ユートピアサイオト
広島県山県郡北広島町才乙144 TEL 0826-35-1234 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (28ha)
 コース数/リフト数 : コース6/3 3
 Top−Baes (標高差) : 1150m-736m(414m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2000m/32度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜19:00 (土曜日オールナイト営業あり)
当日データ 2013/2/10(日)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 75cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : ファミリーコース混雑/第6リフト10分
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(土日9時間券) : 大人4800円 シニア4800円 子供3500円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日1000円 (1500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 4 6 4 3 2 2 1 2 2 4 2 1 3 3 2 1 1 2 0 48

どんなスキー場?
広島県北部に位置するスキー場で、近隣には瑞穂ハイランドや同グループの芸北国際などがあり西日本のスキー場激戦区にある。
アクセス面は浜田道、瑞穂インターまたは中国道、戸河内インターからとなるがどちらを利用するにしても前記の大型スキー場を通り過ぎることになりやや不利なアクセスとなる。

スキー場は中から小規模に分類されるがゲレンデのバランスが非常にいい。
上部急斜面は上級者にも滑走意欲を沸かせる難易度。ベースは緩斜面が広がり、上下のエリアを中斜面主体のコースが結んでいる。
また、スキー場の施設が洗練されている。規模は決して大きな物ではないが清潔感あふれ利用して気持ちのいい明るいセンターハウスが魅力である。
ただ、筆者が訪れた時がたまたまなのかもしれないが混雑が激しい。来場者の多さに対して全てのキャパが不足となっており、レンタルスキーなどは完売状態となっていたようです。
リフト券を購入するにもかなりの待ち時間がある割には窓口も1ヶ所しか開いておらずこの辺りは改善の余地が残されている。

ここサイオトだけではないがエリアのスキー場はリフト券が高額な事も記載しておこう。

当サイトで良く言う「タダでも行かないスキー場、高くても行きたいスキー場」の言葉に当てはめると後者に属するスキー場であることは来場者が教えてくれた。

高くても大人気のサイオト。小さくても魅力万点のスキー場であることは間違い無いようである。

センターコース
最大斜度20度 平均斜度15度 距離1060m

朝一のリフト券購入の列に結構時間が掛ってしまって滑り出しが少々遅れてしまいました。まだまだ来場者がわんさか訪れてきます。
こんな時は山頂を目指すのではなく一番混雑しそうなリフト沿いのコースから攻めるのが鉄則ですね。
ということで朝一番の滑走は第三リフトを利用したコースから滑ってみます。
先ずはメインともなるセンターコース。
滑り出しは少々斜度のあるコースで初級者はちょっと手こずるかな?
第五リフトを潜った辺りから一気に斜度は緩みコース幅もワイドになるためここからは初級者も安心して滑走ができるでしょう。
但し上部チャレンジコースとの合流地点でもあり左手からの高速滑走者には要注意するポイントでもありますよ〜


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イエティーコース
最大斜度27度 平均斜度20度 距離1000m

続いて同じ第五リフトを使い左手に回り込むことで中急斜面のイエティーコースに滑りこむことができます。
上部の急斜面はやや荒れた感じです。滑走者が少なくてコブにななっていませんがこの荒れた感じが適度に難易度をあげていて滑走して楽しめるコースとなっています。
朝のフラットな時は大回りで滑走する事も楽しめるコースですね。

また、このコースは人気のセンターコースとは違い滑走者がグッと減ります。
中上級者は迷わずこちらのコースを選択すると良いでしょう。

ちょっと驚いたのが今回の雪質です。パウダーと呼べるような雪ではありませんが西日本でもなかなか上質な雪が積もることにちょっとワクワク感さえ覚える状況でした。


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ファミリーコース
最大斜度10度 平均斜度7度 距離400m

さてイエティーコースから滑り込んだのは下部のファミリーコースです。
本来はイエティーコースと同じ線上にあるため一本のコースと呼んでもいいぐらいの位置関係となる。

このファミリーコースは斜度が非常に緩やかな緩斜面で来場者の大半が初級者であるためサイオト内で一番賑やかなゲレンデとなっている。
専用の第六ペアリフトも架かるため初級者が安心して滑ることのできるコースとなっている。
しかしながら途中で座り込むボーダーやなかなか立ち上がれないスキーヤーなどでコース全体に人があふれている事も付け加えておこう。


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デビューパーク

一通り下部のゲレンデを滑った後はスキー場トップを目指してみましょう。
上部のゲレンデはYの字の形となっており難易度の高いメダリストコースとデビューパークを含むチャレンジコースに分類される。

残念ながら来場当日は雪不足のためかメダリストコースに架かる第五ペアリフトは運行されていなかった。
さてもう一方のチャレンジコース上部にあるデビューパークはその名の通り難易度の比較的やさしいパークが設置されている。
通常滑走者は気付かづにスルーしてしまうくらいの内容ではあるが、これから飛んだり跳ねたりしてみたい初級ボーダーにはうってつけの遊び場ではないであろうか?
また上部エリアは混雑も少なく快適に滑りを楽しむ事も出来るのがお勧めできるポイントだと思います。

チャレンジコース
最大斜度27度 平均斜度25度 距離1800m

デビューパークを抜けるといよいよチャレンジコースがスタートします。
適度に斜度感があってコース荒れも少なく大回り、小回り共に楽しめるコースとなっています。初級者の滑走が無いのでコースクリアを待てば思いのラインで滑れるのもこのコースの魅力でしょう。

第四ペアリフトを利用する事によって混雑の激しいベースエリアまで降りなくて済み滑走充実度の高いコースとなっています。


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こちらはベースレストランの様子です。撮影が朝方でしたので利用者はまばらでしたがお昼時は混雑が予想されます。時間差での利用をお勧めします。
レストランは白が基調の明るい雰囲気でした。
恒例のレストランメニュー紹介です。
何と言っても広島と言えば牡蠣ですよね。やっぱりここサイオトでも牡蠣を使ったメニューがありましたよ〜
筆者、カキフライ大好物です。
今回は食していませんがカレーもなかなか人気のメニューのようです。
全体的にレストランメニューの価格が高いのが難点かな? ほとんどが1000円オーバーのメニューでした。
わぁ〜 こんなメニュー初めて見ました!
タコのから揚げって居酒屋のおつまみでしか見たことないな〜 中国地方では極一般的なメニューなのかな?
出た〜 お好み焼き!それもオタフクソースののれんじゃないですか! これは食べないわけにはいかないよね。ちょっと開店時間が遅かったけど食べましょう!
広島のお好み焼きです。 薄い生地に焼きそばが入っているというかメインは焼きそば??と思わせる独特のお好み焼きです。見た目は通常のお好み焼きに似ていますが食べれば全くの別物ですね。お味はめちゃ美味しかったです。こりゃ病みつきになりますね。ただやっぱりお値段が気になるな〜 確か1000円。

テクノコース
最大斜度32度 平均斜度25度 距離800m

メダリストコースから分岐するこのテクノコースは今回途中からですが滑走する事が出来ました。

上部の状況は分かりませんが中間部からはコース幅の狭い尾根の中斜面が続きます。
メダリストも滑走者が少ないのですがこのコースもスタート位置が同じなため滑走者自体は非常に少ないコースとなっています。

但しコース幅が狭く大回りはちょっと困難かな?

※ 動画は画像をクリック

メダリストコース
最大斜度32度 平均斜度25度 距離2000m


第5ペアリフト沿いの急斜面です。滑走者が少なく本来ならばコブ斜面となるところですがコース荒れも少なく難易度は低めのコースとなっています。
午後の遅い時間であれば多少のコブも発生すると思われますが、滑走者自体が少ないためフラットバーンの方がこのスキー場にとってはいいのかもしれません。
このコースはスキー場最上部となりますがコース全体をスノーマシンがフルカバーしており常に安定したコースコンディションを保っています。

※ 動画は画像をクリック

リフト券窓口

一通りのコースを滑走してベースに戻ってきましたが未だリフト券の購入列が途切れていない状態。というか朝より更に列が長くなったように見えますね〜

何と言っても窓口が一ヶ所しか開いていないんでこの混雑は当たり前のように起きてしまってます。
なんで臨機応変な対応ができなかったのかが今後の対策が望まれますね。

実際購入まで30分ぐらいかかっていたようです。

レンタルの列

この列はレンタルスキーの列です。
レンタルを借りるお客さんはたまにしか来場しない方々です。
スキー場にとってはリピーターになってくれるかどうかの大事なお客さんですよね。
リフト券で30分、レンタルで40分。
更にレンタルが完売してしまったそうです。せっかく来てくれたお客さん、手ぶらで返しては絶対にいけません。
思い切って、リフト半額券やレンタル半額券を配ってゴメンナサイの意思を伝えましょう。

サイオトはお土産も充実しています。
先ずはなんて言ってももみじまんじゅうでしょう。POPにも記載されているようにやっぱり人気ナンバーワンですね。
こちらは瀬戸内限定のかっぱえびせんのようです。
ここでもオタフクソースの名前が幅を利かせてますね。
地元限定のお菓子って結構多いですよね。
またまた広島名物の牡蠣もスナック菓子になって登場しました。これもカルビーなんですね。
どんな味なのかな?
一つぐらい買えばよかったと後から後悔しています。
来期は来場したら買ってみよ〜っと。

駐車場・その他
駐車場はアスファルト敷きです。除雪状況も完璧となっています。
但し有料の千円が必要です。
アクセスは近隣のスキー場の中で一番不利な位置にありますね。
大雪の降る地方ではありませんが日中溶けた雪が朝晩の冷え込みで凍る事が多いようです。西日本のスキー場であってもスタッドレスは必須です。

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