高鷲スノーパーク&ダイナランド
岐阜県 郡上市高鷲町西洞3086-1 TEL 0575-72-7000 公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (180ha)
 コース数/リフト数 : コース18/1 6 2
 Top−Baes (標高差) : 1550m-950m(600m) (高鷲sp)
 最大滑走距離/最大斜度 : 4800m/40度 (高鷲sp)
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 5:00〜23:00 (ダイナランド)
当日データ 2013/1/2(水)
 天候 : 霧
 積雪量 : 160cm
 雪質 : 軽めの湿雪
 混雑/リフト待ち : ダイヤモンドコース混雑/ゴンドラ10分
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4800円 シニア3800円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日千円 (高鷲sp3000台・ダイナ2000台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
8 7 10 8 3 4 3 3 1 2 5 2 3 3 3 3 3 1 3 0 75

どんなスキー場?
近年スキー場運営がマックアースグループに加わり勢いが増すスキー場である。
隣のダイナランドとコース接続し、マウントタカスという実質一つのスキー場となった。
岐阜県以西としては最大(級)のスキー場でありその滑走充実度も一日では滑りきれないエリアとなっています。
首都圏在住者にはあまりイメージが沸かないと思うが規模でいえば白馬五竜&47と同程度。コースバリエーションは白馬エリアのどのスキー場よりも多彩と言ってもいいであろう。

しかしながらその分週末の来場者は非常に多く一部緩斜面に滑走者が集中してしまい思うような滑りができないと思われる方も多いようです。

実際は上部のコースに関しては極端な混雑も無く快適に滑走できる事もあるんです。
ともあれ元気な元気な高鷲スノーパーク&ダイナランドには是非とも来場してもらいたいと思います。
PDF
今回東京からの来場は最短距離の中央道松本インター経由安房トンネルを抜け岐阜県に入り高山市内から東海北陸道を利用しスキー場まで到着です。
下道が長いため時間的には8時間程度の道のりとなります。

さて8:30に到着したゲレンデは既に沢山の滑走者に賑わっています。
左写真はベース付近ですがボードが並ぶ風景は何時もの事でしょうか?

しかしながら元気ですね〜高鷲!

来場者の多くは若いボーダーが大半でそれだけでもスキー場の活気が上がるというものです。

筆者は来場するたびにこのスキー場が日本一元気なスキー場だと感じてしまうんですね。

ゴンドラ待ち(高鷲SP)

朝一の高鷲は早くから始動を開始しています。
筆者が来場したときは既にたくさんの来場者が滑りを楽しんでいました。
遅れをとってはいけない!
早々に混雑がさほどでもないゴンドラに乗車開始です。
このゴンドラは15人乗りで基本的に立っての乗車なんです。
また高鷲SP独自のルールで乗車方法が面白いです。
乗車位置がちょうど湾曲した部分にあり同じゴンドラに乗車する場合横一列に
並ぶ必要があります。
最前列の人だけがゴンドラに乗れるわけですね。
輸送力は高いので待ち列が長くても意外に早く乗れるのもありがたいです。

パノラマコース (高鷲SP)
最大斜度21度 平均斜度10度 距離3950m

さて一気に山頂に到着しましたが、天気は生憎のガス模様。
それも結構濃い。
参りましたね〜 ゲレンデレポするのに一番やりにくい天気なんですよね。

そんな天候の中滑走を開始します。コースは4000m近いロングコース前半は尾根の中斜面で一部斜度の増す部分がいくつか出てきますが中級者には最適なコースと言えるでしょう。
また下部のコースは急にコース幅が広がり斜度も緩みます。初級者には最適なコースとなり一気に滑走者も増えて来る部分ですね。またこの緩斜面部分を滑りたい方はパノラマクワッドを利用する事により繰り返し滑走できるのも嬉しいですね。

左写真はそんなコース幅の広い緩斜面部分を撮影してみました。

※ 動画は画像をクリック

ダイヤモンドコース (高鷲SP)
最大斜度17度 平均斜度10度 距離3900m

パノラマコースに匹敵するロング滑走が楽しめるのがこのダイヤモンドコースです。
早速次に入り込んでみましょう。
しかしながらガスが濃いですね〜 左写真は無理やり画像処理をしていますがほとんど前が見えなくなってしまいスピードは出せない状況となってしまいました。
コースは中緩斜面で斜度の緩みは余りなくスピードの出やすい谷あいのコースとなっています。このコースはダイヤモンドクワッドを利用する事によりベースに戻らなくても繰り返し滑走できる点が利用価値の高さを示しています。

谷あいのコースのため滑走者が多いとやや窮屈な感じがしますが基本的にはロングターンが楽しめるコースとなっています。 


※ 動画は画像をクリック

ビギナーコース (高鷲SP)
最大斜度10度 平均斜度7度 距離3100m

チャンピオンクワッド降車後横に滑走するのがこのビギナーコースです。
雰囲気のいい林間の緩斜面でありパノラマコース下部が混雑している場合はこちらを初級者にはお勧めしたいです。

圧倒的にパノラマ下部より空いているので他の滑走者を気にせず滑ることができるでしょう。

今回来場の高鷲spは雪質が良かったですね〜
また量も申し分なくどんな滑走者でも滑りが上手くなったと錯覚できるほどでした。
意外に奥美濃雪質でも長野に負けてないんですよ〜

高鷲SP
かなり広めの高鷲SPのレストランですがお昼時は満員状態です。
シングル来場者にはとても相席をお願いするような雰囲気でもなく食事は取ることができませんでした。週末は完全にキャパオーバーの来場者ですね。
高鷲SP
そんな混雑の中でもレストランメニューはしっかりチェック!!
このメニュー他ではあまり見かけませんね。 大体エビフライ自体メニューに載せるスキー場が少ないかもしれません。 海老フライ丼 1000円!
高鷲SP
スキー場と言ったらカレーやラーメン、うどんと並んで評判がいいのががっつり食べられる丼ものですね。
そんながっつり系メニューも高鷲SPは充実してるんですよ。 豚キムチ丼 1000円!
高鷲SP

面白い企画ですね。グループの3スキー場でレストラン対決をやっています。1月はカレーの対決でした。こりゃチェックするには3スキー場をハシゴしなくちゃいけないじゃない!
高鷲SP
お酒好きには抱きつきたいタンクじゃない??
デカイ!
これでビールの品切れは心配なし!
ダイナ
さてダイナ側のメニューはどうかな?
おお〜海無し県の岐阜でマグロですか?お値段はやや高めですがなかなか珍しいかもしれません。
出ました!岐阜、美濃エリアの名物ケイチャン。
鶏肉とキャベツの味噌炒めです。
これ結構いけるんです。 お値段も比較的にリーズナブルでおなかいっぱいになるメニューでありお薦めです。
ここダイナランドは鶏肉を使ったメニューが充実してますね。
ちょっと高鷲SPよりメニュー表示も上手いし、食べたくなっちゃう心をくすぐられるPOPかもしれないな〜
こちらも出た〜!
飛騨の名物飛騨牛とマーボトウフのコラボ。
どんな味になってるんだろう?

いっそ飛騨牛ステーキランチ3000円!なんてあってもいいかもしれない。
売れますよ〜???

エキサイティングBコース (高鷲SP)
最大斜度30度 平均斜度12度 距離2300m

滑走コースが多いのでどんどん滑ります。
続いてやってきたのはエキサイティングBコース。このコースはチャンピンンクワッドを利用してダイナミックコースから枝分かれして滑り込むコースとなっています
数値的には最大斜度が30度となっていますが急斜面はほんの短い距離で基本的には中斜面のコースと言っていいでしょう。

混雑を懸念して高鷲SP敬遠する方も多いと聞きますがコースによってはさほど混雑もしておらず快適に滑ることもできます。そんな代表的なコースがこのエキサイテジングBコースではないでしょうか?

ダイナミックコース (高鷲SP)
最大斜度24度 平均斜度10度 距離4000m

今回来場した高鷲SPは珍しくチャンピオンクワッドのリフト待ちがほとんどありませんでした。そのチャンピオンクワッドを利用して滑るコースの代表的格がこのダイナミックコースでしょう。

コース表示的に上級者向けコースが多いチャンピオンクワッドですがリフトから一番大きく迂回するのがこのダイナミックコースであり、難易度も比較的低いので初中級者には最適な滑走ができるコースと言えるでしょう。
緩急変化に富んだコースでもあり、繰り返し滑るだけで上達もできる内容となっています。

チャンピオンコース (高鷲SP)
最大斜度40度 平均斜度12度 距離2250m

高鷲SPきっての急斜面それがこのチャンピオンコースです。
表示的には40度となっていますが体感的には32〜33度的でしょうか?今回はさらに視界が悪く斜度感がマヒしていたのかもしれませんが滑走者が少ないのでしょうか?
今回はコブの発生はありませんでした。
このコースコブが発生すると極端に難易度の上がるコースでもあり、なかなか侮れませんぞ〜

上級者には是非チャレンジしてもらいたいコースとなっています。

から松ゲレンデ (ダイナ)
最大斜度15度 平均斜度11度 距離420m


さて滑走を繰り返していくうちにガスがどんどん下に下がってきてしまいそれを避けるようにダイナランドに移動してきました。

高鷲SPには単独のリフト券はありませんが、このダイナランドには400円安い専用リフト券も存在します。
双方のスキー場を合わせるとかなり広大なスキー場となりますので自分の滑走に照らし合わせダイナランドに来場するのも一つの手だと思います。

さてダイナランドにはチャンピオンクワッドを利用しスカイラインBコースを滑走して滑り込む事ができます。

じゃ〜ん! 高鷲よりもさらに視界が悪くなってしましました。
泣けてきます(/_;)

濃霧

もう限界の視界であり今回は途中でレポートを断念してしまいました。
残念ですね。

せっかくここまで来たのにと思いますが、自然相手のスポーツですからまぁ〜仕方ないでしょう。
また来ればいいだけです。

そんなわけでゲレンデのレポートはここで終了です。($・・)/~~~

三浦千佳(左)さんと山田弘乃(右)

高鷲SPを何時も盛り上げてくれているのがこのDJさんたちです。
結構乗りがいいんですよ〜

このDJさんたちは何人か居られて、個性豊かなお話をしてくれるんですよ〜
関東圏のスキー場では珍しいんですが奥美濃ではもう当たり前のようですね。

スキー場によっては必要ないのかもしれませんが、来場者の年齢が若い高鷲SPやダイナランドではピッタリマッチングしてますね。


恒例になりつつあるお土産チェーック!
やっぱり奥美濃、飛騨エリアはこの飛騨牛を使ったお土産が目を引きますね。
この飛騨牛コロッケは道の駅なんかでも揚げたがその場で食べられて結構評判もいいんですよ〜
そんなコロッケを自宅でも食べられるようにしたんですね。
最近大人気のロールケーキ。堂島ロールなんかも有名ですが高鷲ロールの名前でこちらも出してます。
流石に生ではないですがどんなお味なのかな?
和菓子が苦手な方はお薦めです。
岐阜県、飛騨地方の民芸品で「さるぼぼ」のぼぼは赤ちゃんを意味しています。
縁起物として古くから愛されており、そんな民芸品を用いたお菓子もいくつか販売されているんですね。
本来のさるぼぼは顔がのっぺらぼうで赤い体に黒い腹巻が特徴です。この絵はかなりマンガチックになってますね〜

駐車場・その他
高鷲スノーパークに今回は車を駐車しましたがこちらはかなりの台数を停めることができます。
実際自分の駐車した位置を覚えておかないと迷ってしまうほど。
除雪の状況は良好でほぼ平らで利用しやすい駐車場です。
一方ダイナランドは立体駐車場なので降雪時などの悪天候のときはダイナを利用すると言う手もありますね。

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