めいほうスキー場
岐阜県郡上市明宝奥住水沢上3447-1 TEL 0575-87-2811 公式サイト
基本データ
 規模 大規模 (96ha)
 コース数/リフト数 コース12/4 2 
 Top−Baes (標高差) 1600m-900m(700m)
 最大滑走距離/最大斜度 5000m/38度
 主体コース 中急斜面
 お勧めの対象 中上級スキーヤー・ボーダー
当日データ 2011/1/29(土)
 天候 快晴
 積雪量 170cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 第1ゲレンデに混雑/第2クワッド10分
 アクセス道路状況 全行ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) 大人4000円 シニア3000円 子供2500円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
5 6 6 3 3 3 3 2 2 3 3 2 4 2 3 2 2 1 2 0 57

どんなスキー場?
人気の奥美濃エリアにあってアクセスが他のスキー場とは異なり東海北陸道の郡上インターをする事によって朝夕の混雑も回避でき比較的に楽に行き来できるスキー場です。

スキー場規模は大規模、中上級者が滑走意欲をそそる急斜面の豊富なゲレンデ構成が自慢です。

また広大な中斜面の第3ゲレンデは初中級者の格好の滑走コースでありなかなかコースレパートリーは豊富なスキー場なんです。

また、このスキー場のコース表示はα、β、γが頭に付き、その後に70や90などの数字が付きます。

意味はα(一番難易度が低い)→β(中級難易度)→γ(上級難易度)となっていて後ろの数字は滑走距離を表しています。γ80だったら難易度の高い800mのコースとなります。

極端に広いスキー場ですと、どのエリアのコースかピンと来ないのですがここめいほうクラスですと非常に分かり易いコース表示だと感じます。

滑走充実度が高く、アクセスも楽なスキー場ともなればやはり週末には沢山の滑走者が来場するためリフト待ちやレストランの順番待ちなどが発生するようです。

中上級者には是非来場してもらいたいスキー場ですね。

 朝一の列
今回のめいほう来場は2回目となります。

前回は濃いガスの中、スキー場の雰囲気を感じる程度の体感で殆どのコース内容は把握できませんでした。

何とかもう一回来場せねばと思いつつなかなか機会がありませんでしたがようやく好天の中来場を果たすことができました。

さて来場は道路状況も大きな混雑なく到着できリフト運行開始に合わせてゲレンデにゴー!!

左写真はレンタル利用者の列ですね。 レンタル利用者の比率が高いわけではなく周りに他のレンタル屋さんがないようで、スキー場のレンタルコーナーが朝一混雑するようです。

利用者は早めに並んだ方がよさそうですね。

 α500
 最大斜度15度 平均斜度8度 距離5000m
さて、リフト運行開始とともに上がってきたのは最上部、ここから先ずは尾根沿いの緩斜面α500を滑走してみます。

尚、今回の来場で失敗してしまったのが、デジカメを忘れてきてしまったことなんです。致し方なくスマホでの撮影となってしまったことをご了承ください。

このコースは尾根沿いの変化のある緩斜面です。コース幅もワイドで滑走者は多いものの圧迫感は余りなく初中級者のみならず上級者にもクルージングが楽しめる内容になっています。

またコースの雰囲気が非常によくグループでワイワイ滑るのにも最適な明るいコースですね。

ゲレンデ上部は雪質も良くサラサラのパウダーすのーが楽しめることもお勧めしちゃいます。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 γ90
 最大斜度34度 平均斜度19度 距離900m
 
めいほうの特徴は沢山あるんですが、その一つは上級者向けの急斜面が充実しているところでしょうか?

左写真はγ90.。第2クワッド沿いの急斜面で、900m全てにコブが張り付いています。
滑り出しはやや片斜面気味、コブのピッチは狭くないもののテクニカルなコースとなっています。

滑走者はさほど多くありませんが、ご覧のようにコース幅がさほど広くなく自ずと滑走ラインが中央に寄ってきますので他の方の滑りには注意しましょう。

コースはそのままβ75へと続いておりかなりの滑走距離が楽しめるコースでもあります。

 β90
 最大斜度24度 平均斜度14度 距離900m
 
急斜面が豊富なめいほうですが、その急斜面ばかり滑ってしまうと直ぐに膝がガクガクになってしまうので、上手く緩急取り混ぜながらレポートしなくてはいけませんね。

次にやってきたのはα500から枝分かれするβ90です。
谷あいの林間コースでややキツメの中斜面と言ったところでしょうか?

滑走者はα500をそのまま進みこのコースに入り込む人はさほど多くないように思えます。

コース整備は遅くまで良好な状態を保っていてちょっとした穴場になっていますね。

機動力が非常に高いめいほうです。第2クワッドを利用して数多くのコースが滑れるのも魅力の一つです。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 γ80
 最大斜度38度 平均斜度20度 距離800m
 
ここめいほうで一番斜度のキツイコースにやってきました。

第2クワッド降車後、左へ回り込むと緩やかな林間コースが続いています。その斜度に迷わされると大間違いです。

斜度は一気にピークとなり大きなコブが張り付く斜面となります。エスケープするコースもなくこの斜面を見てしまったからには滑り降りるほかありません。
コブは均一ですがややえぐれた部分もありかなりの手強さ!

800m全てがコブの斜面またコース幅いっぱいにそのコブが並んでおりコース自体にも逃げ場はない。
滑走者は少なく思う存分チャレンジできるのであるが第2クワッドから丸見えのコースでありそこからの視線が痛すぎる(笑)

ともあれ足に自信のない方はリフト降車後くれぐれも左へ行かないように。

 第3ゲレンデ
 最大斜度14度 平均斜度11度 距離1100m
 
手厳しいコブ斜面の後はめいほう名物広々した第3ゲレンデを滑走してみます。
ここめいほうにはαやβ、γといった線的要素のコース意外にワイドなコース幅を持った面的コースを「ゲレンデ」と称しています。

そのゲレンデは1〜4までありますが特にこの第3ゲレンデにつきましてはかなりワイドなコース幅と適度な斜度、距離があり初中級者には最高のゲレンデと言えるでしょう。

山形の蔵王温泉、百万人ゲレンデよりも更にワイド且つ長距離と思って頂ければその規模がわかるでしょうか?

この広いゲレンデは是非とも大回りで楽しんでもらいたいですね。コース整備も完ぺきであり何本も滑りたくなるゲレンデです。

スキー場の施設はベースに集中しています。
機能的且つ近代的な施設で不自由をすることは皆無と言っていいでしょう。
センターハウスでは何と言ってもご当地一押しの名物「めいほうハム」コーナーも大きくとってあります。
どこか懐かしい味のハムですので行かれた方は是非一本お土産にどうぞ!
フードコーナーはメインのレストラン以外にも軽食コーナーもあり何を食べようか迷ってしまいます。
お昼時はちょっと混雑しますから11:00頃に食べるといいでしょう。(午後はずっと混んでいる印象です)

出ました!この地方の料理、鶏ちゃん定食。色んなところの鶏ちゃん定食食べた訳ではありませんが、これ本当に美味しいんです。鶏肉とキャベツの味噌炒め定食と言った方がわかりやすいかな?ご飯が進みますよ〜
悪天候のときは暖かいメニューが好まれますね。
そんな時に一押しはこのスープご飯。女性以外にも遅めのおやつ代わりに食べる男性陣もいるようです。
ご当地食材を使ったメニューも豊富です。
写真にはありませんが、めいほうハムサラダ、絶対食べてよ!と言われた方もいましたね〜

 β80
 最大斜度19度 平均斜度13度 距離800m
スキー場中間部のコースは第1ペアリフト1200mがカバーしています。

クワッドと違い輸送力が落ちるためか、このβ80もひっそりとしていて穴場的存在のコースとなっているようです。

リフト降車後の滑り出しは林間の緩斜面、初級者でものんびり滑れるコースなのですがγ80、90と合流したあたりからは一気に斜度を増します。

当然3コースが合流して滑るので空いているのは合流手前まで。コブを制覇した十級者がハイスピードで滑りますので要注意です。

コース整備は丁寧で滑りやすいコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 β75
 最大斜度25度 平均斜度14度 距離750m
β80と同様のコースで、滑り出しは一緒、中間で左に枝分かれして再度合流してベースまで流れていきます。

幾分β80よりも空いているコースでしょうか?

難易度も中級者が大回りをするのに最適なコースでしょう。

他に比べややタイトなコース幅のためスピードが出やすくコントロールしないと合流地点では非常に危険ですのでご注意ください。

 γ70
 最大斜度27度 平均斜度18度 距離700m
中間エリアの急斜面はこのγ70が控えています。
β80の途中から枝分かれするコースで、その入り口はかなり荒れた急斜面となっています。

コブの育ちはあまり良くなく、滑りにくい難斜面といった印象でしょうか?
ただその荒れたバーンもさほど長くは続かずその後はフラットな中斜面が続くコースとなっています。

ちょっとコース自体が生かし切れていないかな?
何とかピステンを入れてもらいここは急斜面のフラットバーンなんかを作ってもらうと他コースにはない楽しみも生まれるかもしれませんね。

 α140
 最大斜度17度 平均斜度13度 距離1400m
さて中間エリアだけででも4つのコースがありますが最後の紹介は緩斜面のα140です。

このコースは単なる緩斜面ではありません、非常に変化に富んだコースで滑走自体を楽しみたい中級者にうってつけのコースと言えるでしょう。

まためいほうにあって圧倒的に空いています。

α500も非常に楽しめるコースなのですが、若干滑走者も多いためタイミングによっては上部が混雑する時もあります。そんな時は是非このコースを滑走しましょう。

極端にコース幅は広くないものの大回りでの1400mは滑走満足度もかなり高いコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 β100
 最大斜度24度 平均斜度15度 距離1000m
さて今度はベースに近いエリアにやってきました。
96haのスキー場ですが実際滑って見るともっと大きな規模のスキー場に感じてしまいます。

このベースエリアは3つの中緩斜面で構成されていてその各コースを第4クワッドリフト900mがカバーしています。

その中でも中心となるのがこのβ100。
ほぼストレートに伸びたコースはクセのないフラットな中斜面。スノーマシンも配置されて安定した雪が常に確保されていてシーズンを通して賑わいをみせているコースですね。

コース幅も程度に広く、他の滑走者をあまり意識せず滑れるのもいいところでしょう。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 β30
 最大斜度26度 平均斜度19度 距離300m
中緩斜面主体のエリアにあってここβ30はつぶの揃ったラインコブが育っている。

あえて左側3分の2を圧雪せずコブを残している。右側には圧雪されたエスケープゾーンも残されていて中級者も安心してチャレンジできる斜面です。

ここのコブいいですね〜
斜度も緩く滑走者は極端にコブの腹に板をぶつけないためえぐれた部分が無くコブが綺麗です。

極端に大きくないもの入りやすい条件となっていますね。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

 第1ゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離910m
最後に滑走するのはベースの第1ゲレンデです。
コース幅の広い緩斜面で第3クワッド800mがフルカバーしています。
非常ににぎやかなゲレンデであり沢山の初級者が滑走を楽しんでいて居ます。
いっぱい滑っていっぱい転んじゃいましょう〜


いや〜広いスキー場でしたね〜。
ほぼ全てのコースを滑り終えた後難易度の高いコースが豊富なこと、そして広い中緩斜面が印象深いスキー場でした。

関東の方は行く機会があまりないと思いますが北東北エリアと殆ど変らない時間で到着できますので是非来場してもらいたいスキー場です。

※ 動画は画像をクリック(スマホでの撮影のため風切り音が凄いです)

駐車場・その他
アクセスは他の奥美濃エリアのスキー場よりも手前の郡上八幡インターとなっています。
白鳥や高鷲の週末渋滞は必ずと言っていいほど起きますがそんな渋滞が始まる手前で高速を降りてしまうのでアクセスはラクラクです。
また高速後の駐車場までは極端な山岳路はありませんがやはり滑りどめは必携のスキー場ですね。
駐車場は4000台が停められるスペースを確保しています。遅くなっての到着でも駐車場待ちなんてことはなさそうです。

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