紋別大山スキー場
北海道紋別市大山4-25  TEL 0158-24-7099 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (30ha) (数値は体感)
 コース数/リフト数 : コース4/ 1 1
 Top−Baes (標高差) : 330m-30m(300m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1077m/23度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 9:30〜20:40 
当日データ 2012/1/28(土)
 天候 : 曇り
 積雪量 : 80cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 : 全行程圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人2700円 シニア2700円 子供1700円
 駐車場料金(駐車台数) : 全日無料 (220台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 2 5 3 4 2 6 2 6 6 3 6 5 3 3 2 0 3 2 0 65

どんなスキー場?
オホーツク海沿岸の町、紋別市の郊外に位置する大山スキー場はエリアでも最大級のスキー場である。
コースは公式でも4コース、中緩斜面が中心ではあるがコース幅も十分にワイドであり斜度感のないいわゆるタラタラ斜面が無いため中級者には滑走満足度が高いスキー場です。
オホーツク沿岸は積雪量こそ決して多いエリアではないが緯度の関係から同じ道内であってもニセコなどの道南、道央のスキー場に比べ雪質はさらに良好なものとなっています。
そしてこのスキー場の最大の特徴はスキー場がオホーツク海に面しており、タイミングさえ合えば一面を覆い尽くす流氷を眺めながらの滑走が楽しめる事です。
今回の来場は流氷の着岸は無くその雄大な景色は見られなかったが来場を考える場合は是非2月後半から3月上旬を狙って頂きたい。

眼下に紋別市街を眺めることができ宿泊施設も充実しており冬の北海道の観光+スキーにはピッタリのスキー場ではないであろうか?

東京から1便であるが紋別空港までの直行飛行機も出ており是非来場してもらいたいスキー場である。

スキー場からの眺め

先ずは見てほしい。これが大山スキー場からの眺めです。
極端に近いとか海にダイブするようなロケーションではないがそれでも紋別市街の先には広くオホーツク海が広がっています。

北海道の流氷は知床半島が一番最初に接岸してそれからこの紋別や網走に接岸するようです。
真っ白になった海を眺めながら滑ってみたいですね。

また紋別市はもっと小さな町だと思っていましたが意外にもそこそこの規模でプリンスホテルなどもあり宿泊施設には困らないですね。

第1ゲレンデAコース
最大斜度23度 平均斜度15度 距離400m

さて肝心のゲレンデは中緩斜面が基本となっています。
ベースと上部の2ヶ所に別れていますがメインはベースの第1ゲレンデです。
その中でも左写真の第1ゲレンデAコースはフラットな中斜面でコース幅もワイド。滑走充実度も高いコースです。
週末の土曜日でもこの程度の滑走者ですので思い通りのラインで滑れるでしょう。
またコース右側にはポールも設置されていて自由に滑る事も出来るようです。

※ 動画は画像をクリック

第1ゲレンデBコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離500m

Aコースとはリフトを挟んで反対側に位置するのがこのBコースです。
左写真でもお分かりのようにAコースとは滑り出しが一段低くなっていてやや斜度も緩め。
但しコースに大きなうねりがあって意外とテクニカルであり単なる1枚バーンのA
コースとは違った楽しみがありますね。
このスキー場フロント部分は緩斜面なのですがその部分だけを滑るにはハイクアップするしかないため本当の初心者にはやや厳しいスキー場なのかもしれません。
また、海がこれだけ近いのに雪質は上々。新しい降雪は無いようですがサラサラのパウダーでしかも走る雪質でありこの程度の斜度であっても気持ちのいい滑走が楽しめちゃいます。


※ 動画は画像をクリック

第2ゲレンデAコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離750m

下部のコースを一通り滑ったら次はシングルリフトに乗り上部の第2ゲレンデを目指します。

第2ゲレンデはコース幅の細いテクニカルな尾根ゲレンデです。斜度は第一ゲレンデよりも緩めながらリフトの支柱とネットが意外にも圧迫感があってコース規制が上手く難易度を上げています。
雪質はベース付近よりもさらに良くなっていますがコースは少し荒れ気味。
滑走者も極端に少ないので、切り返しの早い大回りの練習をするには適したコースと言えるでしょう。 


※ 動画は画像をクリック

第2ゲレンデBコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離750m

第2ゲレンデBコースが実際存在するのかは分かりませんが、ゲレンデマップと重ね合わすとリフト支柱の左側となります。
出口付近が極端に狭いためあまり実質的な滑走コースとは言い難いですね。
筆者も滑走はしませんでした。 

第2ゲレンデBコース(下部)
最大斜度18度 平均斜度13度 距離750m 

一方Bコースの下部は第1ゲレンデへとつながっています。
コース幅が一気に広がりベースのコースと合流しています。

こちらは滑走者も少なく、コースの荒れが無く快適な大回りコースとなっており中級者には非常に楽しめるコースでしょう。

センターハウス

この紋別大山スキー場、ベースのセンターハウスがなかなか充実しています。
基本ロコスキー場なんですがレンタルはレストラン、売店などはかなり近代的な施設ですね。

施設面ではありませんが、このスキー場紋別市の市営ということか、スキー場のオフィシャルサイトが存在しないんですよね。
この程度の規模ならば情報を公開してもいいんじゃないかと思われます。

センターハウス内部

こちらはセンターハウス内部です。ウッディーな雰囲気で室内は明るくくつろげる空間ですね。
しかしながら流石にロコスキー場、荷物で席を確保しているところはやっぱり北海道ですね。
また日中、子供の姿が多く見受けられました。

レストランメニュー

これがレストランメニューとなります。
この規模のスキー場としてはビックリするぐらいメニュー数が多いです。首都圏のスキー場なんかよりよっぽど充実しているのには驚きですね。
ステーキも2種類、ラーメン寿司セットなんて他のスキー場では見た事ありません。ハンバーグは8種類?
お値段はロコスキー場にしてはかなりの高額かな?

今回は先があったため食すことはできませんでしたが食べてみたかったな〜

駐車場・その他
駐車場は国道に面した場所にあり非常に利用しやすいです。除雪も行き届いています。
但しゲレンデには階段で上がらなくてはならず小さな子供連れには少々辛いかな?
アクセスはいたって簡単。紋別市内からは10分程度の距離で国道238号線沿いにあります。
ちょっと注意したいのが駐車場から出るときちょっとした坂になっていて直ぐに国道の信号となっているためスリップするとそのまま国道に飛びだしちゃいますので注意しましょう。

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