2012'モデルスキーインプレ 本文へジャンプ
2012’モデルの個人的感想です。ゲレンデ条件やマテリアルコンディション等々同じモデルでも感想が異なることもありますが、少しでもマテルアル購入のお力になれば幸いです。

※ 基礎モデルが中心で一部レースモデルも試乗していくつもりです。

ノルディカ スピットファイアープロ 170cm 122-70-105 R=14 (ウイングヒルズ白鳥にて)
2011モデルと変更点はないスピットファイアープロです。
今回の試乗会で基準の板として履いてみました。相変わらずクイックなレスポンスが小気味いいモデルです。板のフレックストーションともにやや張りがある分押したときに帰ってくる速さはレーシングに近いものがあると思います。
中から小回りに適したモデルではありますが、大回りでの高速安定性も非常に高いものを持ちます。
完成度の高い板で変更点はコスメのみというところは人気の表れでもあるのでしょう。
悪雪での利用よりもやはりこの板の特性上硬めの圧雪バーンが得意とするところでエキスパートが履いて真価を発揮する板です。
おすすめサイズはやはり170cmでしょう。

¥ 未定

アトミック DEMO X タイプA 169cm 113.5-70-97 R=17.2 (ウイングヒルズ白鳥にて)

最近トップの幅が120前後のモデルを履くことが多く全体的なプロポーションが細身に感じるモデルとなっています。
しかしながらその性能はまさにオールラウンドに利用できるモデルであり数値のラディウスだけでは判断できない乗り心地があります。
気楽に乗ると板がまっすぐ走る傾向にありますが加重バランスをやや前方に押しこんであげるとトップが切れ込んで綺麗なカービングを描いてくれます。
またスキッディング捜査でも板のズレをコントロールするのが容易でどんな滑りにも対応してくれる優等生ぶりが人気の高さを伺わせてくれます。
2011モデルとの違いはややフレックスが硬くなったかな?といった印象。
基礎系スキーヤーには文句なくおすすめできる一台でしょう。
2012年も人気は継続すると思われます。

¥未定

ノルディカ ファイアーアロー74EDT 172cm 126-74-109 R=14.5(ウイングヒルズ白鳥にて)
2011年登場して話題となった(失礼ながら筆者は全く知らなかった)ファイアーアローにEDT付きのセンター幅74mmモデルが登場しました。シリーズフラッグシップモデルとのことで期待が非常に高いのです。筆者の購入ターゲットとまさにマッチするモデルだからなんですね。このモデルのコンセプトはザラメ、アイスバーン、深雪、整地なんでもありのまさにオールマウンテンのモデルとの事でした。さて試乗バーンはハードパックの中急斜面です。
結論から言ってしまうとダメです。板の反応がにぶ過ぎるというか、思ったタイミングで戻ってこないんです。エッジを強く立てて踏み込んでもボワーンと板が反応して体から離れていく感じで今一好きになれないモデルでした。
悪雪や新雪では面を使って押す滑りには適しているようですが小回りはちょっと期待外れになってしまいました。
ん〜残念。

¥未定

 オガサカKeos AX 170cm 114-67-99 R=15.7 (ウイングヒルズ白鳥にて)
オガサカの2012モデルの一押しはこのkeo’sAXだそうです。
シンプルなオガサカらしいデザインと今の板の中では細身のスタイルからコブや整地での基礎系滑りを満足させてくれる匂いがプンプンしてくるモデルですね。
試乗した感想は本当に素直な板です。大回りでの雪面のとらえは早く悪雪でも非常に安定している(この辺りは最新技術BEAMの影響か?)また小回りについても特にスキッティングの要素が非常にしやすい!振りやすいと言ってもいいかもしれない。
keo’sはAM以降全く興味が無くなってしまったメーカーであるが久しぶりにいい板になって帰ってきたと思わせるモデルでした。
尚、今回の試乗サイズは170cmでしたが5cm単位にラディウスが変わります。板の性格も変わる可能性があるので購入を希望する場合はサイズ違いを履かれることをおすすめします。

¥115500(RC-600プレート付き)

 フィッシャー スペリオールFL2 170cm 122-72-104 R=15 (ウイングヒルズ白鳥にて)
最近のフィッシャーの基礎系モデルは(AMCあたりから)購入意欲が全然湧かないモデルが多かったのですが、2012モデルのこのスペリオールは違います。
持った瞬間「重い!」を口にしてしまったほど重量感のあるモデルで扱えるか正直不安でしたが滑り出しからその重量感は一気に消え痛快な走りが味わえるモデルとわかりました。基本的に小回りに向いたモデルとの事で、板を乱暴に振っても面白いように戻ってきます。
極端に板が飛んでいくこともなくそのあたりはやはりサンドイッチ構造の成せる技でしょうか?
また大回りも非常に板が安定していて雪面に張り付く感じは単なるショートターン用の板ではありません。
最新の技術というよりも従来の板作りを極めたようなモデルで、エキスパートスキーヤーには絶対好まれる板だと思います。
筆者も購入候補の一台となっています。

¥103000(金具付き)

 フォルクル プラチナムR 171cm 122-77-107 R=16.1 (ウイングヒルズ白鳥にて)
2012年から新たにプラチナムに仲間入りしたRです。
基本的には中級機だと思います。お目当ての板が戻ってこないので時間つぶしに乗って見ました。トップ&テールはロッカー形状。上のフィッシャースペリオールと違い持った瞬間「軽い!」がつい口から出てしまいました(笑)
滑りもやや不安だったのですが緩斜面を滑ったときから既に笑いが出てしまいました。それは非常に回転性の高いモデルなんです。エッジを立てて加重してギューン!!なんてターンする板ではなく少しエッジを立てるだけでクルクル回りだすんです。持っても軽く履いても軽い。もうビックリです。今までいろんなスキーを履いてみましたがこんな回転性の高い板は初めてかもしれません。また荒れたザラメの斜面を大回りしましたがロッカー形状のためか板の安定性が非常に高く単なる軽いモデルではないようです。小回りが苦手なバッジテストを予定している方はおすすめしちゃいます。
疲れず滑りたい派に変わりつつ筆者は真面目に購入しちゃおうかな?と思ってしまう一台です。 ¥78750(金具付き)

 フォルクル CDスピードウォール 178cm 122-78-104 R=18.6(ウイングヒルズ白鳥にて)
試乗サイズは178cmやや長いかなと思われる長さです。
非常に重量感のあるモデルです。
今年の各社はロッカー構造の板を多数登場させているがこのCDスピードウォールもトップ&テールがロッカーとなっています。
そのせいか滑りだすと大回りはもとより小回りも非常に痛快に板が回ります。
またセンター幅があるため悪雪でも板がどんどん走るので雪質をあまり気にせず使用できるモデルだと思います。

大回り系には178cm、小回りも多様する場合は171cmの選択がいいかもしれません。

¥131250(金具付き)

ブリザードGフォースウルトラソニック 167cm 121-72-105 R=15(ウイングヒルズ白鳥にて)
G−フォースシリーズ最後になるかもしれないモデルがこのウルトラソニックです。
非常に素直なモデルで大回り小回り、悪雪を選ばないオールマウンテンモデルの代表格ではないでしょうか?
筆者も2010スーパーソニックを使用していますが素直に体を預けられ踏み込める板はそう多くありません、ブリザードG-フォースの流れはその安定感だと思います。
また、スーパーソニックにあったペラペラ感がこのウルトラソニックでは解決しています。
新開発のフルサスペンションのおかげなのか?
フレックスは柔らかいですが、トーションはがやや強いため小回りでは筆者の好みの板の返りがあります。
高速安定性も増しており来期の購入筆頭モデルとなっています。
尚、2012年からはGTRフルサスペンションというモデルも登場しており次回の試乗会でだ是非乗り比べたいと思います。

¥未定

 K2 ヴェロシティー 167cm 121-72-106 R=15 (ウイングヒルズ白鳥にて)

K2のモデルは好き嫌いがはっきり分かれますね。今回試乗したのは2012年新しく登場するヴェロシティーです。
基本的にはオールラウンドで使用できるモデルで10%のロッカー構造になっています。
このモデルはフレックスがやや強めですが板の返りはさほど強烈ではなく十分にコントロールできるモデルとなっています。
特に硬いバーンでの使用はトップの角付けをした途端綺麗に板がしなり雪面に食い込んでいくカービングが得意な顔を持っています。
基礎系のスキーヤーが履いても十分に扱いやすく且つ走る滑りが楽しめるモデルだと思いました。
ただ難点がひとつ。この板に付いているマーカーのビンディングがいけません。
解放がものすごく硬いんです。手で解放する場合はかなり力が要りますので注意です。

¥105000円(金具付き)

 エラン アンフィビオウエーブフレックス14 168cm 125-74-104 R=14.1(ウイングヒルズにて)
綺麗なデザインのモデルです。
なんか舌を噛みそうな名前なんですね(笑)
左右非対称でインエッジとアウトエッジでロッカー構造と今までの板の構造になっているとの説明でしたが、ねじれてるの?と筆者には今一テクノロジーが理解できませんでした(^_^;)
実際に試乗を開始するとどっしりとした重量の中で小回りの特性よりもむしろ大回りでの板の安定性を強く感じました。
小回りは痛快に板が反応するということはあまり感じられずジワーっと加重してあげるとたわみだすモデルのようです。
試乗サイズは168cmでしたが大回り重視ならばもうワンサイズ長くしてもいいかなと思えるぐらい長さを感じないモデルでした。

¥未定

フォルクル プラチナム SW 165cm 120-66-101 R=13.1 (ほうのき平にて)
来場したほうのき平で試乗会が開催されていましたので急遽参戦しました。
ウイングで試乗できなかったフォルクル プラチナムSWから試乗開始しました。

このモデルは軽いですね〜。持っっても滑っても軽さが際立つ板です。
しかしその軽さでも板は雪面に張り付いて高速滑走でも全く不安な要因はありません。

小回り中心のオールラウンド系モデルだと思いますがその小回りは絶品です。
程よいテールの張りでターン後半グン!と板が返ってくる反発はかなり筆者の好みのフレックスですね。

トーションは上位機種のSDほど強くないのでこれならばコブ斜面でも苦労なく入ることができると思われます。

また金具がマーカーのCOMP系が付けられているのも嬉しい〜
どうも丸い金具は好みではないんですよね。

ブリザード GTRフルサスペンション 167cm 117-70-101 R=15  (ほうのき平にて)
2台目の市場はブリザードGTRフルサスペンションです。
このモデルとウルトラソニックの位置づけが良く分かりませんが、ブリザードらしい癖のないモデルとなっています。
スキーのセンターを中心に樹脂製のサスペンションが前後に貫いており高速安定性は抜群です。

ウルトラソニックほどワイドボディではないため基礎系の滑りに向くのはこのGTRの方だと感じました。
小回りについても小気味いテールの返りがあってかなり購入の触手が動かされるモデルでした。

ライトウエイトモデルですが気軽にどんなバーンでもそつなく滑れる板であり使勝手は他のブリザードモデルよりも一枚上手だと感じます。

尚、このモデルのフルサスペンションは樹脂製であり硬さもGパワー、Rパワー、Sパワーほどではない。
フィッシャー プログレッサー900 170cm 121-75-104 R=17/13  (ほうのき平にて)
スペリオールの感触がいいので、プログレッサーシリーズの上位機種についても今回試乗してみました。
試乗した感じは決して重たくはないのですが体が先行してしまうというか感覚と板の動きがどうも違ってしまうスキーです。
複合サイドカーブを持ったモデルですがそのせいではないと思います。
大回りでは挙動が合わず、小回りでは板が外に逃げてしまう。
あれあれあれ???という間試乗が終わってしまったモデルです。
板の動きを把握すればそれなりに対応できると思われますがどうもしっくりしないモデルとなってしまいました。

ん〜残念。
ヘッド i.マグナム 170cm 121-71-107 R=13.5  (ほうのき平にて)
2010モデルと大きな変更はないマグナムです。
フレックスはヘッド独特の柔らかさがあり扱いやすい機種となっています。
悪雪や新雪などにも強くバーンを選ばないモデルですね。

またテールにはKERSシステムを搭載しておりターン後半の板の走りが感じられます。
これは2年前のヘッドでは考えられない走りで2009モデルを所持している筆者にとっても大きく変わったなと言わしめる変更点でした。

トーションフレックスともに柔らかいのでコブ斜面でもどんどん入っていけるモデルです。
フィッシャー スペリオールCライン 165cm 122-72-104 R=14  (ほうのき平にて)
フィッシャーのスペリオールにもう一つのモデルがあるとは知りませんでした。
担当の方が進めてきたCラインです。
スペック的にはFL2と同等ですが、試乗サイズが165cmとやや短めだったため単純比較はできませんが非常にフレックスに張りがあり、小回りでは板が先行する場面もありました。
トップから雪面に食い込ませた場合、ターン後半のテールの反発が強いように思われます。
筆者も押さえるのに必死で気を抜くと板が斜めに飛んで行ってしまうような印象です。
体重のある方、脚力の強い方にお勧めしたいモデルとなっています。
できればサイズは170cmをチョイスすると印象が変わるかもしれません。
オガサカ KEO’S FX 165cm 114-65-102 R=13  (ほうのき平にて)
オガサカの基礎系モデルは他のメーカに比べ細めの作りになっていて、整地やコブでの使用には非常に適していると思いますが、一方悪雪や新雪などのコンディションにはやや適さないモデルも多いです。
そんな基礎系小回りモデルでお勧めしたいのがこのKeo’s FXです。
他のメーカーも含め小回りでは群を抜く操作性の良さと軽さには驚かされる。
トップからテールにかけて均一にたわみ、テールの反発があるかなと思っていてもワンクッション残っている感覚はフレックスの柔らかさのためであろう。
振り回しても板が暴れることなくすぐに膝下に板が戻ってくるところは今までのオガサカ小回りモデルにはないタイプですね。
但し体重のある方、板の反発を利用したい方にはお勧めしない。
余りに柔らかく、頼りなく感じるモデルになってしまうであろう。
オガサカ TC-SE 165cm 120-67-101 R=12.9  (ほうのき平にて)
Keo'sシリーズに比べよりオールラウンブ性に富んでいるモデルがこのTCシリーズです。
このSEは小回り要素の強いモデルでKeo’s FXに比べてより上位層に向けたモデルと言えるでしょう。
フレックスはやや張りがあり踏み込んだ後に来る反発が非常に小気味よく、硬めのバーンコンディションでは快適に滑走できる。
全体に板の走りを感じられるモデルでもあり縦目のラインで滑る小回りで真価を発揮するように感じます。

フレックスはミディアムながらトーションは固めに感じられます。
また滑走時の安定性は新機能ビームスの恩恵でしょうか安心して体を預けられるモデルとなっています。
オガサカ TC-ME 177cm 109-69-96 R=20  (ほうのき平にて)
今期までのTCシリーズは大回り、小回りの2機種のモデル体制であったが来期からは中間モデルのMEが登場する。

板のスペックだけを見ると大回り向けの板と思われるが滑りだすと意外にも大回り小回りを意識することなく滑走できる。

但しこのモデルも上記のSE同様にフレックスの張りが強い。

気楽に乗ろうとすると板が直線的に走り出す傾向があるためしっかりと板にプレッシャーを与えながら滑走する必要がある。

来期のオガサカは気楽に乗れるkeo’sシリーズと本気モードのTCシリーズに分かれたように感じモデルの性格が逆ではないかと思わせるラインナップとなっている。
ブリザード Sパワー フルサスペンション 167cm 121-68-105 R=13 (菅平にて)
小回り主体のオールラウン用モデルである。
やや張りのあるフレックスはG-パワー同様。
しかしながらこのモデルはやはり小回りに特化した性能を持つ。
ターン前半のエッジのとらえが早くトップから雪面に食い込んでそのままテールに流れる小回り浅いターンは板の反応が小気味いい。

大きく振ってターン弧を深くとって見ます。板が横に飛んで行くかなと押さえ込みにかかりますがRが極端にきつくないこともあり板に体が遅れることもありません。

大回りの深回りは流石に切れあがりが強くエッジングをやや抑える必要もありますが思いのほかオールラウンドで使用できる意外性があるモデルだと感心しました。

小回り中心の滑りにはお勧めしたいモデルですね。
フォルクル レースタイガーSL スピードウォール 167cm 121-68-105 R=13 (菅平にて)
持った感じSLレーシングの割にかなり軽いモデルだという印象でした。

試乗バーンはハードパックの中斜面、この板には最適なコンディションだと思われます。
小回りでの滑りは踏み込みレスポンスが非常に早く深く回ったときには板が横に走って体が追いつかない。
浅く回っても板がどんどん先に落下していく走りで押さえ込むのにややパワーがいるモデルだと感じました。
大回りは板の性格上、体を倒しこんでしまうと切れあがってしまう。
やはりオールラウンドでは少々使いにくく、使用目的をはっきりして使いたいモデルです。
ただポールに入ってはいませんがタイムが出にくい板ではないでしょうか?
KEISKI AR16 164cm 108-66-94 R=16 (菅平にて)
乗る板を一巡してKEI-SKIのテントの前で「面白い形のスキーだな?昔カザマにこんな形あったかな?」と思っていると後ろからいつものように我満さんが声を掛けてきた、先ず初めにのってもらいたいのがこのミドル系のAR16との事。乗る気はなかったのだが勧められるままに試乗です。
感想は、非常にクセがなく乗りやすい板です。小回りよりも中、大回りの方が楽しめるモデルで比較的ソフトなフレックスです。
小回りでの反応はやや遅く感じられますがコブなどにもどんどん入れる板だと思います。
技術向上にはかなり向いたモデルと感じます、基礎系中上級者に乗ってもらいたい一台です。
但し筆者は購入したいと思わせるモデルではありません。
コスメが余りにも安っぽいところが既に×。

ちなみにAR16はオールラウンドのラディウス16のモデル。
ブリザード Gパワー フルサスペンション 167cm 121-72-103 R=14.5 (菅平にて)

試乗サイズは167cmと決して長い板ではないのですが、履いたときにそれ以上の長さを感じます。また長さだけではなくどっしりとした重量感もある。
しかしながらその印象は試乗した途端に飛び去ってしまった。試乗バーンはコブこそ無いものの硬い中斜面と春のザラメ。大回りの安定性はピカイチ!で雪面に張り付く感覚は他のメーカーには無いですね。これは板の中心を貫いているフルサスペンションの影響か?小回りについても「しにくい」と前評判であったが浅回りについては筆者にはどんぴしゃりの板の返りがあり痛快そのもの。板に張りがある分、ポンと押すと瞬間に反応があるのはどっしりした印象とは異なる動きでびっくり。それでいて暴れる事がない。但しこの板でコブに入ることは少々怖いかもしれないが、ブリザードの底力をまざまざと見せられたモデルである。右写真は2011モデル。2012はトップシートのデザインのみ変更です。

ブリザード Gフォース スーパーソニック 167cm 121-72-103 R=14.5 (菅平にて)
筆者も2010’の同モデルを使用していましたが、2012’モデルも痛快で扱いやすさは継承されているようです。
しかしながらトーションがやや硬くなった印象があります。特にその性質は小回りで板を大きく振って深回りした時に板の走りを強く感じました。
ターン前半の谷回りではさほど強烈なエッジグリップを感じませんが、後半山回りには板の走りとやや強めのエッジグリップがあります。

そのあたりは以前のようなお気楽さはややなりを潜めた感あり。

このモデルで気に入らないのはハードパックされたバーンでのカラカラ音。
これは解消されていないようです。ブリザードの特徴と言ってしまえばそれまでですが、不快音であるため対策を講じてもらいたい。
K2 スピットファイアーS 167cm 117-68-99 R=14 (菅平にて)
久々にK2のサンドイッチモデルを試乗しました。現在のK2レーシング系のラインナップはよくわかりませんがいつのまにか最下位のスピットファイアーが唯一残ったようです。

コスメは好き嫌いがありますが以前のソフトなスピットファイアではなくなり、フレックス、トーションともに強い、レーシングマテリアルに変身していました。
特にショートターン後半の板の走りはかなり早く体が置いて行かれそうです。
浅めの小回りでは小気味いい板の返りがありますが、それは硬いバーンでの話で、雪が柔らかいコンディションでは雪が板に負けてグリップを得にくい状況にもなります。
小回りに特化したモデルではありますが、中回り程度であれば板の安定感もあり基礎系でも使用できるモデルと思われます。
サロモン X-カート 164cm 122-71-106 R=12.1 (菅平にて)

サロモンが出したロッカー仕様のマテリアルです。
非常にライトウエイトのモデルながら大回りでは大きな挙動変化も無く安定している。
また小回り深回りについてもレスポンスこそ早くは無いが回転性もよく暴れない。
浅く小回りした時にはやや板の返りが遅いように思われるが板と体離れることはない。
クセが無いモデルというと聞こえがいいのだが特徴がない中級機といった印象のモデルである。
元々サロモンの板自体があまりクセ(特徴)があるメーカーではないがその代表てきなモデルであろう。基礎系の中級者が乗ると非常に
ウケがいいかもしれない。

サロモン BBR7.9 169cm 140-79-102 R=11.5 (菅平にて)

来期のサロモン注目のマテリアル。
なんてったって注目度だけは満点間違いなし!サーフボードの形状を持つスキーという前振りですが、筆者には「おたまじゃくし」にしか見えなかった(笑)
この7.9というモデルですらトップの幅が140mmも有るのにテールは102mm。
買う気はさらさら無いがどんな板なのか興味だけは乗る前から湧き上がる。
いざ試乗!ひえ〜乗り方が分からない。小回りから入ったのがいけなかった。板がバラバラに動き出しまとまりゃしない。あきらめてザラメ斜面の大回り。これはめちゃ浮遊感があって面白い。硬い整地では板がブルブルしておっかない!どんな板なんじゃい!
乗り方が分かればそこそこ楽しめそうな予感がしたが、結局予感で終わってしまった。
こりゃセカンドスキーにしてもやっぱり買わんな〜

アルマダ JJ  175cm 136-115-133 R=14 (野沢温泉にて)

近年人気沸騰のアルマダで昨年の一番人気JJに試乗してみました。
この手の板には何度か試乗しましたがどうも乗り方がわからないです。
板は完全なロッカーで、履いただけでその反り返りがわかります。今回試乗したサイズは175cmでしたが大きく体を傾けない限り板全体のエッジを利用することはないでしょう。
さて乗った感想ですが、良く回る板です。硬いバーンでもそこそこ走りを感じることができ大〜中回りでは悪雪、新雪はどんどん入り込めそうですね。
但し板の反発があまりなく深回りでの小回りは苦手な板だと感じました。
この板の性格上、オールラウンドに使う人は余りいないと思います。やはりパウダーでの滑走に適したモデルと言えるでしょう。
(柔らかい整地ならば楽しめるはずです

ストックリー レーザーSC 170cm 122-72-104 R=14.9 (野沢温泉にて) 

レーシングモデルが多いメーカーで自分からは進んで試乗する機会を作らなかったストックリーですが、今回は初めての試乗となります。
筆者の滑りのタイプからギンギンな純競技モデルを避けセカンドモデルの試乗となりました。
これいいです。非常にいい板ですね。競技用のモデルというよりは基礎系ないしオールマウンテンモデルと言っていいぐらいオールラウンドで使用できるモデルです。スペックを見てもお分かりのように回転弧を選ばないオールラウンド性はこの板一本でなんでもできてしまいます。癖がなくどんなタイプの滑走者からも支持を得る板だと思われます。フレックス、トーションはミディアムクラス。
板全体のエッジホールド感も抜群です。
何本も購入できない一般スキーヤーで「一本で何でもしたい」と言われる方にはお勧め度ナンバー1モデルと言っておきましょう。お値段がやや高いことが難点ですね。
オガサカ ET8.0 168cm 118-80-108 R=17.4 (野沢温泉にて)

試乗のバーンコンディションが荒れてきて選らんだモデルがオガサカ、セミファットのEターンです。
悪雪の中での走りは圧巻です。荒れた雪を突き進んでの大回りは板が暴れることはなく非常に安定した走るを楽しめます。
またセンター幅が80mmもあり新雪での浮遊感も絶対期待できるモデルだと思います。
但し小回りに関しては×です。押しても踏んでも戻ってこない。ドロ〜ンとしたいたの反発でオールラウンド性はちょっと期待できないですね。
トーションがややソフトでありズレを使った小回りなどは比較的に○。
整地の大回りもそこそこ安定感ありですね。
まぁオールラウンド系の板ではないので致し方ありませんが。

パウダー、未圧雪をメイン、整地でもそこそこ滑りたいと言われる方にはお勧めできるモデルだと思います。