三川温泉スキー場
新潟県東蒲原郡阿賀町川口堤ノ下　TEL　0254-99-3738　公式サイト
基本データ
●　規模 小規模　（23ha)
●　コース数／リフト数 コース10／5
●　Top−Baes (標高差) 416m-121m（295ｍ）
●　最大滑走距離／最大斜度 1000ｍ／38度
●　主体コース 中急斜面
●　お勧めの対象 中上級スキーヤー・ボーダー
当日データ　2011/2/5（土）
●　天候 雨のち霧
●　積雪量 210ｃｍ
●　雪質 湿り雪
●　混雑／リフト待ち メインゲレンデ混雑／第６ペア3分
●　アクセス道路状況 全行程ウエット
●　リフト料金（通常土日1日券） 大人3500円　シニア2500円　子供2000円
スキー場ミシュラン　（評価は全面滑走可能の通常営業時が基本）
ス（1〜40★・41〜50★★・51〜70★★★・71〜80★★★★・81〜100★★★★★） 　★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト ＋−
加算		 合計
面積
（7）		 急斜面
（7）		 中斜面
（7）		 緩斜面
（7）		 ｺｰｽ幅
（5）		 連続
滑走
（5）		 雪質
（7）		 積雪量
（5）		 コース
混雑度
（7）		 眺望
環境
（6）		 配置
数
（5）		 待ち
時間
（7）		 ﾘﾌﾄ
料金
（7）		 セン
ター
（3）		 レスト
ラン
（3）		 トイレ
（3）		 ICの距離
除雪状況
（3）		 料金
除雪
（3）		 基本
姿勢
（3）		 特別 100
2 2 3 4 3 2 2 2 5 3 2 4 3 2 2 2 2 2 2 0 49

どんなスキー場？
新潟県は磐越道、三川ＩＣから6ｋｍあまりの距離にある小規模スキー場である。

スキー場眼下には阿賀野川が流れ静かなスキー場という印象が強い。
位置的に非常に不利な場所にあり、基本的には地元民か新潟市民の一部が訪れるだけでであり、大きな混雑もなくリフト待ちを嫌がる滑走者には嬉しいスキー場です。

ゲレンデは中緩斜面が中心ではあるが、上部には最大斜度38度オーバーの急斜面も存在し、コースレパートリーは規模に見合わず豊富なところが滑走充実度を高くしている。

複雑な地形を上手く利用したスキー場で、どんなレベルの滑走者にも満足できるコースが揃っている。
滑り終わると懐の広いスキー場といった印象をもつのではないおだろうか？

レストランやスキー場の各施設も充実しており訪れてもらいたいスキー場だと感じた次第です。

　スキー場全体
複雑な地形ゆえに一枚の写真で全景を捕らえるには少々無理があるスキー場でした。

写真はベースからメインゲレンデ方面を見ています。

来場する前までの磐越道は大変な土砂降りの雨でどうなるかと思いましたが到着すると運よくその雨も止んでいました。

スキー場の標高がさほど高くはないためここも雨模様だったようで、ゲレンデは非常に思い雪質となっていました。

滑走性まで落ちていなかったのがせめてもの救いかな？
　メインゲレンデ
　最大斜度20度　平均斜度15度　距離550ｍ
さて時間も余りないため片っ端から滑走してみます。

先ずは目の前のメインゲレンデです。

大きく左カーブしたゲレンデはコース幅が広く、斜度は緩め。斜面の荒れがひどくバンピーなコンディションです。

中級者が大回りで滑走するのに適したコースといえるでしょう。

滑走距離があまり長くはないですが楽しめるコースです。

朝一の足慣らしは先ずこのゲレンデですね。

※　動画は画像をクリック
　ダイナミックコース
　最大斜度38度　平均斜度35度　距離350ｍ　
メインコースを滑っていたときに目に飛び込んできたのがここダイナミックコースです。
いやが上にも威圧感のある絶壁が滑走意欲をそそっていますね（笑）

殆どの滑走者はこのコースを滑る事もなく、午後の遅い時間にも関わらずコースの荒れはありませんでした。しかしながら十分に水分を吸った雪面はそれだけで難易度が上がっています。

コースは滑り出しは30度程度の斜面。中間で二手に別れ左の尾根を進むと断崖絶壁の38度の最大斜度となります。

右側は多少難易度は落ちますがそれでも急斜面には変わりなく、滑走者の技量が問われるコースとなっています。

滑走者が少なくコブにはならない斜面ですが、エキスパートオンリーのコースでありそれ以外の滑走者は入り込まない方がいいでしょう。
　かもしかコース
　最大斜度35度　平均斜度25度　距離400ｍ　
第５ペアを使用して滑るのはこのかもしかコースがメインとなります。

上部は扇状態の急斜面です。斜面も荒れていてコブになりかけている内容であり、難易度も高めとなっています。
広い斜面でありコース取りによっては難易度も下がるので、技量に合わせて滑走ラインを選びましょう。

コース中間からは気持ちのいい中斜面が第５リフト乗り場まで続きます。
全体にコース変化が楽しめ、滑走充実度の高いコースといえるでしょう。

尚、コース滑走距離は400ｍとなっていますが実際にももっと長いコースであることを付け加えておきます。


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　フリココース
　最大斜度25度　平均斜度15度　距離400ｍ　
かもしかコースの大外を回り込むのがこのフリココースです。
写真右側の山はかもしかコースの一部となっています。

このコースはコース整備の行き届いたキツメの中斜面です。
コース名の通り右のカベを利用すれば振り子のような滑りが楽しめると思われますが、コース幅が狭いため後方からの滑走者に注意しましょう。

滑走距離は短めです。コースは下部でかもしかコース中間に合流するかからまつコースに滑りこむかの選択となります。

できれば左の壁を削れれば自然のハーフパイプとなりボーダーがもっと遊べるコースとなるのではないでしょうか？

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スキー場手前のアクセス道路ですが、水が豊富なためその水を使って融雪が盛んに行われている。
別に難所ではなく特に水を流す必要は感じられませんがおかげで滑り止めが無くても無理なくスキー場に到着できる。
スキー場施設はスキー場ベースに点在している。
殆どの内容はベースで用が足りるため不自由は感じられません。
ベースの食堂です。どの給食施設も同じような内容で、昔ながらのゲレ食といったイメージですね。
テーブルに掛ったクロスがなんか懐かしいですね。
ん〜見たことないな〜
酒粕が入ったラーメン。どんな味なんだろう？？
メニューは平均的な内容です。
お値段は若干安めかな？
大型スキー場の業務用食材を使った食事より美味しいことが多いんですよね。こんなゲレ食。
焼き鳥の人気が高いのかな？意外と他のスキー場でもメニューとしては少ないですね。
生ビールとやきとりなんてスキー場のメニューじゃないかも？まるで居酒屋（笑）
　からまつコース
　最大斜度20度　平均斜度18度　距離1000ｍ
大分霧が濃く、タイミングを計っての写真撮影になるため待ち時間が多くなってしまいます。

さて今度やってきたのは中斜面が楽しいからまつコースです。
基本的に第５リフトを使用しますが、リフトから離れた位置にあるコースで滑走者も少なく斜面の荒れ方も少ないコースでした。

大回りで滑走するのが楽しいですね〜
途中ボード専用コース付近で合流、分岐があり他の滑走者に気を使いますがその部分を除けば快適なハイスピードターンを楽しめるコースとなります。
特に上部は滑走者も少なくお勧めコースです。

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　ロマンスコース
　最大斜度20度　平均斜度15度　距離500ｍ
からまつコースから枝分かれする緩斜面ですが、滑走者の多くは第７ペアリフトを利用しての滑走で中間からの滑りとなります。

上部はご覧のような廊下状態の緩斜面、第７リフト降車位地からはコース幅もワイドになり初級者でも滑りやすい斜面となります。

但しあえてこのコースを滑るよりももっと素直な隣のラビットコースを滑走する事をお勧めしたい。

筆者としては単なる下山コースとしての意味合いしか持たないコースである。

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　ラビットコース
　最大斜度25度　平均斜度15度　距離400ｍ
第７ペアリフト沿いをストレートに滑る緩めの中斜面です。

コース幅がワイドで滑走者も少なくクセのない斜面です。初中級者が繰り返し滑るのに最適なコースでありスキー上達にはうってつけ。

上級者の滑り込みも少ないために飛ばす者もすくないところが初級者には嬉しいところですね。

レイクサイドゲレンデを通しで滑れば850ｍの滑走が可能となります。

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　フラワーゲレンデ
　最大斜度17度　平均斜度10度　距離450ｍ
ベースの初級者向けゲレンデは第３ペアリフトを挟んだ両コースとなります。
先ずはリフト降車後右手に回り込んで滑りだすフラワーゲレンデから紹介。

コースは決してタラタラの緩斜面ではなくある程度のスピード感を味わえる斜面。コースの荒れもなく非常に滑りやすい。

但し下部に行くにつれコース幅がタイトになり滑走者が集まる形状のゲレンデであり他の滑走者には十分配慮したい。

滑走者が少ない場合は初級者天国になるゲレンデである。

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　レイクサイドゲレンデ
　最大斜度17度　平均斜度10度　距離450ｍ
第３ペアリフト沿いのもう一本のコースはこのレイクサイドゲレンデである。
基本的にはとなりのフラワーゲレンデと同様のコーススペックであるがこのコースはベース付近までコース幅が広く圧迫感はない。

ここ三川温泉の緩斜面はどのゲレンデもある程度の斜度を持っている。やっとリフトに乗れるようになった初心者についてはやや厳しいコースが多い。

そんなコースの中でも一番初心者に適したコースがこのレイクサイドゲレンデであろう。

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駐車場・その他
駐車場はゲレンデ下部に1200台のスペースが確保されています。
料金は無料で満車になることは考えにくい。
アクセスについては磐越道、三川インターから10分程度の距離にあり新潟市内からも非常に近く、難所もないためお勧めできるスキー場だと思います。

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