富良野スキー場
北海道富良野市中御料  TEL 0167-22-1111 公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (190ha)
 コース数/リフト数 : コース23/2 2 5 2
 Top−Baes (標高差) : 1209m-245m(964m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 4000m/34度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜20:00 
当日データ 2012/3/11(日)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 200cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/北の峰ゴンドラ5分
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4200円 シニア3700円 子供3200円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (2430台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
7 3 7 5 4 5 7 3 6 5 4 5 5 3 3 3 1 3 2 0 81

どんなスキー場?
旭川エリア最大のスキー場それがこの富良野スキー場です。この富良野スキー場大きく北の峰ゾーンと富良野ゾーンに別れておりその行き来は上部で可能となっており丁度妙高杉の原スキー場と同じようなかたちをしています。また両ゾーンにはゴンドラとロープウエイが架かっており機動力は抜群!ちまちま短いリフトを乗りついで滑走するのではなく一気にドーンと上がって一気に滑るそれが富良野を楽しむための醍醐味かもしれませんね。
また両ゾーン共に中斜面の宝庫と言ってもいいぐらいのクルージング向けコースが充実しています。コース幅もワイドで大回りの楽しみを再確認させてくれるスキー場ですね。
スキー場は海から遠いエリアにあるため降雪量もシーズンを通しての最大積雪量も200cm程度です。しかしながらその雪質は非常に定評のあるサラサラのパウダースノーに当たるチャンスも多いんです。近年ニセコ辺りでは1月でも平気で雨が降るときがあるんですが流石に気温の低い富良野では良好なコンディションが保たれています。
スキー場からの眺望も忘れてはいけませんね。眼下の富良野市内の奥には大雪山系の山々が一望でき北の大地の大きさを改めて実感できるでしょう。
クルージング、カービング派の滑走者には是非とも訪れてもらいたいスキー場が富良野スキー場ですね。

大雪山系のパノラマ

富良野スキー場へは旭川市内から2時間あまり。道路の除雪状況も完璧でスムーズに到着できました。
来場時の天気はズバリ晴れ!リフト運行開始を待って真っ先に乗車です。

富良野への来場はこれが3回目となりますがここまで天気のいいときはなかったですね。

ご覧のように眼下には富良野市内。その奥には雄大な大雪山系の山々が広がり素晴らしいパノラマが広がっていますね。
本州のスキー場はこのような景色を眺められるところが無く雄大さではやはり北海道が一枚上手かな??

ファミリーゲレンデ(北の峰ゾーン)
最大斜度18度 平均斜度10度 距離1100m

上部のリフトが動くまで北の峰の下部を滑走したいと思います。
ベース付近のゲレンデはファミリーゲレンデが中心となっていますが、これが単なる緩斜面じゃ無いんですね。
先ずはそのコース幅が広い!また適度なウエーブがあって結構楽しめちゃうんです。
ファミリーや初級者の滑走者でもかなり満足できるコースですし中級者でも楽しめるコースなんですよ。


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※ ジュニアゲレンデの動画はこちら

ジャイアントコース(北の峰ゾーン)
最大斜度30度 平均斜度19度 距離700m

さてベースばかりで遊んでいるわけにも行かず続いてやってきたのはこの急斜面ジャイアントコースです。
このコース朝一が最高です。
30度ほどの急斜面が綺麗に圧雪されていて急斜面カービングが楽しめちゃうんですよ!
これは涙物の滑りが味わえます。コース幅もワイドで、カムイスキーリンクスのゴールドコースに匹敵するようなフラット急斜面です。
上級者の方には是非とも滑走していただきたいコースだと思います。

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ダイナミックコース(北の峰ゾーン)
最大斜度27度 平均斜度17度 距離470m

続いてはジャイアントコース横のダイナミックコースを滑走します。
このコースはワイドゲレンデから枝分かれするコース幅のやや狭いテクニカルな中斜面です。
ゴンドラの真下を滑走するようなコースで大半の滑走者はワイドコースに流れるため以外に空いているコースといえるでしょう。
中盤に落ち込みがあるところがリズム変化があって中上級者には楽しめるコースではないでしょうか?

眼下の富良野市内に飛び込むようなコースはそれでいて開放感タップリですね。


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ワイドゲレンデ(北の峰ゾーン)
最大斜度28度 平均斜度10度 距離900m

北の峰ゾーンベースでの人気はまさにこのワイドゲレンデでしょう。
北の峰第2リフトを降車後狭い小壁を降りるとコースは一変します。
まさに名前の通りワイドなコースが目の前に広がります。
滑走者もさほど多くは無く思いのラインで滑れる中斜面は富良野らしいコースとも言えるでしょう。

思いっきりスピードを出してください。大回りでの滑走がこんなに楽しいかを思う存分感じられるはずです。


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トレーニングコース(北の峰ゾーン)
最大斜度30度 平均斜度13度 距離1000m

ワイドゲレンデを右に曲がるとこのトレーニングコースに入り込む事ができます。このコースめちゃくちゃ楽しいんですよね。
決して急な斜度をもったコースではないんですがコース全体が大きなウエーブがあって高速滑走したときには飛んでしまいそうなコースなんです。
意識的にスピードを殺さず飛んでみてもかなり面白く何度と無く滑走したくなるような高速バーンです。

また滑走者が少ないものうれしいですね。他の滑走者に気兼ねなく思いっきりスピードを出せるところがいいですね。
筆者のお気に入りのコースとなりました。 


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※ 午後のトレーニングバーン

レディースダウンヒル(北の峰ゾーン)
最大斜度33度 平均斜度14度 距離2410m

北の峰ゾーンで最も人気のあるコースがこのレディースダウンヒルであろう。
オース自体は2410mほどであるが本来はベースまでの3000m以上の滑走がストレス無くできるコースでゴンドラを利用しての滑走が楽しい。

上部は尾根状態の中斜面。コース幅は極端に広いわけではないが、やはり本州のスキー場とは滑走者の密度が違います。
圧迫感のない滑走は大回りでの醍醐味が楽しめるコースですね。

またここ富良野全体に言えることですが、雪質がこの上なく良好なんです。
どのコースを滑っても何時でもキュッキュ鳴いてくれる雪質で足前が1段上がったような錯覚を覚えてしまうスキー場なんです。


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レディースダウンヒル大壁コース(北の峰ゾーン)
最大斜度33度 平均斜度14度 距離2410m

このレディースダウンヒルはコース後半にこのような綺麗なコブ斜面も待ち構えています。
斜度はきつくなく綺麗な均等のコブが並んでいるんです。
非常にリズムがとりやすいコブ斜面でコブの練習にはピッタリ!
左写真を見ているだけで滑るイメージが浮かんでくるでしょう。

本当は何度も滑っていたいコースなんですがまだまだ滑らなくてはいけないコースが目白押し!
泣く泣くこのレディースダウンヒルを後にしたのでありました。

フリコ沢コース(北の峰ゾーン)
最大斜度34度 平均斜度23度 距離330m

北の峰ゾーンから富良野ゾーンへの滑りこみはできません。このフリコ沢コースを滑り連絡リフトに乗って移動します。

さてこのコース名前の通り自然にできた大きなハーフパイプとでも言いましょうか?結構ボーダーには人気がアルコースなんですね。初級者は自ずとセンターに集まりますので両サイドのカベを登ったり降りたりしながら滑るとあまり邪魔にはならないと思います。

滑走距離は短めですのでこのようなコースが苦手な人でも極端に難儀する事は無いでしょう。

林間コース(北の峰ゾーン)
最大斜度28度 平均斜度9度 距離2100m

さて富良野ゾーンを紹介する前にこの林間コースを紹介しましょう。
北の峰第三リフトを利用して滑るロングコースで他からのコース流入がなく静かな林間コースと言えるでしょう。
またコース難易度が低く初級者が滑走するにはもってこいのコースだと思います。
滑走者自体も少ないためプライベート化することも多いのでファミリーやカップルなどは是非とも滑ってもらいたいコースだと思います。

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レッスンコース(北の峰ゾーン)
最大斜度24度 平均斜度9度 距離1190m

こちらは北の峰ゾーンの一番外側にあるベースのレッスンコースとなります。
名前の内容では初級者のスクールが行われるコースなのでしょうか?
今回は修学旅行や初級者の団体さんとは全く遭遇しなかったためこのコースも閑散とした雰囲気でしたね。

このコースの特徴はベースの林間コースでありながらコース幅が極端に広い事です。
ややネジレはあるもののそれも全く機にする事なく滑る事ができ初心者にはやさしいコースといえるでしょう。


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レストランダウンヒルです。 プリンス系のスキー場ではおなじみのレストランですね。
内部の作りは何処も同じタイプです。
この他にも両ベースにはレストランがあります。
ダウンヒルのメニューです。建物の作りは同じでもメニューは各スキー場で大分違いますね。
寒い時はクリームシチュー本当に美味しいですよね。
ナンが付いているのもポイント高いな〜
富良野で有名なのがこのホワイトカレーです。見た目よりもスパイシーでかなり美味しいです。
富良野に行かれた時には是非食べてみてくださいね。
十勝にも近い富良野では豚のあぶり焼き丼が食べられます。ボリュームもあってお腹が空いた滑走者に好評のメニューですね。
タレが絶妙に焦げていて風味がいいんですよね。
コノメニューは食べたことが無いですね。パンも付いていてそこそこボリュームもありそう。女性に好まれるメニューかな?
ここ富良野スキー場のレストランメニューは1000円のものが非常に多いですね。 地元の来場者よりもむしろ本州からの来場者向けの値段設定かな?

ワンディッシュで食べられるメニューやその他定番のラーメンなども豊富ですよ〜

ロマンスコース(富良野ゾーン)
最大斜度22度 平均斜度15度 距離630m

北の峰ゾーンから富良野ゾーンにやってきました。
連絡リフトから最初に滑り出すのはこのロマンスコースです。
程度に立ち木が残された林間コースで緩めの中斜面といったコースでしょうか?コース幅はさほど広くはありませんがのんびりと滑走できるコースですね。

また隣の白樺コースと合わせてコースバリエーションも多少あるので初中級者が上部で滑走するならばこのエリアでしょう。


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テクニカルコース(富良野ゾーン)
最大斜度34度 平均斜度16度 距離680m

富良野ゾーンも先ずは最上部を目指します。
最上部からスタートするのは2つのコースです。一本目は中斜面のテクニカルコース。
尾根状態ノコースで片側はカベとなっておりやや圧迫感の増すコースです。コース整備は万全で荒れた部分もなく滑りやすいがスピードの出やすいコースでもあり名前の通りスピードコントロールを要求されるテクニカルな面をもった内容です。

お勧めは上級者のカービング志向の滑走者ですね。

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パノラマコース(富良野ゾーン)
最大斜度29度 平均斜度15度 距離700m

富良野ではあまりコブ斜面を見かけませんが最上部のこのパノラマコースは半分がコース整備を行わないコブ斜面を残しています。
極端に大きなコブではありませんのでどんどんトライしてもらいたい斜面です。

またこの富良野ゾーン、北の峰ゾーンに比べ雪質が更に良くなっています。
3月中旬でも一日を通してパウダー状態を保っていてコブも柔らかく本当に滑りやすいコンディションでした。


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ザイラーコース(富良野ゾーン)
最大斜度32度 平均斜度14度 距離3400m

富良野ゾーンで人気を二分するのがスピースコースと左のザイラーコースです。残念ながらスピースコースは来場時大会が入っていてクローズされており滑走できなかったのが悔やまれますが、それでももう一本のザイラーコースを滑走する事ができました。

コースは主に中斜面が主体。尾根の3400mはかなり滑り応えがありますね。
そのコース全体を富良野ロープウエイがカバーしており降雪時においても頼りになる存在ですね。
コースの荒れは少なく終始大回りでの滑走が楽しめ上級者以外でも是非滑走してもらいたいコースだと思います。

またハイシーズンの12月〜2月は前夜降雪があった場合圧雪作業は行わないコースのようですのでパウダー狙いの方は朝一真っ先に狙いたいコースでもありますね。
※ 動画は画像をクリック(上部)
※ 中間部の動画はこちら

くまげらコース(富良野ゾーン)
最大斜度31度 平均斜度16度 距離620m

こちらのくまげらコースは北の峰ゾーンから富良野ゾーンを結ぶもう一本のコースです。
斜度は極端に急ではありませんが未圧雪のコブ斜面が続く上級者向けコースとなっています。

コブは浅めで難易度は低いものの滑走距離が長く一旦入り込むとエスケープができない内容です。中級者は自分の足前と相談しながら入り込むことをお勧めします。

プリンスコース(富良野ゾーン)
最大斜度18度 平均斜度8度 距離900m

さて富良野ゾーンのベースまで降りてきました。
ここは新富良野プリンスホテルを中心としたリゾート色のあるゲレンデが広がっています。
ベースメインのプリンスコースにはキッズ向けのエリアが充実していて小さな子供連れのファミリーにはうってつけですね。

プリンスロマンスリフトもコノコースには架かっており繰り返しての滑走にも不自由がありません。
上部コースは難易度が高いと思われる方には混雑も少なく快適な滑走が得られる事でしょう。


※ 動画は画像をクリック

とどまつコース(富良野ゾーン)
最大斜度25度 平均斜度11度 距離700m


プリンスコースと林を隔てて並ぶのはこのとどまつコースです。
難易度は同じような感じですがスキー場オフィシャルでは中級コースとの事です。 それだからでしょうか?滑走者はプリンスコースに比べかなり少ないので混雑してきたらこちらにエスケープするとよいでしょう。

眼下には新富良野プリンスホテルも眺められホテルに向けての滑走は宿泊者には最適のコースと言えるでしょう。

いつでも直ぐ部屋に戻れる理想的なコースですね。


※ 動画は画像をクリック

連絡コース(富良野ゾーン)
最大斜度32度 平均斜度15度 距離1100m


余りにも長い時間を滑っていて帰りの飛行機の時間をすっかり忘れていました。
富良野ゾーンから北の峰ゾーンに戻ることとします。さて富良野ゾーンからはリフトではなくこの連絡コースを滑走して戻ることができます。

基本は林間の緩斜面なんですが途中斜度のある部分もあり初級者ではやや辛いかな?といった内容のコースです。
ただ全く斜度の無い部分もあって逆に上級者にはかったるさが目立つコースとも取られることでしょう。
まぁ〜連絡コースなんで繰り返して滑走する事は無いので仕方ないかな?

駐車場・その他
アクセスは非常に簡単。旭川市内が一番近い空港ですが約2時間余りのドライブで到着できます。
アクセス途中には難所となる峠も無く天気が良ければかなりスムーズに到着できるはず。

駐車場は両ベースに4ヶ所。2430台のスペースがありまず満車の心配はありません。日帰りの場合は北の峰ゾーンが便利かな?

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