はせいぜい5分程度なんですけどね。

第2リフトとソリゲレンデ

さて第1リフトを上がると第2リフトが見えてきましたがこちらは特に混雑している様子はありません。

しかしその下のソリゲレンデの状態がかなり悪いですね。
積雪30cmしか無く雪のゲレンデというより泥の遊び場と化しています。
このあたりは雪寄せをするとかクローズするとかの対応が欲しいところです。

ここもほったらかしといった営業が続いています。

ホワイトベアーコース
最大斜度20度 平均斜度13度 距離900m (数値は体感)

第2リフトを利用して上がってきたのは最上部からスタートするホワイトベアーコースです。
コース内容は1000m弱の中緩斜面。 人工降雪機の利用は無く自然降雪のみのコースとなっています。
雪が少なくコースのあちこちに穴が開いており気を付けないとガリッとやってしまうコンディションです。

当然この雪の量ですとピステンで整備する事もできず重たい雪質+ゲレンデボコボコ状態となっていました。
滑走者は少ないのですが繰り返して滑る状況とは程遠い内容です。
雪がもう少し多ければ中級者には楽しめるコースだと感じます。


※ 動画は画像をクリック

パラダイスコース
最大斜度23度 平均斜度15度 距離800m (数値は体感)

こちらは最上部からスタートするもう一本のコースです。
残念ながら雪不足でクローズされていましたが多分今期の営業はできなかったコースではないでしょうか?
斜度はそこそこある中斜面。大回りで飛ばしたくなる内容です。
こちらもかなり雪が薄く強いエッジングをしたら直ぐに地面が出てきそうな状態となっています。

ダウンバレーコース
最大斜度25度 平均斜度18度 距離800m (数値は体感)

こちらもクローズされていたダウンバレーコースです。そこそこのテクニカルコースだと思います。
スキー場全体を考えると緩斜面主体というより中斜面が主体のスキー場だということがわかります。ただ滑走できなければゲレンデではないので評価はできませんね〜 余りにも雪が少ないスキー場であり今後の営業継続が本当に心配なスキー場です。
今シーズンも2/26でクローズしたようです。シーズン最大積雪量50cmを考えてもかなり厳しい営業が続くものと思われます。

こちらがセンターハウスとなります。
一見大きな建物にも見えますがかなりこじんまりとしたセンターハウスです。
ちょっとイメージが暗いかな?
こちらはセンターハウスの内部となります。筆者はどんなに腹が空いていてもこのような状態のゲレ食では食事を取るつもりはありません。
ゆっくり食事をするといった状況ではなく悪しきスキー場の食堂。典型的な風景です。
食堂のメニューメニューとなります。
メニューは最低限の数しかありません。ラーメン、カレー、うどん。こちらも30年前となんら変わらないメニューです。スキー場としてのやる気がまったく感じられないですね〜
でも値段も30年前???(笑)
トイレ

このスキー場で一番ビックリしたのがトイレです。
入った瞬間外が丸見え!!!!
思わず外側に回って確認しちゃいましたが流石にマジックミラーのように外から中は見れませんでしたがどうも落ち着かないですよね〜

でもなんでトイレにこのような窓が必要だったのか?
設計者を疑います。

ちなみにトイレは結構綺麗でした。

駐車場・その他
こちらは駐車場になります。ゲートで駐車料金を徴収され、奥に進むと段々畑のような駐車場がありセンターハウス寄りから埋まっていくようですね。
このスキー場で駐車場が満車になることはあまり考えられませんが一番下の駐車場は未舗装でぬかるんでいて余り利用したくない状況でした。
アクセスについては難所も無く国道191号線沿いのため非常に分かりやすいスキー場であります。

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