チャオ御岳スノーリゾート
岐阜県高山市高根町日和田1739-1 TEL 0577-59-3620   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (42ha)
 コース数/リフト数 コース5/G1、W3
 Top−Baes (標高差) 2190m-1810m(380m)
 最大滑走距離/最大斜度 2250m/34度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2010/3/27(土)
 天候 快晴
 積雪量 180cm
 雪質 軽めの湿り雪
 混雑/リフト待ち イーストコースにやや混雑/ゴンドラ20分
 アクセス道路状況 スキー場手前4kmからアイスバーン
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 1 3 6 4 4 4 4 2 6 2 2 3 2 3 1 1 2 2 56

どんなスキー場?

御岳エリアにあるスキー場で唯一岐阜県にあるスキー場がこのチャオ御岳スノーリゾートです。
なんといってもスキー場トップの標高が2190mもありその標高から作られる雪はシーズンを通して極上のパウダースノーが楽しめる。

また極端に降雪量が多いスキー場ではないため晴天率も悪くなく、優れた眺望が見渡せるタイミングに出会える事も少なくないんですね。

スキー場はゴンドラを中心にした3本のコースがメインでどのコースも難易度は低く初中級者向けの内容となっています。
一部ボード向けパークなども揃っていますが、このスキー場はやはりフリー滑走を楽しむことが似合うスキー場ですね。
グループでワイワイ楽しむのが最適ではないでしょうか?

アクセスで高速インターからかなり離れていて一番近い中央道、伊那インターからでも72kmも下道を走らなければならない。
しかしながらスキー場自体が空いているかと言えば決してそうではない。
筆者もこの辺りが非常に疑問(いい意味で)の残るスキー場なんです。
人気の高さを今後も来場しながら考えてみたいと思います。

 ベースからの眺め
木曽の御岳山の麓に位置するスキー場はどのコースからもこの御岳山を眺める事ができます。

比較的になだらかな裾野をもつ山でありスキー場には最適なエリアですね。

 イーストコース
 最大斜度23度 平均斜度12度 距離2120m
チャオはメインの3コース全てゴンドラ「フライングチャオ」でカバーされています。
来場時は快晴でしたがさほどの混雑も無くゴンドラを幾度となく使いロング滑走が楽しめました。

左写真はゲレンデ向かって一番左に位置するイーストコースです。
丁寧なゲレンデ整備で非常に滑りやすいコースとなっています。
下に滑るに従ってコース幅が徐々に広がる緩斜面で初級者の滑走者には最適なコースとなっています。
2120mは急な部分は皆無でありのんびり滑走するには最適なコースですね。

※ 動画は画像をクリック

 センターコース
 最大斜度31度 平均斜度11度 距離21700m
最大斜度は31度とのことですが、一体その斜面は何処なのかと思わせるほどのんびりした斜度の続くコースです。

天気のいい時は正面に乗鞍岳の勇壮な姿を望み解放感のあふれたコースとなっています。

コース整備も完璧。良質な雪質と相まって滑走性は非常にいい。
コース幅も広く緩斜面であっても非常にストレスがないコースです。初級者がこのオースを何本か滑れば確実にステップアップが図られること間違いないですね。

気持ちのいいコースです。

※ 動画は画像をクリック

 ウエストコース
 最大斜度34度 平均斜度12度 距離2250m
このウエストコースはメインの3コースで一番難易度が高いとのことで、スキー場の表示では上級者コースよなっています。

最大34度の斜度とのことですが、ちょっと眉つばかな?

滑り出しは林間の緩斜面、一部傾斜がかなり緩む部分もありますが中間から下はコース幅もグッとワイドになります。

そしてベース付近ではちょっとした中斜面が現れますが、それを過ぎると第三ペアリフトの下に合流します。

緩急が多少あり初中級者にはかなり快適なコースだと感じます。

※ 動画は画像をクリック

 パッセージコース
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離600m
パッセージコースは第3ペアリフトを利用して滑る短いコースです。

またベースではセンターコースと合流するコースですので移動コースとしての役割ももっています。

コースは中斜面。そこそこ幅も広く快適な大回りが楽しめるコースなのですが、滑走者が以外にも多いのが気になりました。

ショートコースがクローズされているためこちらに滑走者が集中したのかもしれませんね。

ゴンドラが余りに混雑した時はこのコースを回して解消した時にゴンドラを利用するのがいいかもしれませんね。

※ 動画は画像をクリック

多機能で綺麗なセンターハウスです。
スキー場の施設はこの一ヶ所に集中していてなんでも揃っている反面、悪天候になると休む場所も無いぐらい大混雑してしまいます。
こちらはセンターハウス内のレストランです。
撮影が朝の早い時間のため利用者はまばらでした。
座席数も非常に多く席の感覚は適度であり居心地はよさそうですね。
飛騨の端にあるスキー場です。
飛騨と言ったらやはり飛騨牛を使ったメニューが結構豊富でした。
チョットお高いけど食してみる気にさせられますね。

手間のかかるメニューが数多くあるのもチャオの特徴でしょうか?
固形燃料を使う食事を提供するスキー場はほとんど記憶に無いですね〜
ありそうで無いのがこのメニュー。
真冬の寒い時は熱々のラーメンの方がいいと思うのですが・・・
あっ!白馬47のは冬の冷やし中華よりいいかな?
お茶の休憩時間にもピッタリのメニューが揃っていますね。
女性には嬉しい盛り合わせも用意されています。

 ショートコース
 最大斜度28度 平均斜度14度 距離610m
残念ながら来場時は大会でクローズされていて滑走する事はできませんでした。

滑走距離は短め、上部に中斜面、下部は緩斜面となるコースでポールを立てて滑走するにはやや難易度が低すぎるかな?

このコースは強風でゴンドラが停まったときに物凄く混雑するコースですね。
エスケープコースとでも言った方がいい感じのコースとなっています。

 ゴンドラ待ち
このスキー場の核はなんといってもこのゴンドラ「フライングチャオ」です。
このゴンドラでメインの3コースが滑走可能でいつも混雑しているのが難点。

また悪天候で風が強い時ゴンドラが止まってしまったらさぁ〜大変。

滑るところはショートコースとパッセージコースの短い部分しか無くなってしまいます。
湖の短いコースは第三ペアリフトに頼るためリフトは極端な混雑で何度も滑る事が困難です。

結局チャオは悪天候のときは素直に諦めた方がいいスキー場という事ですね。

駐車場・その他
駐車場は1800台ものスペースがあり停められない事はないでしょう。
冒頭にも書きましたが、アクセスが非常に厳しいスキー場です。
極端に勾配のきついところはありませんが着雪した道路を延々と走るだけで疲れてしまいます。
標高も高いため一端降った雪はなかなか溶けずに残る状況で運転には細心の注意が必要です。