天狗高原スキー場
高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22 TEL 0889-62-3188   公式サイトなし
基本データ
 規模 零細 (5ha)(体感)
 コース数/リフト数 コース2/シュレップ2
 Top−Baes (標高差) 1400m-1330m(70m)
 最大滑走距離/最大斜度 300m/15度
 主体コース 緩斜面
 お勧めの対象 初級スキーヤー
当日データ 2011/1/9(日)
 天候 キリ
 積雪量 50cm
 雪質 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/運休
 アクセス道路状況 全行程凍結圧雪
 リフト料金(通常土日1日券) 大人1575円 シニア1575円 子供1575円
スキー場ミシュラン (評価は全面滑走可能の通常営業時が基本)
(1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 アクセス 駐車場 キャスト +−
加算
合計
面積
(7)
急斜面
(7)
中斜面
(7)
緩斜面
(7)
コース幅
(5)
連続
滑走
(5)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(7)
眺望
環境
(6)
配置

(5)
待ち
時間
(7)
リフト
料金
(7)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
ICの距離
除雪状況
(3)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
特別 100
0 0 0 2 2 0 2 2 7 3 1 7 2 0 0 1 0 0 2 -1 30

どんなスキー場?
南国土佐は高知県唯一のスキー場となっています。

高知といってもその場所は愛媛県との県境に位置しており、温暖な気候の太平洋側よりもむしろ瀬戸内側の気候に左右されるスキー場です。

スキー場自体はシュレップリフト2本、緩斜面の短いコース2本とミニミニサイズ。
営業自体もしているのかしていないのかはっきりしないほどの内容で悪天候時は必ずといっていいほどこのシュレップリフトが運休しますので来場の際は必ず運行の確認をする必要があります。

さてこのスキー場、ゲレンデの大きさうんぬんよりも、アクセスの面で非常に厳しいスキー場です。
車一台が通れるほどの林道が延々と数十キロ続き、その路面は圧雪アイスバーン状態で、除雪もあまり行われていません。

当然対向車が来た場合はすれ違いができるところまでどちらかがバックするといった状況です。日本一過酷なスキー場アクセスといっても過言ではないでしょう。

そんなアクセスをしてまでこの小さなスキー場に行く意味が筆者には見当たらず基本的には来場をお勧めしないスキー場となってしまいます。

 県境
高知県唯一のスキー場に到着しましたが、本当に県境にあるスキー場なんです。

またスキー場の案内が何処にもなく悪天候も手伝って場所が全然わかりませんでした。

ようやく人を見つけ確認した次第です。

 四国カルスト
日本三大カルストの一つ、四国カルストのど真ん中にあるスキー場です。

そのほかの二つは、山口県秋吉台福岡県平尾台との事です。

秋にはススキの名所となりまた初夏には草原が広がる気持ちのいい高原です。

一番来場者が少ないのは紛れもなく今、そう冬の時期ですね。

物好き以外は来場しない場所のようですね。

 メインゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離300m
 

天狗高原のゲレンデはコース2本、シュレップリフト2本ですが
左写真はメインのゲレンデです。

天候が悪く全容を把握するのは非常に難しいのですが、部分的に立ち木を残した緩斜面で雰囲気は明るく初級者にとっては安心して滑れるゲレンデだと思います。

どうしてもシュレップリフトのため滑走距離は短めとなりますがそれでもリフト混雑とは無縁のスキー場ですので、繰り返して滑走する事により滑走充実度は得られると思います。

ゲレンデはコース幅が広く自由なライン取りが可能で圧迫感はありません。

筆者の足跡が延々と続きます(笑)


※ 動画は画像をクリック


 メインゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離300m
 
ガスが途切れないかちょっと待ってみましたが、結局この状況が一番視界があった時でした。

山の山頂付近にあるスキー場のため風が吹くと雲が出やすく視界がすぐに悪くなるようです。

左写真は下からコースを眺めていますが、奥から手前に滑走コースは続いています。

 キッズゲレンデ
 最大斜度8度 平均斜度8度 距離100m
 
こちらは2本あるコースのうちの斜度が緩い斜面です。
ガスっていて見にくい状況ですが、雪遊びや初心者には最適な斜面でしょう。

スキーの斜面というよりはソリ遊びの方が適しているかもしれませんね。

ただ圧雪状況がどうなっているかが不明のため滑りやすさはわかりません。
ファミリーやゲレンデデビューには最適な斜面と言えるでしょう。

 シュレップリフトとリフト小屋
リフト小屋とシュレップリフト2本の位置です。

スキー場の施設はこの小屋とトイレしかありません。
小屋の横には唯一ジュースの自販機がありますが販売しているか確認しませんでした。

何もないスキー場なんです。

 天狗山荘
こちらはスキー場を管理する近くの天狗山荘です。

通年営業となっていますが、冬季ははたして来場者がどの程度いるのか少々疑問。

意外にしっかりした施設で泊ってスキーをするほどではありませんが眺望や夜間の星座観賞にはもってこいの施設ですね。

尚、スキー場の問い合わせはこの山荘まで。

 林道
非常に難儀した林道です。
写真はまだ通行が楽な位置での撮影です。

それでも轍は一つしかなく対向車とのすれ違いは困難です。
また立木が多く、アイスバーン状態が延々と続くのには参りました。

筆者がこの道で接触事故をもらったとき、警察に電話をしたら到着まで1時間以上かかると言われてしまいました。
そんなに待っていたら次が行けなくなるので、結局は110番にキャンセルを入れた次第です(爆)

四国の道路状況は非常に悪いですね。北海道のほうが遥かに整備は進んでいます。

駐車場・その他
駐車場はそれらしきものがありません。
道路の行き止まりに5〜6台程度のスペースがありますが後から来る車が多い場合は出庫が困難になってしまう場所でちょっと使いにくいですね。
まぁ〜そこまで来場者が多いとは思えないスキー場なんですが。
アクセスは冒頭に記載したとおり、「日本一厳しいスキー場」です。4WDスタッドレス以外の車は来場を控えたほうがいいでしょう。できれば軽自動車が最適ですね。

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