白馬みねかたスキー場
長野県北安曇郡白馬村大字北城みねかた TEL 0261-72-2281 公式サイト
基本データ
 規模 : 小規模 (125ha)
 コース数/リフト数 : コース5/2
 Top−Baes (標高差) : 1050m-840m(210m)
 最大滑走距離/最大斜度 : 1400m/35度
 主体コース : 中緩斜面
 お勧めの対象 : 初中級スキーヤー・ボーダー
当日データ 2011/3/19(土)
 天候 : 晴れ
 積雪量 : 90cm
 雪質 : ザラメ
 混雑/リフト待ち : 特になし/待ち時間なし
 アクセス道路状況 : 全行程ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) : 大人3000円 シニア2800円 子供1500円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 1 3 4 3 2 2 2 7 2 1 7 3 0 1 1 2 1 2 0 45

どんなスキー場?
白馬、小谷エリアで唯一、北アルプス側になく里山の国道406号線沿いにある小さなスキー場それが白馬みねかたスキー場です。
スキーバブル時代は八方や栂池の混雑を避け、このスキー場を使うグループも意外に多かったのですが、現在は大規模スキー場でも混雑が緩和されこのスキー場はハイシーズンの週末でも喧騒的な世界とは一線を画している。

スキー場は小規模、斜面も中緩斜面が主体。一部急斜面はあるものの滑る滑走者は殆ど居らず未圧雪の状態が常に残っている状態です。

初中級者がレベルアップするための練習スキー場としての評価は高いがそれ以上の役割が見出せない。

白馬エリアという環境の中で正直このスキー場の役割は終えたように感じてしまいます。
尚、標高が低く日当たりのいいゲレンデのため雪が緩むのが早いです。ハイシーズンの来場をお勧めします。

 ベースから見上げる各コース
ベースから各ゲレンデを見上げてみました。
メインゲレンデの大半は見る事ができますが、奥行きはもっと深く最大の滑走距離は1400mとなっている。

右側のフラット中斜面にはポールが立つことが多く、一般滑走者はなかなか仮装できる機会が少ない。

またリフトは3本あるものの、第一ロマンスリフト1本で全てのコースをカバーしており他のリフトは必要ないと思われます。

実際来場した日も運行はこの1本のみでした。

 しょうぶ平コース
 最大斜度35度 平均斜度25度 距離800m
早速リフトに乗り込み上部を目指してみたいと思います。

来場した時間は午後2:00頃でしたが滑走している者は極端に少なく、他の滑走者を全く気にせず滑れる状態でした。

左コースは最上部から滑りだすしょうぶ平コースです。
最大斜度35度の部分は写真右側のコブのような斜面でメインの滑走コースとはやや離れています。

メインコースは大きな樋状態の中斜面。出だしから中間ぐらいまでは快適な斜度を保ち大回りでの滑走が非常に楽しいコースとなっています。

中盤から斜度の中だるみがあり滑走意欲がそがれてしまいますが、コース整備が良く、初級者でも出だしさえクリアしてしまえば楽しめるコースでしょう。

※ 動画は画像をクリック

 パノラマゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離360m
こちらも最上部から滑りだすコースです。
しょうぶ平コースとはリフトを挟んで反対側に位置していますがコース内容は別物と考えましょう。

非常になだらかな緩斜面で初心者には最適な滑走コースといえるでしょう。

また今回は運休となっていましたがこの緩斜面だけにペアリフトも架けられていて小さな子供でも繰り返してこのコースを滑走する事ができます。

上部にスキー場施設が何も無いため用がある場合はベースまで降りる必要があります、みねかた唯一の斜度の無い緩斜面ですので下りリフトの乗車を考えるなどの初心者や小さな子供への配慮が欲しいところですね。

※ 動画は画像をクリック

 セントラルゲレンデゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度15度 距離700m
 
当、みねかたのメインともなるゲレンデが左のセントラルゲレンデとなります。
パノラマコースから滑りこめるコースは一気に斜度が増します。(といっても中斜面ですが)コース幅がワイドでリフトの支柱がやや邪魔な感じもしますが中級者が大回りで滑走するのに最適なコースといえるでしょう。

朝方は綺麗にコース整備がされているため本当に気持ちのいいスピードに乗ったカービングが描けるゲレンデですね。

真っ直ぐ滑るのが一番斜度感があり楽しめるのですがちょっと恐怖心がある滑走者は写真右よりを大きく回り込んで滑ると難易度が下がるのでそちらのラインで滑る事をお勧めします。

※ 動画は画像をクリック

※ 別のラインはこちら

 ロマンスゲレンデ
 最大斜度18度 平均斜度14度 距離500m
 

冒頭にも書きましたが、常にポールが立っているロマンスゲレンデです。
基本的にはセントラルゲレンデとコース内容は同じなのですが、コース整備はご覧のように超が付くほど綺麗にピステンが掛けられています。

但し、今回の雪質は非常に悪かったです。完全に水が浮く雪でブレーキが掛かり練習中のレーサーも危険との事で帰ってしまいました。

やはり標高が低いスキー場ですので、春先の雪質は一気に悪化してしまいます。

コンディションでもスキー場の印象が大きく変る典型的な例かもしれません。

スキー場の施設はベースにこじんまりとした建物が1軒のみとなっています。以前は上部にも喫茶店のような建物があったと思うのですがすでになくなっていました。
こちらは休憩所兼食堂となっています。
本当に小さなスペースですが、リフト券についてもこの場所で販売しています。
食事のメニューは4つのみ。
ちょっと寂しいかな〜・・・

コメントのしようがない。

 筆者
いつもこんな格好で各地に出没しています。
最近は仕事の都合もあり、日焼けは厳禁(といってもいつも真っ黒な顔なんですが)ゴーグルとフェイスマスクでガチガチに武装しています(笑)

こんな姿のスキーヤーが居たら声かけてくださいね。
いいことがあるかも????


駐車場・その他
駐車場は非常に小さいスペースしかありません。
多数の来場者が普段からあるとは思えませんが50台も入らないのではと思わせる場所でした。また春先の雪解けでドロドロ状態。まるで田んぼでした。

アクセスについては国道406号を戸隠方面に進むと10分ぐらいでスキー場目の前を通過しますので直ぐに分かるでしょう。

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