グランデコスノーリゾート
福島県 耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 TEL 0241-32-2530 公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (58ha)
 コース数/リフト数 : コース7/ 1 4
 Top−Baes (標高差) : 1580m-1010m(570m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 4000m/33度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜16:30 
当日データ 2013/1/13(日)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 140cm
 雪質 : 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち : センターコース混雑/ゴンドラ20分
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4500円 シニア3900円 子供3400円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日祝日1000円 平日無料 (3000台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
4 2 2 10 4 3 4 4 2 3 5 2 2 3 3 3 1 1 2 0 60

どんなスキー場?
福島県猪苗代エリアに位置する中規模スキー場。
エリアでも最奥地にあるスキー場で立地的に不利な状況にも関わらず人気の方はかなり高く週末の混雑は激しい。

当グランデコの特徴はスキー場全体がなだらかな緩斜面主体のコースバリエーションで初中級者向きのゲレンデ構成。
また特記したいのがスキー場にあるリフトは全てクワッドリフトでありそれもフード付。 標高がベースで1000mを超え、寒さが厳しいスキー場なのではあるがリフトやゴンドラに乗車しているときにはそれを感じさせない素晴らしさがある。

各コースは1000mオーバーの滑走距離を持っているのも特徴であり、この辺も初中級者にウケル要因ではないだろうか?

毎年GWまで営業しているほど積雪量には恵まれたスキー場であり、またハイシーズン中の雪質はエリアでも1位、2位を争うほどの良好なコンディションを維持している。

スキー場に隣接するホテルグランデコも忘れてはならない。一定のサービスと食事は単なるスキー場のホテルを超えている。また宿泊者にはゴンドラ優先乗車というサービスもあり優越感に浸れるのも嬉しい(笑)

ともあれ、ファミリーが宿泊で滞在しながらスキーを楽しむには最適な場所であり相応のサービスが得られる貴重なスキー場でもある。

尚、筆者が気に入らないのは駐車料金の徴収である。エリアでは無料の所も増えてきているがここは未だ有料(アルツ、猫魔、猪苗代リゾートも有料)であり単独での来場にはいささか敷居が高いスキー場でもあることを付け加えよう。

朝のチケットセンター

前日会津若松に宿泊したためスキー場到着はやや遅めとなってしまいました。
到着早々にチケット交換に足を運んだのですがチケットセンターでは長蛇の列。どうしても一ヶ所での対応となりますので朝方は何時も混雑気味なのが少々気になるところですね。

出来れば週末の朝だけ他でも臨時窓口を開放してもらいたいと思う次第です。

待ち時間は10分ぐらいなんですけどね。

朝一のゴンドラ待ち

残念ながら来場当日の天気はどんよりとした曇り空。
今にも雪が降り出しそうな感じですね〜 左写真はゴンドラ待ちの列です。

向かって右側が一般の利用者、左はホテル宿泊者用の入り口となります。
筆者は当然右側に並んだわけですが、この位置から並んで20分ぐらいの待ち時間でしょうか?

尚、この位置ならばクワッドリフトを乗り継いでゲレンデに向う方が時間的には早いでしょう。

選択肢が他にも有るということは状況に応じて動けるので有りがたいですね。

ラベンダーBコース
最大斜度12度 平均斜度8度 距離800m (斜度数値は体感)

さてゴンドラで到着した地点から滑りだすのはラベンダーBコースです。
適度なコース幅の緩斜面であり沢山の滑走者で賑わうコースとなっています。

素直な緩斜面といったコースで難しいところは一切ありません。
但し残念なことに繰り返して滑走できるリフトがこのコースには架かっておらずゴンドラを利用しないと滑走できないコースとなっています。


第2クワッドがもう少し上部まで延びていればそれも解消できるのにちょっと残念ですね。

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ミントCコース
最大斜度12度 平均斜度8度 距離500m (斜度数値は体感)

グランデコの上部ゲレンデは珍しい構成で大半を緩斜面が占める。それもスキー場全体の規模からしても半分程度を占める割合ではないかと感覚ながら思ってします。

ここミントCコースもその一部のコースとなっています。
このコースは珍しく立ち木を多く残したコースであり、コースの雰囲気的にも緩斜面ながら非常に素晴らしい景観を持っている。

難易度はさほど高くは無初中級者向きのコースと言えるでしょう。


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メリッサコース
最大斜度25度 平均斜度13度 距離1150m (斜度数値は体感)

次に訪れたのは最上部から滑りだす中急斜面のメリッサコースです。このグランデコの特徴の一つに来場者の大半が初中級者のスキーヤー&ボーダーである。
数少ない中急斜面については滑走者が極端に少ない。特に上部のコースについては左写真のように滑走している人がいない時も多々ある状況です。

コースは1000mを超えるロングコース。基本的に未圧雪斜面であり斜度はきつくないものの雪が悪い場合は難易度が上がる。
逆に雪が軽い場合は中級者でも新雪を楽しめるコースでありコンディションによってどんどんチャレンジしてもらいたい。


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怪しい〜 超怪しいスタッフがグランデコには居るんです。ここはスキー場中間にあるレストラン「カシミール」です。
初めて入った人は一瞬ビックリするかもしれません。
一応正義の味方のようですが何も無い時はこのレストランでアルバイトをしているようです。
でもね。敵役のショッカーみたいな人も一緒に働いていました。(笑)
この正義の味方はデコレンジャーと言うらしいです。
「タカスダイナー」に匹敵するぐらいインパクト強いな〜
こちらはベースセンターハウス内のレストランメニューです。
大人1500円でメインが1品、サイドメニューは食べ放題とのことです。時間は60分以内です。もう少々食べ放題メニューの数が多い方がいいのかな?
最近どこでも見かけるようになったのが数量限定のメニューです。
でもなんでこれが限定なのかよくわからないものも有ります。 上の写真はその代表的なメニューでしょうか?
デコのカレーはややお値段が高いです。
その他カツカレーやメンチカツカレーは1200円。
そういえばデコでカレー食べたことないな〜

ミントAコース
最大斜度23度 平均斜度15度 距離650m (斜度数値は体感)

最上部から滑りだすコースはもう一本。中斜面のミントAコースです。
ミントCとストレスなく滑り込む事が出来るため実際は1100mものロング滑走が可能なコースでもあります。
滑り出しはやや片斜面。斜度が緩いため難易度は低め。
中間部よりやや斜度が増す内容ですが大回りでの滑走がしにくくどうしても小刻みにターンをしてしまうコースとなっている。

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ラベンダーAコース
最大斜度18度 平均斜度12度 距離800m (斜度数値は体感)

第4クワッドを利用するメインコースはこのラベンダーAコースです。
コースは林間の緩斜面。但し圧雪が入っていないためかコースは荒れた状態であり雪が重い場合はなかなかテクニカルなコースと変化するでしょう。
何度かグランデコには来場していますが、サラサラのパウダースノーは味わったことが無い。
今回の来場時も天気が悪く曇っていてそこそこ気温が低いのだがこのラベンダーAコースの雪はそぼろ状態の滑りにくい雪質であった。
地形的な問題なのであろうか?たまたまなのか?


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ミントBコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離200m (斜度数値は体感)

天気が徐々に悪化してきたグランデコです。まだ視界が有る分助かります。
このグランデコの難点はコースレパートリーの不足でしょう。
緩斜面は多いのですが少々斜度が無さ過ぎるコースが多く初級者には有り難いのですが上級者には物足りなさが残るスキー場なのかもしれません。
まぁ〜地形的な問題なので初級者、ファミリー層への売り込みを特化するのもいいのかな?

さて次にやってきたのはミントBコース。滑走距離は非常に短く直ぐにミントAコースと合流します。
雰囲気のいい林間コースで眺望もよさそうですが残念ながら今回は左写真のように眺望はありませんでした。


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モーグルコース
最大斜度28度 平均斜度18度 距離400m (斜度数値は体感)

上部コースを一通り滑った後は下部に向かいます。
下部エリアで真っ先に滑走したのはこのモーグルコースです。滑走距離は短めですが全てが未圧雪のコースでありテクニカルなコースとなっています。
本来はコブで埋め尽くされたコースを想定したのでしょうか?

しかしながらコブはコースサイドに数本有るだけで滑走者が少ない分荒れた急斜面といったコースになっています。
斜度はさほどきついものではありませんので中級者でもドンドンチャレンジしてもらえるコースだと思います。

センターコース
最大斜度13度 平均斜度10度 距離2000m (斜度数値は体感)

更に空が怪しくなってきました。次に滑走したのはグランデコで一番人気のセンターコースです。クワッド一本分をまるまる滑る緩斜面で滑走距離も2000mと長く沢山のボーダー、スキーヤーで賑わっています。
中間部かではコース幅も広く快適な緩斜面、後半は幅が狭くなりますが斜度は増すことなくセンターハウスまで続いています。
滑走者の大半が初級者であり座り込みや転倒者も多いので注意しましょう。


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センター33コース
最大斜度33度 平均斜度30度 距離170m (斜度数値は体感)

ベースゲレンデに立つと弥が上にも目の前に威圧感のあるコースが飛び込んでくる。 それがこのセンター33コースである。
基本的にはセンターコースの一部ではあるが、大半の滑走者は大きく曲がり迂回コースに進路をとる。
コース幅はそこそこ有るのだが何故か雪質が何時も硬めなのである。
本来は大きなコブで覆われるコース内容であるが、滑走者が少なく単なる荒れ地のコースといった印象か?

来場した時は何故かご覧のようにこのコースだけがガスに覆われてしまい極端に視界が悪かったです。

バジルコース
最大斜度28度 平均斜度18度 距離600m (斜度数値は体感)

アカデココースとモーグルコースの間にももう一本中斜面のコースが存在します。
しれがこのバジルコース。基本的に未圧雪のコースであるため斜度はさほどきつくないものの常に荒れた状態なのがこのコース。雪が良ければ大回りでも楽しめるコースですが来場時はやや湿った雪となっておりかなりバンピーな状態でした。このコースも滑走者が少ないですね〜

どうもグランデコのコースは滑走者が一部コースに集中する傾向がありますね。

アカデココース
最大斜度12度 平均斜度10度 距離3500m 

ラストに滑走するのはこのグランデコの看板コースでもあるアカデココースです。
コースはゴンドラ降車位置からスタートします。途中センターコースと同一部分を滑走しますが第一クワッドを潜る辺りでコースは大きく左に曲がり細めの緩斜面を経由した後ベースまで至る内容です。
中級者向けのコースとなっていますが実際は初級者でも十分に滑走できるコースでありセンターコースと人気を二分しています。

グランデコの各緩斜面は少し変化に乏しいのですがそれが逆に初級者には「安心」として受け入れられているのかもしれませんね。


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最近、NHKの大河ドラマの影響で会津地方は八重の桜関連グッズが沢山見かけるようになりました。
ここグランデコでも特設コーナーが設けられていました。
こちらも会津エリアで有名なアカベコ。
名前は「あかべぇ」というらしい。
コミカルタッチなぬいぐるみとなっていますね。こんなゆるキャラいないよね?いたかな?
あかべこはパンツにもなっています。
温泉でいきなりこれ履いている人いたらビックリするな〜(笑)

駐車場・その他
グランデコまでのアクセスは急な山道こそ有りませんが磐越道、猪苗代磐梯高原ICからは24kmほど離れている。特に小野川湖畔の道路は道幅も狭くなり積雪量も増すため慎重な運転を心がけたい。
駐車場はかなり大型で停められない心配はない。ただエリア最奥地の割に1000円の有料は頂けない。
是非とも無料にして頂きたいものである。

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