金沢市営医王山スキー場
金沢市俵町テ甲21番地 TEL 076-229-1947 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (20ha)(数値は体感)
 コース数/リフト数 : コース4/ 1 1
 Top−Baes (標高差) : 不明
 最大滑走距離/最大斜度 : 2000m/32度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : ALLスキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30 
当日データ 2013/1/5(土)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 70cm
 雪質 : 湿り雪
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人1500円 シニア1500円 子供1500円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 3 3 4 2 2 2 1 4 2 2 5 3 0 0 1 2 2 3 0 42

どんなスキー場?
金沢市内から30分程度の距離にある小さなロコスキー場です。
積雪のあまり多い地域では無いためスキー場オープンが遅れる事もあり、筆者が訪れた2013シーズンは年明けの1/5から営業が開始されました。

スキー場は金沢市営であり、営利目的というよりも地元のスポーツ振興が主な目的である。よってスキー場関係者もボランティアに近い市の職員や地元の年配有志と言ったところが運営しているようである。

さて一方ゲレンデは小規模ながら急斜面と緩斜面のバランスはいいスキー場です、
滑走距離こそロングコースは無いがかなり斜度感のある急斜面も用意されていて上級者が来場してもそこそこ楽しめるスキー場となっています。

スキー場に食事をとる施設はない。
第2駐車場に「ともしび食堂」という施設も有るようですが営業しているのか不明でした。
フリー滑走が目的で来場すた場合どうしても飽きがきてしまうスキー場です。
何か目的を持って来場した方がいいでしょう。
尚、一部スキー場情報サイトではこのスキー場を初中級者向けのファミリースキー場というような紹介をしているがむしろメインは中急斜面の上級者向けバーンが主体です。訪れないでデータだけで紹介するとトンチンカンなゲレンデ紹介となってしまうのできちんとした内容で紹介していただきたいものである。

でも筆者が訪れた時は小雪でファミリーゲレンデのみの営業でした。(^^ゞ

ファミリーゲレンデ(下部から)
最大斜度18度 平均斜度10度 距離300m 
(数値は体感)

来場時がオープン日ということもあって本日の滑走ゲレンデは左写真のファミリーコース1本のみです。
年配の係員が沢山集まって忙しそうにオープン準備にかかっていました。
特に何の催しが有るわけでもなく、リフト運行時間になると静かにシーズンがスタートしました。

ん〜でも来場者よりもむしろ係員の方が多いくらい。
なんでこんなに沢山居るのかな??
早速では有りますが運行したシングルリフトに乗車してゲレンデ上部を目指します。

※ 動画は画像をクリック(右に大きく回り込む迂回コース)

ファミリーゲレンデ(上部から)
最大斜度18度 平均斜度10度 距離300m 
(数値は体感)

ハッキリしたデータは有りませんが、このファミリーゲレンデ、リフト沿いがやや斜度感がありリフトを離れるに従って斜度も緩みます。

滑走距離が短くあっという間に滑りきってしまいますが初級者には少々滑り出しが厳しいかもしれません。
コース幅はワイドであり無論滑走者は少なく圧迫感はない。
もう少々距離があれば中級者でも楽しめるコースだと思われます。


※ 動画は画像をクリック

ファミリーゲレンデ(林間迂回)
最大斜度18度 平均斜度10度 距離300m 
(数値は体感)

この林間コースはファミリーゲレンデ滑り出しから大きく左に回り込み細めの林間コースを滑ります。
本来はペアリフトに連絡するコースですがペアリフトは運行しておらずダイナミックコース下部を滑り元のシングルリフトに戻るコースとなっています。

林間に入った部分がコース幅が狭く板のコントロールが上手くできない初心者には少々辛いでしょうがコース幅が広がるダイナミックコース下部からは斜度も緩み安心して滑走ができるでしょう。


※ 動画は画像をクリック

ダイナミックコース
最大斜度32度 平均斜度17度 距離520m

今回は残念ながら滑走する事は出来ませんでしたが、下から眺めると斜度感もあり、なかなか滑りごたえのあるコースだということが分かります。 


日中ピステンが入り積雪状況を確認しながら圧雪していましたが目測でも十分な量の雪がありコースオープンしても問題ないと思われました。

雪質も軽めの雪でコースサイドは手つかずの新雪も残っているため非常に残念でしたね。

このスキー場で中上級者が滑走するには一番楽しめるコースだと思います。

チャレンジコース
最大斜度37度 平均斜度21度 距離500m


当スキー場最大斜度を誇るのがこのチャレンジコース。小さなロコスキー場の割には急斜面が充実している。
最大斜度37度は八方尾根の黒菱やウサギ平をも凌ぐ斜度でありまさにチャレンジングなコースとなっています。

残念ながら来場当日は下から眺めるだけとなってしまいましたがそれでも威圧感は十分に感じられました。
ペアリフトもコースと平行に架かっており上級者でも十分に満喫できる内容である。
尚、コース最上部からはダイナミックコースにも滑り込むことができる。

ロコスキー場特有でスキー場の施設はほとんどない。
左写真の建物はキゴ山ビジターハウスであるが、食堂が有るわけでもなくトイレと一部休憩室が利用できる内容です。

こちらがキゴ山ビジターハウスの内部です。
パトロールの部屋が有ったり主にスキー場関係者が利用するようである。
綺麗な室内ではあるが、一般の来場者はトイレ位しか利用する事は無いであろう。

ファミリーゲレンデ上部から、正面にはお寺のような宗教的建物が見えます。
何かな?と後で調べたら医王山寺霊園の建物でした。
スキー場の前は霊園だったのですね。

眺望

スキー場からの眺望は決していいものではないがファミリーゲレンデ上部からは右手に日本海も望めるロケーションです。
やや遠目であり天気が悪い時はその眺望も無いと思われます。

駐車場・その他
駐車場は500台のスペースが用意されており第2駐車場が便利な位置にあります。
但しローカル特有のスキー場関係者が一番いい位置を確保してしまうためこの駐車場を利用出来る数は限られる。 当日も筆者が最後の1台分に入れた後は満車状態となってしまいました。来場者ほかなり少なかったのに。

アクセスは難儀する山道はありません。
道も比較的に分かりやすいスキー場だと思います。

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