萩の山市民スキー場
北海道岩見沢市上志文町452 TEL 0126-44-2322   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (20ha)
 コース数/リフト数 コース7/5
 Top−Baes (標高差) 225m-50m(175m)
 最大滑走距離/最大斜度 700m/28度
 主体コース 中斜面
 お勧めの対象 中級スキーヤー
当日データ 2011/1/21(金)
 天候 小雪
 積雪量 110cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 全行程圧雪、アイスバーン
 リフト料金(通常土日8時間券) 大人2700円 シニア2700円 子供2700円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
2 2 4 4 5 1 3 2 3 2 2 4 3 1 2 1 3 2 2 0 48

どんなスキー場?

ワイドなゲレンデが印象的な市民スキー場です。
北海道、岩見沢市街地から非常に近い距離にあるスキー場でアクセス面では不自由ない。
スキー場施設は古いが最低限の設備は整っており現地での不自由さは感じられません。
ゲレンデベースからは横に広がった斜面が目に入ります。どのコースも滑走距離は500m程度の短い斜面ですが、滑走者が上手く分散してくれてコース混雑はない。
やや緩めの中斜面が多く初級者でも滑走そのものを楽しむことのできるコースとなっています。
コースレパートリー不足は致し方ないが繰り返しての練習には最適なスキー場といえるでしょう。
尚、ゲレンデ向かって一番右側のD及びEコースはリフトから大きく離れており一般滑走にはやや不向きです。

ファミリーの来場者も多く広いオープンバーンには沢山の笑い声が響くスキー場となていますが一部不満もあります。それはリフト券にについてです。
回数券や一回券については子供料金がありますが、時間券については大人、子供共通となっています。決して高いわけではないのですが、やはり子供と大人の料金は分けるべきと思います。

 Bコース
 最大斜度15度 平均斜度13度 距離500m
(体感)
到着は16:00頃、ナイター時間は16:30からなので時間券を購入せずナイター券1200円を購入、しばしの休憩後にナイター照明の明かりの中レポート再開です。
ゲレンデデースに立つとかなり横に広いスキー場だということがわかります。
コースはいくつかあるものの、写真左の第6リフトは搬器が完全に外されていてDコース、Eコースは実際には閉鎖扱いとなっているようでした。

さてこのBコースを最初の一本としましたが、斜度は緩めの中斜面。
雪も軽く非常に滑りやすいコースです。
ナイター時間前は特にゲレンデ整備はしていませんがそれでもコースの荒れは少なく大回りが楽しめるコースとなっています。
できれば第6リフトの支柱を撤去してもらいたいですね。
C+Bでかなりワイドな一枚バーンとなることでしょう。

※ 動画は画像をクリック

 Aコース
 最大斜度18度 平均斜度15度 距離500m
(体感)
この萩の山市民スキー場、無駄なリフトが多すぎるように感じます。右側の第7A,B線があれば左の第1ペアリフトA,B線は要らないでしょう?

せっかくの広いゲレンデがリフトで分断されてしまい狭く感じてしまいます。

さてこのAコースですが、出だしのみがやや急なこと以外は難易度、滑走距離ともにBコースと殆ど同じとなっています。

やはり非常に滑りやすい雪質とゲレンデコンディションですね。

ちなみにゲレンデスペックを見てお分かりのようにベースの標高は50mしかありませんが雪質は本州志賀高原と同じかそれを上回る内容となっています。
ブレーキをかければスプレーが舞い上がるんです。ちょっと快感ですよ〜

※ 動画は画像をクリック

 ダイナミックコース
 最大斜度28度 平均斜度18度 距離700m
 
さて横に移動してきて今度は一つ離れたゲレンデにやってきました。
こちらはこのスキー場で一番斜度のきついダイナミックコースです。

ほとんど滑っていない状態に新雪がうっすら積もったコンディションです。
新雪のしたの雪も十分に柔らかくちょっとエッジを立てすぎると食い込みが深すぎて減速しすぎてしまうため、滑走は軽くなでるようなスキッディングが面白いかもしれません。

本来ならばコブができそうなコースではありますが、滑走者が少ないのでしょう。ゲレンデの荒れは全くありませんでした。

もしかしたらコース整備が入ったのかな?
中級者が大回りの練習をするのに最適なコースです。

※ 動画は画像をクリック

スキー場ベースにはいくつかの食堂があります。ナイター時間に営業しているのは第7リフト下のメインになる食堂でした。基本的に北海道のロコスキー場は食事の時間になるとお客さんは自宅に帰ってしまい食事をしてからまた再来場するといったパターンが多くこの時間はガランとしていました。
ロコスキー場らしく食堂内で地場産の野菜や米が販売されています。
まさか北海道で野菜を買うわけにもいかず眺めてました。(笑)
食堂のメニューはロコスキー場にしては多彩です。
巻き寿司なんてどんなものが出てくるのか興味深々ですが、北海道ならではの揚げいもがあるのはメチャ嬉しいですね。
下に小さくある「いもダンゴ」のは何者??

 ダイナミックコース横
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離700m
ダイナミックコース横にはリフトを挟んでコース名の付かないオフピステバーンも存在します。

来場時は雪の降りも強くなってきて荒れてはいましたが、深雪を楽しめる状態となっていました。

やや単調なこの萩の山市民スキー場ですが、滑走者が飽きてしまいスキー場非公認のコースまで作ってしまったようですね。

コースは斜度も緩めであり硬くなければ十分に中級者でも入れる内容のコースとなっています。

 Aコース横
 最大斜度18度 平均斜度15度 距離500m
(体感)
こちらはAコース横、第1ペアリフトを挟んで更に外側にコースが存在します。ここも正式にコース名がついていませんが、Aコースとなるのでしょうか?

この萩の山市民スキー場で唯一、コブが張り付いているコースとなります。

あくまで滑走者が多く自然にできたコブではなく、意識的に作られたラインコブです。

斜度が緩く逃げ場が多いためコブの練習にはうってつけのコースといえるでしょう。

筆者も入りましたが雪が柔らかいので滑走者が多かった場合かなり深く掘れてしまいそうですが、まだまだ溝も浅く滑りやすいラインでした。

 連絡コース
ダイナミックコース山頂からAコースに移動する連絡路です。

この萩の山市民スキー場はコースレパートリーに乏しいのが弱点で本当の初心者がリフトを使って滑れるコースはありません。

唯一この連絡路は斜度も極端に緩く、コース幅も広いため初心者でも楽しめるコースといえるでしょう。
ご覧のようにナイター営業前にピステンをかけてくれる内容は初心者にとって嬉しいコースといえるでしょう。

但し滑走の為のリフトがありません。

第6リフトを撤去し、この位地にリフトをかければコースバリエーションも増えて更にイイスキー場に変るのですが・・・

資金的問題で多分無理でしょうね。

駐車場・その他
駐車場はゲレンデ下各スキー場施設を挟んで大規模なスペースがあります。
除雪状況は正直悪いですが、ゲレンデまで非常に近いので不便さは感じません。
また市街地からのアクセスについてもほぼ住宅街にあるようなスキー場のためアップダウンは皆無。(標高50mですから)
市民にとっては利用しやすいスキー場といえるでしょう。

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