久万スキーランド
愛媛県上浮穴郡久万高原町東明神乙754-60 TEL 0892-21-0100 公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (20ha)(体感)
 コース数/リフト数 コース5/T2、W1
 Top−Baes (標高差) 1000m-900m(100m)
 最大滑走距離/最大斜度 610m/24度
 主体コース 緩斜面
 お勧めの対象 初中級スキーヤー
当日データ 2011/1/9(日)
 天候 l曇り
 積雪量 90cm
 雪質 硬めの圧雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/第2トリプル最大3分
 アクセス道路状況 全行程凍結
 リフト料金(入場券は別) 大人4000円 シニア4000円 子供2400円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
1 1 3 3 3 1 1 2 2 1 2 2 1 2 2 2 1 2 2 0 31

どんなスキー場?


愛媛県松山市内から1時間弱で到着できるアクセスで便利なスキー場です。
スキー場規模は小規模、コースは基本中斜面と緩斜面のみの構成ですが、ナイター営業はほぼ全てのコースで滑走ができるためナイターでの利用をお勧めしたい。

雪質はほぼ100%人工降雪であり、硬めで締まったバーンが特徴です。
思いのほかハイスピードになり易いコンディションです、滑走者もやや多いこともありコントロールに十分注意したい。

このスキー場の特徴は、ベース付近初心者コースに架かるペアリフトです。
全国的に見てもこのようなリフトが架かったスキー場は非常に珍しく斜面はともかく一回は乗る価値があるかもしれない。

コンパクトではあるがまとまりのある利用し易いスキー場でと思います。
尚、このスキー場は入場制をとっており滑らなくても料金を徴収されるのでご注意を。


大人入場料1000円+8時間券4000円=5000円はいくら四国という条件を考えてもかなり割高感は否がめない。(その他千円のリフト券保証金が必要)

 入場ゲート
当スキー場に来場してまずはこの入場ゲートを潜らなければなりません。
ちょうどYetiと同じようなゲートですが、この久万スキーランドでは料金の徴収があります。

大人1000円、中高生800円、三歳以上500円。
外では自販機でレンタル各種の利用券が購入できます。

大人がこのスキー場に来た場合上記にも記入しましたが、5000円に利用料金+リフト券の保証金(返金あり)1000円の6000円を一旦支払8時間遊ぶこととなり何度も来場できないスキー場となっていますね。

 スキー場全体
さて入場ゲートをを通過してゲレンデベースに立つとナイター時間と言うのにかなりの賑わいを見せているゲレンデが目の前にありました。

さほど広いスキー場ではありませんので自ずと混雑コースは限られてしまいますがここまで混雑しているナイターも珍しいですね。

これは比較的にアクセスが容易なスキー場だからこそかもしれません。

 オートゲートシステム
この久万スキーランドではリフト乗車にはオートゲートシステムを採用しています。

このシステム導入で、時間券が2時間、4時間、6時間、8時間と小刻みな設定ができ利用者も券種が自在に選べていいですね。

でもゲート撤廃で券種を少なく、値段を下げるという手もあるんだけどな〜

 ウイングコース
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離610m
 
さてさてそんなリフトを乗りゲレンデ上部に到着しました。

初めに何処を滑ろうかと考えましたが一本目は緩めの斜面でこのウイングコースです。

自然降雪があったのでそこそこ柔らかい斜面を想像して入ったのですが、斜面は結構硬めで、人工雪そのもののコースとなっています。

緩斜面なので逆にその方が滑りやすいコンディションだと感じました。
夜間の気温低下もあり滑走性はかなり良かったです。

きもちのいい大回りがリフト乗り場まで続けられます。

※ 動画は画像をクリック

 皿ヶ峰コース
 最大斜度24度 平均斜度18度 距離600m
 
続いてやってきたのがこの皿ヶ峰コース。

基本ウイングコースと同じ内容です。両コースは左の数本の立木で遮られているだけとなっています。

こちらも硬めの中緩斜面で快適さは上々!
但し右側のネットで仕切られたエリアはボード向けのポールがセットされていてコース幅自体がやや狭くなっていました。

また本来ならば左の林沿いにコブのコースもあるはずなんですが今回はフラットな状態となっていました。

※ 動画は画像をクリック

こちらは全ての施設が入っているスキーセンターです。
センター前にはテーブルと椅子もあり日中の雰囲気はよさそうな感じですね。
多機能センターで不自由は一切ありません。
センター2階は食堂となっています。
ナイター時間だったため利用する人はかなり少なかったのですが日中は混みあうことが予想されますね、
座席数自体はスキー場規模とマッチングしています。
じゃこカツ???
どんな食べ物?
見た目はコロッケのようですね。食べればよかったと後で後悔。

こちらが食堂のメニューです。
リフト券のシステムはお金をかけてるんですが食堂にはあんまりおけね掛けてないですね〜
メニューもありきたりのものばかりで食事を楽しむという考えはなさそうですね。
カツカレー、カレーライスうどん????
カレーライスとうどんがワンディッシュに??
まさか、カレーライスとうどんのセットですよね??
こちらは場内でも買えるリフト券です。
券種はかなり豊富ですねよ。ただ上に書いてある通り第1、第2トリプルリフトの料金なんです。第3ペアリフトの料金はなんと無料なんですね。

 三坂コース
 最大斜度22度 平均斜度15度 距離610m
 
ちょっと薄暗い三坂コースです。
効率のいいスキー場で一本のリフトでほぼすべてのコースをカバーしています。
夜間の滑走者はほとんどがウイングコースが皿ヶ峰コースへと行ってしまうため反対側のこのコースは滑走者がかなり少ないです。

スキー場案内では中級者コースとなっていますが緩斜面のみのコースとなっていて実際は初級者向けのコースです。

またコース左にはボード向けアイテムの用意されていますが利用者はほとんどいませんでした。
設置場所が間違ってますね


※ 動画は画像をクリック

 初級者ゲレンデ&チビッコゲレンデ
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離100m
こちらはベース斜面横にある初級者ゲレンデとチビッコゲレンデです。
チビッコゲレンデは夜間ですが子供がソリ遊びを楽しんでいました。

またこのチビッコゲレンデの右側、ネットで仕切られ外側に初級者ゲレンデがあります。

滑走距離は極々短い100m。
ゲレンデデビューするような滑走者には最適なコースといえるでしょう。

尚、コノコース横にある第3ペアリフトはなんと無料なんです。
大人でも入場料1000円を払えば使い放題ということになりますね。初心者にはめちゃ優しい久万スキーランドでした。

※ 動画は画像をクリック

 第3ペアリフト
世にも珍しい第3ペアリフトです。
通常のリフトはワイヤーの下にイスが固定されていますがこのリフトは遊園地の乗り物のようにレールに搬器がくっついています。
このリフトの利点はレールを曲げれば屈曲した部分もリフトを走らせることができますね。

通常のリフトはほとんど直線でしか動かせませんから。
難点は速度がめちゃ遅いこと。
長い距離乗ったら凍死してしまうかも(笑)

自走式かは確認しませんでしたが、日本広しといえどもこのタイプのリフトを使っているのはここ、久万スキーランドだけでしょうね。

駐車場・その他
このスキー場の駐車料金は無料です。
写真は第1駐車場(150台)ですがその他にも第2、第3と駐車場があり合計650台のスペースがあります。

アクセス状況は四国のスキー場としては容易なスキー場です。
松山市内から三坂峠を越えますがそれでも1時間程度で到着できるスキー場です。

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