飛騨高山スキー場
岐阜県高山市岩井町914 TEL 0577-31-1020   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (32ha)
 コース数/リフト数 コース7/W2、S1
 Top−Baes (標高差) 1547m-1310m(237m)
 最大滑走距離/最大斜度 2000m/35度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/3/27(土)
 天候 曇り
 積雪量 70cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち 白樺ゲレンデやや混雑/サンライズ5分
 アクセス道路状況 ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 2 4 4 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 2 1 37

どんなスキー場?

飛騨、高山市街地から車で40分あまりの距離にあるスキー場でややアクセスに距離がある印象です。

スキー場は小規模。Vの字となっていてセンターハウスを中心に左右の斜面から流れ込むコースは中斜面が中心。

滑走して楽しいと思わせるコースがなく、印象の薄いコースが多い。

また谷あいのコースが多く雰囲気はやや暗いです。

コースの標記や整備が不十分であり、もみの木コースやしらかばコースなどは何処を滑っているかなかなか判別しにくいです、パノラマコースからは北アルプスのパノラマが広がっているようであるが、来場時は天気がいまひとつでその眺めも確認する事はできなかった。

スキー場施設がやや老朽化しくたびれた印象のスキー場であり各種イベントは積極的ながら少し元気がないスキー場に感じてしまう。

 もみの木ゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離680m
スキー場ベースに近いゲレンデがこのもみの木ゲレンデとなります。

やや片斜面になっているゲレンデでフラットな状態ではなく意外にも滑りにくい斜面です。

来場時は前日まで雪不足で営業が危ぶまれていましたが急は降雪のおかげでゲレンデコンディションもやや復活気味でした。

快適に大回りで滑走できる斜面ではなく、斜度は緩めながらテクニカルなゲレンデとなっています。

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 チャンピオンゲレンデ
 最大斜度35度 平均斜度30度 距離400m
スキー場最大斜度をもつチャンピオンゲレンデです。

左写真のように既にゲレンデは滑れる状態ではありませんでした。
滑走距離こそ短いですが急斜面が滑走意欲を湧きたててくれますね。

尚、この斜面にはかもしかリフト(シングルリフト)が架かっていて繰り返しての滑走が楽しめるコースとなっています。

またゲレンデ裏手には迂回のパノラマコースもあり中級者でも山頂からの滑走が可能です。

 パノラマコース
 最大斜度20度 平均斜度10度 距離600m
こちらはチャンピオンコース裏手にあるパノラマコースです。
何とか雪も付いていて滑走できるコンディションを保っていました。

コース幅の狭い中斜面が続くコースで中上級者が滑走可能です。
難易度はやや高めで滑走者が多い場合はやや窮屈感があるコースとなってしまうでしょう。

名前のパノラマは来場当日は生憎眺めることはできませんでしたが晴れた日には北アルプスの雄大なパノラマが望めるコースのようです。

ただ、立ち木が多いのが気になるな〜

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 うぐいす谷コース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離600m
こちらはもみの木コースを迂回する林間の緩斜面です。

細い道路のようなコースで、初心者コースが少ない飛騨高山にあって初心者がベースまで降りられるコースとなっています。

ほとんど斜度の無い出だしで立ち木の高さもあり薄暗い雰囲気です。
滑走している人も少なくあまりお勧めしたくないコースですね。(^_^;)


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こちらはスキー場のセンターハウスです。
センターハウスといってもレンタルとスクールが入った建物でいわばスキー場の管理事務所と言った方がいいかもしれません。
ベースにある食堂です。
来場時間はさほど遅くはなかったのですが既に閉店していました。よって食事をとれる施設ありませんでした。
平日には休業しており週末だけの変則的な営業になっているようです。
2010年の営業最終週ということもあり抽選会が行われていました。
小さなスキー場ですが、イベントも企画されてるんですね。

 白樺アプローチコース
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離350m
チャンピオンゲレンデから白樺ゲレンデ側に移動するコースです。

斜度的には中斜面なんですが、ここも片斜面でやや滑りにくいコースとなっています。

どうもこの飛騨高山スキー場は山に対して斜めにコースが付けられていて素直な斜面が少ないですね。

楽しさ半減するようなコースが多いです。

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 白樺ゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度10度 距離1400m
飛騨高山スキー場のメインゲレンデ白樺ゲレンデです。

なんとか山頂から滑るだけの雪を確保したようです。
それでも写真向かって右側の斜面は雪が無くコースが狭まれてしまっています。

コースは中間迄が気持ちのいい中斜面、後半の谷あいのコースは緩斜面となっていて繰り返して滑走するのはこのコースしかありません。

前半の中斜面部分のど真ん中にリフト支柱が立っていて地形とリフト設置場所を深く考えずに作った事が伺えますね。
滑走して邪魔でしょうがないです。

また残念ながらポールが張られることが多いようですね。来場時もこの狭いコースにポールが張られていてさらに滑りにくい状況となっていました。

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 林間コース
 最大斜度20度 平均斜度10度 距離2000m
白樺コースの急な部分を迂回するコースです。
コース幅の狭い樋状のコースです。

難易度は決して高くありません。
ボーダーは両サイドの雪壁を使って遊べるかな?といった内容のコースですね。

こちらのコースも雰囲気は暗いですが、滑走者は多くコース混雑のときは抜き去るポイントが少なく渋滞しそうですね。

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 アクセス道路
高山市内から15km程度山に入った位置にあるスキー場ですが、アクセスの道路が少々嫌な感じです。
ちょうど白樺湖への大門街道を長くしたような道路でヘアピンカーブが連続する部分も多いんです。

来場時は三月も後半で道路に積雪はありませんでしたが、ハイシーズンではこの道も圧雪状態に変わる事でしょう。

スキー場自体に魅力があれば我慢して通行する道路ですが、少々気持ちが重くなるアクセスですね。

駐車場・その他
駐車場はあまり大きくありません。
谷あいにあるスキー場のため台数的にこれ以上のスペースが確保できないと思われます。

駐車場自体はアスファルトで舗装されていて利用はしやすいです。
またゲレンデまでは段差が無く小さな子供連れの来場者には使いやすい駐車場ですね。