ばんしゅう戸倉スノーパーク
兵庫県宍粟市波賀町戸倉字下向山207 TEL 0790-73-0324 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (23ha)
 コース数/リフト数 : コース4 / 1 2 
 Top−Baes (標高差) : 950m-650m(300m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1000m/38度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 (ナイター営業なし)
当日データ 2013/2/9(土)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 90cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : ファミリーゲレンデ混雑/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 朝方道路凍結→昼にはウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3500円 シニア2500円 子供1000円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日祝500円 平日無料 (700台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 4 6 4 3 1 2 2 4 2 3 4 3 1 1 2 2 1 2 0 49

どんなスキー場?

兵庫県北部に位置するスキー場で規模は小規模。
ベースからはスキー場全体が把握できないがリフト1本上がると広いゲレンデが目の前に広がり開放的なスキー場である。

規模の大小はあるがベースに急斜面、上部に緩斜面という構成は同じグループ内のスキー場でもある乗鞍高原と同じ内容か?

ロング滑走できるコースは無い。コースレパートリーは一通り揃っているが500m以下の短いコースばかりである。
ベース付近には滑走コースとは完全セパレートされたキッズエリアがあり子供連れのファミリー層が目立つほのぼのとした雰囲気がある。

尚、ゲレンデは初級者がトップから滑走してベースまで滑り切るにはどうしても急斜面を滑走しなくてはならず実際のところは振子沢のペアリフトを利用しての下山となってします。 無理は承知なのだが北側の斜面に初級者用の下山コースでもあれば更に魅力的なスキー場になると思われます。

また、もうひとつこのスキー場の問題点もある。それは駐車場です。
地形的にな問題はあるのだが、来場者も比較的多く遅い時間に来場すると国道沿いの駐車場に停めなくてはならずかなり長距離を歩くこととなる。
小さな子供連れでスキーブーツを履かせての来場は非常に辛いのではないだろうか?

ベースからの眺めです。

スキー場の到着は10時過ぎとなり駐車場が一番混雑する時間帯となってしまいました。
2月の第一土曜日とあってスキー場はかなりの混雑です。ゲレンデサイドの駐車場は満車状態で誘導されたのは国道29号線沿いのかなり離れた駐車場でした。シャトルバスがあるわけでもなくしっかり駐車料金だけは徴収されてしまい(500円ですけど)そこから5分いやもうちょっと坂道を歩く羽目ととなってしまいました。
まぁ〜遅く到着した当方が悪いんですが・・・
でも小さな子供連れの場合、荷物と子供の手を引いてこの距離を歩くには正直かなりしんどいと思います。
なにか対策は必要かな?

やっとの事到着したゲレンデはこりゃ威圧感のある急斜面が目の前に広がっていますね〜
というかゲレンデはこの斜面とベースのファミリーゲレンデしか見えません。
スキー場の全体がどうなっているのか判断できないスキー場なんですね。 

振子沢ゲレンデ
最大斜度38度 平均斜度30度 距離500m

さて先にベースから見上げる急斜面を紹介しましょう。
このゲレンデ、振子沢ゲレンデは一部が圧雪したようなライン以外は未圧雪の難バーンと化したエキスパート専用コース。
特にリフトよりは斜度もきつくかなり難易度も高くなっています。
整地のラインもオール小回りでの滑走を強要されてしまい、正直なところ初中級者は振子沢第一ペアリフトでの下山をお勧めします。

ベースフロント部分が狭いため無理に滑走して暴走してしまうと下部で遊ぶ子供たちにも少々危険かな?と思わせるコースでありました。

※ 動画は画像をクリック

みはらしゲレンデ(向かって右)
最大斜度28度 平均斜度10度 距離400m

さてベースからリフト2本を乗り継いで上がってきたのは最上部のみはらしゲレンデです。いや〜下部からは想像できない開放的なゲレンデが上部に待っていました。
眺望も抜群で気持ちのいいゲレンデですね。

このみはらしゲレンデはみはらしペアリフトを挟んで左右にコースがあります。
メインは下から見て右側のコースですね。
ゲレンデ整備も綺麗に行われており大回りで快適に飛ばせる内容です。
滑走距離は400mとちょっと短いかな??
でもゲレンデの混雑がなくそれに加えてリフト待ちもないから繰り返して滑走するには最適なコースでしょう。
中級レベルの滑走者に一番適したコースだと感じます。


※ 動画は画像をクリック

みはらしゲレンデ(向かって左)
最大斜度28度 平均斜度10度 距離400m

一方みはらしゲレンデの反対側は上部急斜面部分を迂回して滑る初級者向けコースとなっています。
体感斜度は12〜13度程度となり恐怖感も無くなるでしょう。
但し迂回する部分がありその分実質の滑走距離は若干短くなります。
jコース幅は幾分広いため自由なライン取りがかのうでしょう。

当、ばんしゅう戸倉スノーパークで初級者に一番お勧めしたいコースだと思います。


※ 動画は画像をクリック

高丸ゲレンデ
最大斜度15度 平均斜度10度 距離500m

ばんしゅう戸倉スノーパーク、上部の人気コースとなっているのがこの高丸ゲレンデです。
高丸トリプル沿いを滑る500mは急な部分が無く初級者向けのコースと言えるでしょう。
人気コースのためかやや滑走者が多いもののリフト待ちも無く繰り返しての滑走に適したコースと言えるでしょう。

上部のコース幅がやや狭く滑走者が密集しやすくなる事を除けば後は快適な緩斜面が続く内容となっています。


※ 動画は画像をクリック

このばんしゅう戸倉の食堂は何ヶ所かに別れていますがメインはこちらになります。
ベース振子沢にある ロッジです。
昔懐かしい〜 いわゆるゲレ食を提供してくれる食堂ですね。 
こちらがロッジ内部となります。
少々というかかなり手狭な感じは来場者の数をさばき切れていないですね。
とてもゆっくりできる施設では内容に感じてしまいました。
このスキー場のネックポイントかもしれません。
さて恒例のメニューチェックです。
目新しいメニューやご当地メニューなどは余りありませんが他の方が食べているのを拝見しても美味しそうですね〜
お値段は極平均的なのかな?
わぁ〜 知らなかったです。 にゅーめんって兵庫県のソウルフードだったんですね。
揖保の糸!なんて商品名出すところなんかやっぱりブランド意識が強いんだな〜
カレーライスの種類も豊富ですね。
周りを見渡しても人気ナンバーワンメニューでしたね。
子供も大人もニコニコしながら食べているのが印象的ですね。
こちらは、北海道中山峠のソウルフードじゃないですか〜(笑)
ここ播州の地でも名物なんですね。

ファミリーゲレンデ
最大斜度5度 平均斜度3度 距離50m

ベースエリアで大変賑わっているのがこのファミリーゲレンデです。
斜度のほとんどないキッズエリアですので小さな子供たちにも安心して遊べるのが嬉しいですね。

またこのエリアは完全に他のコースとセパレートされていて通常滑走者の滑り込みは一切ありません。
ベルコンも設置された緩斜面はソリや初めてスキーを履く初心者にはうってつけですね。

当、ばんしゅう戸倉で最も賑わうゲレンデとなっています。


※ 動画は画像をクリック

ばん とく子

ファミリーゲレンデ上部にはこのような遊具も設置されています。
そり遊びばかりでは飽きがきてしまう小さな子供に楽しめる遊具ではないでしょうか?

この中どうなってるんだろう〜

流石にチェックはできませんでした(^^ゞ

駐車場・その他
冒頭にも記載しましたが、ここ、ばんしゅう戸倉スノーパークの問題点の一つが駐車場ですね。左写真は振子沢ゲレンデ下の駐車場となりますがあまり大きなスペースではないためハイシーズンの週末は早い時間で埋まってしまいそうです。
そうなるとゲレンデから5分??程度下の国道沿いの駐車スペースしか停めるところが無く更衣室もトイレすらないのが現状となっているようです。特に小さな子供連れでの来場はちょっと注意が必要ですね。
アクセスには厳しい山道はありません。

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