雄鹿原高原スキー場
広島県山県郡北広島町荒神原284-26  TEL 0826-35-0952 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (20ha体感)
 コース数/リフト数 : コース11/2
 Top−Baes (標高差) : 840m-640m(200m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 800m/30度
 主体コース : 緩斜面
 お勧めの対象 : 初級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜17:00 
当日データ 2012/1/8(日)
 天候 : 快晴
 積雪量 : 95cm
 雪質 : 重い湿り雪
 混雑/リフト待ち : なし/なし
 アクセス道路状況 : ほぼ全行程ウエット
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4000円 シニア4000円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 土日祝1000円 (300台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 2 1 4 3 1 1 1 7 2 2 7 1 1 1 1 1 1 1 0 39

どんなスキー場?

広島県国道186号沿いの小さなスキー場、それが雄鹿原高原スキー場です。

芸北国際スキー場に来場するときに目の前を通過するため確認された方も多いと思いますが実際に滑られた事のある方は意外に少ないのでは?
ちょうど関東エリアでいう苗場に行く途中に見える赤沢スキー場的な場所かもしれません。

スキー場がベースにワイドな幅の緩斜面、上部には複雑な地形の急斜面という構成でどのコースも滑走距離は500m以下の短いものとなっています。
下部の緩斜面は初級者にとって混雑も無くのびのび遊べるゲレンデだと思いますが、上部のゲレンデがいけません。

コース整備はほとんど入っておらず、ほったらかしの状態です。
またぶつ切れのコースが入り乱れ 相当熟知していないと自分がどのコースを滑走しているか判別がつかない内容なのです。
コースの数が多く滑走充実度を求めて来場すると、期待に外れてしまうので中上級者は要注意しましょう。
このスキー場をオススメするのは中級者及びファミリーということになります。

尚、この雄鹿原高原は100%自然降雪のスキー場であり、周りのスキー場に比べクローズするのが非常に速いので来場にはご注意を。
ちなみに2012シーズンは2月いっぱいで営業終了です。

スキー場全景

国道からのスキー場全景です。標高差がほとんどないスキー場ということが分かるかと思います。
その分来場者は近隣のへ以北国際に流れ、混雑とは無縁のスキー場となっています。
その辺りを利用ポイントにすれば利用価値のあるスキー場だと思われます。

ファミリーコース
最大斜度12度 平均斜度10度 距離350m(数値は体感)

こちらがベースの緩斜面ファミリーコースとなります。
リフトは2本あるものの運行しているのは第一リフトのみ。
その第一リフト中間駅で降車後大きく右へ回り込むとこの広い緩斜面に出ることができます。
滑走距離は少々短いですがワイドな幅が嬉しいですね。

但し難点は完全にベースまで降りてしまうとリフトまで横移動となってしまいます。

チャンピオンコースコース
最大斜度32度 平均斜度23度 距離200m(数値は体感)

上部コースは非常に複雑です。
このチャンピオンコースは上部コースの中でもひときわ斜度のあるコースです。
入り口はリフト降車後すぐに左手からリフトを潜り(リフトに乗っている人が居たら頭がぶつかるかもしれません。)コース上部に出るのが道順。
滑走距離は短いが30度程度の斜度が続く難斜面です。
当然圧雪作業はされておらず降雪後以外は常に荒れいると思った方が良いコースですね。
また降雪が少ないシーズンではブッシュ等が出ている可能性大ですので入り込まない方が賢明でしょう。

ある意味難易度の高い急斜面です。

ダイナミックコース
最大斜度25度 平均斜度15度 距離300m(数値は体感)

第一リフト降車後に奥の谷コースから左に曲がるとこのダイナミックコースに滑り込むことができます。
滑り出しの前半は斜度が緩いですが、中間より未圧雪の急斜面へと変化します。
左写真でもお分かりのようにその急斜面部分の滑走距離は100mにも満たない内容で正直なところこのコースはクローズした方がいいのではないでしょうか?

センターコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離350m(数値は体感)

こちらはベースゲレンデのメインバーンです。
コース幅は極端に広くないもののコースは綺麗にグルーミングされており、適度に締まった雪質とマッチして緩斜面でもそこそこの滑走感が得られる内容です。
本来ならば一番賑わうコースで来場した時間も14:30頃ですので混雑していると思いきや、滑走者は数えるほどでありました。
初級者の来場者でしたら間違いなく、芸北国際よりも滑走充実度は高いと思われます。

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アルペンコース
最大斜度18度 平均斜度13度 距離300m(数値は体感)

左右に蛇行しながら滑る中斜面です。
滑走者は比較的に少ないものの、意外にコースの荒れがあって気の抜けないコンディションでした。

リフトを潜ったあたりからコース幅もワイドとなり斜度も緩みます。
中の谷コースからの滑走者が右側から合流するため注意が必要です。


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こちらがスキー場のセンターハウスとなります。
食堂内でリフト券の販売が行われている他、レンタルも用意されています。
ロコスキー場ながらですが建物はプレハブ作りとなっています。
こちらが食堂内部です。
何処かで見たような会議で使う長テービルとパイプ椅子が並んでいます。
まぁ〜混雑する大規模スキー場のレストランよりはかなりくつろげるのがいいですが、雰囲気はゼロでしょう(笑)
一応食事の提供も有りますが、多くを望んではいけませんね。カレー、ラーメン、うどん程度のメニューとなっています。
お値段はリーズナブルですよ〜

チャレンジコース
最大斜度20度 平均斜度13度 距離400m(数値は体感)

奥の谷コースから続く中緩斜面のコースがこのチャレンジコースとなっています。
チャレンジというよりもクルージングに向いたコースでありコース整備もきちんとされています。
中級者の滑走には最適であり、ダウンヒル→奥の谷→チャレンジとつなげば滑走距離も稼げて無駄のない滑りが楽しめると思います。
コースが硬めなため意外にスピードが出るコースです。スピードコントロールは控えめに。


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アバランチコース
最大斜度25度 平均斜度15度 距離500m(数値は体感)

少々写真では見にくいのですが左側の未圧雪部分がアバランチコースです。
「アバランチ」雪崩という意味ですよね? 未圧雪ではありますがとても雪崩が起きるような急斜面には見えません。
雪質が余りいいエリアとは言い難いのである意味難易度の高いコースなのですが他に名前は無かったのかな?

コースは奥の谷からチャレンジへと分岐する大外のコースとなります。
林間の未圧雪コースであり、雪が軽ければ中級者でも十分に新雪を楽しむことができるコースです。

ダウンヒルコース
最大斜度25度 平均斜度13度 距離200m(数値は体感)

日影で見にくい部分がありますが半分圧雪半分は未圧雪というように整備された中急斜面です。
雪がソボロのようになっていて少々滑りにくいですが不整地小回りを楽しむならこのコースが最適かもしれません。
但し滑走距離はかなり短めとなっており直ぐに分岐となってしまいます。

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迂回コース
最大斜度12度 平均斜度10度 距離200m(数値は体感)

ダウンヒルコースを迂回するためだけのコースとなっています。
基本的に緩斜面ではありますがコースにウネリがあり結構ボコボコ(笑)
しかしながらこのコースがあるおかげで初級者でも山頂からの滑走が可能となっている貴重なコースでもあるんです。

滑走距離は極短いものです。そのまま奥の谷からダイナミックの緩斜面、センターゲレンデへとつなぐ事もできるコースとなっています。


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奥の谷コース
最大斜度15度 平均斜度10度 距離300m(数値は体感)

スキー場向かって一番左を大きく回り込むように付けられたコースとなっています。
各コースへのキーとなるラインでこのコースから幾本の別コースが枝分かれしています。
斜面は林間の中緩斜面、多少のうねりはありますが概ね初級者でも滑走は可能であり明るい雰囲気のがいいですね。
この雄鹿原高原は上部エリアに滑走者が少ないので好きな遊び方ができるのもポイントでしょう。


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駐車場・その他
アクセスはメインとなる中国道、戸河内ICから27km、一時間弱の距離となります。
芸北国際同様にアクセス道路は細く目立った集落も無いためやや寂しいドライブとなります。
スキー場は国道に面しており急激な登り坂も無いため利用しやすさではピカイチ!
駐車場はセンターハウス裏手のなっており便利です。
但しハイシーズンでも直ぐに雪が緩むため他車のドロ跳ねには注意です。

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