エコーバレースキー場
長野県 小県郡長和町姫木平 TEL 0268-60-2001  公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (40ha)
 コース数/リフト数 : コース10/ 1 3 4
 Top−Baes (標高差) : 1450m〜1850m(400m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2500m/35度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜21:00 (ナイターは土日祝のみ)
当日データ 2013/1/19(土)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 120cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ち無し
 アクセス道路状況 : 大門街道全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3800円 シニア3000円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (2500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 3 7 6 3 2 3 2 3 2 3 3 4 1 2 1 1 2 3 0 54

どんなスキー場?
蓼科白樺湖エリアにある中規模スキー場です。
エリアでは古くからスノーボードをいち早く滑走可能としたスキー場でありその名残か他のエリアでは少数派のアルペンボーダーの姿を多く見かけることができます。
スキー場の降雪は半分が人工降雪機での雪。また多くは無いがシーズン中に何度かの降雪にも恵まれ人工雪とのミックスでゲレンデが作られている。

ゲレンデは下部に急斜面のアンデルマット、上部には4本の圧雪中斜面、その中間に緩斜面といったなかなか珍しい斜面構成となっています。

ここエコーバレーのメインゲレンデはやはり上部の中斜面ではないだろうか?
カービング志向の強い滑走者には非常に滑りごたえのあるコースが多い。
一日を通してコースコンディションの悪化も少ないため気持ちのいい滑りが長く続く嬉しい面がある。

また、ベース標高も1450mと高く、一端降った雪はなかなか溶けにくいといった特徴も持っている。
晴天率も高く首都圏からも非常にアクセスがいいスキー場。
宿泊でも、日帰りでもお勧めできるスキー場である。

アンデルマット第1ゲレンデ
最大斜度35度 平均斜度20度 距離640m

スキー場ベースに位置するゲレンデで上部急斜面と下部中緩斜面のゲレンデは性格が異なります。
先ずは下部。早朝営業されるゲレンデでコース幅のワイドなカービング向けバーン。
適度な斜度もあり朝一の足慣らしには最適なコースと言えるでしょう。
一方、上部コースは難易度が高めの急斜面です。以前はコブがびっしり付いているテクニカルコースでしたが近年はコブも潰されたフラット斜面になっています。
左の写真は朝方の撮影ですが上部コースのみ日陰になっていることがお分かりと頂けますが、雪質も上部コースは硬めの締まったコンディション時が多くフラットバーンでも気の抜けないコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

(上部はこちら)

アンデルマット第2ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度15度 距離410m

滑り出しはアンデルマット第一と同じですが上部より左林間に突入するコースです。
基本的にポールが張られることの多いコースでクローズされていることもあります。
一般滑走者はコース半分を滑ることも可能となっていますがあまり一般的なオープンコースとは違います。
難易度もアンデルマット第一と同様であり、どうしても滑らなくてはいけない
コースでは無いと考えます。
このコースもバーンコンディションは硬めに仕上がっていることが多くテクニカルなコースとなっています。


※ 動画は画像をクリック

ラビットパスコース
最大斜度10度 平均斜度6度 距離700m

エコーバレーのメインゲレンデはやはり上部のゲレンデでしょう。
通常上部ゲレンデへのアクセスは第1ペアリフト、第2トリプルリフトを乗り継ぐのですが結構リフトの速度も遅く、且つ初心者が乗車することも多いので止まることもあり、思いのほか時間がかかる場合があるんです。
そんな時このラビットパスを滑ることによってアクセス時間が大幅に短縮できますので上部ゲレンデをいち早く目指す方は第5トリプルに乗車して移動しましょう。
コースは細めの緩斜面。林間を滑るコースで途中ベースゲレンデへ向かう分岐もありますが直進することで第6クワッド乗り場付近に出ることができます。
但しコース最終でほとんど斜度がなくなってしまうため最後は少々スケーティングを要求されることが難点かな?
でも利用価値の高いコースと言えるでしょう。

※ 動画は画像をクリック

ハイローゼン第1ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度13度 距離790m 


エコーバレー上部ゲレンデのメインコースとも言えるワイドなコース幅の中斜面
です。
第6クワッドリフト沿いを滑るこのコースは繰り返しての滑走にも適しており、カービング滑走の練習にはピッタリのコースと言えるでしょう。

コースは1000m弱と程度な滑走距離もうれしいですね。
上部コースはややうねりがあり、滑走ラインも重なる傾向にあるが、それ以降は
急にコース幅も広がり圧迫感は一切無くなる。

コース幅がワイドになると同時に斜度が緩むのが少々残念。
もう少し斜度の緩みが無ければ更に良質なカービングバーンになるでしょう。
 

※ 動画は画像をクリック

ハイローゼン第2ゲレンデ
最大斜度12度 平均斜度10度 距離460m

滑り出しはハイローゼン第1と共通しますが直ぐに大きく右折して林間に進路を取ります。リフトを潜った先がこの第2ゲレンデとなります。
第6リフト沿いにパークがあり少数ではありますがボーダーが利用しています。
特徴があるゲレンデではなくフリー滑走者にはあまり入り込む事も少ないですがエコーバレーで唯一パークが設置しているゲレンデとなっています。

斜度は緩め。

エコーバレーでの食事はベースエリアに何ヶ所か存在する。メインとなるのはセンターハウスを兼ねたレストラン。
かなり美味しそうなメニューが並びます。
街の洋食屋さんといったメニューが多いレストランであるがお値段はなかなかリーズナブル。
ご飯は別なのかな?
ライスは別途200円って書いてありましたね。
セットメニューでの表示にすればいいのにね。
単品で頼む人は少ないんじゃないかな?
定番のラーメンやカレーといったメニューも当然用意されています。
お昼時でもさほど混雑が無くなんとなくホッとしてしまう居心地の良さがあるレストランです。
今回は寒さが厳しく筆者はみそラーメンをお昼に食べてしまいましたが食べ終わった後、上記写真のメニューがあることに気付きました。
ネタ的にはこちらを食べるべきだった〜
ごぼうのから揚げ。
ん〜おつまみですがあまり見かけないですね。
噛み切れる硬さなのかな〜

エコー第1ゲレンデ
最大斜度26度 平均斜度13度 距離800m

最近エコーバレーは上部の第4、第7リフトを運休する事が多くなってきましたが第6クワッド1本でなんとか上部ゲレンデをフルカバーできる機動力があります。

さて今度上がってきたのはこのエコー第1ゲレンデ。
エコーバレーの上部ゲレンデは良く言うと滑りごたえのあるカービングバーンが沢山あってハイスピード滑走に適している。
悪く言えばどのコースも同じような斜度とフラット斜面で特徴が無いと言われます。
しかしながら実際に滑ってみるとコース幅の違いや斜度にも微妙な変化があって結構好きなコースが分かれるんですね。
筆者は上部ゲレンデではこの第一ゲレンデが好きですね〜
ワイドなコース幅と斜度感覚。そして滑走者が比較的に少ないところがお勧めできるところです。


※ 動画は画像をクリック

エコー第2ゲレンデ
最大斜度28度 平均斜度13度 距離820m

人気のハイローゼンゲレンデと林を隔てた隣の位置にあるのがこのエコー第2ゲレンデです。
基本的に人工降雪を多用するこのエリアのスキー場です。
全体的に硬めのコンディションになることが多いのですが、ここエコーバレーは自然降雪と半々の雪と言っていいでしょう。

人工降雪機独特の午後の青氷にはなりにくい雪なのです。

ここエコー第2ゲレンデも夕方までコンディションは硬めの良好な状態を保っておりレーサーやカービング志向の強い滑走者にはかなり好まれるコースだと思います。
よってボーダーもアルペンボードの滑走者がかなり目立つスキー場でもあります。


※ 動画は画像をクリック

サンライズゲレンデ
最大斜度35度 平均斜度14度 距離900m


上部ゲレンデ向かって一番右手に見えるのがこのサンライズゲレンデです。
このコースは基本的にポールが設置されていることの多いコースです。
しかし、コース半分は常に一般滑走者に開放されているため自由に滑ることも可能となっています。
コース全体はワイドな中急斜面でカビング向けコースと言えるでしょう

このコースで注意しなければならないのが、ポールセットが外された夕方です。
日も陰り視界が悪くなってポールの滑走で削られた硬い溝を知らずにハイスピードで入り込むとかなり危険です。コースがオープンになってもポールが張られた部分には寄らないほうが無難でしょう。

※ 動画は画像をクリック

ラブリーバレー第1ゲレンデ
最大斜度10度 平均斜度8度 距離1100m

エコーバレーの初級者用ゲレンデは上部エリアと下部を結ぶ中間に2本の緩斜面があります。

先ずは第2トリプルリフト降車後スタートしベースセンターまで至る1100mの緩斜面ラブリーバレー第一ゲレンデ。

このコースはコース幅こそやや細めながら斜度は最大でも10度となっており体感的にも初級者が恐怖心を抱かずに滑ることができるコースとなっています。
また第1ペア、第2トリプル双方のリフトが利用でき上部のみ、下部のみと分けて滑ることも可能となっています。

ラブリーバレー第2ゲレンデ
最大斜度10度 平均斜度8度 距離420m


続いて紹介するのはラブリーバレー第2ゲレンデ。 このコースは下の写真の通り初心者にはやさしい設定のコースとなっています。
10:00〜15:00まではスロータイムということで上級者の高速滑走を制限しています。コース幅も比較的広くやっとリフトに乗れた位の初心者が第2トリプルを利用して繰り返し滑走が楽しめます。

※ 動画は画像をクリック

エコーバレーには仮眠施設もあるんです。
ゲレンデの端にあるスイスハイム内にあります。
床暖房で利用は無料。
早朝到着した方は是非とも利用したいですね。
車での仮眠よりゆっくりできますよ〜
こちらは日中のスイスハイム内です。
ブーツを脱いで奥まで入るのは遠慮しておきました。
日中は小さな子供連れのファミリーで賑わっていました。
スキー場と道路を挟んで駐車場側には何軒かのレストランも営業されています。
ゲレンデからそう遠くはありませんので、スキー場のレストランが混んでいるときはこちらで食べるものいいでしょうね。

お土産も少々チェックしてみました。
先ずは県内で良く見かける唐辛子。
一味と七味がありますが結構香りも良く美味しい唐辛子ですね。
同じデザインのカラム〜チョ!
これは買ったことないけどちょっと辛そうだな〜
ご当地スナック菓子ってこの他沢山種類がありますよね。筆者はあまり買わないけど見るだけでも結構面白いです。
信州といったらやっぱり蕎麦ですよね。
大概のスキー場のお土産コーナーには置いてあります。
筆者は寒い冬でもこれをざる蕎麦にして食べるのが大好きです。こしが強くて香りも良く美味しいですよ〜

駐車場・その他
アクセスについては車山との分岐からが行きも帰りもややネックです。道幅はかなり広がりましたが依然として急こう配で凍結することの多い山岳路ですので運転は慎重に。

また、駐車場はゲレンデに直結した位置には無く道路を挟んだレストランの裏手がメイン。
以前は有料でしたが現在は無料となっています。
除雪も綺麗に行き届いており利用しやすい駐車場です。

大きな地図で見る