ちくさ高原ネイチャーランド
兵庫県宍粟市千種町西河内1047番地の218 TEL 0790-76-3555 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (30ha)
 コース数/リフト数 : コース5 /3
 Top−Baes (標高差) : 1225m-900m(225m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1200m/35度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中上級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜23:00 
当日データ 2013/2/9(土)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 90cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : パノラマC下部混雑/第3ペア10分
 アクセス道路状況 : 朝方凍結、昼からウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3500円 子供3000円
 駐車場料金(駐車台数) : 平日無料  土日祝500円 (1500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 4 7 5 3 2 2 2 2 2 3 1 3 2 2 3 1 2 2 0 51

どんなスキー場?
兵庫県と岡山県の県境に広がる高原に作られたスキー場である。
スキー場規模は小規模ながら全コースがワイドに設計されていて滑っていて圧迫感は受けない。

長距離滑走できるコースは無いものの滑走充実度の高いコースが目白押し。
上部に急斜面下部に移動するごとに斜度が緩む構成のゲレンデである。

非常にバランスの取れた斜面構成のスキー場でもありどんなレベルの滑走者にも必ず満足できるコースがあるのも嬉しい。

また2013年度よりスキー専用だった規制が無くなりボーダーにも開放されたことは朗報ではないだろうか?

良い事づくめはまだ続く。 アクセス面についても鳥取自動車道の部分開通により今まで中国自動車道山崎ICから1時間程度掛っていた距離も、鳥取自動車道大原ICを利用する選択肢もでき岡山方面からの来場者には朗報といえよう。

小さくても滑り応えのあるスキー場としての印象が強いちくさ高原は当情報局もお勧めしたいスキー場の一つである。

ベースからの全景

本日三ヶ所目のスキー場来場である。
ちくさ高原に到着したのは午後1時少し前であった。
ゲレンデは広々とした開放的なコースが目立ちますね。また来場者も多く非常に賑わいを見せるスキー場だということが第一印象ですね。

パノラマコース(下部)
最大斜度31度 平均斜度12度 距離1200m

到着後先ず滑走したのは一番混雑していたパノラマコース下部です。
ちょうどお昼時で食事をしているファミリーも多くこれから混んでくることが予想されたのでスキー場のトップは目指さずに最初に滑走しました。

コースは600m程度の緩斜面。コース幅もワイドで斜度が均一のため初級者には非常に滑りやすいコースとなっています。
このコースなら子供や初級者に人気が出ることが間違いなしですね。

人工降雪機でカバーされたコースはナイター照明もあり夜遅くまで賑わいを見せるコースですね。

※ 動画は画像をクリック

パノラマコース(上部)
最大斜度35度 平均斜度12度 距離1200m

次に滑走したのはパノラマコース上部斜面です。同じパノラマコースにあって上部と下部は全くの別物と考えた方がいいでしょう。

第4ペアリフトの廃止によりこのコースを滑走するには第2ロマンスリフトを利用しなければならずやや使い勝手が悪くなってしまった。
コースはワイドではあるが程度な大きさのコブが張り付く内容。
えぐれたコブではないので滑りやすいが雪はやや硬めとなっています。
コブの練習をするには最適なコースと言えるでしょう。

尚、ちくさ高原の最大斜度を誇るのがこのコースとなっています。

ダイナミックコース
最大斜度28度 平均斜度20度 距離800m

ここ、ちくさ高原はリフト本数こそ少ないものの第1ペアリフト1本でほぼ全てのコースが滑走可能となる効率のいいスキー場でもあります。

次に滑走したのは上級者のメインとものるコース。ダイナミックコースです。
滑り出しはツブの揃ったやや浅めのコブ。これが結構滑りやすく上級者なら繰り返し滑りたくなる事間違いなしです。この感覚は斜度が緩く精神的なゆとりから出て来るんでしょうね。

コース幅も適度に広く何度滑っても飽きのこないコースです。
コース後半は整地の中斜面となり飛ばしたいところですが滑走者が増える関係でスピードを控える必要があります。


※ 動画は画像をクリック

メルヘンコース
最大斜度20度 平均斜度12度 距離1200m

初中級者が山頂から滑走するのに適しているのがこのメルヘンコースでしょう。単なる林間の緩斜面ではなくコース幅が狭かったり大きく曲がりくねっていたりと変化に飛んだ1200m。
何度もこのコースを滑れば初級者もいつの間にか滑走レベルが上がってしまうコースなんです。
滑走者もあまり多くないところがお勧めできますね。
決して急斜面はありませんのでどんどん滑走してもらいたいコースです。 


※ 動画は画像をクリック

センターハウス及びレストランはベースに集中しています。
上の写真は高原レストハウス。ゲレンデ規模の割にはレストハウスは結構大きな施設となっています。
こちらはセンターハウスとなります。
レンタルやチケットの販売はこちらです。また2階はレストランとなっています。
ナイター時の営業はこちらがメインですね。
こちらは高原レストハウスの中の状況です。
利用者の大半が子供連れのファミリーで非常に賑わいを見せてますね。
結構広いレストランなんですがぎっしり満員ですね。
メニューを覗いてみるとボーリューム満点のメニューが多いですね。
これなら腹ペコ滑走者も大満足なんじゃないでしょうか?
ん〜定番のカレーも有るんですがこのメガカレーどんな量なんだろう!是非写真での表示が欲しいところですね。
また来場者に子供が多いため、お子様ランチ系や量が半分の物を多く設定してあげると喜ばれるかもしれませんね。
ランチのセットメニューも有るんですね。
キッズプレートも有るようですがやっぱり写真が欲しいな〜 どんな内容なのかよくわからないもんね。
ナイターはカレー。ラーメン。うどんのみ???

クリスタルコース
最大斜度25度 平均斜度18度 距離900m

ダイナミックコースからメルヘンコースへとエスケープするのがこのクリスタルコースです。
このコースは単なるエスケープルートではなく林間コースながら適度にコース幅も広く斜度も中斜面部分が多い内容で中級者には結構楽しめるコースとなっています。
ダイナミックコースの上部から滑り込むため滑走者自体が少なく、空いているので大回りでの滑走が楽しめるコースでもあるんですね。

リフト待ち

斜面の充実度、ベースエリアが広くキッズエリアが広い事が人気のポイントかな?
リフト待ちも緩斜面に架かる第3ペアが一番混んでました。
ただこれはスキー場さんにお願いしたいのですがご覧のように斜面を横切るようにリフト待ちの列が延びてしまっていて滑走者が下に行きたくても塞がれた状態になってしまってます。
このあたりをロープ等で規制してくれるともっと滑走しやすくなるばかりでなくコントロールを失った初心者が列に突っ込む事もないんでしょうね。

駐車場・その他
駐車場はかなり大規模です。
除雪も完璧で利用しやすい駐車場でした。
料金設定も500円というところがいいですよね〜 家族利用者が多いスキー場です。
レンタルの板やリフト券、昼食代などを考えたらスキーって結構お金のかかる遊びなんだと思います。
やっぱり安い方が来場のハードルが下がりますもんね。
年一回だけのスキーをまた来たくなるスキーにしてもらいたいですね。

大きな地図で見る