おんたけ2240
長野県木曽郡王滝村3162番地 TEL 0264-48-2240 公式サイト
基本データ
 規模 : 大規模 (73ha)
 コース数/リフト数 : コース16/ 1 2 2
 Top−Baes (標高差) : 2240m-1420m(820m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 8800m/35度
 主体コース : 中斜面
 お勧めの対象 : 中級スキーヤー・ボーダー
 土日の営業時間 : 8:30〜16:30
当日データ 2011/3/26(土)
 天候 : 雪&強風
 積雪量 : 140cm
 雪質 : パウダー
 混雑/リフト待ち : 特になし/待ち時間なし
 アクセス道路状況 : スキー場手前10km圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人4800円 シニア3800円 子供2800円
 駐車場料金(駐車台数) : 無料 (2000台)
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 接客 加減算 合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
道路
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
4 3 7 5 5 4 7 3 3 5 4 3 1 2 2 2 1 1 1 0 63

どんなスキー場?
長野県は御岳エリア最大のスキー場がおんたけ2240である。スキー場名の2240はゲレンデトップの標高を意味しており、非常に標高の高い位置にあるスキー場ということが分かります。

またその高さから降る雪は重さを感じないパウダースノーの確立も高く、雪質のいい「おんたけ」としても評判となっています。
スキー場は御岳山の裾野に作られておりそのダイナミックな眺望は見るものを圧倒します。

またゲレンデ全体は中斜面が多く、このエリアのスキー場特有のワイドなコース幅が自慢!こんなゲレンデで大回りを思いっきり滑ったら、もうおんたけマニアになってしまう事間違いないでしょう。

アクセス面でやや不利なエリアではありますが、そのアクセスを乗り越えて来場した人だけが味わえる楽しみをもったスキー場ですね。

尚、2011年シーズンまではルスツなどを運営する加森観光が指定業者となっていたが2012年シーズンは一端村営に戻されるようです。長期に渡る営業が今後心配ではありますが、是非とも頑張って頂きたいスキー場ですね。

がんばれおんたけ!

ベースからの眺めです。

おんたけの駐車場はゴンドラ駅舎の下が基本となっています。
温泉施設やセンターハウスもこの位置にあり非常に便利な駐車場ですね。

またベースからはスキー場全体を見渡すことができませんが、目の前のからまつアベニューの緩斜面は立木も適度に残された雰囲気のいいゲレンデとなっています。

おんたけエキスパートコース
最大斜度35度 平均斜度23度 距離900m

風が強いため現在運行しているゴンドラに即乗車しました。
かなりゴンドラが揺られ時折停止しながらようやく山頂部に到着すると同時にゴンドラは運休となってしまいました。
このエキスパートコースは上部の雪がパフパフのパウダースノー、本来ならば大きなコブが張り付くところですが、コブはあるもののさほど大きく育ってはおらずどんどん突っ込んでいけるゲレンデですね。
コース幅もワイドなためエスケープすることも容易なコースです。
上級者にはかなり楽しめるコースとなっています。

三笠ウイングコース
最大斜度25度 平均斜度20度 距離900m

ゴンドラが停止しても、機動力の高いおんたけにはクワッドリフトが2本用意されています。
この三笠コースへは第7クワッドリフトを使いアクセスしますが、今回の天気はちょっと最悪かな?このクワッドでさえ風で運休となってしまい、一旦は上部エリアへのアクセスが無くなってしまいました。

さてこの三笠ウイングコースはクワッドリフト1本分を滑る尾根の中緩斜面です。開放的なコースであり、ゴンドラを利用する人の大半はこのコースを滑りベースまで向かうこととなります。
雪質もよくクルージングには最適なコースと言えるでしょう。


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セントラルコース
最大斜度26度 平均斜度11度 距離1300m 


おんたけ2240のメインコースと言ってもいいコースがこのセントラルコースでしょう。
御嶽山をバックに目の前には中央アルプスが広がるロケーションのなか、広大な中斜面を一気に滑り降りる喜びは何ものにも代え難い喜びを与えてくれるはずです。
これほど広大なゲレンデはやはり規制が無い時代に作られたスキー場であり現在では作りたくても作れない貴重なゲレンデだと思います。


初中級者はもとより上級者にも楽しめるゲレンデです。

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おんたけエキスパートコース(コブ専)
最大斜度35度 平均斜度23度 距離900m

第7クワッドリフトは何とか動き出してくれたため再度最上部へのゲレンデにアクセスしてみたいと思います。
この「コブ専」はエキスパートコースにあっても人工的に作られたコブラインのコースを言います。
斜度は緩めでやや深いコブではありますが難易度はそれほど高いラインではありませんでした。
写真の小さな子供たちも盛んにチャレンジしていましたが、後傾でもコブを滑っちゃうんですよね〜
非常に体が柔らかいのにはビックリです。おじさん、あんな格好したら関節外れちゃいますから〜(^_^;)

来場した時間が遅かったためか閑散としたプラザオリオンです。まだまだ東日本大震災の影響は残っていていつものおんたけ2240に比べれば来場者は少ないですね。
親子は親子でもイクラと鮭の親子丼です。
山奥のスキー場で海のものを食すのはちょっと意外だけどこれは美味しそう〜
チキンのチリソースです。エビなら良かったんだけどな〜

何故かこのレストラン数量限定メニューが目立つんですよね。
これ牛の生姜焼きだって。生姜焼きって普通、豚じゃない?そう思っているの筆者だけ?
また嬉しいのが丼ぶり物には半分のサイズが用意されてるんですね。
子供や食が細い女性にはいいメニューですね。
でもお値段は半分にならないんだ〜(^_^;)
当然定番メニューもちゃんと用意されてます。
ここおんたけ2240のレストランはここ意外にも点在して営業していますので好みのお店を探してみてくださいね

パラダイスコース
最大斜度26度 平均斜度12度 距離1300m


上部は楽しいゲレンデが多いのですが視界がいまいち悪いため中間から下部のゲレンデに移って滑走してみます。
このパラダイスコースは三笠ウイングコースから続く第5クワッド沿いの緩斜面です、コース幅はワイドなんですが来場時はロープでコース規制をしておりコース全体を利用しての滑走はできませんでした。
三笠ウイングコースから続けて滑ると2200mもの中緩斜面が楽しめるゲレンデとなります。第5、第7クワッドを利用すればストレスないロング滑走が繰り返し楽しめますね。
初中級者にはお勧めです。

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ファミリーコース
最大斜度15度 平均斜度10度 距離900m


パラダイスコースの後にはベースのファミリーコースへと降りてきました。
天気も大分回復してきて青空が広がってきました。運休していたゴンドラも低速運転ながら動き出しましたが、あの揺れはとても2回も味わうことができずベース付近のゲレンデを調査しています。

さてこのファミリーコースですが、立木が大きく伐採されたワイドな緩斜面です。流石に上部とは違い天気が良くなると雪の緩みも激しくなったコンディションですがそれでも板は十分に走ります。
第4ペアリフトを利用して初級者が繰り返し滑走するのには最適なコースと言えるでしょう。


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ファミリーコース(デコブコ)
最大斜度15度 平均斜度10度 距離900m

このファミリーコース第4ペアリフトの下には「でコブこ」という初心者向けパークがあります。
ん〜パークというよりは、人工的な小さなコブが作られたエリアですが、初級者には大分楽しめる内容となっていました。
コブの慣れという点でも利用価値はあるし、単調な緩斜面にアクセントをつけるということでも面白いと思います。
緩斜面が複数ある場合は、フィールドアスレチック的なコースがあってもいいと思います。
もっと大々的にこんなエリアを設けるのも面白いでしょうね。

カラマツアベニューコース
最大斜度15度 平均斜度9度 距離800m

さて最後にやってきたのは林間コースの緩斜面、カラマツアベニューです。
難易度はファミリー同様に適度な斜度の緩斜面です。
ただこちらは立木を適度に残したコースであり、ワイドバーンのファミリーとは一味違う雰囲気をもったコースになっています。

まら写真左にも写っているように最近各スキー場で見かけるようになった「なんちゃってクロス」が設置されています。

斜度が緩いので初中級者のボーダースキーヤーには利用しやすいですね。
こんなコースで遊べるようになればすぐに上部の急斜面へチャレンジできることでしょう。


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チャンピオンエリアのゲレンデ

帰りがけに別のゲレンデの様子が知りたくて車を向けてみました。

このチャンピオンエリアはセンターハウスよりさらに下へ広がっているコースです。
残念ながら御覧のように雪がほとんど付いておらず滑走は不可能でした。でもゲレンデの様子を見る限り草刈りはしていないし営業している形跡はありませんね。

以前のおんたけは、上部のおんたけゲレンデ、下部のチャンピオンゲレンデ、白樺ゲレンデ、高原ゲレンデと4つのエリアをもっていた大型スキー場でしたが来場者の激減で今では上部のおんたけゲレンデのみの営業となってしまいました。

駐車場・その他
現在おんたけ2240の駐車場は展望温泉ざぶんの周りに数ヶ所あり、駐車台数は2000台を収容できるとの事です。
無論料金は無料ですが、条件のいいA-2から埋まっていき遅い到着の場合は一番奥まったA-4に誘導されてしまうので、ちょっと早めの到着を心がけましょう。
またアクセスは冒頭にも書きましたが高速インターからかなりの距離があります、標高も高く一旦降った雪はなかなか溶けませんので滑り止めは必携のスキー場ですね。

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