立山山麓 あわすのスキー場
富山県富山市栗巣野 TEL 076-482-1844 公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (21ha)
 コース数/リフト数 コース3/2 
 Top−Baes (標高差) 825m-600m(225m)
 最大滑走距離/最大斜度 1200m/32度
 主体コース 中斜面
 お勧めの対象 中級スキーヤー・ボーダー
当日データ 2011/2/20(日)
 天候 快晴
 積雪量 210cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち ファミリーゲレンデに混雑/第1ペア5分
 アクセス道路状況 全行程ドライ
 リフト料金(通常土日1日券) 大人4000円 シニア4000円 子供2600円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 4 4 2 3 2 3 3 2 3 3 3 2 1 2 2 1 1 2 0 45

どんなスキー場?

立山山麓スキーエリアの最奥地に位置するスキー場でらいちょうバレー、極楽坂に比べコンパクトなゲレンデ規模なのがあわすのスキー場です。

リフト券は他の2スキー場と共通ではあるが、滑り込みができないためスキー場間の移動は少々厄介、駐車場キャパが狭いので一端出てしまうと他のスキー場に入れないことも多いようです。

ゲレンデはベースに短い緩斜面、上部から中間部にかけて谷間に流れる中急斜面の2本のコースがありどちらかと言うと中上級者向けのスキー場と言えるでしょう。

らいちょうバレー、極楽坂に比べ広い斜面が無く開放感については一歩劣る。また眺望についても山陰が邪魔をして海側のパノラマは今一。
目的があって来場する場合でなければやはりらいちょうバレー、極楽坂で滑ることをお勧めしよう。
決して悪いスキー場ではないがスキー場規模の割りに来場者が多いのが少々使いにくいスキー場という印象である。

 路上駐車
らいちょうバレーからあわすのへのアプローチは一本道です。

その一本道に駐車場からあふれた車が多数路上に停まっています。
完全にキャパを超える来場者が押し寄せた形で普段はどうかわかりませんが距離はあっても他に駐車スペースを確保する必要がありますね。

あわすのスキー場に到着したのは14:30頃です。

ここも他の2ヶ所同様に駐車場は満車状態です。
普通ならばこの時間jになると駐車場もポツポツと空いてくる時間なのですが駐車場にはスペースを探す車がウロウロしています。

筆者は空きそうな車に目星をつけて移動はしませんでした。
15分程度の待ちで駐車できましたがこの3スキー場リフト券は共通ながら移動にはかなり気を使ってしまいますね。

 ファミリーゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離320m
さて駐車場からゲレンデに向かうと沢山の滑走者がにぎやかな緩斜面が目の前に広がっています。

このあわすのの緩斜面もらいちょうバレー同様にコース幅がワイドで斜度が緩く初心者に最適なゲレンデですね。

滑走距離は320mと短いんですが急な部分は皆無なんで思う存分転びながらワイワイできちゃうゲレンデです。

おっと「へ」の字になっているボーダーもいますね〜
でも全然恥ずかしくないんです。そんな滑走者が沢山いますから。

※ 動画は画像をクリック

 第2リフトの混雑
このあわすのスキー場、リフトは2本だけなんですが極端に長いリフト待ちはありません。

決して大きなスキー場ではないんですがスキー場の大きさと来場者のバランスが上手く取れているんだと思います。
(駐車場だけは少なすぎるんですが)

第1ペアリフトは一段高い場所に乗り場があるため上級者も一旦このリフトを利用してアクセスするので朝方はもう少し混雑するかな?


 ダイナミックコース
 最大斜度26度 平均斜度18度 距離1000m
 
さて中級者に一番人気のダイナミックコースを滑走してみます。

出だしはコース幅のワイドな急斜面。荒れ気味のコースは午前中は大回り午後からは小回りで攻めたいコースです。

中間からコース幅も狭まり蛇行したコースとなりややテクニカルなコースに変化します。

コースの角々に人が溜まりやすくなりスピードダウンを余儀なくされてしまいますがそれでも一本を滑り切るともう一本滑りたくなるのが不思議なところ。

変化に対応した滑りができたときには非常に満足度が上がるコースです。

※ 動画は画像をクリック

スキー場の施設はベースに一ヶ所となっています。
やや手狭な雰囲気でしょうか?悪天候の場合は混雑が予想される施設となっています。
来場時間が遅かったため食堂内はあまり混雑していませんでした。ウッド調の雰囲気は落ち着ける場所ですね。ただお昼時は座席数自体が少なく、やはり混雑しそうですね。
こちらが食堂のメニューです。
全くオリジナリティーゼロのメニューです。残念!

 スノードルフィンコース(トップより)
 最大斜度32度 平均斜度20度 距離730m
第1ペアリフト沿いを滑る中急斜面です。

滑り出しはいきなり32度の急斜面。他のコースと違うところは斜面の硬さです。

このコースはポールが張られることも多く、硫安を捲くこともあるのでコース全体がレースバーンのような硬さとなっています。

当然ハイスピードバーンに仕上がっておりこのバーンでカービング滑走ができるのは一部の上級者のみとなります。

コースはやや左右に蛇行する変化のあるコースですが、緩急はなく気の抜ける部分はありません。

※ 動画は画像をクリック

 スノードルフィンコース(ベースから)
 最大斜度32度 平均斜度20度 距離730m
こちらはスノードルフィンコースをベース付近から眺めています。

リフトを潜る辺りで若干斜度が緩みますがその後、一気に斜度を増してフィニッシュします。

最後の急斜面部分に入るときにベース付近がブラインドになるため他の滑走者が見えず少々危険な部分もあるコースなので注意しましょう。

 キッズパーク
 最大斜度8度 平均斜度8度 距離60m
狭いながらこのあわすのにはキッズエリアが設けられています。

スノーエスカレーターも設置されておりリフトに乗れない小さな子供にも人気があるエリアでした。

スノーエスカレーターを降りて右側は一般のスキーコース、左側はソリ専用のクローズされたエリアとなっていますので、どちらの滑走者も安心して遊べるところがいいですね。

駐車場・その他
先にも書いたように完全に駐車場は不足しているあわすのです。
余りにもキャパが少なすぎて来場者があまり多くなくても週末の争奪戦は必至の様子ですね。
何とか改善を望みます。
公表450台が停められるそうです。
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