井川スキー場腕山
徳島県三好郡井川町井内平山 TEL 0883-78-3003   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (15ha)(体感)
 コース数/リフト数 コース4/T1、W1
 Top−Baes (標高差) 1175m-1095m(80m)
 最大滑走距離/最大斜度 800m/25度
 主体コース 中斜面
 お勧めの対象 初中級スキーヤー
当日データ 2011/1/10(祝)
 天候 晴れ
 積雪量 90cm
 雪質 人工雪
 混雑/リフト待ち パノラマコースに混雑/トリプルリフト3分
 アクセス道路状況 林道の全行程凍結
 リフト料金(通常土日1日券) 大人3500円 シニア3500円 子供3000円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 1 3 3 2 1 1 2 2 3 2 3 1 2 1 2 0 1 1 -1 31

どんなスキー場?


日本で2番目にアクセスが困難なスキー場それがこの井川スキー場腕山です。
スキー場自体は全く特徴のない小さなスキー場で基本は人工降雪に頼る営業です。

斜度のキツイコースはなく、緩めの中斜面パノラマコースがメイン。
そのほかに2つの短いコースがありますが共に特徴のない斜面となっています。
冒頭にも書きましたが、このスキー場への来場はかなりの悪路となります。筆者が訪れた時間帯も良くなかったのですが、車一台が通れる位の林道が延々と続き対向車とのすれ違いは困難。

来場時間が1500頃と遅かったため対向車も多く、何度バックで道を譲ったか、譲られたかは判りません。

そんなアクセスをやっとの思い出到着すればそこには小さなスキー場が待っていたらドッと疲れが出てしまうかもしれません。
四国のスキー場は本当に恐ろしいです。

  パノラマコース
 最大斜度20度 平均斜度12度 距離430m
スキー場に到着したのは14:30頃です。
難儀した林道走行の末到着したのは小さなスキー場でした。
コースは複数あるものの基本的には左のパノラマコースがメインでありその他のコースは迂回路または滑走距離が非常に短いもので繰り返して楽しむような内容ではない。

また雪質ですが、林道に自然降雪がかなりの量あったのでゲレンデ自体も多いかと思われましたが、意外にも人工雪特有の硬い雪でコースサイドには飛ばされたザラメ雪がある内容で端までコースを利用すると脚を取られる状況です。

コースは中斜面。ネジレや傾きなどは無い滑走し易いコースですが、滑走者が多く少々気を使うコースです。

※ 動画は画像をクリック

  パノラマコース
 最大斜度20度 平均斜度12度 距離430m
上から見たパノラマコースです。
両サイドのネットがどうも嫌いなんですが安全対策では仕方ないでしょうね。

うえのゲレンデマップでもわかるように中間部で両サイドから他コースが合流します。

特に右側のナデシココースからは初級者の流入が多く、左側を滑るか減速する必要があります。
またゲレンデ下部ではリフトを使えない初心者が多数練習していますので要注意です。

できれば他に初心者エリアを設けてあげる配慮が欲しいところですね。
(トリプルリフト乗り場横に初心者用のエリアはあるのですが暗い雰囲気で誰も利用していないのが現状)

 ナデシココース
 最大斜度10度 平均斜度5度 距離800m
 
リフトを利用して初級者が滑走できるコースはこのナデシココースのみとなります。

パノラマコースを大きく迂回するコースで細めの林間コースとなります。

大きくの字に曲がったコースは斜度も緩く初級者向け。

リフトが一人で乗れるようになったらこのコースを繰り返して滑走すれば上達が早いかもしれませんね。

コース自体は整備も行き届いており、午後の遅い時間でも荒れは少なく安心して滑走できるコンディションです。

※ 動画は画像をクリック

 タクイラコース
 最大斜度25度 平均斜度13度 距離390m
 
パノラマコースとはリフトを挟んで反対側に位地するのがこのコースとなります。
中間部からはパノラマコースに合流するため滑走距離が極短いものとなりますが、リフト沿いには溝コブのラインが一本できていて、上級者がコブ練習に何度も滑走する姿が見受けられました。
ただ人工雪の硬めのコブであり膝を痛め易いので注意しましょう。

リフトから離れるとコースの難易度は下がります。基本的にはパノラマコースと同じ内容であり混雑度合いを見てどちらを滑るか判断すればストレスも少なくて済むと思われます。

パノラマコースとの合流は上部から高速で滑走するスキーヤーが多く、必ず合流時は上部の確認を怠らないように。

一見上越国際?なんて作りのセンターハウスです。
基本この建物の中で全てのことが間に合いますので不自由は一切ありません。
センターハウス内の食堂内部です。
外見とは少々ちがいちょっとくたびれた感じの内部です。ただ食堂の座席間隔が広ゆとりがあるのには◎。
座敷もあるんですね。
食堂メニューはご覧のような内容。
目新しいものはありません。
お値段もまぁ〜極々平均的かな?
焼きそばなんだから、焼きめし。
ん〜これが正解かも。(笑)

 メイントリプルリフト
メインのリフトはこのトリプルリフトです。
さほどのリフト待ちはありませんが、このアシスト付きのリフトは利用を知らないとバタバタしてしまい搬器が来る前にベルトをオーバーしてしまう人がいてよく止まるんですね。

たまに見かけるリフトではありますがシンプルなリフトの方が使い易いと思います。

 場内の除雪状況
ゲレンデに一番近い駐車場に車を停める場合左写真のお土産屋に挟まれたゲートを通過します。

林道もそうでしたが、この道も全然除雪してないんですよね。

スタックはしないもののハンドルを取られる雪でまた駐車場に行きかう歩行者も多く危険な場所でした。

せめてこの部分だけでも綺麗に除雪してもらいたい部分です。


 林道
これがアクセス道路の林道です。薄暗い林の中を延々と10km以上走らなくてはなりません。

途中、民家は一軒も無く、すれ違い困難な細い細い道が続くのにはいい加減嫌になりました。

また日陰の雪はなかなか溶けそうになくアイスバーンの道路状況は長く続くものと思われます。

駐車場・その他
スキー場規模の割りに来場者も多く駐車場は満車状態です。
筆者は来場時間が遅かったため帰られた車も多く、すんなりと駐車する事ができました。
朝方の遅い時間に来場した場合はゲレンデまで相当遠い位置に駐車スペースしか残っていないケースも想定されますので早くの到着を心がけましょう。

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