川場スキー場
群馬県利根郡川場村川場高原 TEL 0278-52-3345   公式サイト
基本データ
 規模 : 中規模 (41.7ha)
 コース数/リフト数 : コース10/ 3 1 1
 Top−Baes (標高差) : 1870m-1290m(580m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 3300m/34度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜16:00 
当日データ 2012/12/23(日)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 150cm
 雪質 : ハードバーン
 混雑/リフト待ち : 桜川コース混雑/クリスタルEXP10分
 アクセス道路状況 : スキー場手前10km凍結
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4200円 シニア3500円 子供3000円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (1800台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(7)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
3 3 4 3 2 3 3 3 2 3 4 2 3 2 1 3 3 3 3 - 53

どんなスキー場?
首都圏からのエリアで立体駐車場をいち早く建設したスキー場で当時は吹雪でも車の乗り降りが楽で且つ施設の充実度が高く一躍有名になった川場スキー場です。

嬉しいことにこの立体駐車場は近年無料化となり益々利用しやすくなりました。

関越道、沼田ICから30分程度の距離で到着できるスキー場です。また運転に自身の無い方に下部道の駅田園プラザより無料シャトルバスも運行しており非常に来場しやすいスキー場となっていて毎年沢山の来場者で賑わっています。

スキー場規模は中規模。後発のスキー場だけあって線的コースの多いのが特徴。関東圏でありながら積雪量も豊富であり長い期間営業しているスキー場でもあるんですね。

こんな来場しやすいスキー場である川場なんですが弱点もあるんです。それは風に弱いスキー場。 特に桜川コースは風の通り道にもなっていて降った雪は風で飛ばされてしまい何時も硬めのコースとなっています。
このあたりはボーダーさんにはちょっと辛いかもしれませんね。

一旦上部まで上がってしまい西峰ダウンヒルやクリスタルコースで滑走を繰り返せば大きな問題ではないのかもしれませんが、来場の際は風の強さも考えて来場する事をお勧めします。

 カワバシティー 
この川場スキー場の特徴はなんといってもこのカワバシティーですね。
1階から6階までが駐車場、そして7階がこのショップが並びインフォメーションやチケットセンターが入るエリア。
そして8階がレストランとなっています

もう何年前かな?初めて川場に訪れたときの表現が「まるでデパートの中をスキーブーツで歩いているようだ」と書いた記憶があります。

現在はその内容も多少変化しましたが、それでもうろうろ歩いていて楽しいですね。


 カワバシティー 
悪天候時には本当にありがたい建物ですね。

今回はあまり寒さを感じませんでしたが風が強い時とか寒い時はこのカワバシティーに逃げ込んで体を温めながらの滑走になります。暖房がすごく良く効いている建物です。冷え性の女性にも嬉しいですね。

またテーブルや椅子も数多くあり気軽に腰を下ろせるところもいいですね〜

建物内にはムラスポも入っているんですよ、スキー場なんですが左写真のようなシューズも販売しています。

果たして売れるのだろうか???

 桜川コース
 最大斜度16度 平均斜度9度 距離1300m
 
さてそんなカワバシティーを抜けてゲレンデに出てみました。
天気予報ではこれから冬型が強まり雪や風が強まるとの事です。

現在雪は小雪で部分的に青空も出ています。 天候が悪化しないうちに撮影だけは済ませておかないとね。

先ずはゲレンデベースへと続く桜川コースの緩斜面を滑走してみます。
このコースはカワバシティーへ繋がる唯一のコースであり来場者が多くなるとかなり混雑するコースです。

最近の川場スキー場の来場者の大半がボード初級者であり目の前で急に転倒する事もしばしば。
やはり混雑する前に滑っておきましょう。

コースコンディションはやはり硬めの雪質です。土や石は出ていませんがボーダーには辛い雪だと思います。

※ 動画は画像をクリック 

 白鳥スカイライン
 最大斜度14度 平均斜度9度 距離1850m
 
桜川コースの緩斜面を滑った後は尾根の白鳥スカイラインを滑走してみます。
こちらも基本緩斜面なんですが、雪いいですね〜
毎年この時期に来るとまだブッシュが出ている事が多いコース難ですが、今年はそれがありません。

尾根コースの割に雪が飛ばされる事も無く残っているのは嬉しい誤算です。

滑走者も少なく一日を通して滑れるコースですね。

※ 動画は画像をクリック 

 シャミンダウンヒル
 最大斜度24度 平均斜度14度 距離720m
 
白鳥スカイラインから続くのは中斜面のシャミンダウンヒルです。

初級者が白鳥スカイラインの緩斜面を滑らないのはその先にあるこのシャミンダウンヒルが待ち構えているからでしょう。

せめて迂回コースを作ってあげればかなり初級者も滑走しやすいコースになると思うんですけどね。

さてこのシャミンダウンヒルは斜度が一気に増して雪質もかなり硬めに変化していきます。
一部アイスバーン気味の所もあり板が流されることもしばしば。特に午後にはさらに厳しいコンディションに変ってしまいました。

ん〜どうも中途半端なコースになってしまってますね。コース改善が望まれます。


※ 動画は画像をクリック

 白鳥ダウンヒルコース
 最大斜度16度 平均斜度10度 距離590m
白鳥クワッドを降りて左に滑り込むのがこの白鳥ダウンヒルです。

わりとコース幅の広い緩めの中斜面と言ったところでしょうか?
今回は滑走者も多くあまり飛ばすことができませんでしたが、均一な斜度でフラットバーンですのでどうしてもスピードを出したくなる要素満載のコースとなっています。

滑走中、中間右側から無名峰ダウンヒルとの合流がありますのであまりそちら側には寄らない方がいいでしょう。

今回は硬めのコースと雪玉が転がるコースコンディションでした。

※ 動画は画像をクリック

こちらはカワバシティー内8Fのレストランです。
座席数は600以上ありハイシーズンの週末でもちょっと時間をずらせば簡単に着席できるのは嬉しいですね。
流石に写真撮影をしたちょうどお昼頃は満席状態でした。
さてレストランメニューです。
メニュー数はやや少なめですが内容は充実しているようです。お値段は各スキー場の相場よりチョットだけ高めかな?
今はソースカツ丼の人気に押されぎみですが関東圏の人はカツ丼と言ったらこの事でしょうね。
ただこのカツ丼、トンカツの上からスクランブルエッグをかけたタイプでした。手間はかかるが煮込んでほしかった〜

スキー場の名前をとったカレーです。トッピングにから揚げやハンバーグ?などが入っているようですが、シンプルな味自慢のカレーを提供して欲しいな〜

カレーだけに辛口コメントです。(笑)
ラーメンは醤油と味噌がチョイスできます。
内容は極々平凡的なものでしたが、スープがややぬるいのが残念。
最近各スキー場で出されるメニューに多くなってきたのがワンプレートメニューです。このジャンバラヤやロコモコなどが代表格ですね。
でも川場さんにちょっとご提案。14:00でこのメニュー類がクローズされていたのは早すぎませんか?特に食べるつもりは無かったけど早々に片づけに入られていました。

 高手ダウンヒルコース
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離980m
さて下部で散々滑ったので今度は上部ゲレンデに移動しましょう。

でも朝方降っていた雪も直ぐに止んでいつの間にか青空が出てきましたね。スキー場的にはもうちょっと降っていてもらいたいところなんでしょうね。

ゲレンデレポする側としては有り難い天気となりました。

この高手ダウンヒルはまさにスキー場トップから滑りだすコースです。斜面やコース幅のやや狭いヘアピンカーブが連続する緩斜面となっています。

初級者でも最上部からの滑走が可能で高手ダウンヒル〜クリスタルコース〜桜川コースとつなげば3000mオーバーのロング滑走も滑れてしまうんですね。

また来場時の雪質は最高でした。圧雪斜面ではありましたが硬い部分は無くエッジが噛みやすい雪質で滑っていて非常に気持ちが良かったですね。

※ 動画は画像をクリック

 クリスタルコース
 最大斜度20度 平均斜度11度 距離2000m
スキー場上部から中間部まで滑るコースがこのクリスタルコースです。
上部と下部をつなぐ唯一のコースでもあり、一日を通して滑走者が絶えることが無く、並行して架かるクワッドリフトもスキー場で一番混雑するリフトとなっています。

コースは上部が尾根、中間部より谷へ変化する2000m。

特に谷の部分が両サイドの壁を使ってボーダーが滑る人気のコースでもあります。

ちょっと混雑するコースでもありスピードは出しにくい状況でした。
やや圧迫感のあるコースでもあり、各滑走者の動きに注視しながら滑る事になると思います。


※ 動画は画像をクリック

 リフト待ち
ここ川場で一番混雑するのがこのクリスタルエクスプレスです。
スキー場最上部まで行くクワッドです。
フード付なんで寒さが厳しい時には助かりますね。

写真撮影は14:00頃ですがこの列で10分待ちと言ったところでしょうか?

筆者は1人なんでシングルレーンを利用して待ち時間はほぼ0でした。

また、上部の高手ダウンヒルコースを滑走する場合は途中からとなりますが下の高手ペアを利用した方が確実に早く滑走できますのでリフト待ちの列と相談して利用してみてください。


 西峰ダウンヒル
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離620m
いつの間にか空は快晴の天気となりました。
予報では冬型が強まるとのことでしたので吹雪を覚悟の来場でしたが、いい意味で外れて気分も上々です。

さてこの西峰ダウンヒルは雪質がいいですね〜
昨日降った雪が木々に積り雰囲気も最高のゲレンデに仕上がっています。
斜面は緩めの中斜面。コース幅もワイドであり繰り返しての滑走を楽しみたいところなんですが、川場には短めのリフトがありません。

一旦滑りだすと中間のクリスタルエクスプレス乗り場まで降りなくてはならずどうしてもリフト待ちが待ち構える内容となってしまいます。

残念だ〜

※ 動画は画像をクリック

 無名峰ダウンヒル
 最大斜度26度 平均斜度20度 距離720m
西峰ダウンヒルを何本か滑った後はコブ斜面の無名峰ダウンヒルを滑走してみましょう。

このコースは無名峰トリプルリフトが架かりリフト待ちも皆無で繰り返し滑走を楽しむことができるコースです。

ここ川場は極端に初級者割合が高いので上級向けコースの無名峰エリアは常に空いており上級者にはストレス無く滑りを楽しむことができる嬉しいコースとなっています。

さてコースの紹介です。リフトを降車するとやや斜度のあるフラットの尾根コースを200m程度滑走、その後迂回して白鳥ダウンヒルに至るコースと本来の無名峰ダウンヒルのコブ斜面へと滑るふた手に別れます。

今回は雪がかなり硬くコブの発育は余り良くなく中央には小さなコブができるコンディションとなりました。
動画は撮影しましたが流石にカメラを手に持っての滑りは技量の無さを痛感してしまいコブを避けながらの滑走となってしまいました。

ん〜修行が足りないです。

※ 動画は画像をクリック

 高手スカイライン
 最大斜度29度 平均斜度24度 距離1350m
さて、最後に残されたのはこの高手スカイラインです。

コースは尾根の中急斜面。難易度は極端に高くありませんが今回はこのコースも比較的に雪が硬くコブの発生はありませんでした。
ただ雪が柔らかい場合は大きなコブが発生するコースでもあり、難易度が大きく変化する事もありますので要注意です。

滑走距離が1350mもあり滑りだすと迂回ルートはありません。
ノンストップで滑るともう足がガクガクになるのは筆者だけでしょうか?

また、高手ペアリフトからも注目されるコースであり、気が抜けない緊張感がある内容です。

※ 動画は画像をクリック

じゃ〜ん!今回のプレゼント企画でお土産も紹介したら?とのコメントを頂き、レストランメニューの次にお土産紹介を始めて見たいと思います。
まず、写真は「ゆべし」このお菓子はほぼ全国的にあるのですがここ群馬でもクルミゆべしが名物となっています。お餅に近い甘い和菓子ですね。
群馬県のもう一つの名物はこの「おきりこみ」です。
ざっくりした説明だと幅広うどんの煮込みとでもいいましょうか?山梨のほうとうにも似た食べ物ですがさらに麺の幅がワイドです。この麺は茹でずに直接汁と煮込むため麺が出汁を吸うとの事です。こんなメニューレストランでも出せばいいのにね。
さて酒豪の皆さんにはお菓子より、うどんよりこちらかな?お酒の種類は余り詳しくないんですが、新潟に近いエリアでもあり国道120号線沿線では地酒を扱うお店も多いんですよ〜

群馬でもう一つ忘れてはいけないのがこの下仁田ネギを使ったお土産です。この下仁田ネギは生のままでは辛くて薬味には向かないが熱を通すと甘みが増すので鍋料理などには最適です。また他のネギに比べて太く短い事も特徴の一つですね。既にブランドとして一人立ちしているネギなんです。このラーメンはそんな下仁田ネギを利用しているそうです。
最近B級グルメでといったら必ず出て来るのが焼きそば!上州大田焼きそばあんまり聞いたことないけどしみじみ眺めていると、この群馬県太田市の焼きそばは麺が太く濃いめの味付けが特徴らしい。
ちょっとどんなものなのか食してみたい気もするな〜
こちらはお土産というよりも気圧が低いのでパンパンになったポテトチップス!
かさばって陳列しにくいだろうね(笑)

駐車場・その他
こちらが立体駐車場です。
やや天井が低いのですが、ここで一日過ごすわけでもなく何ら問題ありません。
駐車スペースも狭くなく、ラクラク車庫入れ可能です。
言えないけどとんでもなく狭い駐車スペースのスキー場もありますからね。

また各階には更衣室とシャワーもあり利用しやすさは関東エリア一番かな?

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