専修大学北海道短期大学
北海道美唄市字美唄1610-1 TEL 0126-63-4321   公式サイト
基本データ
 規模 零細 (8ha) (体感)
 コース数/リフト数 コース1/1
 Top−Baes (標高差) 不明 (50m)(体感)
 最大滑走距離/最大斜度 300m/13度 (体感)
 主体コース 緩斜面
 お勧めの対象 初中級スキーヤー
当日データ 2011/1/21(金)
 天候
 積雪量 100cm(体感)
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 全行程凍圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) 無料
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 0 2 5 2 1 6 2 7 3 1 7 7 0 0 1 2 0 0 0 47

どんなスキー場?

日本全国の大学で専用ゲレンデを持っているところはここ専修大学北海道短期大学以外に存在しないであろう。
このスキー場はコース1本、シュレップリフト1本の小さなスキー場ですが、大学生のみならず一般にも開放されており誰でも滑走できる。
但しリフトが動くのは平日のナイター時間がほとんどであり、近隣の地元民以外は滑走する機会が殆ど無いのもとなっている。
ゲレンデは短い緩斜面(斜度は目測最大15度程度)一本であるが退屈してしまう斜面ではない。初中級者が練習するのにちょうどいい斜面となっています。
雪質は流石に北海道ですね。標高は低いのにサラサラのパウダーでコース端しの未圧雪部分に入っても雪の抵抗はほとんど感じませんでした。
尚、スキー場の施設は殆ど皆無。斜面ベースにロッジはあるのもの、テーブルが並んだだけの建物でトイレ以外は利用する必要はなさそうです。
駐車場は大学の教職員駐車場を利用するそうですが、筆者が来場した夜間は降雪もあり停めた場所がそこなのかは判別つかなかったです。
日本のスキー場にはこんなところもあるのかと改めて実感した次第でした。

 駐車場からの歩き
このようなスキー場に来場するのは初めてなので、話には聞いていたが実際にゲレンデを目の前にするまで不安でしょうがなかったです。

さて車を駐車場らしきスペースに停めたはいいが何処がゲレンデなのかさっぱりわかりませんでしたが、なんとなく雰囲気的にこちらかな?という方向に歩きだしました。

歩きだしたはいいんですがやたらと暗い道でそれも上り坂。
初めはワクワクしていたんですが次第にゼイゼイ言うありさまになってしまいました。
歩きにくい道路でツボ足となってしまいかなり時間がかかったと思います。

 唯一の看板
野球場が見えてきて(ぼんやり)右側にこの案内板があったのに少々ほっとしました。

当然行き来する人の姿はほとんどなく不安もピークになっていたときのことでした。

あとはリフト(シュレップ)が動いていることを願いながら、再びツボ足で歩いて行きます。

尚、ゲレンデに出る手前で一人のスキーヤーが降りてきたのでまだリフトが運行している事がここでようやくはっきりしました。

 ゲレンデ
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離300m
 (数値は体感) 
ようやくゲレンデに到着しました。
生憎の雪模様ですが視界は悪くありません。当然と言えば当然ですが滑走者は数名といったところでゲレンデは滑り放題、やりたい放題といったところでしょうか?

ゲレンデは目測で300mぐらいあるのですが、シュレップリフトはゲレンデの3分の2程度の位置にあり、そこまでまたスキーを担いで上がらなくてはなりません。
もう滑る前に疲れきってしまいました。(笑)

※ 動画は画像をクリック

 リフト小屋
ようやくリフト乗り場に到着です。

無料ということは事前に知ってはいましたが、黙って勝手に使わせてもらうのは気がひけたので、小屋に居た係り(学生??)に一言挨拶して利用させてもらいました。

この美唄エリアは元々降雪量の多い場所ではありませんがリフト小屋の積り方を見てもわかるように今年は十分な量があるようです。

 シュレップリフト
こちらが唯一の乗り物腰当付きのシュレップリフトとなります。

ゲレンデにはナイター照明がありますが、リフトにはほとんど照明がありません。撮影でストロボを焚いていますが、かなり暗い状態で闇の中に吸い込まれていく感じでちょっと恐ろしいです。


またこのリフトなんですが後半斜度がややきつくなり腰への負担が大きくなります。
こんなところでこけたらにっちもさっちも行かなくなりそう〜

 ゲレンデ
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離300m
 (数値は体感) 
シュレップリフトに掴まり、ようやくゲレンデ上部に到着です。
雪は相変わらず深々と降り続いていますが、風も無く視界も思いのほか良好で美唄市街地の夜景もぼんやり眺めることができます。

さて滑走コースですが、緩斜面の一本のみのコースとなっています。
ただダラダラで斜度のない感謝面ではなく12〜13度程度の斜度なので初中級者に最適、上級者は基礎ポジションの確認など利用方法によっては結構使えるゲレンデだと思います。

また、圧雪状態も良好でその上に軽いパウダースノーが乗ったコンディションはエッジも食込み最高の内容でした。

 ゲレンデ
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離300m
 (数値は体感) 
コースサイドには降り積もった雪が荒らされていないところもあり浅いながら(5cm程度)新雪が楽しめます。

もう少し積もってくれていれば斜度は緩くても重さを全く感じない雪ですのでパウダーランをもっと楽しめると思います。

このゲレンデですが、先にも書いたようにシュレップリフトはゲレンデ最下部にはありません、勢いあまってスキーロッジ付近まで下りてしまうと登り返さなくてはならないので右側のリフト乗り場に注意しながらの滑走が必要です。

緩斜面ではありますが正直 “面白い” ゲレンデです。

 スキーロッジ
こちらはスキー場唯一の施設のロッジとなります。
何があるわけではなく、トイレと机、椅子が並んでいるだけの建物ですが、ちゃんと明かりがついていてミーティング等ができるようになっています。

無論筆者は用がないので入室はしませんでしたが、利用する場合は一声かけて使いましょう。

ここは大学の敷地内ですので無駄なものは一切ありません。

 帰り道
何本か滑らせて頂いてから札幌への移動があるためスキー場を撤収しました。
小さな小さなスキー場で地元の極少ない方しか利用しない大学生の為のゲレンデでしたが、思いのほか楽しめたスキー場でした。

帰路は下り坂となっており駐車場まで滑りながら戻ることが出来たので来るときの苦労は全くありませんでした。

尚、このスキー場を利用される場合はリフト運行日を必ず確認してください。

駐車場・その他
アクセスは国道12号線に大きな大学の看板が出ていますので迷うことはないでしょう。
また駐車場ですが、大学の敷地をまっすぐ行き止まりまで進むと車が数台置かれている場所がありますが筆者はそこに駐車いたしました。基本的に教職員用の駐車場を使うように指示がありますが、スキーをされる方は皆さんここに車を停めるようです。

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