栂池高原スキー場
長野県北安曇郡小谷村栂池高原 TEL 0261-83-2515 公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (194ha)
 コース数/リフト数 : コース11/1 10 1 9 1
 Top−Baes (標高差) : 1704m-800m(880m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 3600m/35度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:00〜21:00
当日データ 2011/4/24(日)
 天候 : 晴れ&強風
 積雪量 : 200cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : ハンノ木上部やや混雑/待ち時間なし
 アクセス道路状況 : 全行程ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4500円 シニア3000円 子供2500円
 駐車場料金(駐車台数) : 無料 (2500台) 民間は有料のところあり
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
6 3 5 7 5 5 3 5 3 5 5 2 5 0 2 2 2 2 2 0 69

どんなスキー場?
北アルプスの麓に広がる大型スキー場です。
この栂池高原の特徴は何と言っても広大な緩斜面に尽きるでしょう。

筆者も数多くのスキー場に来場していますがここまで大きな緩斜面を持ったスキー場は無いと断言しましょう。その緩斜面「鐘の鳴る丘」のイメージから、栂池=緩斜面のみのスキー場と思われがちなのですが、決してコースレパートリーが無いわけではありません。

緩斜面意外にも中斜面のロングコース「ハンノ木コース」やコブのテクニカルバーン「チャンピオンゲレンデ」、またエキスパート専用の難斜面「馬の背コース」などなど
中上級者にも満足できるコースもある多彩な面をもったスキー場なのです。

また滑走利用とする日本最長ゴンドラ「イブ」で上がったゲレンデ「つがの森」から見る白馬三山は見る者を圧倒する眺望でありアルペン雰囲気満載のスキー場ですね。

しかし栂池のメインはやっぱり鐘の鳴る丘!そんな広大な緩斜面滑らないわけにはいきません。せっかくですから上級者もドンドン滑って楽しんじゃいましょう!

いや〜今回の栂池高原来場も快晴です。
でもちょっと風が強いかな?
ゴンドラ運行まで時間があるため他の滑走者やゲレンデウォッチングしましたが、朝方並んでいるのはゲレンデスキーヤーやボーダーよりも山スキーの方々の方が多いんです。ちょっとビックリ!

さてゲレンデの方はと言いますとこれまた珍しく、この時期(4月下旬)になってもベースまで雪が途切れていません。
ちょっとというかかなり薄いんだけど現状は山頂からベースゴンドラ乗り場まで滑り下りれるんです。

栂池でこの時期はあまり記憶にないですね〜
それほど今期は雪が多かったという証でしょうね。

栂の森ゲレンデ
最大斜度23度 平均斜度14度 距離585m

さてせっかく
この時期には珍しく、ゴンドラ一本分、丸々滑走できるのでハンの木コースを中心に回そうかと思いゴンドラに乗車しましたが、ベースではあまり感じなかった風が上部に行くにつれてどんどん強くなっていきます。
この風の影響で何度となく運行もストップしながらかなりの時間をかけて最上部へとたどり着きました。
搬器が支柱にぶつかるんじゃないかとちょっとヒヤヒヤでしたね。

さて左写真は最上部の栂の森ゲレンデです。
朝一番はかなり硬めのバーンコンディションです。ピステンの掛け方がちょっと荒っぽいかな?柔らかければ全く苦にならない繋ぎ目もこの硬さではかなり危険な状態となっていました。天気もよく硬い雪も直ぐに緩むでしょう無理に滑走せず時間をおいて再度滑走したいと思います。

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ハンの木コース(上部)
最大斜度12度 平均斜度10度 距離800m
今回の栂池は最上部の栂の森ゲレンデとハンの木コースの2本が滑走できます。左写真はハンの木コース、上部の緩斜面です。
本当に斜度の緩いコースですので初級者がメインとなるコースですね。

またハンの木高速ペアリフトはコース沿いに架かっておりこの緩斜面のみを滑走することもできます。


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裏ハンの木コース
最大斜度15度 平均斜度12度 距離900m

こちらは栂の森ゲレンデからハンの木高速ペア乗り場にダイレクトに滑り込むコースです。コース名がありませんので勝手に裏ハンの木コースとでも言っておきましょう。
コース入口は栂の森ゲレンデの中間、大きく左にカーブしてつが第2ペアリフトを潜るとこのコースに入ることができます。
滑走者は非常に少なくコースの荒れも無いし多少の変化があり、単調なハンの木コース上部を滑るならば中上級者はこちらの裏コースをお勧めしましょう。
(但しこの時期だけね)

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ハンの木コース(中間)
最大斜度30度 平均斜度12度 距離3030m

さて上部ゲレンデも数本滑ったのでいよいよメインのハンの木コースに入り込もうとした途端、コースにロープが掛けられていました。ロープ前にはパトロールの女性がいて、強風のためゴンドラが停止したとの事です。一旦滑り下りてしまうと戻ってくる手段が無いので、コースの滑走は可能ですが了承してほしいとの事でした。
いや〜当初の目論見が完全に外れてしまい、これではGWの栂池と変わりない滑走範囲となってしまいました。

最終的にお昼近くまで栂の森ゲレンデで遊び、その後このハンの木コースを滑って下山しました。
コース状況は、荒れ方がかなりひどく、底なし沼のようなコンディションと、ブレーキの掛る雪でハイシーズンの快適なハンの木とは全く別物になっていた事を付け加えておきましょう。


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親の原ゲレンデ
最大斜度10度 平均斜度8度 距離1040m

栂の森〜ハンの木〜そして最下部の親の原ゲレンデに出てきました。
正直雪汚いですね〜
黒いところ滑るとソールにコールタールのようなものがへばりついて滑走性をより悪くするため緩斜面といえどもライン取りは慎重でした。
ところどころゲレンデに穴が開いていましたが滑走すること自体は問題ない雪の厚みでした。
ただこの先ちょっと強めの雨が降ったら即コースが途切れてしまうことでしょう。
(案の定このコースで滑れたのは筆者の行った日が最後だったようです)

半日ではありましたがゴンドラ停止で来場客は増えず、空いたゲレンデを自由に滑れる日でしたね。


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駐車場・その他
最近の白馬エリアは駐車場が無料となっているところが多いですね。
ここ栂池もゴンドラ下のメイン駐車場は無料となっています。
但し民間駐車場は有料のところもありますので注意してください。
アクセス方法は2通り、白馬大池駅側からダイレクトに上る道と、岩岳ッスキー場からの道、どちらも距離は短いものの急な坂道がありますので状況を見て国道でチェーンなどを装着することをお勧めします。

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