白馬五竜&hakuba47
長野県北安曇郡白馬村大字神城 TEL 0261-75-2101   公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (102ha両スキー場計)
 コース数/リフト数 : コース24/ 2 4 13
 Top−Baes (標高差) : 1676m-750m(926m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 5000m/35度
 主体コース : 中急斜面
 お勧めの対象 : 中上級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30
当日データ 2011/4/30(土)
 天候 : 曇り&雷
 積雪量 : 160cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : 全t時的にやや混雑/待ち時間なし
 アクセス道路状況 : 全行程ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4800円 シニア3800円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 無料 (両スキー場4700台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
6 7 5 7 5 5 4 4 2 6 2 3 4 3 2 3 2 3 2 0 75

どんなスキー場?

白馬五竜とhakuba47,名前は違うがリフト券も共通、コースの滑り込みもでき、実質一つの大規模スキー場と考えて差し支えない。
急斜面一辺倒の八方に比べ適度な斜度の緩斜面、中斜面そしてコブが満載の急斜面と各レベルに合った各コースがこのスキー場の魅力。
また両スキー場のスキーセンターはかなりの充実ぶりで利用価値は非常に高く、早朝、観光バスで訪れた団体も安心して時間をつぶせる場所なんですね。そんな施設が集客の力になっていますね。

そんな魅力満載の五竜47エリアですが、ボードとスキーが上手く住み分けているのも感心してしまいます。比較的スキーヤーが多い五竜、ファミリーも多いですね。またボーダー達から絶大な人気を得ているのが47ですね。
ルート4にできたパークは多彩で各種アイテムも揃っていてその難易度も比較的高め。
リフト券も完全に共通化されていて滑走者は一つのスキー場として無理ない利用ができる、そんな両スキー場は今後も白馬エリアのメインスキー場であることは揺ぎ無いかな?

 白馬五竜 パノラマゲレンデ 
 最大斜度18度 平均斜度15度 距離850m

ベースの天気は先ず先ずだったんですが朝一、五竜アルプス平ゲレンデはいきなりの小雨模様。かなりテンション下がっちゃいますね。

4月の好天は雪が極端に緩むので嫌いなんですが、雨はもっと嫌いです。(^_^;)

滑走者は少なめながら、小雨と言えども1本滑るとウエアーがかなり濡れてしまいます。
無料休憩所に何度か避難して止むのを待ちましょう。


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 白馬五竜 グランプリコース
 最大斜度23度 平均斜度21度 距離900m
 

4月の中旬になると通常の白馬五竜はとおみゲレンデの雪も無くなり、滑走できるのは上部アルプス平の2ゲレンデのみとなりますが今回はなんとこの時期でもギリギリとおみゲレンデの雪は下山できるレベルまで確保されていました。
流石にリフトは動いておらず単に下山コースでしかありませんが、ここまで雪の多い年は珍しいですね。

さて左写真はアルプス平のメインゲレンデ、グランプリコースです。
小雨は相変わらず降っています。
そのおかげか滑走者はかなり少なく荒れ方が激しいこのグランプリも良好なコンディションを保っています。
濡れることさえ我慢できればこの時期としては良好なゲレンデ滑走できます。


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 HAKUBA47 ルート1(上部)
 最大斜度28度 平均斜度22度 距離2500m
 


雨が止みました。
早速hakuba47エリアに突入したいと思います。

雨のおかげでゲレンデの荒れは少ないもののこちらは滑走性がかなり悪くなっちゃってますね。
ルート1上部の雪はまだまだタップリで最終日まで余裕で持ちそうですね。
視界は悪くないので足を取られなければ大回りで快適に滑れそうですね。

また47の来場者は圧倒的にボーダーの方が多く、それもパーク目当ての人が大半??
よってフリーランのルート1はいつ来ても激混みということは無いですね。


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 HAKUBA47 ルート1(下部)
 最大斜度28度 平均斜度22度 距離2500m

 
ルート1を最下部まで滑ってきました。
何時もながらなんですが春先はこのルート1の下部は底なし沼のように潜り込むザラメ雪で結構難敵なコンデションです。
ハイシーズンでも一旦ルート1をベースまで降りてしまうと、再度上部へのアクセスでやや厄介なリフト乗り継ぎがあるので尾根コースが終わった後は進路を左へ取り、ルート6経由ラインCを目指そう。 


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 HAKUBA47 ルート3
 最大斜度45度 平均斜度37度 距離400m

非常に難易度の高い急斜面です。
筆者が思うにこの白馬エリアで一位二位を争う難易度の高い斜面ではないでしょうか?

コブといえば八方の黒菱やウサギ平が有名ですが、両コース共にコブの深い部分はリフト沿いに限られ、エスケープゾーンも存在します。それがゆえに精神的に楽な部分もあるのですが、この47のルート3はコースの端まで大きなコブがびっしり張り付いていて何処を滑っても難易度は超一級です。

また斜度についても左写真は出始めの緩い部分ですが(それでもコブの大きさは巨大)その後38度の斜度がベースまでずっとつづいていてかなりのテクニックを要するはずです。

またベースにはゴンドラ駅舎がありそこからのギャラリーは絶えず視線を送っていて精神的にも圧迫感は満点(笑)
以上のことから完全エキスパート専用コースであり、生半可なテクニックではノンストップでの滑走は不可能なコースとなっています。
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こちらはHAKUBA47のベースにあるユークリッドです。
今回何度か雨宿りしましたが、雨の日にはコーヒーが安くなるサービスも実施してるんですね。ハイシーズン中は沢山の人でにぎわうレストランもシーズン終了間際ではゆっくりできる場所となっていました。
シーズン終了間際ではありますがメニューに手抜きはありません。
シーズン中と何ら変わらないメニュー数でした。
たまにかなり限定したメニューにか出さないスキー場さんもあるんですよね。
定食物も充実している47です。
デカイメンチカツがゴロンと一つ。パワーありそうだな〜
私もメンチカツ大好きです。

パスタ系メニューも充実していますね。
おざなりなパスタよりもずっと美味しそうに見えたのは私だけ?
山の中でもねぎとろ丼を食すことができます。
最近揚げ物はちょっとと言われる中高年の方にも人気のあるメニューのようです。
手間のかかる子供向けメニューもちゃんと用意されています。抜かりがない47ですね。
ここで47に注文、メニューの充実は結構なものなんですがご当地グルメが無いのが残念だな〜
白馬のご当地ってあまり思い浮かばないけど47オリジナルで作ったらどうかな?

 HAKUBA47 ルート6
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離850m


ラインAの大外を回る初級者コースです。
春先でもコースの荒れは少なく初級者が47で滑走するのに一番適したコースではないでしょうか?

このルート6とルート5を滑ることによってコース変化が楽しめなお且つ急な斜面が無いため上級者の滑り込みは少ないので安心して滑走できるコースとなっています。
流石に雪は重たいのですが、ルート1の下部に比べれば断然滑りやすいコンディションです。

 HAKUBA47 ルート4
 最大斜度16度 平均斜度14度 距離600m


47の一番賑やかなルート4です。

筆者はスキーオンリーのためこのルート4には久しく入り込んではいませんが、パークが無かったときは快適な中斜面でカービングでの滑走が楽しめたのですが、現在は左写真のようにコース全面にアイテムが存在してフリー滑走する場所が無くなってしまいました。

筆者としては残念なのですが、このパークのおかげで47としてはかなりの来場者があるので結果的には正解なのかもしれません。

このルート4はスキー場の中間にあるものの、ハーフパイプ以外のアイテムはほぼ全てが利用でき、整備も非常に良好なようでした。

しかしデカイキッカーが揃ってますね〜
滑走している人のレベルも半端無く高いですよ〜


※ 動画は画像をクリック
※ もう一本

 HAKUBA47 ルート2
 最大斜度30度 平均斜度18度 距離1620m

この47で以外に穴場なのがこのルート2です。

先に紹介したルート3では難易度が高すぎるという滑走者には非常滑りやすい急斜面だと思います。

なぜかコブの発生も大きくなく整地小回りを楽しめるコースなんです。

左写真は上部の斜面となり、コースはその後左右に蛇行しながら、ルート4直下に落ち込んでいます。

中級者でも楽しめる急斜面ですのでガンガン突入してもらいたいですね。
但しコースは数ヶ所直角に曲がっていますので角々では人が溜まりやすく通して滑ることはちょっと難しいかもしれません
※ 動画は画像をクリック

 パノラマ

ルート4付近を滑走していると、場内アナウンスで、雷雲が近付いているとの事で五竜から滑りこんでいる者は至急戻るようにとのことでした。
筆者も戻れなくなるといやなのでラインCを使い戻りかけると、幾度となく閃光が走りのも凄い音とともに雷雲に覆われてしまいました。
リフトも何度となく止まったのですが、ようやく上部までたどり着くことができました。左写真はその時の風景ですが、以外にも眺望はまだまだ良好ですが、雨も降りだしてきてしまいました。
あとリフト1本乗れば戻れると思い、急いでラインEに向かいます・・・

 雷通過待ち

残念でした。
筆者がラインEに到着したときにはすでにリフトは完全に停止していました。
雷も酷く、係りの人の誘導でリフト駅舎でしばらく待機となってしまいました。
10分、20分、30分待てど一向に動く気配がありません。

リフトの係りは何度となく下と交信をして雷雲の通過を確認していますが、一時間も待ったころにこの先もリフトが動く見込みがないとの事で、雨も止んでいるので下山してシャトルバスで五竜へ戻るように指示がありました。

自然相手のことなんでスキー場には一切文句はありませんでしたが、ここからが大変、立木のないルート1を雷がゴロゴロ鳴る中の下山は少々スリリングでした。ストックにでも落ちたらシャレにならないですからね。

まぁ〜そんな恐怖のなか無事下山してシャトルバスで五竜に戻った時点で今回のレポートは完全に終了となってしまいました。
まぁ〜こんな時もありますね。

駐車場・その他
五竜、47ともに駐車スペースは大型です。
早く到着すればそれなりに利便性の高い位置に駐車できますが、必ずどこかには駐車できますのでご安心を。
またアクセスについても、長野、大町双方から五竜までは特段アップダウンの激しいところはありません。高速インターからはやや遠い位置にありますが、車の運転で難儀することはないでしょう。

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