立山山麓らいちょうバレー・極楽坂
富山県富山市原55  TEL 076-482-1311  公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (92ha)(2005年当時)
 コース数/リフト数 コース2/1 2 7 
 Top−Baes (標高差) 1188m-525m(663m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/32度
 主体コース 中急斜面
 お勧めの対象 中上級スキーヤー・ボーダー
当日データ 2011/2/20(日)
 天候 晴れ
 積雪量 270cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 全体に混雑/ゴンドラに20分
 アクセス道路状況 スキー場手前1km圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) 大人4000円 シニア4000円 子供2600円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
5 6 6 3 5 3 3 3 2 5 3 2 2 2 3 2 1 1 2 0 59

どんなスキー場?

富山県最大級のスキー場。
立山の山麓エリアにあるスキー場であり山岳パノラマと富山の町並み両方が楽しめるスキー場となっている。
両スキー場のタイプはほとんど同じであり上部急斜面と下部の緩斜面で構成されています。
特に上部の急斜面はコース幅が非常にワイドなフラットバーンが売りでありその広さに圧倒される。また上手く未圧雪部分も残されておりコブ斜面で盛んに練習する上級者の姿も見受けられました。(このコブ斜面もかなりワイドです)
残念ながら初級者がゲレンデトップから滑走する事はできませんが、コース中間部は難易度の高いフラット急斜面はコースどりによっっては中級者でも滑走可能であり是非ともチャレンジしてもらいたいコースです。
当スキー場の人気は県内トップクラスで、ゲレンデの賑わいも大変なものとなっています。特に駐車場のキャパが完全に不足しており遅い時間に来場した場合は駐車場の空き待ちで時間を取られる場合があるので要注意です。
尚、両スキー場はゲレンデトップで行き来が可能でリフト券も共通となっており実質一つのスキー場と考えていいでしょう。

 ユートピアゲレンデ(らいちょうバレー)
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離600m
午前中に二つのスキー場に来場して、ここ立山山麓に到着したのはお昼過ぎでした。

午前中で帰る来場者が居ると思いすんなり駐車できると思ったのが甘かった。駐車場を探す車で周辺はかなりごった返した様相です。
筆者も何度か駐車スペースを探してあっちこっちウロウロしてようやく車を停めることができました。
ここまで来場者が多いスキー場とは思ってもみませんでした。
さて、初来場の立山山麓スキー場は三つの複合スキー場となっており滑り出しは真中に位置するらいちょうバレーからスタートです。

左写真はらいちょうバレーのベースゲレンデ、ユートピアです。ワイドなコース幅と適度な斜度は初級者に最適。またリフトについてもペアリフトがパラレルで架かり自分の技量で選択できるのも嬉しいですね。
ゲレンデの混雑はそこそこあるのですがこのリフトは待ち時間がさほど長くないもの機動力のせいかな?

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 連絡コース(らいちょうバレー)
 最大斜度10度 平均斜度10度 距離200m
(数値は体感)
ベースユートピアで滑走した後はゴンドラに乗車して最上部のゲレンデへと向かいます。
ゴンドラはやや混雑しており少々時間を必要としました。
ゴンドラを降りると空は青空。今日一日中天気は上々のようですね。

さてらいちょうバレーのメインゲレンデとも言うべきパラダイスゲレンデへはこの連絡コースを滑走して横方向に移動する必要がありますが、この連絡コースもなかなか気分のいい尾根の斜面です。

コース幅も確保されておりベースに比べ雪質もワンランクアップしています。

残念なのはリフトが無く繰り返しての滑走ができないことでしょうか?


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 パラダイスゲレンデ コブ斜面(らいちょうバレー)
 最大斜度32度 平均斜度16度 距離1300m
 
さてメインのパラダイスゲレンデにやってきました。
連絡コースの何処からでも滑りだすことができますがゲレンデ上部の中央は斜度がキツメのコブ斜面となっています。

かなりワイドな斜面でありラインはコブの深さでチョイス可能。
極端に深いコブはなく、且つピッチはやや広めのため余裕が持てる斜面ですね。

このコブ斜面部分は第5ペアリフトが架かっておりコブ好きの滑走者はわざわざベースまで降りる必要がないのもいいですね。

スクールのコブ練も盛んに行われているゲレンデです。

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 パラダイスゲレンデフラット斜面(らいちょうバレー)
 最大斜度32度 平均斜度16度 距離1300m
 
コブ斜面は極端に長い滑走距離ではありません。
その下はワイドなワイドな中斜面が待っています。

非常に気持ちのいいコースですね〜
なかなかこのようなゲレンデは他のスキー場では存在しません。

大回りでラインを気にすることなく滑ることをお勧めします。

初級者にはやや辛い斜度ではありますが、中上級者は上部コブ斜面と合わせてもコース変化があり何度滑走しても飽きのこないゲレンデだと思います。
一押しです。


 パラダイス-ユートピア中間(らいちょうバレー)
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離500m
(数値は体感)
現在のらいちょうバレーはコース数がパラダイスとユートピアの2つしかありません。

しかしながらゲレンデ自体が広く、滑走エリアはもっと広く感じます。

さて左写真はパラダイスとユートピアを結ぶ中間部分で、整備の行き届いた緩めの中斜面です。

谷あいのコースながらこちらも十分な広さを確保しており圧迫感はありません。

無駄なコースが無いのがこのらいちょうバレーの特徴ですね。

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らいちょうバレーのメインレストランはベースにあります。
新しいスキー場ではありませんが施設は非常に綺麗で近代的な明るい雰囲気です。
落ち着いてゆっくりできる点も◎ですね。
施設の割に少々残念なのがレストランメニューが一工夫足りないところでしょうか?
余りにお決まりのメニュー内容と品数にはちょっとがっかり。せっかく日本海に近いのに地元の食材を生かしてほしいな〜
今回はじかんの都合で食事は取りませんでした(いつもなんですけどね)
他の方の実際の提供される食事や厨房を見ても改善ポイントがありそうですね〜

 ジャイアントコース(極楽坂)
 最大斜度32度 平均斜度20度 距離1000m
かなりらいちょうバレーで時間を使ってしまったため急いで隣の極楽坂に移動してきました。

らいちょうバレーと極楽坂はゲレンデトップとベースで連絡されています。

筆者はらいちょうバレーのゴンドラを利用してトップより滑り込んでみました。
左写真はジャイアントコース最上部となります。

コース幅はらいちょうバレーほどではありませんが、それでも十分確保されていて解放感のある中斜面の滑走が楽しめます。

このコースは一部コブが残されたモーグルバーンもあり、そのコブ目当てにやってくるエキスパートの姿も目立ちます。

コースの長さも1000mとかなりあり、変化に富んでいますので繰り返して滑走してもらいたいコースですね。

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 ロマンスコース(極楽坂)
 最大斜度25度 平均斜度17度 距離1400m
ジャイアントのロング滑走に続くのはこのロマンスコースです。

コースの境目はなく一気に滑走することができます。

ビスタクワッドの中間部分より上がコースとなっています。
さてこのコースですがジャイアントよりも斜度がグッと緩やかになっており中級者がロング滑走するのに最適な内容。

コース幅も十分に確保されていて大回りでのスピード感に慣れるには最適じゃないでしょうか?

斜面の荒れも一日を通して少なく思う存分練習ができますね。

但し上部と下部の標高差がありますので雪質の違いもありややテクニカルな一面もあるコースです。

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 ファミリーゲレンデ(極楽坂)
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離500m
極楽坂のベースにあるファミリーゲレンデです。

コース幅はお隣のらいちょうバレーほど広くはありませんが、混雑がその分少なく極楽坂の方が滑走そのものを楽しむことができます。

またこのゲレンデのみをカバーする第一クワッドの存在も大きいですね。
リフト待ちが少ないのもストレスがなくお勧めするポイントでもあります。

小さな子供たちもワイワイ楽しそうに滑るゲレンデです。

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 チャレンジコース(極楽坂)
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離800m
メインのコースから少し離れた位置にあるのがこのチャレンジコースです。

ちょうど第8ペアリフト1本分の中距離滑走が楽しめるコースとなっています。

大きな曲がりやうねりのない中斜面はコース整備が行き届いたフラットなバーンであり大回りで一気に滑り降りることをお勧めしたい。
それほどこのコースは他と違い滑走者が少ないんです。

また少ない滑走者に初級者の姿はほとんど見かけない点もハイスピード滑走に適したコースと言えるでしょう。

今回残念ながら上部のエキスパートコースは雪崩んぽ危険があるとの事で滑走できませんでしたが通して滑ることで+コース変化も楽しめる一本になりそうでズバリ上級者にはこのラインを攻めてもらいたいですね。

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 クワッドリフト(極楽坂)
この極楽坂は写真のビスタクワッドと短めの第1クワッドが並行して架けられています。

機動力に優れており、午後の一番混雑する時間でもリフト待ちは最大でも5分程度でした。

機動力がいいスキー場はえてしてゲレンデ混雑が激しいのですが、何故かこの極楽坂は適度な密集はあっても大きな混雑もなく快適に滑れる環境を保っているスキー場ですね。

極楽坂のセンターハウスもらいちょうバレーに負けず新しい施設です。
決して大きめの施設ではありませんのでお昼時はセンター全体が混雑気味となってしまいます。
こちらはセンターのレストランです。来場時間は13:20.
まだまだ大混雑していました。やはり座席数が圧倒的に不足しており食事難民が出る寸前(?)
たまたま好天で来場者が多いだけなのかな?
らいちょうバレーに比べうどんが100円安い(笑)
こちらも特に工夫が見られないメニュー内容ですね。
値段も極々平均的です。
あっ!失礼しました。メニューの白エビは富山湾でしか取れない食材でした。

駐車場・その他
この両スキー場の最大ネックは駐車場です。
冒頭にも書きましたが天気のいい日は来場者が沢山訪れ駐車場待ちであちこちウロウロする車が多数見られます。
道路で順番待ちが許されていないためですね。一部では路駐も発生しているため対策が必要だと思われます。
左写真はらいちょうバレーの駐車場です。

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