上越国際スキー場
新潟県南魚沼市樺野沢112-1 TEL 025-782-1028 公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (380ha)
 コース数/リフト数 : コース22/ 3 4 18
 Top−Baes (標高差) : 1017m-200m(817m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 6000m/38度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜21:00 
当日データ 2012/3/3(土)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 240cm
 雪質 : 重い湿り雪
 混雑/リフト待ち : 長峰G混雑/長峰クワッド10分
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア3000円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日1000円(一部無料あり) (5500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
6 2 2 7 3 2 1 3 3 1 2 4 5 2 2 2 3 2 2 0 54

どんなスキー場?
湯沢石打エリア最大級のスキー場、それが上越国際スキー場です。
最近は岩原スキー場も傘下に収め益々元気になった上国です。

スキー場のアクセスは車ではもちろんのこと、新幹線や在来線からのアクセスも非常に良く首都圏からの日帰りスキー場としては利便性が高い。

一方ゲレンデはスキー場の核となるホテルグリーンプラザ上越がスキー場の入口にそびえており重厚な雰囲気を醸し出している。

スキー場自体はホテル前の美奈・長峰ゲレンデ、パノラマゲレンデ、大別当ゲレンデ、大沢ゲレンデ、そして最奥地の当間ゲレンデの5つに別れる。

イメージ的に大きなスキー場なのですが実際は幾つもの小高い丘に広がったスキー場であり、ダイレクトにその標高を滑走できるわけではない。

いわゆる小さなゲレンデの集合体と言った方がいいかもしれないスキー場です。

そしてこの上越国際は初中級者には滑走を楽しむゲレンデが目白押しなのだが、上級者にとってのチャレンジングバーンや滑走充実度の高いコースは皆無といってよいかもしれない。

また、全てのコースを回るのはさほど時間がかかる訳ではないが、リフト乗車時間が長く感じられてしまうためできればスキーサーカス的な利用方法はやめお気に入りのコースを見つけて繰り返し滑走する方がどのレベルの滑走者にも一日の充実度は高くなると思われます。

過度な期待をして来場すると肩透かしを食らうかも??

グリーンプラザ上越

久々の上越国際ですね〜
というか20年前に一度来場しただけかな?
ということで今回は車が無くなってしまいツアーバスでのおひとり様スキーです。(笑)

写真は当スキー場のシンボル的建物のグリーンプラザ上越です。外見は非常に重厚な建物になっていますが中はごく平凡的な地方のホテルですね。(決してリゾートホテルの類ではありません)


ホテル前からの眺め

途中、関越の渋滞があって滑り出しは殆どお昼に近い時間となってしまいました。
時間が無いので奥の当間ゲレンデまで行けるか心配ですが、急いで向かってみます。
左写真はホテル前から見た長峰ゲレンデと美奈ゲレンデです。
複雑な地形にリフトが走っていて長距離の滑走はできませんが自分の好みのゲレンデに出会えそうですね。

スキー場が広大でありお昼ちょっと前でもリフトの混雑はさほどありません。
上部はかなりガスが出ていて視界が悪そうですね。

パノラマ第二ゲレンデ
最大斜度30度 平均斜度12度 距離1000m

おしるこ茶屋を起点として滑るコースは2本。リフト沿いの緩斜面ともう一方がこのパノラマ第二ゲレンデとなります。

出だしはそこそこの斜度はありますが直ぐに緩斜面へと変化します。
おしるこ茶屋の人気のためかかなり混雑したコースです。

※ 動画は画像をクリック


パノラマ第三ゲレンデ
最大斜度30度 平均斜度15度 距離1000m

こちらはパノラマ第3ロマンスリフト沿いの第三ゲレンデです。コース幅はやや狭いものの斜度は終始急な部分がなく初級者がおしるこ茶屋を起点とする場合はこちらのコースをおすすめします。
ほぼリフト沿いを滑るため、リフトからの確認も良くできるためグループや家族がバラバラになっても安心して滑れるコースとなっています。


当間第8ゲレンデ
最大斜度26度 平均斜度11度 距離1200m

時間があまりないため一気に当間エリアに突入しました。
このゲレンデから当間がスタートします。
コースはワイドな緩斜面で当間第8ロマンスリフトを中心にコースはS字に蛇行します。
滑走者も多い割にコースが広いために圧迫感はありません。

※ 動画は画像をクリック

スキー場には何ヵ所かの食事ができる施設があります。しかしながらホテル以外は何処も小さな施設が目立ち週末の混雑はややオーバースペックぎみとなっています。
写真は長峰ゲレンデのサンモリッツです。
今回は時間が無く各レストランの内部を覗く事はできませんでした。

新潟で富士宮やきそばってのも有りなのかな?
美味しけりゃいいか!
筆者ぐらいの年齢ですとモツなんてのは外食で食べるようなもんじゃないかったんですが今では堂々とメインメニューになってるんですね。
利益率高そう〜
そこそこ色んなメニューがあるのも上越国際の特徴でしょうか?

食べていないんでお味は不明なんですけどね。
こちらは上越国際名物のおしるこ茶屋です。
わざわざここでお汁粉を食べにくる滑走者も少なくないんですよ〜
各ゲレンデにこんな名物があると転々と渡り歩くのも面白いですね。
上越国際スキー場はリフトの乗車時間が長いスキー場でもあります。
また上下線に乗車しないと行き来できないゲレンデもありこの辺りが滑走充実度を得にくい地形なんでしょうね。
雪だるまもリフトに乗車中です。(笑)

当間第5ゲレンデ
最大斜度28度 平均斜度12度 距離600m

どんどん奥に入り込みます。
続いて滑走するのは当間第5ゲレンデ。ここは上越国際にしては珍しい中斜面のゲレンデです。
下に見えるのはレストラン「ホルン」です。ここを起点にこの第5と第4を滑る滑走者も多いようですね。

コース幅は滑走者の多さの割にちょっと狭いかな?大回りで飛ばしたくなるコースですがコースクリアになるのを待つ必要がありますね〜
筆者は時間が無いのでドンドン先に滑走してしまいま〜す。

当間第4ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度11度 距離2000m

スキー場の大きさの割にクワッドリフトが少ない上越国際ですが、ここ当間第4ゲレンデには1550mのクワッドリフトが架かっています。
この第4ゲレンデのコースは3つ。最上部からストレートにおりるやや斜度のある中斜面。その他は迂回コースの緩斜面。
中盤からは各コースが合流してなだらかな緩斜面がベースまで続いています。
まとまった距離も有り当間で滑るならこのコースがお勧めでしょうか?

※ 動画は画像をクリック

当間第2ゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度11度 距離1000m

これから当間の最奥地の2つのゲレンデを滑走しますが、共に広大な緩斜面であり数値的には最大斜度24度ということだが体感的にはかなり斜度感は感じられない。
いわゆるダラダラの緩斜面で中上級者は決して入り込んではいけないエリアなのかもしれません(笑)

その分滑走者は少なく、コース幅もワイドであり当間第1、第2ゲレンデともに初級者天国と言えるでしょう。
アクセスに難はあるが初級者やファミリーの来場者はこの当間エリア側へ車でむかうといいでしょう。
※ 動画は画像をクリック

大沢ゲレンデ
最大斜度29度 平均斜度15度 距離1100m


当間エリアで散々緩斜面の滑走を満喫(?)したのでそろそろ中急斜面を滑りたくなり大沢ゲレンデにやってきました。

続いて滑走したのはこの大沢ゲレンデの「大沢ジャイアント」です。
広大な中斜面なのですが残念ながらコース半分はポールに占領されていてやや手狭な感じのコースとなってしまいました。
まぁ〜上越国際でポールが張れるコースはこの大沢ゲレンデしかないので致し方ないのかな?

雪があまり良くなくスピードが出にくいコンディションでしたがまとまった中斜面は貴重ですね。


※ 動画は画像をクリック

大別当ゲレンデ
最大斜度38度 平均斜度20度 距離700m

さて帰りの時間もだんだん押し迫ってきました。
この時間ならおおきなコブが発生しているだろうと意気込んでやって来たのは上越国際名物の大別当ゲレンデです。
しかしながら期待は大きく崩れ去り単なる荒れた急斜面のみが広がる状態でした。
コブが無いと難易度はかなり低く動画を撮影しながらも苦にならないほどのコースとなっていました。
滑走者が極端に少ないんでしょうか?
昔のコブだらけのゲレンデとは全く違った印象の大別当でした。
中級者でもこの難易度なら十分に楽しむ事ができるゲレンデですね。


※ 動画は画像をクリック

長峰ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度12度 距離600m

ぐるっと回ってホテル前の長峰ゲレンデに戻ってきました。
急に賑やかになりましたね。
今までのゲレンデもそこそこ滑走者は多いのですがここは格別に賑やかです。


ゲレンデは短いコースが何本か平行して走る面的なゲレンデです。ペアリフトが3本走り機動力が抜群なのでゲレンデが混雑しちゃうのかな?

また滑走者の初心者割合が高いためそれも混雑の要因かな?


※ 動画は画像をクリック

ホテル前ゲレンデ
最大斜度18度 平均斜度14度 距離120m

こちらはホテルのまん前にあるキッズゲレンデがあるホテル前ゲレンデです。
ホテルを出るとすぐにこのゲレンデがあるため子供連れが多く長峰ゲレンデとはまた違った雰囲気のファミリーゲレンデですね。

ただキッズゲレンデの割にやや斜度があるのもこのゲレンデの特徴です。
滑走距離は極々短いんですが・・・

下山コース
最大斜度10度 平均斜度8度 距離1000m

ホテル側からアネックスがわへの下山は滑走できるコースがあります。
滑走距離は1000mに達し急な斜度も無いため初級者にとっては単なる下山コースではなくれっきとした滑走コースとなりうるのが嬉しいですね。

筆者ものこのコースを最後に上越国際スキー場を後にしました。

上級者にとってはかなり滑走感の得られないスキー場と実感しました。


※ 動画は画像をクリック

駐車場・その他
こちらが国道から一番近いアネックス側の駐車場です。
上部にあるのは上越線の上越国際スキー場駅です。更衣室もあり電車での来場も利用しやすいスキー場です。

このほか駐車場は大沢ゲレンデ下や当間ゲレンデ下にもあります。

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