鹿沢スノーエリア
群馬県 吾妻郡嬬恋村田代1017 TEL 0279-98-0611 公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (40ha)
 コース数/リフト数 : コース13/ 1 6
 Top−Baes (標高差) : 1850m-1350m(500m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 2000m/34度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー
 土日の営業時間 : 8:00〜16:00 
当日データ 2012/12/31(月)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 100cm
 雪質 : ハードパック
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ち無し
 アクセス道路状況 : 軽井沢から凍結
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3500円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (1200台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(8)
急斜面
(10)
中斜面
(10)
緩斜面
(10)
コース幅
(4)
連続
滑走
(5)
雪質
(5)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(5)
配置

(5)
待ち
時間
(5)
リフト
料金
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 4 6 3 2 2 2 2 3 2 2 4 3 2 2 1 1 3 2 0 49

どんなスキー場?
群馬県、草津嬬恋エリアにあって最奥地となるスキー場です。
ゲレンデ規模は中規模。ロングコースは無いものの良質な中斜面がゲレンデの大半を占める。

また標高が高いため、シーズンが早くGW迄滑走を楽しむことのできるスキー場でもある。

このスキー場の特徴は、なんと言ってもレースが盛んなスキー場である事です。よって来場者の多くはポール滑走が目当てのスキーヤー。 決してボード禁止のスキー場ではありませんが珍しくその姿はゲレンデであまり見かけない。

このスキー場のエリアは旧ハイランド側と裏手にあるカマン側。 カマン側の営業は基本土日のみとなっています。

派手なスキー場ではありませんが真面目な姿の滑走者が多く滑走そのものを楽しむスキー場だということが来場すればきっとわかるはずでしょう。

アクセスにはちょっと難があるが黙々と練習するには都合のいいスキー場だと感じます。

朝一、ベースからの眺めです。
大晦日の来場ですが来場者は少ないですね〜

ただ天気が今一なんです。雪雲に覆われた空模様で寒さがひときわ厳しい早朝でした。
今回のアクセスは関越道渋川伊香保から145号〜144号経由で来場しました。
今は軽井沢から入るのが一般的なんでしょうか?
下道の長い渋川ルートは嫌われているのかな?
道路状況は万座鹿沢口から一部凍結でやや神経を使った運転となりました。

ホームゲレンデ
最大斜度20度 平均斜度13度 距離400m

さて来場した時には既にリフト運行は始まっていました。8:00からの営業開始なんで急いで着替えてペアリフト一本でこのホームゲレンデに立つことができました。
シーズン初めのこのゲレンデは紐のような細い細いコースが出来上がっているんですが、現在はコース幅いっぱいに雪があり、その面影はありません。
コース幅の広い中斜面となっています。

今回来場した前日には雨も降っていたためコースコンディションは非常に硬め。
アイスバーンに近い感触で板が流されることもあり、何度かヒヤリとさせられました。


※ 動画は画像をクリック

エースゲレンデ
最大斜度23度 平均斜度15度 距離500m

何本か足慣らしにホームゲレンデを滑走したのですがコンディションは硬いままなので他のコースに移動してみました。

基本的にホームゲレンデの線上にあるコースのため内容は殆どかわりません。
こちらもフラット中斜面です。
硬めのコースは相変わらずでまさにレーシングバーンと言ってもいいぐらいの雪面でかなりのハイスピードコンディション。
こりゃ高速でこけたらタダじゃ済まない事が頭がよぎり、恐怖心いっぱいの滑走となってしまいました(情けない〜)


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ショートゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度22度 距離250m

さて天候ですが目の前に見える、万座、パルコール方面は青空も望める良好な天気なんですがここ鹿沢スノーエリアだけは暗い雪雲に覆われたままです。
但し雪はまだ降ってきていないため雪質に変化なし。

左写真はエースゲレンデ上部からリリーフゲレンデ側に移動するコースとなっています。
滑走距離は250mしか無く一気に滑ってしまえば直ぐに終わってしまうのですがこのコースを敬遠する方が非常に多いんです。
やはり硬い雪面と斜度感で嫌がっちゃうのかな?


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リーリーフAゲレンデ
最大斜度11度 平均斜度6度 距離1000m

ショートコースを降りるとそこには1000mのストレート緩斜面が待っていました。このコースは比較的に他のコースよりも人気が高く多くの滑走者で賑わっています。

緩斜面であっても今回の雪面ではスピード感も味わえるため初級者のみならず一般の上級者の姿も多く見られました。
また、林間コースのため風も無く寒さが少し和らぐコースでしたね。

筆者もホッとするコースに感じられました。


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リリーフBゲレンデ
最大斜度11度 平均斜度6度 距離1000m

コース内容はリリーフAゲレンデと同じです。
共に林間の中緩斜面でハイスピードコースに仕上がっています。
第Eロマンスを利用して繰り返し滑走する人の姿を多く見かけましたが、グループでのレッスンもこのA,Bコースで行うことが多いようですね。

どうしてもメインのエースゲレンデ、ホームゲレンデでは狭いためなのかな?


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こちらが鹿沢スノーエリアのセンターハウスとなります。1Fがレンタル、2Fが食堂と外にチケットセンターがありシンプルな施設ですね。
こちらが食堂内部です。
決してレストランというイメージではなくロコスキー場に近い内容となっていますがそれが逆にホッとできる安心感なんかがありつい長居してしまうんですね。
さてさて食事のメニューを紹介しましょう。
メーニューの数は多くはありませんが定番のラーメン・カレーや丼ものが並びどれもボリュームがありますね。
定食は要らないんじゃないかな?
牛丼でいいと思います。
お値段は平均的?かやや高いかな〜
ローカル色が強いメニューですがチョット色気が寂しいですね〜 (笑)
筆者は定番のカレーを頂きました。周りの人は結構カツカレーを食している人が多かったのですね〜

しかし皿からはみ出そうな量には参りました。

ライトBゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度20度 距離650m

緩斜面を幾度か滑った後ライトゲレンデ側に移動します。
今回は左写真のライトBコースはクローズとなっていました。
積雪量だけを見れば十分に滑走できると思われますが、未圧雪のガチガチバーンです。
オープンしていてもとてもこのオフピステには入る気持ちに慣れないのでちょっと安心です(笑)

コースは中斜面雪が柔らかければパウダーゾーンになるゲレンデですね。

ライトAゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度20度 距離650m

続いて第5ロマンス沿いを滑走するライトAコースの滑走です。
このコースはいいですね〜 硬さは他のゲレンデと大差ありませんがコース幅が広く均一なフラット斜面で段差も無いので滑りやすいです。

またご覧のようにほとんど滑走者がいないのが嬉しい(寂しい?)です。
高速ターンへの順応性を試すにはもってこいかもしれません。

他のエリアからは見ることができず進入経路も細い事が空いている要因なのかな?


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センターBゲレンデ
最大斜度32度 平均斜度25度 距離800m

今回のセンターBゲレンデは第6ロマンスからの滑り込みのため上部の急斜面は滑走できず、中間からの中緩斜面のみとなります。

オフピステゲレンデは軒並みクローズされているのでコースバリエーションが極端に少なくなってしまいフラット中斜面と緩斜面のみのオープンとなっています。
このコースを滑走しなければリリーフゲレンデ側に行くことができないため滑走者は比較的に多いコースとなっています。

カマンAコース
最大斜度10度 平均斜度5度 距離1000m

天気が急激に怪しくなってきてとうとう雪が降り出しました。
さてこれからカマンゲレンデ側に向かいます。

視界が悪くなってきましたが先ずはカマンAコースの滑走です。このカマンゲレンデへはリリーフゲレンデ下部よりカマン第2リフトを使い入り込むことができます。

コースは斜度感のない緩斜面で滑走距離は1000mです。
上部はややコース幅が狭いのですが中間部より急にワイドな斜面となり初級者には滑走充実度の高いコースとなっています。


※ 動画は画像をクリック 

カマンBコース
最大斜度25度 平均斜度15度 距離800m


ちょっと残念だったのは中斜面のカマンBコースの滑走ができなかった事です。
積雪量はそこそこあるように思えるのですが、上部の雪付が悪かったのかな?

コースは適度な幅のある中斜面です。
カマンエリアでは中級者向けのコースとなっています。

カマンメインコース
最大斜度20度 平均斜度18度 距離300m

カマンエリアの滑走者はハイランドゲレンデ側よりさらに少ないガラガラ状態です。平日にクローズされることが納得させられる状況ですね。

さてこのカマンメインコースはコース幅は広いものの滑走距離が極端に短く独立したコース名を付ける内容でな内と思われます。
カマンCゲレンデの上部コースとでもした方がすっきりするでしょうね。

カマンCコース
最大斜度12度 平均斜度4度 距離800m

カマンゲレンデでコンディションが良好だったのはこのカマンCコースです。
このコースも基本的に緩斜面の中距離コースです。

斜度の落ち込むような部分も無く素直なコースですので初級者が滑走するには最適なコースと言えるでしょう。

しかし大晦日というのに誰も滑走していないんですね〜 ビックリです。


※ 動画は画像をクリック

前回のレポートからお土産コーナーも紹介し始めたんですが2回目でいきなり頓挫してしまいました。
食堂の横にちょっとした売店はあるものの菓子類と小物が置いてあるだけでお土産らしきものはありませんでした。 残念 ((+_+))
今回上部へのアクセスとなる第3リフトは動いていませんでした。一応リフトゲートは設置しているので動かすつもりはあるのだと思いますが、かなり老朽化したリフトですね〜
カマンゲレンデ側に食事をとる施設はありません。
上の建物は完全にクローズされていて休憩すらできない状態でした。
リフトだけは綺麗なクワッドが架かっておりできればハイランド側に移設してもらいたいぐらいですね。

駐車場・その他
駐車場は来場者がやや少ない事もあって一番近いセンター横でもスペースがありました。
アスファルト敷きで停めやすくまたゲレンデに近いため車の行き来は比較的に容易です。

アクセスは冒頭にも書きましたが、メインの軽井沢側からと下道の長い渋川伊香保から。また長野方面は菅平側から、それと峠越えが厳しい湯の丸スキー場経由がありますが何処から来場しても少し高速からの距離があるスキー場となっています。

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