六日町八海山スキー場
新潟県南魚沼市山口1610   TEL 025-775-3311 公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (55ha)
 コース数/リフト数 コース15/1 3 
 Top−Baes (標高差) 1170m-355m(815m)
 最大滑走距離/最大斜度 5500m/38度
 主体コース 急斜面
 お勧めの対象 上級スキーヤー
当日データ 2011/2/19(土)
 天候 快晴
 積雪量 280cm
 雪質 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/ロープウエイ5分
 アクセス道路状況 スキー場手前1km圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) 大人3500円 シニア3000円 子供2500円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
4 7 6 2 4 5 2 3 2 4 2 3 4 2 2 2 3 2 3 0 62

どんなスキー場?


関越道、六日町インターから程近い位置にある本格的ダウンヒルが楽しめるスキー場それが六日町八海山スキー場です。

荒々しい八海山の尾根から流れ込む急斜面は3本。
上級者の滑走意欲を湧きたてる不整地コブ斜面のエキスパートコース。
フラットなコースがベースまで続くダウンヒルコース。
初級者でも最上部から滑り降りることのできるらくらくコース。
どれを取っても無駄なコースがないスキー場でレベルを問わず滑走充実度の高さが売りとなっています。

敷居の高いスキー場と思える一面もあるのですが、らくらくコースから林間に入り込むツリーランを楽しむボーダーもいて(正規に滑走可能かは不明)遊べるスキー場の一面も持ち合わせています。

筆者が来場して思ったのは、「スキーが上手くなりたければ八海山に行け!」です。山がスキーを教えてくれる数少ない場所です。

数少なくなったプリンス系スキー場です。なんとか末永く存続してもらいたいですね。

 うさぎ平ゲレンデ
 最大斜度14度 平均斜度8度 距離780m
急斜面が大半を占める八海山にあってベースにはいくつかの緩斜面コースがあります。

本来であれば即ロープウエイに乗車して上部を目指すところですが、朝一番は上部の視界が悪く天気の回復をまって下部ゲレンデのレポートからスタートしました。

左写真は第1ロマンスリフトを利用して滑るうさぎ平ゲレンデです。八方のうさぎ平と名前は同じでもこちらは正反対の優しい緩斜面となっています。
滑走距離も780mと長めで急な部分は一切なく本当に初級者向きのゲレンデとなています。

中上級者の入り込みはほとんどなくワイドな緩斜面は小さな子供にも安心して滑れるコースとなっています。

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 ポプラ平ゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離600m
ダウンヒルコースから滑り込む最後の緩斜面がこのポプラ平ゲレンデです。

このコースも第1ロマンスリフトを利用すれば繰り返し滑走することができる緩斜面です。
ゲレンデ自体はストレートな癖が無いコースとなっています。

但しメインのダウンヒルコースから滑り下りる中上級者がロープウエイ乗り場まで利用するコースと笠なており意外なまでに混雑するコースで、初級者が安心して滑るというイメージとは少々かけ離れた感じのコースとなっている。

やはり初級者にはうさぎ平ゲレンデでの滑走をお勧めしたい。

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 エキスパートコース
 最大斜度38度 平均斜度27度 距離700m
 
下部での滑走をしていると急激に天気が回復してきたので上部のゲレンデに移りレポートを再開します。

左写真は、この八海山のメインともいわれるエキスパートコースです。

未圧雪の急斜面で滑走距離も長くエキスパートには格好の遊び場となっています。
前日降った雪で朝一番はパウダー三昧だったようですが筆者がこのコースに入ったときにはすでに新雪は食いつくされていて一部はコブ斜面になりかけている状態でした。
午後の遅い時間には大きなコブが張り付くコースに変わっていて難易度はさらに上がるようです。

1日を通してテクニカルなゲレンデでありここを1日中滑っていれば必ずと言っていいほど技量が上がること間違いなしですね。

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 チャンピオンコース
 最大斜度35度 平均斜度28度 距離250m
 
次にやってきたのはエキスパートコースとはロープウエイを挟んだ反対側にあるコース、それがこのチャンピオンコースである。

このコースも基本的には未圧雪のオフピステが売りのコースではあるが、滑走距離は短く、入り込む滑走者自体も少ないためかコースの荒れは抑えられている。

コース幅がワイドでありエキスパートコースとは違った意味の難易度がある。

やはりこのコースもエキスパート専用のコースであり中級者以下はう回路的なダウンヒルコースを滑走しよう。


 パノラマ
朝方の霧が嘘のように晴れ渡り六日町や上信越の山々が一望できる天気となってくれました。

目の前の八海山はもとより思いもよらない眺望の良さに筆者も度肝を抜かれてしまいました。

青い空と白い雪をかぶった山々が非常に綺麗でした。

プリンス系のレストランはプロの調理師がいるので安心ですね。
非常に手際がいいので一変に大量のメニューを作れるのです。
おばちゃん達が作る食堂とはやはり違いますね。
今回は寒くは無かったのですが、ラーメンを食べる事にしました。
筆者、プリンスのラーメン結構好きです。
他のスキー場でありそうで無いのがこんなメニューですね。ボリュームもあっておいしそうです。
ただ作る側としてはワンディッシュで済まない面倒くささと、洗物がたくさん出るので大変ですね。

結構人気だったのがこのセットメニューです。
人の食べているのをみて「あ〜こっちにしておけばよかった」といつも後悔してしまうんです。
筆者だけじゃないかな?
魚沼ライスバーガー。何故天地人と頭に付くのか分からない(笑)
お昼で食べるにはちょっと物足りない、おやつには重い。
どっちつかずのメニューだな〜
これは珍しい。
スキー場で初めて見ました。湯豆腐?くみ豆腐?
超ヘルシーというかガツリ派が多い八海山には合うのか?

 ダウンヒルコース
 最大斜度35度 平均斜度18度 距離3000m
上部コースで急斜面滑走&オフピステを満喫したら、もう一つの八海山の名物ダウンヒルコースへと入り込みたいと思います。

このコース、最上部のチャンピオンのみ迂回していますが本物のダウンヒルコースです。
国内でも珍しい規模で滑走距離こそ八方尾根のリーゼンスラロームコースには及びませんが斜度、コース幅などは匹敵する内容です。

ノンストップで滑走した場合はもう脚がパンパンになる事間違いなし。

またコースの荒れもあまりありませんので終日大回りでの滑走が楽しめるコースですね。

残念なのはこのコースを繰り返し滑走するにはロープウエイを利用するしか手が無い事でしょうか?
一日何本も滑走できないのが勿体無いコースですね。

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 セパレートBコース
 最大斜度29度 平均斜度24度 距離400m
基本的にダウンヒルコースの中間に位置する斜面です。
この部分の名前が変っています。

このコースは名前の通り、A,Bの二つのコースに分かれていて、左写真はオフピステの斜面となります。

モサモサの湿った雪が沢山あり、難易度が高いというか非常に滑りにくい斜面となっていました。

朝一番の気温が低いときにはお勧めする斜面ですが、気温が上がったお昼には隣のAコースの滑走をお勧めします。

滑走距離はやや短めでコース下部で再度ダウンヒルコースに合流します。

 セパレートAコース
 最大斜度36度 平均斜度24度 距離400m
ダウンヒルコースの本線とも言うべき圧雪された急斜面です。

コース整備が整った急斜面で大回りでの滑走が非常に楽しめるコースとなっています。

ダウンヒルコースを滑る滑走者の大半はこちらのセパレートAコースを滑るため夕方には混雑も発生します。

中級者にはやや厳しい斜度と感じるようですが、滑走が無理な場合は林間の迂回コース「らくらくコース」が用意されていますので、そちらの滑走が望ましいでしょう。

この急斜面のみを迂回する事ができます。

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 尾根バーン
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離500m
このコースもダウンヒルコースの途中にあるコースで、特に難易度が高い斜面ではありません。

一部ダウンヒルコースとはセパレートされているコースのため別に名前を付けているのだと思います。

ダウンヒル本線に比べ若干空いていますので、混雑時はこちらのコースを選択するもの良いでしょう。

コース整備が整った中斜面で中級レベルの滑走者にはかなり楽しめるコースとなっています。


 前倉コース
 最大斜度26度 平均斜度16度 距離950m
メインのダウンヒルコースとは完全にセパレートされた約1000mの中斜面がこの前倉コースです。

本当にここ八海山スキー場は上級者にとって滑走充実度の高いコースが揃っていますね。
この前倉コースもちょい荒れの中斜面がずっと続いておりその斜度は殆ど緩まないまま第3ロマンスリフト乗り場まで続いています。

ダウンヒルコースのインパクトが高いため注目度は落ちてしまいますがそれでもコース内容は他スキー場ではメインになる内容ですね。

このコースではスクールのグループを見かける事が多くあります。
セパレートされたエリアでのスクールですので一般滑走者の邪魔にもならずこの運営も◎です。

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 チャレンジコース
 最大斜度26度 平均斜度24度 距離300m
ダウンヒルコースから枝分かれする未圧雪の中斜面です。

ん〜残念ながらこのコース滑走者が殆ど居らず、活かしきれないコースとなっています。

ベース付近にあるコースのため朝一番以外は雪が緩んでしまう事が多く、圧雪されていないコースは非常に滑りにくく入り込む人も殆ど居ない状態でした。

斜度は決して急な斜面ではありませんが、荒れたコースの難易度はかなり高めとなっています。

 すいすいコース
 最大斜度22度 平均斜度14度 距離610m
名前は「すいすい」なんですが、以外に斜度のある林間コースです。

チャレンジコースを迂回する初級者向けコースとなっていますが、むしろ中級向けコースといっていい難易度だと思います。

専用のリフトが無いため、滑走にはロープウエイを利用しダウンヒルコースを滑り降りる必要があり、このコースを滑走する人は極まれと言ってもいいかもしれません。

是非とももう一本リフトを架けることによりこのコースが生きてくると思われます。

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駐車場・その他
駐車場はロープウエイ駅舎下に1000台分のスペースあり。
舗装もしっかりされており利用も無料。

アクセスについては極端なアップダウンはありませんがスキー場手前の1kmぐらいはやや道路が狭く両サイドを雪壁で覆われているため視界が悪くなるので対向車には注意しましょう。

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