石鎚スキー場
愛媛県西条市西之川下谷甲81 TEL 0897-59-0331   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (20ha)体感
 コース数/リフト数 コース3/W3、S1
 Top−Baes (標高差) 1400m-1250m(150m)
 最大滑走距離/最大斜度 700m/30度
 主体コース 中緩斜面
 お勧めの対象 あまりおすすめしません
当日データ 2011/1/10(祝)
 天候 雪・霧
 積雪量 80cm
 雪質 硬めの圧雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 全行程凍結
 リフト料金(通常土日1日券) 大人4000円 シニア4000円 子供2500円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 1 3 3 2 1 2 2 4 3 1 5 1 1 2 2 1 1 1 -1 36

どんなスキー場?

愛媛県の百名山、石鎚山の登山ロープウエイを利用して上がった先にあるのがこの石鎚スキー場です。

アクセスでやや難のある山岳道路を走ると古びたお土産屋が並ぶ集落に到着する。そこからロープウエイの駅舎までスキーを担いで歩きを強要されるのがやや辛い。
ロープウエイで到着した上部はゲレンデが広がっていると思いきや更にそこからまた歩き、一本の連絡用リフトを乗りついでようやくゲレンデに立てるといったスキー場です。

長時間費やして訪れたゲレンデはコース3本(内一本は別の場所にある初心者ゲレンデ)
滑走コースも短く、滑走充実度の得にくいスキー場です。
また、リフトの乗り継ぎが悪いスキー場ですね。初級者向けの第6リフトは連絡だけの利用ですが一旦板を外さなくてはならず非常に面倒でした。


それとリフトの乗り継ぎの悪さだけなら他のスキーにも当てはまるところはたくさんあるのですがそれ以上にこのスキー場はあまり評価できない理由があります。それは暗い!全てが暗すぎる!
天気が悪いから暗いというのではなく雰囲気、スタッフ全てが暗いんです。

スキー場だけならいざ知らずロープウエイ近隣のお土産屋も暗すぎるんです。
活気というものがまったく感じられないスキー場でした。
もう少しスキー場を盛り上げていこうという気持ちが全く感じられてこないのが残念ですね。

 アクセス道路
四国の2日目は石鎚スキー場からスタートします。
昨日の悪路を経験したんで、今日は多少余裕があります。
石鎚ロープウエイまではやはり一車線の狭い山道の長距離運転です。

左写真に着雪はありませんが、距離を進めるごとに雪も増え路面はアイスバーン状態でした。

幸いにも細い部分と、2車線の部分が交互に出てくるため気持ち的に楽なまま石鎚ロープウエイまで到着することができました。

また朝の早い時間であったため下山する車は極端に少なかったように思います。

 お土産屋
石鎚ロープウエイに到着すると客引きのような駐車場へ誘導する人が道路にいますが、無視して先に進むと、お土産屋の間を通り奥にある駐車場を利用します。

しかしながらこの商店街というかお土産屋が立ち並ぶ一角は雰囲気最悪ですね。
売りもんだか何だかわからないものが数多くあり雑多な店先。

とても物を買うような雰囲気ではありませんでした。
店は開いているいるようですが人影はなかったですね。

 下部ゴンドラ駅舎 
お土産屋の中を歩き、ロープウエイ駅舎まで向かいます。

シャッターの閉まった店が多く、なんか空気がどんよりしてますね〜
結構な坂道を歩いて行くとようやくロープウエイの駅舎に到着です。

でも、最後の坂がツルツルに凍ってるんです。怖かったですね〜
せめて融雪剤を捲いておいて欲しいですね。

スキーで滑るのはいいけどこんなところで滑ったら怪我しますよ。

 歩き 
ロープウエイを降車してゲレンデが目の前に広がっているかと思ったらそこからさらに歩きが待っていました。

ゲレンデはどこだ〜

てくてく歩く人の後について行くしかないですね。

最初の一本までがやたらと遠いスキー場ですね〜。


 第1リフト
ロープウエイを降り歩いてようやく第1リフトに到着です。
板を履こうとしたら、この第1リフトは板を持って乗車するように言われてしまった。

何処まで不便なんでしょう?

なかなかゲレンデに着かないスキー場なんです。

左写真は反対側からの乗車している方です。 このリフトは中間駅までは連絡用としての意味、中間駅からは滑走用のリフトとしての意味を持っています。

食事を取れる場所は第1リフト中間駅に隣接したこのレストハウスだけです。
施設は古いですがホッとできる雰囲気の場所でした。
ラーメンの味は選べないようです。珍しいかもしれないですね。
「本日はとんこつデス」、と言われたら何も言い返せない(笑)
こりゃ珍しいメニューですね。
たこの天丼ですって。
どうもたこをてんぷらにしたらかたくなって食べにくいかな?と思うのは筆者だけでしょうか?

まんぷくセット。
まぁ〜町のラーメンチャーハンセットですね。
当然このラーメンもとんこつ味でしょうね。
醤油味が出てきたら怒るど〜
四国は何処に行ってもうどんはありますね。
むしろカレーライスより定番のメニューですね。
一通りメニューをチェックしましたが、品数は決して多くないもののバランスは取れている食堂でした。
筆者が来場した時は、ガラガラ状態でしたがこのレストハウスが満席になることがあるのでしょうか?

 成就A中級者コース
 最大斜度20度 平均斜度16度 距離700m
ようやく滑走ゲレンデに到着です。
第1リフトから滑走するコースは1本。この成就A中級者コースです。
出だしは何の変哲もなく林間の緩斜面。

その後第3リフト降車位置を過ぎたあたりからコース幅がワイドになり、斜度も増します。

気持ちのいい斜面に変化します。左写真がその部分になりますが、滑走距離が短いのが残念ですね。

美味しい部分は200mぐらいでしょうか?

下に写っている食堂までがいい感じで、その後はまた緩斜面に変わります。

※ 動画は画像をクリック

※ 視界がいい時はこちら

 成就B上級者コース
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離400m
緩斜面を除くと滑走できるコースは2本。
左写真は急斜面の成就B上級者コースです。 適度なコース幅と極端ではない斜度が練習バーンにはぴったりなコース。

上級コースというよりも中級者に適したコースだと思われます。
コース整備も丁寧であり第3リフトを利用して繰り返し滑りたいですね。

ただ難点なのが滑走距離が短いことなんです。あっという間にリフト乗り場になってしまうのが少々残念です。

もう少々長いと滑走充実感も得られるコースなんですけどね。

※ 動画は画像をクリック

 連絡用第6リフト
さて成就エリアを後に今度は第6リフトに乗って緩斜面のファミリーコースへ向ってみます。

このリフトは完全に連絡用のリフトであり滑走には利用できません。
また左写真にもあるようにスキーを履いての乗車ができないんですね。

なんか面倒くさいスキー場なんですよね。

 初級者コース
 最大斜度10度 平均斜度7度 距離200m
第6リフトで来たゲレンデは短い短いコースの初級者コースです。

到着したときにはガスが非常に濃くてゲレンデの全容が全く分かりませんでしたが、そのガスが晴れた瞬間「わっ!短い」と一人でつぶやいてしまいました(笑)

但しこのゲレンデは完全に他のコースと独立しており中上級者の滑走はありませんので小さな子供連れのファミリーや滑走に慣れていない初心者にとっては天国のようなゲレンデだと思います。

滑走者も数えるほどであり、窮屈感は一切ありません。

尚、このゲレンデにはスキー場施設が何もないため休憩や食事はリフトで移動しなくてはなりません。

※ 動画は画像をクリック

 ロープウエイ待ち
ロープウエイで下山する時間つぶしでお土産コーナーを回って見ました。

ここも閑散としてますね。

特に目新しいものはなく購入意欲もちょっと湧かないですね。

駐車場・その他
駐車場は基本有料です。
スキー場自体の専用駐車場はなく、ロープウエイ乗り場下の民間駐車場を利用することになります。
無論、有料で1日500円でした。
また冒頭にも書きましたが駐車場からロープウエイ乗り場までの坂道は滑りやすく要注意です。

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