アサヒテングストン
島根県浜田市旭町市木7600番地 TEL 0855-47-0101 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (52ha)
 コース数/リフト数 : コース7/ 1 1 2 1
 Top−Baes (標高差) : 2240m-1080m(530m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 3000m/30度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30
当日データ 2012/1/7(土)
 天候 : 雪&ガス
 積雪量 : 85cm
 雪質 : 湿雪
 混雑/リフト待ち : 特になし/待ち時間なし
 アクセス道路状況 : スキー場手前4kmから山岳路
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4500円 シニア4000円 子供2000円
 駐車場料金(駐車台数) : 第1(予約) 1000円 第2 無料(1500台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 2 3 4 2 2 2 2 4 2 2 5 1 1 1 2 1 1 1 0 40

どんなスキー場?

広島県と島根県の県境に位置するアサヒテングストンは緩斜面が基本の静かな落ち着いたスキー場である。

規模は小規模、メインゲレンデへのアクセスはゴンドラを利用する。
全コース7つは全て林間のコースであり線的要素の強いレイアウト。
ゴンドラ沿いのスーパーダイナミックコースは緩急コース変化があって中上級者には楽しめる内容である。

このスキー場のお勧めは初級者のグループではないであろうか?

雪質もエリアでは比較的良質であり足前も上がった気分にさせてくれるスキー場です。ガンガン滑る方にはお勧めできないが、グループでワイワイ滑るにはこのぐらいの規模のスキー場が一番適しているのかもしれない。

ただ、西日本のスキー場はリフト料金が高い。この規模のスキー場で1日券が4500円とは関東圏の滑走者には考えられない料金設定となっている。

来場時は生憎雪と濃いガスのためスキー場全体を回ることができなかったのが残念ですが、やや滑走充実度の得にくいスキー場だと感じました。

スカイウォークコース
最大斜度25度 平均斜度7度 距離1300m

来場は生憎の雪模様、それもレポートとしては最悪のガスが立ち込めたアサヒテングストンです。
スキー場到着は11:00頃でしたが、スキー場は閑散としていますね〜

スキー場の内容が分からないため先ずは一番端のスカイウォークコースからの滑走です。
やや重めの新雪が積もる中緩斜面です。何本かの枝分かれコースがありますが基本的に初中級者向けの林間コースとなっています。
動画では途中から未圧雪の斜度が増しているコースに入っていますが、大きく迂回できる別ルートも有りますので技量により選択するとよいでしょう。

※ 動画は画像をクリック

フォレストコース
最大斜度15度 平均斜度7度 距離1000m

コースのスタートはスカイウォークと同じです。第3リフト降車後リフト沿いを滑ります。
その後コースは大きく右にカーブリフト下のヘアピンカーブを曲がりメインの緩斜面へと至る内容です。
リフト下がネックですね。コース幅が非常に細く先方の滑走者が立ち止ると渋滞を起こしかねないコースです。
そこを過ぎてしまえば林間の谷あいコースとなりますので初級者には楽しめる緩斜面となっています。


※ 動画は画像をクリック

センターコース
最大斜度25度 平均斜度17度 距離900m

アサヒテングストンのメインコースとも言えるのがこのセンターコースです。
コース幅も適度にありフラットな中斜面が900m続く快適カービングバーンと言えるでしょう。
レストランなどの施設も目の前であり便利なゲレンデでもあります。
来場時はややバンピーなコースでしたが、普段はコース整備も整ったゲレンデだと思われます。
当スキー場では一押しゲレンデと言えるでしょう。


※ 動画は画像をクリック

チャレンジコース
最大斜度30度 平均斜度20度 距離1000m

第一リフトを利用して繰り返し滑走できる未圧雪のコースとなっています。
斜度は緩くコース幅がワイドなため中級者でも十分に滑走のできるコースです。
残念なのはやはり西日本、雪が重くパウダーゾーンというよりも、単なる未整備の悪路といった状態になっていますね。
この内容ならばむしろ半分圧雪してしまった方が利用しやすいゲレンデになるんじゃないかと思われます。

パノラマコース
最大斜度30度 平均斜度10度 距離1300m

第一リフト降車後左へ回り込むとこのコースを滑走する事が出来ます。
林間の中緩斜面です。

滑り出しは斜度の無い谷あいノコースが続き、その後コースは右に折れ斜度を増していきます。
コースは途中、林で枝分かれ、合流を繰り返しますが、難易度自体は変わりません。
雰囲気のいいのんびりと滑走するのに最適なコースと言えるでしょう。


※ 動画は画像をクリック

スキー場内のレストランはゴンドラ上部駅舎に隣接しているこのカウベルのみ。
決して大きな施設ではありませんので食事をする場合はお昼前後は避けた方がいいかもしれません。
写真の撮影は13:00頃でしたが、カウベルの中は人でごった返していました。
ベンチのイスとテーブルはロコスキー場の定番??
レストランメニューを調査開始します。
ん〜これは珍しいかもしれません。広島に近いスキー場の割には関西風お好み焼きとは・・・

有りそうで無いメニューですね。
筆者、この数量限定に弱いんですよね(笑)
ランチの内容はビーフシチューかな?
なかなか手の込んだメニューですね。
家庭的なメニューもありました。
肉じゃがなんて巷では極々普通の食べ物ですが、スキー場のメニューとなると提供しているところは少ないですね〜
でもお値段ちょっと高くない???
筆者はこの先スキー場を回るため今回食事は取りませんでしたが、食べるならズバリこれ!
美味そう〜

ダイナミックコース
最大斜度35度 平均斜度12度 距離1300m

上部ゲレンデからベースに戻る下山路的なコースとなっています。
コース幅の細い林道的なコースであり、名前のようなダイナミックな滑りを期待すると少々裏切られてしまうかもしれません。

スーパーダイナミックコースを迂回するコースと思った方が正解かもしれませんね。


※ 動画は画像をクリック

スーパーダイナミックコース
最大斜度30度 平均斜度25度 距離800m

こちらはメインの下山コースとなっています。
上部は未圧雪の急斜面、ダイナミックコースと合流した部分からワイドな中斜面が続きます。
このコース勿体ないですね。コース幅もワイドで非常に滑りやすい斜面なのですが、ほったらかしになっています。また初中級者の利用しやすい第4リフトの運行も無く単なる下山コースとしか意味を持たないのが残念です。

正直なところ、ここアサヒテングストンでは一番楽しめるコースだと感じたのですが何も整備が入っていないのは本当に勿体ないですね。


※ 動画は画像をクリック

ゴンドラ

ここアサヒテングストンに限らず、西日本のスキー場はベースからゴンドラで一気に上がり上部にメインゲレンデが存在するというスキー場が非常に多いです。
よってベース付近には滑走できるエリアはほとんど存在しません。

ゴンドラは6人乗りで日中利用する人は少なく混雑は朝一だけと思われます。
駅舎にはレンタルとチケットセンターがあるだけの殺風景な建物でした。

アクセス道路

ご多忙にもれずアクセスはあまりいいスキー場ではありませんね。
浜田自動車道、瑞穂インターから10km程度の距離ですが、スキー場に近づくにつれ道は細く急になりますので運転には注意が必要です。

駐車場・その他
駐車場は第一と第二の2ヶ所。
第一はゴンドラ駅舎のすぐ隣のため利用しやすいのですが土日1000円の有料となっています。何やら事前予約制の駐車場らしいのですが筆者が行った時はすんなり停めることができました。
尚、第二駐車場は全日無料ながらシャトルバスの乗車が必要ですのでご注意を。

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