美唄国設スキー場
北海道美唄市東美唄町番町 TEL 0126-68-8216   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (20ha)(体感)
 コース数/リフト数 コース5/W1
 Top−Baes (標高差) 321m-136m(185m)
 最大滑走距離/最大斜度 890m/25度
 主体コース 中斜面
 お勧めの対象 中級スキーヤー
当日データ 2011/1/21(金)
 天候
 積雪量 120cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 全ゲレンデに混雑/ペアリフト20分
 アクセス道路状況 全行程凍結
 リフト料金(通常土日1日券) 大人2500円 シニア2500円 子供1500円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 2 3 3 2 2 4 2 2 2 3 1 2 2 1 1 2 3 2 0 41

どんなスキー場?

 北海道美唄市市街地から車で20分程度にある市民の為の小さなスキー場です。
5コースを1本のペアリフトでカバーしており効率がいい。

また全てのコースは1000m程度の中距離で繰り返し滑るにはちょうどいい滑走距離です。コースレパートリーは多いとはいえないが来場者が少ない分思い通りのラインで大回りが楽しめるスキー場といえるでしょう。

積雪はあまり多いエリアとは言えず、来場したときも部分的に土の露出がありました。
尚、平日に来場した場合は学校スキー授業と重なる場合あり。そのときはコース混雑が激しくなるので覚悟したほうがいいでしょう。筆者も来場したときに2校の小中学生の団体が来場しておりリフトは一般優先してくれたものの、ゲレンデはロコスキー場とは思えないほどの混みようでした。

ゲレンデ難易度は決して高いものではなく初中級者に適したコースが揃っています。ゲレンデの荒れも少ないので仲間でワイワイ滑るのには最適。

 ベースからのスキー場
来場時の天気は雪、結構な降り方で千歳空港に8:30到着でしたが結局ゲレンデに立てたのは11:30頃になってしまいました。

スキー場の位置は非常に分かり易く迷うこともありません。
また駐車場は平日と言うこともあってかガラガラ状態でゲレンデに一番近い位置に駐車する事ができました。

ゲレンデに立つと目の前には広い中斜面が広がりますが、スキー場の全体が見渡せずどの程度の規模か滑るまでわからない状況でした。

ただリフト乗り場付近に黒いかたまりがあることに嫌な予感が走ります。

 パノラマコース
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離840m
天気はますます悪くなり風は無いものの雪の降り方が強くなってきました。
左写真は当スキー場のメインコース、パノラマコースとなります。

出だしは谷あいの中斜面、多少の起伏があり下部には斜度を増した急斜面となります。

中間部までがコース幅もやや狭く圧迫感がありますが、下部はワイドな斜面に変化しますので小回りから大回りへと変化させて滑るコースです。

尚、来場時は滑走者がやや多かったためかなり窮屈でした。

また積雪量が多いエリアではありませんが雪質は非常に軽く、オフピステがあれば是非楽しみたいスキー場ですね。

※ 動画は画像をクリック

 西コース
 最大斜度20度 平均斜度14度 距離1100m
 
最近、各コース名が変更になり新たに西コースとつけられた中斜面です。
上部パノラマコースに比べ滑走者が少なく、パウダーゾーンが残されているコースです。

軽いですね〜。降っている雪の量もあってドンドン積もっていきます。

コースの出だしは緩斜面でやや細め、進むにつれてコース幅も広がりますが滑走者が少ない分ライン取り自在です。

中間部から高い木々に囲まれた林間コースとなり一気にワイドなコースへと変化します。

コース整備も整っておりパラダイスコースの急斜面も迂回した形となるため初中級者にはお勧めできるコースとなっています。


 パラダイスコース
 最大斜度24度 平均斜度13度 距離480m
 
変化に富んだ楽しいコースです。

出だしは西コースと同じラインを滑りコース途中から枝分かれします。
枝分かれしてからコースはワイドになりますが、斜度が一気に増してフラット急斜面を楽しむことができるコースです。

スキー場の公表では最大斜度24度となっていますが、体感的には28度〜30度近い斜面が後半待っていますので上級者にも楽しめるコースでしょう。

今回来場したときは滑走している人は皆無で長時間滞在できればこの部分を繰り返して滑走したいと感じました。

※ 動画は画像をクリック

ゲレンデベースリフト乗り場付近にあるセンターハウスです。
リフト券売り場と無料の休憩室、小さな売店があるだけのシンプルなものです。
食堂はここには無く駐車場を一番外れにあるため確認はできませんでした。
無料休憩所です。スキー教室の生徒が手弁当で順番に食事を取っていました。
弁当を持ってのスキーは初めて見ました。
雰囲気は学校の教室のような状態でした。
道路とスキー場の位置ですが、境目が余り無く暴走したら道路に飛び出しちゃうんじゃないかと思えるほどです。
いままでそんなこと無かったんでしょうけどネットがあってもいいんじゃないかと思うほどでした。

 林間コース
 最大斜度24度 平均斜度13度 距離580m
名前の通り木立に囲まれた林間コースです。
コースはゲレンデトップからスタートし、出だしはコース幅の狭さが初級者には辛い部分。

やや片斜面であり、滑走者が多い場合にはコース荒れが予想されます。

しかしながら滑走距離はさほど長くなく、西コースへと合流する中緩斜面です。
あえて入り込まなくても西コースをストレートに滑ったほうがコースの合流も無く素直に滑れるため意味合いが???のコースとなっています。


天気がどんどん悪くなって視界が利かない状況になってきました。

※ 動画は画像をクリック

 東コース(上部)
 最大斜度22度 平均斜度12度 距離890m
メインのパノラマコースを中心にして向かって左側に流れるのがこの東コースとなります。

概ね緩斜面が続く林間コースで当、美唄スキー場では一番難易度の低いコースとなっています。

学校授業で訪れている学生もこのコースを中心に滑る人が多かったです。
左写真は上部のコースとなりますが、緩い緩斜面で初心者に適した部分と言えるでしょう。

今回は降雪が激しくコースコンディションはモサモサとした新雪が沢山積もり荒れた印象のコースでしたが、雪は軽いため滑走が苦になることはありませんでした。

 東コース(下部)
 最大斜度22度 平均斜度12度 距離890m
こちらは東コースの下部、フィニッシュ部分です。
上部の緩斜面とは違いコース幅のワイドな中斜面と変化します。初級者の滑走はここで一端停止して写真右側へと斜滑降で進みリフト乗り場まで滑ることとなります。

中上級者は未圧雪のパウダーエリアをストレートに滑ることとなりますが、あまり真っ直ぐ滑ってしまうとリフト乗り場まで歩かなくてはならず楽しい部分は意外にも短いものです。

以前は写真左側にも簡易リフトが設置されていたようでこの部分のみを滑ることもできましたが現在は撤去されています。

 学校スキー教室
いままで地元学校の生徒が写真に写ることはありませんでしたが、高校生と小学生が大型バスで来場しており、リフト待ちはすさまじいものとなっていました。

左写真はそのリフト待ちの列です。リフトが一本しかないスキー場のため逃げ場は無く、この列に素直に並んでいては一日このスキー場に居なければならないので、リフト券購入時に割り込みの許可をもらいました。

北海道で平日スキーをするとよくこのような光景に出くわすことがありますが、どのスキー場も一般滑走者優先となっていて割り込みはスキー場公認でOKなのが殆どです。

今回は250名ぐらいの来場との事でした。

駐車場・その他
駐車場はゲレンデサイト、道路に面した部分に大型のスペースがあります。
横に長いため一番遠い部分に停めるとかなり長い距離を歩くこととなりますので写真のバスが止まっている方へは停めないように。
道路状況は完全圧雪ながらスタッドレスタイヤが一番食いつく雪質で走り易い状況でした。

尚、今回来場した日は大雪で道央道が通行止めとなり下道が大渋滞となっていました。

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